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2007/10/31

「実況席のサッカー論」

実況席のサッカー論」は、NHKの山本浩アナと、倉敷保雄アナの対談集。

同じサッカー実況というフィールドに立ちながらも、2人の置かれている立場はかなり違う。

片や、誰でも見られるNHKで、主に現場(スタジアム)での実況席から中継することが多い山本アナ。一方の倉敷アナの場合は、Jリーグ中継以外は、ほとんどがスタジオで海外から送られてくる映像を見ながらの実況である。視聴者層ももちろん違う。NHKには「オフサイドラインはどれですか?」という電話はかかってくるが、少なくとも有料放送のスカパーではそんなことはないはずだ。受け手が変われば、おのずと実況の内容も変わってくるだろう。

だから2人の対談もかみ合いそうでかみ合わず、キャリアも長く経験豊富な山本アナの話を倉敷アナが聞くという形になっていくのも、自然な流れだろう。もちろん、日本サッカー不遇の時代からずっと現場を見続けてきた山本アナの話は十分におもしろいんだけどね。現場で実況をする際に、フィールドを見るのかモニターを見るのか、どこをポイントに見ていくのかといったあたりは、一般の観戦者にも参考になりそうだ。

個人的にいちばん興味深かったのは、日本代表や日本のサッカー文化について語り合った第三章。実況席での体験を織りまぜながらの洞察は鋭く、なるほどと思わせる。レフェリー、ホーム&アウェイの文化、そして、応援。話題は多岐にわたるが、中でもドイツW杯の結果についてのコメントには特に納得。

山本アナのジョホールバルでの名実況に「彼らは、私たちそのものです」というのがあるが(私も覚えているよ)、日本代表のサッカーが変わっていくためには、私たちそのものが変わっていかないとならないのだろう。Jリーグができてまだ14年、物心ついたころから当たり前にサッカーを見ていた世代が親になるころに、新しい動きが起こるのかもしれない。

その意味では、今は過渡期。この時期に、今の時代のサッカーを実況席から総括する本が出るのは、いいことだと思う。ヒロミ本と同じ体裁で出た(同じ出版社)全160ページほどの本なのですぐに読み終えられるしね(急いで出したのか、校閲さんがいないのか、細かい文字間違いが目につくのが残念)。

そういえば、山本・倉敷両氏とも、解説者・原博実について言及しているのがおもしろい。本当にネタになる人なんだねー。私がヒロミスタ?になったきっかけも、思い返してみればあのワールドユースアルゼンチン大会だったんだよなあ……。


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2007/10/30

しまなみ旅行記4:大三島一周!?

多々羅大橋を渡ると、「大三島」です。

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↑「大山祇神社」入口


愛媛県最大の島だそうですが、サイクリングコース上ではほぼ素通りされる島でもあります。多々羅大橋を降り、左に曲がって8キロほども行けば、次の「大三島橋」と「伯方島」が待っているのです。

でも、大三島ではちょっと寄ってみたいところがありました。それは大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)。594年の創建と伝えられ、「日本総鎮守」でもある由緒正しい神社です。しかもここには、樹齢2600年と伝えられる楠のご神木があるとのこと。神社仏閣巨樹好きとしては、寄らないわけにはいきません。ルートは、右へ曲がって7キロほど。往復で14キロ余計に走ることになりますが、この程度なら大丈夫でしょう。

……と、走り始めたはいいのですが、意外とアップダウンのある道でビックリ。気分はもう「尾根幹」であります。あそこより車が来ないのはいいけれど、帰りもこれを走るのかーと思うと、ちょっとうんざりしてきます。

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↑参道もきれいに掃き清められています


それでも、ようやく神社が近くなってきました。ここはこの島の観光ポイントのよう。それまで何もなかった沿道にみやげもの店が並び、なかなか賑やかです。自転車を神社の外に止めて、いよいよ参拝。きれいに掃かれた地面を歩いていくと、目の前には巨大な楠の木。ああ、これが見たかったんだよー。

