« 4連勝ですって!? | トップページ | 記録:ヒマワリ畑~三ヶ島ペタル »

2007/09/25

痛々しいチェルシー

プレミアシップ マンチェスター・ユナイテッドVSチェルシーは2-0でマンUが圧勝。

モウリーニョ退団後の初のゲーム。
それまでは、彼がいなくなったことは文字情報で知っていたけれど、改めて「本当にいなくなってしまったのだ」と思い知らされた。そして、サポーターと選手に与えた計り知れないショックを目の当たりにして、心が痛んだ。

チェルシーは、いつものチェルシーではなかった。ツェフのところでかろうじてせき止めているだけで、ディフェンスは今にも決壊しそうな堤防のよう。覇気のないメンバー、ミスを連発するエッシェン、テリーの能面のような表情。オールド・トラッフォードに区切られた一画では、モウリーニョを称える大弾幕を掲げた悲痛な顔のチェルシー・サポーターが見守っている。

ユナイテッドの得点は、コーナーからのこぼれ球(とはいえギグスのスゴいアシスト。あとテベスが決められたのは良かったと思う)とPKの2点だけ。とはいえ、枠内シュートは15本だ。対するチェルシーは、枠内がたったの1本。これもまた信じられない。

「シェフチェンコを生かせる監督」が就任したわりには、彼はこの日も不発で途中交代。シェヴァがいなくなってからのほうが、チェルシーの動きがよくなったような気がしたんだけど……。

サポーターが嘆くのは仕方がない。彼らは一挙に天国から地獄へ突き落とされたようなものだ。しかも、彼らにはチェルシーを捨てることはできないのだ。選手たちは出ていくことができるが、サポーターにはそれができない。ひたすら嵐が過ぎ去るのを耐えるしかない。

状況はまったく違うけれど、チェルシー・サポーターの様子を見ていて、昨年のどうしようもなかったころの東京を思い出した。ゴール裏の雰囲気も悪いし、フロントは信用できないし、チームの成績も良くないし、観戦が苦痛だった時期。かといって、スタジアムに通うのをやめるわけにもいかず、頭の中から消し去ろうとしてもどんと居座っていて、どうにもならない。チェルシーサポが感じているのは、この数十倍ものフラストレーションと悲しみなのだろう。怒り……も少しあるかもしれないけれど。

だが、選手たちはもっと頑張らなくてはいけない。ショックはわかるけれど、彼らはプロだし、しかもリーグでも破格の高給を得ている選手ばかりなのだから。この試合の彼らは「大好きな先生がいなくなってガッカリしている小学生みたい」(byダンナ)だったよ。おいおい調子は上げてくるだろうが、戦う意志が見えたのはツェフとアシュリー・コールくらいだったのには、ちょっとガッカリした。

冷静になってみると、モウリーニョはいい時期にやめたと思う。ドログバとランパードとカルバーリョがいないのは変わらないのだから、誰が監督をしようと苦戦するのは仕方がない。ホームでの無敗記録と美しく華麗な思い出だけを残して、惜しまれながら去っていく(このニュースに接して、アブラモビッチの肩をもつ人はほとんどいないだろうし)。しかも、「辞任でも解任でもない」ので、違約金もたんまりもらえる。モウリーニョのことだから、計算づくで今回の退任劇を演出したのではないか!?なんて思っちゃいけないかな。

彼が次に行くところは、彼自身のことばから予想するに、ドイツかイタリアか……。もしかしたら、年末くらいには別のクラブチームを指揮しているのかもしれない。ちなみに、ダンナの予想は「数年間、どこかのクラブチームを指揮して、ファーガソンの引退と同時に戻ってきてマンUの監督になる」というもの。試合後にともにワインを傾けた2人だから、ありえないことではなかろうと思ったりしてね。

|

« 4連勝ですって!? | トップページ | 記録:ヒマワリ畑~三ヶ島ペタル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91775/16565249

この記事へのトラックバック一覧です: 痛々しいチェルシー:

« 4連勝ですって!? | トップページ | 記録:ヒマワリ畑~三ヶ島ペタル »