多摩湖一周ポタガイド・3
多摩湖一周のんびりガイドの3回目です(第1回・2回もどうぞ!)。
玉湖神社をすぎるとまもなく、車道がこのように分岐している場所があります。
自転車道をそれて、この車道を進んでいけば狭山湖へ出られます。歩道がないわりには意外と車も多く、道の両側が溝になっていますので、端に寄り過ぎないよう注意しましょう。この道をまっすぐ行って、つきあたりが狭山湖の敷地内になります。水道局側の門はしまっていますが、気にせずその右側の入口から入ってしばらくオフロードを進めば、狭山湖堰堤となります。
狭山湖堰堤からの風景はこんな感じ。ちょうど太陽が沈む方角なので、夕陽の写真を撮りに訪れる人も多いみたい。真冬には富士山がくっきり美しく浮かび上がります。堰堤をずっと進んでいけば、狭山湖一周コースにも出られます(ただしオフロードなのでMTBがおススメです)。
狭山湖へ行く道の進行方向右側には、ユネスコ村「大恐竜探検館」などがあります。ここも9月30日で閉園。閉園間近とあって、この土曜日はさすがに混雑しそうです。「狭山不動尊」へもこちらから。多数の重要文化財が移築されているのですが、どこかニセモノっぽく感じられてしまう不思議な空間です(笑)。レポートはそのうち……。
多摩湖自転車道に戻ります。次に見えてくるのは、巨大な朱色の塔。ここが金乗院、通称「山口観音」です。実におもしろい場所なので、時間がある方はぜひ見学してみてください。レポートはこちら。
自転車道をさらに進むと、このような分岐点があります。左へ進むと、村山貯水池(多摩湖の正式名称)を貫く中堤や西武ドーム方面への車道へ行くことができます。多摩湖一周をする場合は、右側へ。ここを登ると「多摩湖橋」となります。「鹿島橋」のちょうど対面に位置する橋で、工事中の現在、多摩湖の湖面を見ることができる唯一のポイントでもあります。
多摩湖の反対側に見える建物は「慶性門」。建物のように見えますが、山門だそうです。もともとここには慶性院というお寺がありましたが、多摩湖の建設によって湖底に沈みました。お寺そのものは現在東大和市芋窪に移転していますが、山門はこの地に残され、一時は荒れ果てていたそうです。現在では復元され、このような姿になっています。この山門をくぐると、多摩湖の湖底から見つかった遺跡を記念した「湖底の村広場」や「大多羅法師の像」があります。
……うーむ、全4回になりそう。
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コメント
狭山湖の夕日のいい季節になりましたね。
これからは富士山が待っていてくれたり....。
慶性門、我が家は「美食倶楽部」と呼んでいます。
そうそう、10月の第三土曜日、関戸橋のフリマにいきます。ご一緒にいかがですか?
投稿: 金魚 | 2006/09/27 19:53
金魚さん、コメントありがとうございます!
慶性門、なるほど~(笑)。
関戸橋フリマ、もうそんな時期なのですね。早起きができないので、行ったことがありません。ウチにも使わない部品がたくさんありそうなんだけどな~。
そのうち行ってみたいのですが、その日は泊りがけで宇都宮にいるような気がします(まだ決めてませんが)。ぜひ楽しんでいらしてください!
投稿: つぴぃ | 2006/09/27 20:01