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2006/06/02

掩体壕が一般公開へ

武蔵野の森公園」の整備工事が終わり、2基の掩体壕が正式に公開されました(味スタ付近へ行ったのは、本当はこっちが目的(笑))。

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↑大沢1号。戦闘機の絵が描かれています


「掩体壕(えんたいごう)」とは、「軍用機を敵の空襲から守るための格納庫で、目的は本土決戦に備えて、残り少なく貴重な飛行機を温存するためのもの」(案内板より)。この場所がかつて戦場であったことを示す貴重な「戦争遺跡」です。

昨年の今ごろは雑草に埋もれていてこのままではもったいないと思っていたのですが、保存運動が実って、このたびめでたく一般公開されることになった次第。私はただの傍観者だったのですが、それでもやっぱりうれしい。特に、昨年から整備の進行状況をながめてきただけに、感慨深いものがあったりします。

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↑「飛燕」の10分の1模型


武蔵野の森公園にある掩体壕は2基。調布飛行場のすぐ隣にあるのが「大沢1号」で、どのように戦闘機が格納していたかを示すイラストが描かれています。すぐ脇には、実際にこの掩体壕に格納されていた戦闘機「飛燕」の10分の1の模型も展示されています。

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↑こちらが「大沢2号」


もう少し公園の奥まったところにあるのが「大沢2号」。コンクリートの屋根には早くもたくさんの雑草が繁っていて、なんともいえない雰囲気を漂わせています。ちなみに「掩体壕」を英語で表すと「Wartime Concrete Aircraft Hangers」。漢字表記よりもなんだかわかりやすいですね。ちなみに、今月10日には掩体壕の見学会が開催されるようです(詳細情報はこちらから)。興味のあるかたは問い合わせてみてはいかがでしょうか。


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↑展望台


整備工事の一環として、こんな展望台までつくられました。さっそく昇ってみましたが、木々の葉っぱが邪魔して上から掩体壕の全貌を見ることはムリでした(真冬なら視界が開けそう)。もちろん、調布飛行場からの離発着を見ることはできますが、これなら今までどおり「展望の丘」から見るのと同じですし。いったい何を展望したいのか、ちょっと謎の存在でした(笑)。

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武蔵野の森公園には、「防災公園」としての一面があります(今まで知りませんでしたが)。上の「敷石が並んでいるように見える」写真は、非常時には簡易トイレとして使用できるものだとか。敷石のところにはそれぞれ小さなマンホールがあるのですが、ここに便座を乗せて目隠しをするとトイレになるんだそうです。で、たまった排泄物は手前の井戸からの水で一挙に流すという仕組み。公園内にはこのような災害用井戸があちこちに設置されています。

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シロツメクサの原っぱが広がる光景は実に平和なものです。戦争とも災害とも無縁なのどかな風景がいつまでも続きますように、と、優等生の作文みたいなオチですみません(笑)。

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コメント

気になって、私も先月見に行ってきました。
扉の戦闘機の絵は、現場で描いていました。どこかで描いたのを持ってくるわけではないんですね。
http://blog.so-net.ne.jp/aoken/2006-05-20

見学会があるんですか。中も見せてもらえるなら行ってみようかな...

投稿: 多摩っこ | 2006/06/04 03:05

多摩っこさん、コメントありがとう&ブログ開設おめでとうございます。

絵を描いていたところを目撃できたなんてラッキーですね。うらやましいです。

見学会は私はたぶん行かれないので、もしご覧になったら感想等ブログ経由で教えてくださいね。

投稿: つぴぃ | 2006/06/05 00:01

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