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2005/11/03

勝っても複雑、天皇杯

3連勝ですよ、奥さん!

前日あれだけブツブツ文句を垂れていたけれども、勝ってしまえばこっちのもんだ(何が?)。勝利は素直にうれしい。次は遠く四国での試合だが、対戦相手はおなじみの浦和レッズ。東京と埼玉のチームがなんでそんな遠くまで遠征しなきゃならないんだと疑問に思うし、一部のチームは次節もホームで試合ができるので、なんとも不公平だとも感じるが、そういう組合せになっているのだから仕方がない。こういうところも含め、天皇杯そのもののありかたや開催日程を見直してもらえれば、もっと素直に応援できるんだけどなあ。

たとえば、伝統になっている「決勝戦元旦開催」にしても、始まったのは1968年にすぎない。天皇杯の歴史は80年以上にもなるけれども、最初から元旦にやっていたわけではないのだ。だとしたら、元旦開催を続ける理由もないような気がする。「箱根駅伝」に比べれば「正月に欠かせないスポーツイベント」という認識も希薄だと思うし。今のままでは、Jリーグのチームもサポーターも天皇杯を軽視していく一方になってしまうだろう(今日の観客数がすべてを物語っている。ガンバ戦の4分の1以下ですよ!?)。伝統ある大会として、それだけはもったいない。FAカップなどを参考にして、Jリーグのシーズン中に決勝が行なわれるように修正してほしいものだ。

さて、昨日の試合ではササは途中出場。交代させられたルーカスは不満だったのか、試合終了後の挨拶にも出てこなかった。今の東京のシステムというか、監督の構想では「ルー&ササの2トップ」というものはありえないらしい。ということは、常にどちらかが不満を抱きながら試合に臨むことになる(今はササの不満がたまっている状況だけど)。これは大変によくない状況だ。ファンにとってもチームにとっても2人は必要不可欠な選手なのに。モウリーニョはいったいどうやってロッベンやクレスポをなだめているのか、教えてもらいたいものだ。

それなら次の鹿島戦でこそササを先発に!と思っていたら、ササはパラグアイ代表に選ばれて不在になるらしい。ササにとってはW杯に出場できるかどうかを決める大切な試合。東京でたまった鬱憤をゴール量産で晴らしてきてほしいものだ。鹿島戦にササがいないのはとっても苦しいけどね……。あと、イランへ行ったきり戻ってこないなんてことにならないでね……。

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