歓喜の連勝
勝つことってこんなにうれしいものだったんだ……。
ホームでは3か月以上ご無沙汰だった勝利。ものすごくものすごくうれしくて、この感情はもしかしたら昨年のナビスコ決勝以来だったかもしれない。でも、連敗と真っ暗なトンネルがあったからこその喜びだと思うと、ちょっと複雑な気分になっちゃうけどね。
試合では、前半20分で今野がまず1得点。ゴールはうれしいけど、不用意な失点の多いチームのファンとしてはここで気を緩めるわけにはいかない。……と思ったら、石川が交代。どうやら負傷交代だったようだ。石川には本当に申し訳ないけれども「ケガの功名」というか、彼に代わって投入されたノリオが2得点もしてくれたのだから、サッカーは本当にわからない。最近の石川は空回りばかりが目立ってしまっていて、場合によってはスタメンじゃないほうがいいかもとまで思っていたので、ここでじっくり休んで本来の輝きを取り戻してほしいものだ。
後半、3-0になっても「勝ってる」という実感はわかなかった。何せ3得点していても追いつかれるチームなんだから。こうなったら最後まで「攻撃サッカー」でいくしかない。トドメはユータの4点目。ここでやっと「勝てるかも」と思うようになった。あとは失点しないこと。ロスタイム2分を過ぎて「眠らない街」の合唱が始まる。ずっと聞きたかった勝利の凱歌だ。
この試合は本当に何もかもが素晴らしかった。4万3千人以上が入ったスタジアム、夜空を彩る花火、150円引きのモルツ(笑)。ついでに、自転車通いを始めて最速の42分で味スタに来ることができた(私が時速20キロ以上で走るのはとっても珍しい)。梅雨明け宣言も出そうな蒸し暑い中で、後半になっても運動量があまり落ちなかったのも素晴らしいし、無失点で抑えたのも素晴らしい。先週のヴェルディ戦ではいろいろなことがあってどん底にいるような気分だったが、逆境をはね返したような感じ。ずっと耐えて頑張ってきた甲斐があったというものだ。
我ながらものすごく単純だと思うけれど、1勝でこんなにうれしくなるとは思ってもみなかった。来週は久々の国立競技場。コクリツではあまり負けてないような気がするし(神戸相手でも)、ぜひぜひ連勝を!
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