こんな試合もあるさ
バイエルン・ミュンヘン戦に行ってきました。
事前の用事が長引いてチケットがムダになる寸前だったのですが、幸運なことに試合開始後15分の時点から見ることができました(ご協力くださったHさん、本当にありがとうございます!)。
しかししかし試合の内容はといえば「こんなに苦労してまで見に来るものだっただろうか?」というものでありましたが(笑)。
ワタクシの席はS席というかおなじみのU席……バックスタンドの2Fでした。いつものように階段を昇って席について、右側を見ると観客がちらほらと40人弱。で、左側を見るとこんな感じ……。
あれ???(写真ボケてます)
うわー。味スタのバックスタンド2Fがほぼ貸切状態ですよ! 荷物を横に置いて、寝っ転がって見たって余裕ありあり。夜風が吹き抜けてビールがおいしいことったら。せっかくなので、指定席を無視してより見やすい席で観戦することにしちゃいました。
結果ですか? 自滅でしたね。不要な失点も複数ありました。あんなDF陣では、GKの遠藤がかわいそう。
チーム事情もわかるけれど、それならばもうちょっとサテライト組には奮起してほしかったというか。「意地見せろ!」というコールが飛んでいましたが、確かにそんな感じです。前夜に来日したばかりというバイエルン・ミュンヘンの選手たちは明らかに手を抜いていましたが、それなのにあの結果ですからねえ。
ひとつ驚いたのは、バイヤンサポからコールが飛んでいたこと。海外クラブとのプレシーズンマッチでは初めて見ました。バイヤンサポにはそれだけ忠実な人が多かったのかな。
唯一の興味&希望の星のササ・サルセドは、期待にたがわないプレイを見せてくれたと思います。ゴールがなかったのは仕方がない。だってボールがそこまでいかないんだから。ササの問題ではなく、周りの問題でしょう。言葉が通じているかどうかはわかりませんがコーチングしている場面も多々あったし、スキあらばシュートを打とうという意識は素晴らしい。後半は必ず活躍してくれると信じています(ゴール裏からのコールでは「ダ・ニロ!」を思い出してしまってちょっと切ない気持ちに。専用の応援歌ができるくらいに活躍してほしいな……)。
私はいいかげんなファンなので、今日の試合も最後まで見ることなく途中で帰ってきてしまいました。しかし本当に2万3千人以上いたのかな? バックスタンド2Fは40人だし、1Fだってずいぶん空席があったし。
それにしても、いつものUソシオの人たちはどこへ行ったんだろう? ゴール裏か、そもそも来なかったのか。ま、内容はいつもの半分でチケット代は倍なんですから、実質的には4倍! 節約を心がけるのであれば、今日の試合のチケット購入は控えたほうが「勝ち組」だったのか……。だって、東京では練習試合もサテライトもタダで見られるというのに、何でわざわざここで大金を払わなければならないのかという感じではありますね。このチケット代が即、東京の収入になるわけではないし。
東京のチーム事情を知っている人にとってはこの結果も内容もある意味「想定内」のものだったと思うのですが、バイヤンファンや海外クラブに興味のある人が今日の東京のパフォーマンスを見たとすると、はたしてこのクラブの試合をもう一度見たいと思うでしょうか。「興行」という意味においては成功とはいいがたいものだったかもしれません。しがらみや義務やつきあいなどがあるのでしょうが、この時期のPSMの是非については、再考しなくてはいけない時期なのかも……。
な~んて思っていても、基本的に味スタで東京の試合を見ていればそれなりに楽しいものです。ボロ負けしたってリーグ戦じゃないんだから気楽なもんだ。みんなケガをちゃんと治して、後半は頼むね~!
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