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↑樹齢2600年

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↑人が小さく見えます


ご神木をながめただけでもうお参りをした気分になっていますが、先へ進まなくては。

おみくじは年始だけと決めているのですが、せっかく四国まで来たのでひいてみることにしました。
……
「凶」
……

がーん。ここ数年、凶なんて出たことないのに。一昨年は、大國魂神社で「一番 大吉」が出たのに。
おみくじによれば、「心配ごとが多い」んだそうですよ。ええ、ワタクシ、すごく心配性です。常に最悪のことを想定してしまうほどのペシミストです。でも、信心深くまじめに暮らせば「安心できる」ようになるとか。ホント、そう願いたいものですわ~。

気を取り直して小さなお守りを買い、宝物殿は時間がないのでパスして、近場でどこにでもあるような定食を食べて、いそいそと出発。ここで、「せっかくだから来た道を戻るのではなく、たいして距離も変わらなそうだから島をぐるっとまわってみようか」と思いついてしまったのが運の分かれ目でありました。またあのアップダウンがつづく道を戻っていくのも、何だかつまらないような気がしてしまったのですね。

ところがこれが大誤算。観光案内所でもらった地図には、サイクリングコース以外の道はまともには載っておらず、シンプルに思えた島内道路は意外と分岐していて複雑です。ラクな道を走りたくて遠回りをしたはずが、実は島内はどこまでいってもアップダウンが続く道ばかりだったのも、もうひとつの誤算(笑)。

あちこちで道を聞きながら、ようやく島の外周道路へ出て、そのまま「大三島橋」方面へ。ところが、橋は見えども、どこから登ればいいのかがさっぱりわかりません。道を尋ねようにも、人影も見当たらないし。周囲をグルグル走って、車両用の入口にはたどり着いたのですが、自転車は入れず逆戻り。橋はすぐ目の前にあるのに渡れないなんて、どうしてー!?(泣)

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↑やっとたどりついた「大三島橋」


橋への入口を求めてうろうろしているうちに、「多々羅大橋」まで戻ってきてしまいました。結局、ふりだしに戻ってしまったので、ここから心機一転、「大三島橋」を目指します。今度はサイクリングコースに沿って走ったので、道案内表示を見ながら進むことができました。あれほどわからなかった「大三島橋」へのアプローチも、やっと発見……って、反対方向から走ってきたら、あんな入口は絶対わからねーよ。もっと表示をわかりやすくしてほしいなあ。もっとも、しまなみ初心者なのにあちこち走ろうと思ったのがいけなかったのですが。

結局、大三島をほとんど一周してしまいました。アップダウンの多い道を必死で走ったので、かなりいいトレーニングになったようです(笑)。下りでは、私としては初の時速50キロ超も記録しました。

しかし。この日、まだ2つ目の島なのに、走行距離はもう50キロを超えています。時刻は早くも3時すぎ。今治まではあと40数キロ、日没時間まであと2時間くらいしかありません。ということは、これ以降は観光をする時間はまったくないということ。それどころか、のんびり撮影したり、風景を見ているヒマもないような。はたして暗くなるまでに今治へたどり着けるのでしょうか。


*道に迷って平常心ではなかったので、写真はほとんど撮っていないのでした(笑)

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2007/10/29

これが現実だ

Jリーグ第30節 東京VS川崎は、0-7で東京の歴史的大敗。

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↑生涯忘れられないであろうスコア


できれば勝ち点3を、そうでなくてもいい試合をと望んでいたが、期待は無惨にも裏切られてしまった。

「多摩川クラシコ」と銘打って、さまざまな仕掛けを考えて、ついでに「ブラジルフェスタ」もぶつけて、SOCIO招待デーにして、なりふり構わず集客を頑張り3万人を集めたけれど、肝心の試合内容がこのザマでは、情けなすぎて言葉も出ない。もっとも、こうなったのは半分自業自得という気もするけれど。

試合が始まって数分見ただけで「試合の入り方が良くないな」と思ってしまった。うまく書けないけれど、「心ここにあらず」というか、集中していないような感じがして。だらだら見ているうちに何とか前半の半分が経過したけれど、失点するのは時間の問題のように思えた……と思ったら、最初の失点。

