« 湧水:小金井(前編) | トップページ | 歩いて帰るために »

2005/08/17

湧水:小金井(後編)

多摩地区小金井にある湧水を訪ねるポタリングの続きです。

滄浪泉園(そうろうせんえん)は、波多野承五郎という人の別荘だったところです。旧三井銀行の役員や政治家を務めたそうですが、全然知らないや。でも、この場所の名付け親の名前はさすがに知っていました。犬養毅。入口にある石の門標の文字も、もとは彼の筆によるものだそうです。昔の首相は達筆で教養豊かだったんだなあ。

殿ヶ谷戸庭園もそうですが、このあたりには昔のお偉いさんの別荘がたくさんあったようですね。そのいくつかはこうして保存されて、いわゆる「武蔵野の面影」というヤツを残してくれているわけです。

cimg00561cimg00591

入口で100円の料金を払って中へ。当然ながら自転車では入れないので、門の外側に駐輪しました。ママチャリはどこでも気軽にとめられるから本当に便利。立派な門をくぐると、しばらく石畳の坂が続きます。自転車で入れたとしても、この坂を下っていくのはイヤだなあ。細いタイヤだったら石畳の間にはまりこんでしまいそうです。

湧水は、殿ヶ谷戸庭園と同じように庭園の池のところにありました。より木々が鬱蒼としていて昼間でも薄暗く、別世界のようです……しかし、ここにもいました、蚊の大群。立ち止まるたびに押し寄せる蚊。自分が蚊に囲まれて歩いていることがよくわかります。ああもう、手も足も首も痒い! それにうるさい! ついに、片方の足に蚊が5匹いっぺんにとまっているのを見た瞬間に「もう帰る~!」とキレてしまいました。湿度の高い夏に来るところじゃありません。水琴窟の仕掛けも面白かったけど、じっくり音を楽しむ余裕もなし。

昔は蚊に刺されても一時的に痒くなるだけで何ともなかったのですが、最近はトシのせいか肌が弱くなり、一度刺されると痒みは数日間続き、1週間くらい痕が消えない体質になってしまいました。だから蚊だけは本当に嫌い。「秋にまた来るからね~」と心に誓って、逃げ出すように庭園を後にしました。自転車を漕いでいれば、不思議とあまり刺されないんですけどね。

そんなわけで、次の湧水ポイント「中村研一記念美術館」の隣の「美術の森」も、場所を確認してあわただしく写真を撮るだけで退散してきてしまいました(美術館は小金井市の施設になることが決まっており今は閉園されていますが、隣接するお庭は公開されています)。

後半は蚊に追われてものすごい駆け足になってしまったのですが、この国分寺崖線めぐりは面白いですね。自転車では登りたくないような坂がいくつもあるし、湧水でいれた珈琲を出す喫茶店もあります。もし紅葉を堪能するなら、12月初旬でしょうか。次回は季節が移り変わったころに出直してみたいと思います。結局、今回のポタリングで足はすっかりまだらになってしまい、1週間ほど取れませんでした。

教訓:夏の湧水めぐりは虫よけスプレー持参のこと。


蚊の話ばかりになってしまったので、見学案内を書いておきます。参考にしてください。

滄浪泉園:入園料:大人100円、子供&老人50円
       開園時間:午前9時~午後5時(入園は4時半まで)
       休園日:毎週火曜、12月28日~1月4日
美術の森:開園時間:午前10時~午後5時(4~10月)、
             午前10時~午後4時(11~3月)
       休園日:毎週月・木曜、12月25日~1月9日

|

« 湧水:小金井(前編) | トップページ | 歩いて帰るために »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91775/5508640

この記事へのトラックバック一覧です: 湧水:小金井(後編):

« 湧水:小金井(前編) | トップページ | 歩いて帰るために »