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2005/06/13

栂池レポート(?)

「今日は自転車の山登り競争があるんですってよ」。

標高1825メートルのゴール地点付近で耳にした、ハイキング姿の年配の女性の発言。ヒルクライムレースというよりは「山登り競争」という言葉のほうがピッタリくるような素朴な雰囲気が「つがいけサイクル2005」にはありました。

標高625メートルのスタート地点から標高差1200メートルのゴール地点まで、全長17.1キロ、平均勾配7%、最大勾配10%をひたすら登る、かなりキツいレースです。そのわりにはあまり有名ではないみたいですが、そこがまたいいところかも!?

昨日書いた通り、実業団クラスにはそうそうたるメンバーが顔をそろえていたのですが、約500名が参加した一般クラスはといえば、12歳から72歳までの幅広い年齢層が集結。百万円は下らないような自転車を持参している人もいれば、通学用のヘルメットに体操着、まったく身体に合っていない自転車でよろよろ登ってくる地元の中学生もいるという、見物する人間にとっては大変におもしろいイベントでした。

自転車レースを現場で見るようになったのは昨年からですが、選手があっという間に駆け抜けていってしまう平地コースよりヒルクライムのほうがずっと楽しいですね。一応、レースに参加している知人の応援に行ったのですが、彼がやってくるまではすべての参加者に拍手して声をかけて応援しちゃいました。もちろん名前なんか知らないから、自転車のメーカーやジャージに書いてある名前を適当に呼んだりして。かなりキツい坂を登ってきたにもかかわらず、挨拶を返してくれる選手が多く、ちょっとうれしい驚きでありました。横断幕とか鳴り物とかがあったほうがにぎやかでよかったかな(何せ観戦者が少なすぎ)。来年はもっと考えよう。海外ロードレースの山岳ステージにつめかける観戦客の気持ちがちょっとわかるような気がしました。
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知人が無事通過していくと、今度はゴンドラ&ロープウェイを乗り継いでゴール地点の山頂へ向かいます。往復の乗車券は3000円とちょっと高め。しかし歩いて山頂へ行くわけにもいきません。ゴンドラの窓からは、坂道を登っている選手たちの姿を見ることができ、ちょうど海外ロードレースのヘリからの映像を見ているかのよう。「おー、ヘアピンカーブだー、大変そーだなー」とお気楽な観戦者はまさに高みの見物を決め込むのでした。

栂池へ行ったのは初めてで、勝手もわからないので今回は最小限の荷物しかもっていなかったのですが、これはぜひ一度自転車持参で来なければ!と思わせてくれるような素晴らしいところでした。大会は来年も6月第2週に行なわれるそうです。閉会式での挨拶によれば、実業団個人TT選手権は第10回になるため、何か趣向を考えているんだとか。自転車レースは参加してこそ楽しいといわれているようですが、観戦だけでも充分満足。来年もぜひ栂池まで見に行きたいものです(その前に個人的に栂池旅行はしちゃうかも!?)。

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