その後は、失点が多すぎるので詳細は省略(笑)。とにかく川崎は隙あらば攻撃を仕掛け、アグレッシブに攻めてくるのに、東京はいちいち対応が遅れる。余計な横パスやバックパスをしては相手ボールにしてしまい、ボールを追う気力すら見えない。前半で、リチェーリ→石川に交代。憤懣やるかたないといった様子でピッチを後にするリチェーリを見て、チームとしても壊れかけているような気がしてしまう。

後半は、まったく良くなかった伊野波に代えて平山を投入。ちょっとだけマシな場面もあったけれど、それはほんの少しの間だけ。途中で川崎はレッドカードでひとり少なくなるが、東京のほうが人数が少なく感じられるほどにピッチはスカスカ。もしかしたら0-8か!?とまで思われたものの、何とか0-7で終了。これだけの点差があるのだから、ロスタイムを律儀に取るなよ。

後半30分あたりから、バックスタンドでは帰る客がちらほら……どころか、民族大移動のように帰り始める。そりゃ帰りたくもなるわな。川崎の6点目と7点目では、バックスタンドは拍手である。もうヤケクソという雰囲気だ。相手の得点に拍手する場面なんて、スタジアムでは初めて見た(海外サッカーでは見たことあるけどね)。東京へのブーイングはあまり聞かれなかった。もうどうでもいいと思っているのか、あきらめたのか、そのあたりはわからない。

私も帰ろうかな~と思って、後半途中で席を立った。日陰になったU席への通路では、子供らが8人くらいずらっと座って、それぞれがDSをやっている。そりゃ試合を見る気をなくすよなあ……と妙に納得。ダンナは「帰らないの? じゃ、しばらく日陰で涼んでくる。終わったころ戻ってくるから」と席を立ってしまった。そんなことを言われると逆に意地になるというもの。おかげで何とか最後まで試合を見ることができたのだった(笑)。

しかしまぁ、無理やりポジティブに考えるとするならば、シーズン終了前に現実を思い出させてくれて良かったなというか何というか。

ここまでの大敗ではなかったにせよ、そういえば今シーズンの前半はこんな感じの試合が多かったのだ。得点を獲るストライカーの不在、かつて堅守を誇ったころとは比べ物にならないほどの脆弱なディフェンスライン、加えて怪我人の山。そんなマイナス要因を何とか補ってきたチームワークも、ここ数日の「監督退任報道」でもろくも崩れ去ってしまったという感じ。

5月のアウェイの試合では「川崎は強かった」と感じたものだけど、今回感じたことは「われわれは弱いんだ」ということ。もしも東京がクラブとしてさらなる高みを目指したいのであれば、今の体制では限界がある。そういうことをイヤというほど思い知らされた試合だったんじゃないだろうか。

ナビスコ杯獲得以来、経験を糧とすることができずに3年もムダに費やしてしまったフロント、2万人以上もの東京ファンの「応援したい」という気持ちをリードできないゴール裏、いったん崩れてしまうと立ち直ることのできないメンタルの弱さをもった選手たち、「東京」という地の利を生かすことのできないクラブ。

このままでは「東京にJのチームなんてあったっけ?」と言われるのが関の山。もし本当に「首都のクラブ」として誇りと実力と確固たる地位をもちたいのであれば、本当にあらゆることを変えていかなくてはならないだろう。いろいろな意味で、過渡期にあるFC東京。立て直せるか、ズルズルと下に落ちていくか、ここが本当に正念場だ。もっとも、首都圏にありながらも「若手を育てて強豪クラブに売り飛ばすことで経営を続けていく弱小クラブ」であり続けたいのであれば、今のままでもいいですけどね。

帰宅してから、例によってスカパーの録画を「監督インタビュー」だけ再生。大敗にもかかわらず妙にサバサバしているヒロミを見て、やっぱりこの人は来年はいないのだろうなと感じてしまった。来年は「Foot!」のスペイン紀行を楽しみにしていますよ……。

「アマラオDVD」のチラシも最悪のタイミング。「昔は良かったなあ」とばかり思っている後ろ向きなクラブのような気がしてしまうんだもの。ともかく、本当に今日は最悪だった。最悪だったけど、幻想が崩れてよかったという気もする。10年スタジアムに通っていてもJリーグでは滅多に見られないスコアを目撃できたということでは、いい経験だったかもしれないしね。

