そうめんかぼちゃ
北山公園近くの無人野菜販売所で「そうめんかぼちゃ」を買いました。200円。
「実がそうめんのように裂ける」という話は知っていたものの、具体的にそれがどういうことなのか想像できずに、一度は食べてみたかった食材です。200円を集金箱に入れて(やっぱり小銭がないとね)、小さくてもずっしり重いかぼちゃをママチャリの前カゴに入れて帰りました。
見た目は、カボチャというよりメロンみたいな感じ。ネットで食べ方を検索して、ともかくやってみることにします。
手順としては、適当に輪切りにして種を取り、鍋に入れて水から茹でる、というだけ。皮はむかないほうが、後でやりやすいと思います。クシが通るほどに茹でられたら、できあがり……というか、これからが本番です。
茹でたてで熱いので、流水でカボチャを冷やしながら、その実をしごいていくと……あらフシギ、実が糸状にほぐれていくではありませんか。自分の手でやっていても何だか信じられない~。完全にほぐれてしまった様子は、まるで細いラーメンを水の中で冷やしているかのようです。
ではさっそく味見……うーん、特筆すべき味も匂いもありません。シャキシャキした歯ごたえはあります。カボチャの食感とは思えません。似たものをあげるとすると、刺身のツマ!? でも、あれは食べた瞬間に大根だとわかるもんなあ。ダンナの感想は「水で戻したビーフン!?」というもの。確かに、ビーフンか春雨のようでもあります。今までこんなものを食べたことがないよ。
酢の物やサラダに使うのがいいようですが、クセのない食材だけに何にでもあいそう。今回は、サラダ(ちょい中華風。すごくウマ~!)と炒め物にしてみました。炒めてみると焼きビーフンみたいな感じで、主食にもなりそうです。いいダイエットメニューにもなるのかも。
それほど大きいカボチャではなかったのですが、麺状にしてみるとかなりの量。茹でたものを冷蔵庫に入れて、3日かけて食べました。ここ数日は本当に暑かったので、結局サラダ風にして食べることが多かったかな。食物繊維をたくさんとってます!という気分にもなります。
ふだんあまり食べられない野菜にめぐりあえるのも、こうした無人野菜販売所のいいところ。最近は、常にレジ袋の予備をもっていて、いつでも野菜が買えるようスタンバイして(笑)ママチャリで出かけてしまいます。今の季節は、茄子やトマトがおいしい時期。畑で完熟したトマトはとくにウマいですよ~。
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コメント
山北公園の近くでは、こんな珍しい野菜を作っているんですか。
暑い夏には、コンソメ味のゼリー寄せにして冷やして食べるのもおいしそうですね。
西東京の方でも、農家の庭先で無人販売をやっています。
完熟トマトやキュウリがおいしい季節になりましたね。
投稿: たまっこ | 2007/08/05 15:36
たまっこさん、コメントありがとうございます。
ゼリー寄せ、そんなにシャレた料理はまったく頭に浮かびませんでした(笑)! お恥ずかしい限りです。ともかく、クセがないので、シェフ(笑)の腕によって何色にでも染まってくれる食材だと思います。
投稿: つぴぃ | 2007/08/05 23:31
瀬戸内の特産品で「金糸瓜」と言うそうですね。
食べたいと妻にメールしたらそう書いてました。
「(食べたいなら)買ってきて。200円で」とも(笑)。
かぼちゃも「南瓜」だけど、この感じはかぼちゃじゃないですね。
投稿: 小隊長 | 2007/08/06 16:32
小隊長さん、コメントありがとうございます。
瀬戸内の特産品なのですか。それは知りませんでした。ありがとうございます。ズッキーニもカボチャの仲間だそうですから、なかなか奥が深いのですね。
投稿: つぴぃ | 2007/08/06 19:39