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2006/10/25

浅川で寄り道

先月、八王子の「安彦良和展」に行った際、浅川の大和田橋を渡ってみた。

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↑浅川対岸にあるホテル「八王子ホテルニューグランド」


ふだん浅川沿いに八王子へ行くときには、橋の下をくぐって先を急ぐだけ。大和田橋はちょうど甲州街道にもあたるので交通量も多く、私がもっとも苦手とするタイプの道でもある。だが、この橋には「戦争遺跡」というもうひとつの側面があるのだった。

昭和20年8月2日未明、八王子はB29約180機による空襲を受け、旧市街の約80%が焼失、450人が亡くなった。このとき、多くの市民が大和田橋の下に避難し、難を逃れたという。この時の爆撃の跡が、今も橋に保存されているのだ(大和田橋横の説明板による)。

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↑透明プレートの下の弾痕


弾痕は今も橋の歩道部分に保存されている。私が行った日は前日に雨が降ったため、透明プレートの下に水がたまってよく見えない状態だったが、それでもコンクリートがえぐられた跡はよくわかった。

八王子には軍事工場跡地として名高い「浅川地下壕」があり、高尾駅にも爆撃の跡がそのまま残っている。今は本当にのどかな風景なのだが、ほんの数十年前には戦火のもとにあった。そんな時代があったことを忘れるわけにはいかない……。


さて、大和田橋を渡ったところにあるのが「八王子ホテルニューグランド」。どっしりとした古風な建築物は周囲から明らかに浮き上がっている。あまりに異様な雰囲気なので、ずっとラブホテルだと思い込んでいたのだが、とんでもない間違いだった(本当にすみません!)。このチャペルは19世紀の英国のもので、わざわざ移築してきたものらしい。現在ではドラマの撮影に使われることも多いとか。バブル時代の遺産かと思いきや、今年が移築10周年だという。意外だね。

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↑背後の住宅さえ見えなければ、欧州といっても通用するかも!?


いつも遠巻きにながめているだけだが、今回は大和田橋をわたってそばまで行ってみた。なるほど、すごく雰囲気のある建物だし、横には真っ黒のクラシック・カーまで鎮座している。周囲の風景と相容れないことだけは変わらないけど。1階には、雰囲気のよさそうなレストランもある。「本格石釜焼きピザ」という手書きのメニューにはそそられるけれど、ひとりで入る気にはならないなあ。今度、ダンナと来てみようか。八王子だし、そんなにマトモな服装じゃなくても大丈夫だろう(ホントかな?)。

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↑1階にあるレストラン。入ってみたいけど、自転車服には似合わないかも


帰宅してから、ネットでこのホテルについて検索してみた。料金も安く、泊まった人の評判も悪くない……というか、かなりいいんだよね。私はとんでもない誤解をしていたみたい。これなら一度くらい泊まってみてもいいかも……でも、ウチからほんの20キロばかりのところに泊まってどうしようというのか。1泊で相模湖じゃ笑われちゃうよね(笑)。

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