試合後の鄭選手のインタビュー、「スーパーサッカーで見たアーセナル特集をイメージして打った」に、つい微笑んでしまう。そういえば、あのCLの試合も7-0でアーセナルが快勝したんでしたっけ。海外サッカーを見せてイメージトレーニングというのはハラ東京の得意技(?)だったはずなのにね。「走り回って骨が折れても得点したい」というコメントもあったけど、東京の選手にこういう気持ちの人はいたんだろうか……。


*後で書き直すかもしれないけど、とりあえずアップしちゃうことにする……

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2007/10/28

しまなみ旅行記3:生口島

因島を後にして、生口橋を渡って生口島(いくちじま)へと向かいます。

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↑ちなみに、橋へのアプローチの坂はこんな感じ


因島大橋以外の橋は、車道の隣に歩行者/自転車用の道路があるというつくりになっています。とはいえ、そもそもあまり交通量もないし、自転車や歩行者の数も少ないので、常に独占状態ですがな。

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↑右側が車道ですが、車はめったに来ません


生口島でのサイクリングコース沿いには観光スポットもありますので、ついでに立ち寄ることもできます。平山郁夫美術館や、さまざまな歴史的建造物を集めた耕三寺などがあるのですが、最初の島でのんびりしていては、後になって何が起こるかわかりません。観光は次回へのお楽しみとして、先を急ぐことにしました。

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↑手前が自転車道。車はあまり来ないので、車道を走るほうがラク


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↑結局、蛸めしとかは食べられなかったなあ


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↑サンセットビーチにて


次の「多々羅大橋」にほど近い「サンセットビーチ」でちょっとだけ休憩。真夏はさぞかし混雑しただろうと思わせる、白砂のきれいなビーチでした。名前通り、きっと夕焼けが美しいところなのでしょう。ただし、海の家の残骸とかがちょっとわびしさをかもし出していたりして……。

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↑多々羅大橋へ向かう道にはこんな看板


多々羅大橋は、しまなみ海道では2番目に大きい橋。通行料金も100円です(最後の来島海峡大橋が200円、その他の橋はすべて50円)。ここには、ちょっとおもしろい仕掛けがあります。

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↑「多々羅鳴き龍」


お寺のお堂などで手を叩くと不思議に共鳴する現象「鳴き龍」が、この橋で体験できてしまうのです。まずは自転車を止めて、神社にお参りするように大きく拍手。うわぁぁぁあん! と大きく共鳴します。こりゃおもしろい!というわけで、手を叩いたり指を鳴らしたり大声を出してみたり。誰もいませんから、好き勝手に遊ばせていただきましたよ(笑)。

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鳴き龍ポイントを下から見上げると、こうなっています。橋の柱と、つり橋の部分とにはさまれたところで共鳴現象が起きているのですね。鳴き龍をつくろうとしたわけではなく、つくってみたらこんな現象が起こることに気づいたのだとか。お寺で体験したことはありますが、こんなに近代的な巨大建築物でも体験できるとは思いませんでした。

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多々羅大橋を渡れば、大三島(おおみしま)。ここからは愛媛県、ついに初めての四国です! ところがここで予想外に走行距離を稼ぐことになってしまったのでした……ということで、以下次号。

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2007/10/27

明日の予定とか

いやはやびっくりなことに、台風が来ているのですね。

Jリーグは土曜開催の試合のほうが多いのに、今節の東京は日曜日。本当にありがたいことでございます。今日だったら渡し舟も出ないだろうし、サンバも湿りがちになってしまっただろうし……。「多摩川クラシコは雨」ということでもいいかもしれませんが、やっぱり晴れるほうが気持ちがいいですもんね。

というわけで、明日は「多摩川クラシコ」(この呼称を使うにもだんだん気恥ずかしさがなくなってきた……慣れというのは恐ろしいものです(笑))。東京はアウェイで惨敗したことに対してお返しをしたいところですし、川崎にとっては昨年の同カードのリベンジをしたいでしょうし。「クラシコ」の名に恥じない、いい試合にしたいものです。

