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2005/08/25

負けなくてよかった

負けなくて、本当によかった。

昨夜の名古屋グランパス戦の感想は、これに尽きる。ほかに何かを書こうとすると、また愚痴ばかりになってしまいそう。でも、ガマンしているのも精神衛生上良くないので、少し吐き出させてもらおうかな。

前半は何ともタラタラしていて、見ているのが苦痛になるくらいだった。我が子の幼稚園サッカーの試合だと思えばいいのかと観念していたけど、考えてみたらプロなんだから……もうちょっと覇気のあるところを見せてほしかったよ……。名古屋はさっぱりヤル気がないように見えたのに、東京も何もできない。途中、応援の声が止まってスタジアムが妙に静まり返っていた時間帯があったけれど、みんな寝てたのかな(笑)と思っちゃうくらいの内容だった。惜しいチャンスをものにできないのも、いつものとおり。ミスパスばかりだしシュートは枠に行かないしクロスの精度も悪い。頼むから練習してくれよ~とビールを飲みながらグチグチ言ってしまう。

後半に入るとちょっとマシになった。ササが入るとゴールへの予感も感じられるようになった。相手が消極的なのをいいことに攻勢をかけるが、カウンターを食らってあっさり失点。これが後半33分。いつもの私なら帰り支度を始めそうなところだが、「こんなことで負けられるかバカヤロー」と逆に本腰を入れて応援することに。用事があってスタジアム到着がギリギリだったため、バックスタンド2階の上のほうの席で見ていたのだが、わりと静かだった周囲もこのあたりからG裏の応援に合わせて手拍子を送るようになり、かなりいい雰囲気に。これなら昨年の名古屋戦みたいな展開もありかも!?と、期待を込めて見守る。

そして43分に……ふーん、公式記録では今ちゃんの得点になっているのね。でもあれは名古屋GK楢崎の素晴らしいオウンゴールだった。他人の不運をこんなに喜んではいけないのだろうけれど、ここは「楢崎ありがとー!」と大喜びするしかない。ああ、サッカー観戦では人間の本性が出る。私は皮肉屋で悲観主義で、他人の不幸を喜ぶヤな性格なんだよ、悪かったね。

終わってみれば1-1の引分け。最後の数分の大盛り上がり大会のせいで、「終わり良ければすべて良し」みたいな気分になってしまったが、引分けなんだから決して「終わりが良かった」わけじゃない。あんなに状態の悪い名古屋に勝てなくて、いったいどこに勝つんだ?という気もするし(でも、不調のチームに勝ちきれないのが東京クオリティ、というのも事実)。それにしても、負けなくて本当に良かった。負けていたらまた連敗街道に乗っていたところだった。試合終了後、ヒロミと選手たちに拍手が贈られたのも負けなかったからこそ。

順位は14位。あと3か月とちょっと、降格の恐怖と戦うことになる……ということだけは確定したみたい。もちろん、いいところがなかったわけではないけれど、「よかったさがし」をしていられるほど私はおめでたくない。平日なのに2万人も入った観客のためにも、ここが踏ん張りどころ。土曜日は磐田へは行かれないけれど、TVでしっかり見守りますよ。せっかくだから、磐田戦2連勝しちゃおうよ!

私用メモ:磐田戦、生中継はBS-iです!!!

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