理性と、感情
ひと晩たったら落ち着いた(笑)。
事前に敗北を知ってしまった試合をわざわざビデオで見直すことは滅多にないのだが、今回はハラ東京の最後の試合なのでちゃんと見た。そんなに悪い内容ではなかったので、よかった。映像では試合終了後の監督や選手の表情をもっと見たかったけど、NHKだし仕方ないよね。
敗戦はもちろん悔しいけれど、心のどこかではこれでよかったと思っていた。新監督と目される人は11月下旬から東京の試合を視察しているし、選手たちの去就も一部はすでに発表されている。ほとんど動きのなかった昨年と比べると大変な違いだ。そして、明らかにそうした動きを歓迎している自分がいる。来年のために天皇杯は適当なところで終わらせておくほうがいい、17日の「お別れ会」をきれいに終わらせるためにも愛媛で負けてしまうほうがいいと考えている自分が。
でも、ヒロミのおかげで東京を愛するようになった自分は、そうは思わない。ヒロミとコクリツへ行くんだ、なんで留任じゃないんだろうと思っている。昨夜は、そんな2種類の感情がうずまいていて、自分でもなんだかよくわからない状態だった。
ひと晩たってみれば、やっぱり前へ進むほうが重要だよね、と普通に考えられるようになった。
あれから、ヴェルディ対セレッソの試合を描いた「F.A」や、昨日の柏対甲府の試合をビデオで見たりした。Jリーグの優勝争いが混沌としていたように、降格と残留の差も紙一重だった時期があった。東京だって、もしかしたらああなっていたのかもしれない。今年の残留争いは他人事じゃなくて、見ていて自分のことのようにずっと心が痛かった。
ヒロミに罵声を浴びせることなく、感謝の気持ちで送り出せるようになったことを感謝したい。17日はきっと泣くだろうなあ。もうトシだし涙腺が緩いんだよ(笑)。
*しかし今日は寒いなー。こんな寒さの中、盛り上がらない(笑)世界クラブ選手権にこれから行ってきますよ。今週はずっとこればっか。アモローゾチェックが楽しみだ~!(あと、クラウチ)。
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