丸子橋へ「渡し舟見物」へ行くのは、時間も早いのでちょっとパスしようかと思ってます。根性ナシで情けないのですが、何せまだ風邪も治っておりませんので……。結局、アドトレインも見に行けなかったしなあ。

で、代わりに試合前にのぞいてみようと思っているのが「調布飛行場まつり」。実は今までは一度も行ったことがなかったのですが、今年はせっかく東京の試合と同じ日ですからね~。いずれ、自家用飛行機で味スタへ行こうと思っていらっしゃる方も、ぜひ下見をしておいてはいかがでしょうか(笑)。私としてはそのうち、自転車を積んで飛行機で大島まで行って、大島サイクリング……なんてことをやってみたいものですが、いつになることやら。


ブラジルデーマフラーも忘れずに受け取らないといけないし、「協力商店会の日」の景品ももらわないとならないし、例年ならば天皇杯4回戦のチケットもスタジアムで発売になるはずなので、こちらも忘れちゃいけないし、なかなか明日は盛りだくさんでございます。あとは、無事に台風一過を祈るだけ。

あー、でも、ずっと「ハラ東京」の歌ばかり歌われたら、ちょっと萎えるかも!?

さすがに今日はこんな天気なので、家でダラダラしながらJリーグをザッピング。

実は、こんなふうにしてJの試合を見たのは初めて。スカパーでリアルタイムで全試合を放送しているからこそ、こんな楽しみもあるんだねー。海外サッカーでは時々こうやって見ることもあるけどね。

広島は勝ち点3かと思ったら、ロスタイムのまさかがあってビックリ。続いて、雨の三ツ沢と日立台を、日立台を中心に観戦。水たまりだらけのピッチで、ボールはさっぱり動かないのだけれど、それを理解したうえでのプレーができるブラジル人選手たちはさすがだと思ったり。残留争い、甲府がどうなるのかが気になる~。

……と、こんな感じの土曜日でした。今日はこのままJ→プレミアで終わりかな。いい休日だった(笑)。

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2007/10/26

多摩湖にも秋

ほぼ2週間ぶりに多摩湖へ行ってきました。

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↑ちょっとだけ紅葉。手前の桜はすっかり落葉した


しまなみ海道へ行った後に風邪を引いて寝込んでしまったので、本当に久々の多摩湖。でも最初の坂を登ってみれば、自分の体調がわかるというものです。なるほど、咳は出るけど息切れはしないし、足も疲れないのでかなり回復しているんだな……とかね(笑)。それにしてもここの坂は、しまなみの橋への坂と似た感じだなー、また行きたいなーなどと思いながら、のんびりママチャリを漕いだのであります。

前回はまだキンモクセイが咲いていましたが、さすがに季節は移ってしまったみたい。桜の葉はもうほとんど落ちてしまい、ハナミズキの赤い実も鮮やか。もみじ類がすべて紅葉するのは12月に入ってからなのですが、今の時期でも充分に「秋」を感じることはできます。

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↑なぜかヤマツツジが満開


とはいえ、夏がむちゃくちゃ暑かったせいか、ところどころ狂い咲きも。狭山湖付近ではヤマツツジがあちこちで花を咲かせていました。この日は曇っていたので富士山は見えませんでしたが、狭山湖からきれいな富士山が見えるようになるのもまもなく。湖面には早くも水鳥たちが集っていました。

多摩湖の外周道路のあちこちでは、除草作業がたけなわです。この地道なお仕事があってこそ、快適に走れるというもの。きれいに雑草が刈られて、あの「タヌキの墓」も見えるようになりました。

気象庁からは「3ヶ月予報」が発表されました。それによれば、今年の冬の寒さは「平年並み」だとか。この夏についても当初の発表からははずれてしまいましたし、今の時期の予想についてはあまりあてにしないほうがいいのかもしれませんけどね(笑)。ちなみに私の経験則では「酷暑の年は冬も寒い」ということになっておりますので、「この冬は寒い」と予想しちゃうんですが、さて、どうなりますでしょうか。

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2007/10/25

アジアの開拓者として

AFCチャンピオンズリーグ準決勝 2ndレグ 浦和VS城南一和は2-2のドロー。
延長&PK戦の末、浦和が決勝進出を決めた。

昨日は帰宅したのがちょうど9時半ごろ。
「さすがにホームじゃ負けないだろうし、浦和が喜んでいる映像でも見てやるか~」と、チャンネルをBS朝日に合わせたところ、何やら雰囲気が違う。え、延長戦!? つーことは、ホームで2失点もしたのか!?

