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2005/07/24

地震と観戦と

観戦記の前に、まず地震の話。

実は、私はほとんど影響を受けなかった。地震のあった時間帯は国立競技場へ行くべく私鉄に乗っていたのだが、まったく気づかなかった。車内アナウンスで「先ほど強い地震がありましたので……」というのを聞いて「ホントかよ~?」と思っていたくらい。ただ、iモードで情報を得ようとすれどもつながらなかったので、ようやく「これは本当に地震があったのかも」と認識した次第だ。

私鉄の各駅停車はのんびり進み、iモードは見られず、鉄道各社の運行状況は車内アナウンスでしかわからない。JRは止まっているということだったのでタクシー利用も考えたが、結局大江戸線へ。大江戸線は遅れながらも動いており、無事にスタジアムへ到着。ここでキックオフが30分遅れることを知った。

その後もケータイはつながったりつながらなかったりといった状態であまり頼りにならない。鉄道の運行状況の最新情報は、スタジアムの電光掲示板で知ることになった。最後までじっくり見たいところだったが、非常事態なので早めにスタジアムを後にし、やはり大江戸線で帰宅。いつもなら外食して帰るところだが、それもやめて自宅にたどり着くことを最初に考えた。結局、ラッシュにも混乱にも巻き込まれなかったが、これは単に運がよかっただけだろう。

観客数が1万8千人程度で少ないような気がしていたが、帰宅してニュースを見て、いかに交通が混乱していたかを初めて知った。きっと「行きたくても行かれなかった」人がたくさんいたんじゃないかと思う。

今後のための教訓。ケータイは本当にあてにならないこと(iモードはもちろん、メールも送れなかった)。大江戸線に乗る際にエレベーターに乗ってしまったが(地震に対する認識が足りなかった)、地震があった時はエレベーターは使わないこと。タクシー乗り場もものすごく混むこと。大きなターミナル駅は避けたほうが無難ということ。


で、おまけ程度に観戦記。

いろいろ言いたいことはあるけれど、いいことだけ考えよう。後半、ノリオと憂太が入ってからは見ていてワクワクするような場面がたくさんあった。2人に加えて梶山も時折、鳥肌がたつようなプレイを見せてくれたしね。彼らが今後もいいコンディションで活躍できれば、東京はもっと安定すると思う。今野も一時期の不調を乗り越えたのか、素晴らしかった。代表に選ばれてはりきっていたのか? あとはもっとシュートが枠にいけば……。

梅雨は明けたけれど東京は涼しかったし、6連戦でも移動距離が比較的少なかったし、何とか無敗で乗り切れたことは本当に大きな一歩だと思う。8月からは強力FWも加わることだし、これからこれから!

いちばんいいニュースは、バイヤン戦でササが出場できること! これでパラグアイ代表FW対決が見られるぞー(イケメン対決などとは言わないようにしよう(笑))。

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