千年の藤
今まで、藤の花が香るとは知りませんでした。
国領神社の藤の花が見頃だというので、ママチャリで見に行ってきました(ママチャリだと、ちょい止めちょい撮りができて本当に便利。鍵だってひとつかければ充分ですもんね。本当にありがたい自転車です)。
途中、人っ子一人いない公園で藤棚を発見。花のつきも色もボリュームも良く、たくさんの房が棚からぶら下がっていました。棚の位置が低いので、手を伸ばせば房に触れられるくらい。花が近いので、香りも相当なものです。薄紫の花と香りに酔わされ、わざわざ調布まで行かなくてもいいかな、とまで思ってしまったくらいでしたが、さすが国領神社はスケールが違いました。
国領神社の藤の木はご神木。通称「千年藤」といわれるだけあって、藤棚だけには収まらず、はるか上空(マンションの4階分くらいまで)にまで幹が伸びています。藤棚の広さも半端ではありません。藤棚そのものが高いところにあるので、花に触れることはほとんどできませんが、それでも圧倒されます。
藤棚の広大さは、近くにある歩道橋から見下ろすとより実感できます。上から見るとちょっと気持ちが悪いくらい(笑)。あまりに広いので、1枚の写真にはとても収められません。鑑賞するなら、首が痛くなっても下から見上げるべき花なのだなーと実感します。
藤の花の香りについては、どうたとえればいいのか……。昔むかし、おなじみだった香り付き消しゴムやボールペンの匂いによく似ているような気がします。ちょっと風情のないたとえですけれど。
国領神社ではこの時期だけ売っているというお守りを購入して、深大寺方面へ。深大寺でのお目当ては「ナンジャモンジャの木」です。正確にいえばヒトツバタゴ。日本では大変珍しく、何の木かと問われた水戸黄門が「はて、ナンジャモンジャわからんのう」と答えたことで、この名で呼ばれるようになったとか(立て札の説明分の受け売りです)。園芸メーカーのカタログ写真以外で見るのは初めてだったので、ちょっとおトクな気分になれました。写真は明日にでも載せることにします。
神社とお寺の両方に行ってしまいましたが、どちらでも交通安全とFC東京の勝利をお願いしてきました。明日はトンネルを抜け出せますように!
5月2日
走行距離:38.35km
走行時間:2時間27分
平均時速:15.6km/h
最高時速:29.0km/h
積算距離:9504.1km
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