それまでの試合経過は知らないものの、生で見ることが重要なので、とりあえずそのまま(夕食つくりながら(笑))観戦。延長戦はかなりヒヤヒヤもので、疲労の色の濃い浦和がもちこたえられるのか心配だったが、試合はPK戦で決まることになった。こうなると、埼スタで戦う浦和のほうが有利だ。

どこかしら素直に喜べないような気もするけど(負け惜しみか(笑))、ともかく浦和が勝ってよかった。JリーグのクラブがAFCチャンピオンズリーグの決勝に進むのは初めてのことだ。お祭り的な色彩の強いクラブW杯だけど、自力でJクラブが出場を決めるのと、開催国枠とかその手の特権で出場するのとでは、その意義はまったく違う。

日本がアジアに属する以上は、JリーグのクラブはAFCチャンピオンズリーグを目指すしかないし、その先のクラブW杯が到達点となる。UEFAの大会のようにまだ整備はされていないし、勝ったとしても巨額な収入があるわけではないし、改善していかなくちゃならないところは山ほどあるだろうが、これからは日本が主導する形でアジアのサッカーを盛り上げていってほしい。そうすることで、アジアのサッカーのレベルアップにもつながっていくだろうし。

浦和の決勝進出は、そのための第一歩なのだ。だから、浦和には決勝に何としてでも勝って、クラブW杯へ行ってもらいたいと思う。彼らには、リーグ優勝と天皇杯が残されているけれど、ACLを最優先にしてほしいくらいだ。アジアで活躍する最初のJクラブになるなんて、カッコいいじゃないか(悔しいけど)。

決勝戦はUEFAの大会とは違って、ホーム&アウェイの戦い。2戦目が浦和ホームなので、ぜひホームでカップを掲げてほしい。彼らの勝利がJクラブ全体の進歩につながると思うからこそ、東京ファンの自分も浦和を応援するのだ。真っ赤なユニフォームの波の向こうに、いつか青赤が見えてくることを信じて。

TVで試合を見ていて、ふだんは「ウザくて鬱陶しい」としか思わないレッズサポのことを、実に頼もしく好ましく感じてしまった。彼らは確かにチームをサポートし、力になっていたから。サッカーはチームだけでするものではないということを改めて感じたよ。この応援スタイルがすべてにおいて正解だとは思わないけれど、わが東京ももっと頑張らないとね。

で、一方ではUEFAチャンピオンズリーグを見ているわけなのだが、昔に比べて「欧州のクラブだしどうでもいいや」みたいな気持ちで見るようになっているのが我ながら不思議だ(笑)。いや、見ていてフツーに面白いのだが、あくまでもそれは「娯楽番組」として面白いというだけのこと。欧州のクラブの勝敗で、私の日々の生活がどんよりしたり明るくなったりするわけではない。それが、東京とはいちばん違うところかな。

それはともかく、今シーズンはアーセナルがいちばん面白い。無敗でプレミアを制したころとメンバーはほとんど入れ替わってしまったのに、やっているサッカーは当時の「強いアーセナル」のままなのがすばらしいし、これが監督の個性なのだと感じ入る次第。すばらしい監督のもと、彼が集めた選手たちが、監督の意に沿ったプレーをして勝利する。こういうことが東京でもフツーにできるようになる日が来るといいね。

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2007/10/24

しまなみ旅行記2:ナティーク城山

しまなみ海道の2つ目の島、因島での宿泊先は「ナティーク城山」。

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↑村上水軍の城があった場所にあります


今回は「初めてなのでラクしよう」というのがコンセプトなので、宿泊先もホテルを選択。しまなみ観光の定番「しまなみ海道観光マップ SHIMAP」で見つけたものの、予約サイトを見ると、オフシーズンにもかかわらずウィークエンドはほとんど満室という人気ホテルだったのでした。それでも1室空きがあるということで、電話で予約(自転車保管のこともあるので、必ず事前に電話で確認するのです)。

