暖冬の風景
数日前、ようやく墓参りをすませた。
それにしても、今年の冬はずいぶん暖かい。父の命日が12月なので、いつもこの時期に墓参りをするのだが、昨年の今ごろの寒さは尋常ではなかった。お墓の花筒にたまった雨水が、筒の形そのままに凍っていたくらいだから。でも今年はもちろんそんなことはない。木枯らしもほとんど吹かないので、多摩サイを走るのもラクラクだ。
その代わり、冬ならではの美しい澄んだ青空になかなかお目にかかることができない。空っ風と抜けるように青い空が冬の特徴なのに。暖冬とはいってもそれなりに寒さは感じるので、なんだか中途半端な印象だ。
そういえば、昭和記念公園では恒例のイルミネーションをやっているはず……と、寄ってみるつもりだったが、パスポートを忘れてきてしまった! 毎年変わりばえのしない展示を見るのに400円も払う気にはなれない。……ということで、立川駅北口のペデストリアン・デッキから無料のイルミネーションだけを見物しただけ(笑)。
午後にしか出かけられないので、帰りには暗くなってしまうのがなんとも寂しい。でも、ようやく冬至も過ぎた。寒さはこれからが本番だけど、陽は少しずつ長くなっていく。そう思うと、あと数ヶ月の冬も乗り切れそうな気がする。
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