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2005/11/17

ドイツW杯出場国、決定

W杯出場を賭けたプレーオフは、燃える。もしかしたら本戦以上に。

昨夜から今日にかけて、オーストラリア対ウルグアイとトルコ対スイスを見た。両方ともあまりにスゴくて、結局日本代表の親善試合はまだ見ていない。だって、これほどの真剣勝負は年に何度も見られないもの。

まずはオーストラリア対ウルグアイ。オーストラリアではサッカーの人気がそれほどでもないということで、スタジアムは満員であっても何だかお客さんの雰囲気が違う感じ。それでも彼らの応援がオーストラリア代表の後押しをしたことだけは確かだと思う。ウルグアイは1stレグと同じで決定力に欠け、失点してからはPK戦狙いで試合をこなしているようにも見えた。PK戦に突入してからは、オーストラリアのほうにサッカーの神様がついてしまったという印象。カリーニはもっといいGKだったと思うけれど、ことごとく反対方向に飛んでたし。

それにしても、恐るべきなのはヒディンク監督。クラブチームと兼務しながらこの快挙だ。ちょうど1週間前にはミランを破ったばかりで、今度はウルグアイを破ってオーストラリアをW杯に進出させた。2002年の韓国の驚異の好成績の理由は、もちろんスバラシイ審判によるところが大きいけれど、ヒディンク采配というのも重要な要素だったんだろうな。この調子で本大会でもけっこういいところまで行くような気がしてしまう。

続いてはトルコ対スイス。こちらはオーストラリアよりももっとスゴいホームになっていた。スイスにとってはまさにアウェイというか戦場というか。そんなところで開始1分でPKをスイスに与えるなんて、主審はずいぶん勇気があるな(笑)なんて妙に感心してしまった。これでアウェイゴールまで得たスイスが圧倒的に有利かと思われたのだけど、その後のトルコは怒涛の攻撃。まさかトータルスコアで3-3にまで追いつくとは思わなかった。

でもトルコの頑張りもここまでで、自分たちのミスでさらに失点を重ねて結局はプレーオフで敗退。私は2002年W杯でのトルコがすごく好きで、日本代表もこんなチームになってほしいと思っていたものだけど、今のトルコ代表にはあのころの輝きはない。好成績を残したチームを刷新していくのは本当に困難なことなのだろう。

試合終了直後、波が引くようにピッチから走り去っていった両選手たちが印象的だった。ユニフォーム交換も何もなく、身の安全を確保することだけを考えていたような……それなのに、後の報道では通路内で両チームの選手たちが乱闘状態になったらしい。スイスチームの皆さん&審判団の皆さんが無事に帰国できることを願うしかない。

結局、審判団を代えさせたり試合開始時間を変更したりといった小細工をやったチームのほうが敗退する結果となったのは、なんとも皮肉なものだ。

これだけ濃密な試合を続けさまに見せられると、アジアの出場国はあっさり決まりすぎだなと思ったりもする。出場枠というものは本当はもっともっと苦労して勝ち取るべきものなのかもしれない。ま、4年後にはオーストラリアが加わるからイヤでも接戦になるか(笑)。親善試合だからといって、ヌルい試合ばかりしてちゃダメだよ~。

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