それでも、ホテルの前に着いたときには、実は「失敗だったかも!?」と思ったのでした。理由はそのロケーション。ここは「村上水軍」の城跡に建つ眺望抜群のホテルなのですが、つまりは丘の上にあるということで……。

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ホテルはこの石段を登った、はるか先にあるのでした(写真では建物さえ見えていない)。まさか階段の下に自転車を放置するわけにもいかないし、この急階段を、自転車かついで登るのか~。

とりあえずダンナが自分の自転車をもって先に突入……と、しばらくするとホテルの人もやってきて、ありがたいことに私の自転車をもって上がってくれました。8キロくらいの自転車とはいえ、すごく助かりました。階段はかなり急で、ホテルそのものがあるのは、4階建のビルくらいの高さ。従業員さんしか来ない建物の軒下に自転車をとめさせてもらって、ようやくチェックイン。しまなみ海道は自転車乗りの憧れの地ではありますが、このホテルに泊まる人はあまりいないのかもしれません(笑)。

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↑部屋からの眺め。遠くに橋も見える

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↑レストランのテラスからの眺め


眺望は本当にすばらしく、飽きることなくいつまでも眺めてしまうくらいです。部屋のすぐ下は港になっていて、渡し船の控えめな汽笛が聞こえてくるところもいい感じ。昔、このあたりは造船所エリアで、造船所へのお客さんをお迎えしていたホテルだったようです(今も造船所が経営しているとのこと)。

こちらはホテルではありますが、食事だけを楽しむこともできるそうです。私たちの夕食は、洋食のコース。地元の鮮魚だけを使ったフルコースで、メニューは仕入状況で毎日変わるとか。せっかくなので、写真も一部ご紹介(食い意地が張っていて、全部撮るのを忘れた(笑))。

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オードブルその2(だったかな)。和風でいえば「刺し盛」ですが、これだけバリエーション豊かな洋風の食べ方は初めて体験しました。今までは「塩+オリーブオイル+バルサミコでカルパッチョでしょう」みたいな固定観念があったので、まさに「目からウロコ」。魚の種類もいくつあったんだろうか……。


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↑箸休め(?)には、小海老がたくさん乗っかったピッツァが出てきたり……

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↑見た目はコンソメですが、漁師汁のダシの味! 濃厚で美味!


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↑メインももちろんお魚です

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↑ドライリンゴのスライスが乗った黒胡椒アイス

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↑たしかアップルパイ


ハーフボトルのスパークリングワイン+白ワイン1本と、お酒も進み(笑)、満腹ながらも胃もたれもなく、実に楽しい夕食も終了。夜の散歩などをすることもなく、ばったりと寝てしまったことは残念でしたが……(笑)。


翌日は薄雲の中から時々日が差す天気。バイキングではない、ちゃんとした朝食をいただいて、朝9時半ごろホテルを後にしました。わずか1泊ではありますが、ホテルの皆さまの心遣いがありがたく、楽しい時間を過ごすことができました。もし次があったらまた……(でもあの階段は勘弁(笑))。

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帰りは、業務用のエレベーターに乗せていただいたのでラクラク。でもこのエレベーターに乗ると、お隣の「日立造船」の工場敷地内に出てしまうので、一般客が気軽に使うことはできません。

さて、2日目は今治まで行く予定です。サイクリングコース通りに行けば、走行距離は50数キロですむはずですが、はたして!?

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2007/10/23

なぜ今の時期に!?

昨日の各スポーツ紙(トーチュウ以外)に、「原博実監督の続投はナシ」という記事が載った。
後任は、U-17監督を務めた城福浩氏とのこと。

1紙だけならともかく、3紙に載ったのだからそれなりに信憑性がありそうだ。
それにしても、なぜ今の時期にこの記事なのか!?

