青梅の「青梅」
青梅の「梅の公園」へ行く途中、金剛寺に立ち寄ってみました。
こちらは、平将門が開基したといわれる古いお寺。でも、お目当てはここにある梅の古木でした。なんでも、この木が「青梅」という地名のもとになったというのです。梅の実がなってもいつまでも黄色く熟せず、落ちるまで青いまま……そんな不思議な「青梅(あおうめ)」がこの地の名称のもとになっているとか。
木そのものは、樹齢を重ねて老衰期にあるそうですが、それでもちゃんと花をつけていました(さすがにもう花も終わりだったけれど)。実がいつまでも青いというのはただの伝説かと思っていたのですが、そうでもないみたい。そのうち、本当にいつまでも青いのか見に来てみようかな~。
釜の淵公園の郷土博物館入口近くには、この梅の子供(?)が植えられています。旧宮崎家住宅の管理人さんに、金剛寺におおもとの「青梅」があると聞いて、見に来たというわけ。この老木の別名は「将門誓いの梅」。本当に平将門がこの梅の木を愛でたのかどうかはわかりませんが、想像するとちょっと楽しいような。
梅を目当てに訪れたのですが、立派なシダレザクラの木もありました。つぼみはつけていましたが、咲くのはまだしばらく先みたい。それでも、枝ぶりの良さに目を奪われます。花も葉もない今の季節だからこそ、樹そのものの形が楽しめるというもの。
帰宅して調べてみると、金剛寺のシダレザクラは、近くの梅岩寺のものとは兄弟にあたり、それは見事なんだとか。シダレ好きの私としては、これは見に行かなくては……と思ってしまいます。シダレザクラにも早咲きや遅咲きがありますが、つぼみの具合を見た感じでは、開花時期はソメイヨシノと大して差はなさそう。時期を逃さず、ぜひ見てみたいと思っています。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
こちらの記事に触発されて梅岩寺の方の枝垂桜を見に行ってきました。幹がすくっと立ち上がっていて枝ぶりも見事でした。蕾の様子などもブログにアップしましたが、開花はまだもう少し先になりそうですね。
投稿: 山猫の店主 | 2007/03/14 13:13
山猫の店主さま、コメントありがとうございます! ブログも拝見しました。
ここ数日の寒さで、当初の印象よりも開花が遅れそうですね。それだけ長いこと花を楽しめるような気がして、それはそれで楽しみではあります。
それにしても、五日市から青梅へ行く場合って、峠越えがあるのですよね? 根性ナシなので、私にはちょっとムリかなあ……。
投稿: つぴぃ | 2007/03/15 01:09
こんにちは
青梅情報としてはここが充実しているようですね。
http://homepage3.nifty.com/tsawada/
もうちょっとしたら桜情報など始まると良いですね。
投稿: 山猫の店主 | 2007/03/15 09:32
山猫の店主さま、ひきつづきコメントありがとうございます。
青梅情報サイトもありがとうございます。ブックマークしておきました。パンク続きで根性ナシになったため、五日市・青梅方面は今は週末にしか行かれない状態です。もう少ししたら、平日遠乗りも復活させなくては~。
投稿: つぴぃ | 2007/03/15 20:10