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2006/11/01

勝利に等しいドロー

UEFAチャンピオンズリーグ 第4節 バルセロナ対チェルシーは、2-2で引き分け。

最後まで試合に入り込めないままの観戦になってしまった。ロスタイムの同点ゴールなのだから、もっと盛り上がってもよかったんだけど。

その原因は、ファウルの多さとジャッジのまずさ。実況でも言っていたけれど、ほんの数日前にミラノダービーをとどこおりなく終わらせた主審とは思えない。特に、アシュリー・コールへの黄紙の後は、カードが乱舞して大変だった。よく退場者が出なかったものだ。

ともかく、両チームともぎくしゃくして、一触即発の状態(あわや乱闘という場面が多すぎ)。緊張感はあるけれど、いい試合特有のそれではなく、どこか不穏なもの。バルセロナとチェルシーというリーグ優勝チーム同士のレベルの高い試合を期待していたが、残念ながらそうはならなかった(もしかしたら本当はもっといい試合だったのかも。夜にでももう一度見てみることにしよう)。

特に印象づけられたのは、チェルシーの選手のメンタルの強さ。イングランドでも欧州でも、チェルシーは「金満クラブ」と叩かれ、ホームでさえあまり有利な笛は吹いてもらえない。カンプノウであれば、なおのことそれは顕著となる。そんな中で、彼らは本当によく頑張った。テリーのファウルなど、ふだんはありえないようなプレーも飛び出したが、それも気持ちの強さの現われだったのだろう。

ドログバの同点弾の後の選手たちの表情は、いつもの自制のきいたものではなく、猛獣が雄叫びをあげているかのようだった。こんな荒々しい彼らを見たのは初めてかもしれない(そしてモウリーニョの喜びのパフォーマンスには思わず笑った。あんなのは、ポルトがユナイテッドに引き分けたとき以来だね)。先制され、追いついたものの再び引き離され、神経質なジャッジに苦しめられ、完全アウェイの雰囲気の中で迎えたロスタイムにあって、まったくあきらめていなかった。この強い心があったからこそ、勝ち点1を得られたのだろう。

逆境慣れしているからメンタルが強くなったのか、メンタルが強くなければチェルシーでは生き残れないのか。少しは前者もあるかもしれないが、基本的には後者なのだろう。わが東京は心が弱そうな選手ばかりなので、こういう強さがあるのは実にうらやましい。


ブレーメンの試合結果はまだ知らないが、最近見た試合ではとてもいいパフォーマンスだったので、個人的にはブレーメンの勝ち抜けを望みたいところ。それにしても、5年前なら明らかにバルサびいきだったのに、モウリーニョとヒロミの解説のせいでいつのまにかアンチバルサになってしまった(笑)。我ながら変わり身が早くてあきれてしまうが、やっぱり「東京」以外のチームであれば、基本的にはどこが勝っても負けても、それほど心が痛むことはないんだよね……。


ともかく、ここ3年の対決の中で、初めてカンプノウで負けなかったことはすばらしい(退場者が出なかったのも初めて)。でも、黄紙をもらいすぎてるからな~。次回は出場停止選手が多いのかも!?

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