ジョゼ・モウリーニョがチェルシーを去った。
クラブがどう公言しようと、実質的にはクビなのだろう。
昨年来、モウリーニョとオーナーとの不仲は伝えられていた。だが、今季の補強ではわりとモウリーニョ好みの選手が集まったのではないかと思っていたし、まだシーズンが始まったばかりだったし、まさかこの段階でこういうことになるとは。
とはいえ、先日のチャンピオンズリーグ、なんとなくモウリーニョに覇気がないなあと思ったのも事実。いつもならもっと激高したりするんだけど、試合が終わった後も淡々としていた……。この試合の直後に退団が決定的になったらしいが、たぶんその前から彼自身は進路を決めていたのだろう。
新監督は、今年からチェルシーのスポーティング・ディレクターとなった元イスラエル代表監督、アブラハム・グラントだという。内部昇格と書かれているが、そもそも彼の入閣はモウリーニョの意向に沿ったものだったのか、あるいはオーナーが送り込んだ刺客(といっちゃアレですが)だったのかは、私にはわからない。内部組なら、スティーブ・クラークのほうにやってもらいたいというのが、モウリーニョ派の人情だけど。
(追記●やっぱりグラントはアブラモビッチ側の人間だった。シェフチェンコの良さを引き出してくれる監督なんだとさ。ケッ。ドログバもランパードもみんな移籍しちゃえ~と暴言吐いてみたり)
スペインリーグは常にフロントが目立っている気がするが(毎試合、両チーム会長が並んで観戦してるしね)、ほとんどの場合、監督よりもオーナーや会長が目立ちすぎると、チームはうまくいかないものだ。
マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルのように、長期政権を視野においてモウリーニョにチームをまかせ、チェルシーを本当のビッグクラブに育ててほしかったのだが、しょせんはアブラモビッチもただの成金だったということか。もちろん、経営難だったチェルシーを救い、モウリーニョを連れてきたのも彼の資金のおかげだったのだが、「金も出すけど口も出す」ようになってしまうと、クラブはうまくいかなくなってしまう。もし新生チェルシーの成績が良くなかったら、アブラモビッチはどうするのだろう。あっさりクラブを売り払ってしまうのではないだろうか。
詳細は明らかにされていないが、モウリーニョ・ファンとしては一方的にフロントとオーナーが悪いと思ってしまうのは仕方のないところ。腹いせに「チームも負けてしまえばいいのに」と思いたくもなるのだが、選手のことを考えるとそうもいかない。たぶん、彼らも相当なショックを受けているはず。冬の移籍期間には、もしかしたら大移動があるかもしれない。
長年チェルシーに忠誠を誓い、半世紀ぶりに優勝の歓喜を味わったサポーターも気の毒だ。スタンフォード・ブリッジは常にモウリーニョを支持していた。サポーターたちがどんな行動に出るのかについても、見守っていきたい。今週末には、アウェイのマンチェスター・ユナイテッド戦があるし。
モウリーニョは、選手とサポーターからは支持されるものの、フロントとは常に衝突するタイプの監督だ。監督したクラブは4つめだが、シーズン終了まで務めたのはポルトだけというのも彼らしい。実績があるので引く手あまただろうが、次に彼はどこへ行くのだろう。ポルトガル代表監督になりたいという希望はあるようだが、まだ時期尚早だし。いずれにせよ、彼が獲っていないカップは今やワールドカップくらいなので、いずれは代表監督になるのだろうね。
今シーズンいっぱいは休んで、来季からどこかのビッグクラブを率いるのか。あるいは、シーズン途中で監督が解任されたクラブを引き継ぐのか。いずれにしても、私がTVで見られる国のリーグに行ってほしいな(笑)。さすがにプレミアというのはないと思うけれど……。
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東京であれば、監督が代わろうがフロントが総交代しようが降格しようが、自分が飽きない限りは(←これ重要(笑))クラブに対する愛着は変わらないと思うけれど、基本的に海外サッカーに関してはただのミーハー。ビアリ&ゾラ時代からチェルシーは好きだったけれど、モウリーニョ時代ほどにはのめりこんで見なくなるかもしれない。とはいえ、プレミア中心の視聴生活は変わらないと思うけど。若手が元気なアーセナルと、子シュマイケル萌えでシティを贔屓にしようかな(笑)。
ああそれにしても、モウリーニョをTVで見られなくなると寂しいなあ。
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で、現状とか何も考えずに、ここに行ったらおもしろかろうと予想してみる。
インテル:世界一のワガママ寄せ集め軍団をまとめあげることができたら、世界一の監督になれる
レアル・マドリー:通訳とバカにするバルセロニスタを粉砕する
ポルトガル代表:唯一獲っていない、ワールドカップを掲げる
FC東京:母国語がポルトガル語なら、新しい通訳を雇わなくてもいいし
(書いてみただけです(笑))
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