05年に原監督の退任が正式に発表されたのは12月だったし、昨年の新監督発表も12月だった。もちろん、正式発表と新聞報道では違うのは当たり前だが、10月下旬に複数紙にこんな報道が同時に載ってしまうなんて、今までなかったことだ。

こうなると、「誰が何の意図をもって、今この情報を公にしたのか」ということが気になってきてしまう。だって、今こういう報道が流れてチームにとってプラスになることはあまりないような気がするから。

少なくとも、チームは今はいい状態にある。残りの5試合にできる限り勝って、少しでも順位を上げてシーズンを終わらせたいという意志のもとで統一されてきたようにも見える。そこにこんなニュースが飛び込んできたら、もともとメンタルが弱いわがチームのこと、影響がないわけがない。「ヒロミを気持ちよく送り出そう」と一丸となれるのならばいいが、選手ごとにいろいろな思惑に支配されてしまうかもしれないし……。

次節は大事な「多摩川クラシコ」で、せっかく両チームで盛り上げようと色々な企画をつくってきたのに、こんな雑音で試合に影響が出てしまったら泣くに泣けない。どうして今の時期にこんな報道が出るのか、本当にギモン。いい流れがここで止まらないよう、願うしかない。

ヒロミの留任がないということに関しては、私自身は納得している。

今でこそ調子がいいけれど、ここに至るまでの低迷の責任の半分は監督にあったと思う(茂庭の負傷が癒えているのに今野をCBで使い続けたり、謎ばかりの選手交代だったり、いろいろ)。ヒロミの続投で、今後さらに上位が狙えるのならばいいけれど、あまり伸びしろが感じられないし……。

もちろん、同情すべき点も多々ある。補強された選手は監督の意図するサッカーに合った選手ではなかったし、クラブ側がヒロミを100%信用してサポートしていたとはお世辞にも思えない。苦しい中でよくやりくりしたとは思うけれど、監督は結果がすべてなのだ。

現在名前が挙がっている城福さんについて、私が知っていることはほとんどないので、コメントはできない。ただ、個人的には、経験を積み重ねた監督に来てもらいたいというのが本音。中米やアフリカのナショナルチームを率いてW杯で善戦する老将っているじゃないですか。ああいうタイプの監督なら、東京みたいな甘々なクラブに規律とメンタルの強さを叩き込んでくれるんじゃないかと思うんだけど。

今回の記事によれば、「成績不振の責任は監督であってフロントではない」ということだが、実際にクラブがそう考えているかどうかはまた別の話。不振の別の原因が、補強を含めた強化の失敗にあることは誰が見ても明らかだからだ。

来季の監督を誰にするのか、どんな選手を補強するのかについては、新たに敏腕GMでも招聘しない限りは、人脈も必要なことだからあまり多くを期待することはできないだろう。ただ、1ファンとして望むのは「バーゲンになっているからといって必要でないものを買わないように」「経歴をよく見て、1シーズンで3回も移籍しているような選手には手をつけないように」ということくらいかな。これってチーム強化云々以前の、賢い消費者としての行動でありましょう(笑)。

年明けからはまたヒロミの解説かぁ……CLでまた「バルサラブラブ解説」を聞かされるのか(うんざり)。スカパーのJリーグ中継で、各監督にインタビューをしに行くヒロミの映像はちょっと見てみたいけど。

読み返してみたら、ヒロミがきっかけで東京ファンになった人間が書いた文章とは思えませんな。今でももちろん原さんは大好きなんだけど、これからの東京の監督としてはどうなの!?というだけなのです。

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2007/10/22

アウェイの戦い

Jリーグ第29節 名古屋VS東京は、0-1で東京の勝利。
東京は順位を10位に上げた。

前半は名古屋のペース。久々復帰だというヨンセンも怖かったけど、中村直志や金、本田がいいところに出てくるので気が気ではない。それでもどことなく「大丈夫だろう」と思ってしまっていたのは、私が東京を見るようになってからこの時期の試合では負けていないような気がするから(笑)。

東京にはほとんど好機がなく、たまにもらえるフリーキックもいいとこナシ。それにしても、FKを蹴る人材は規郎以外にいないのだろうか。自分が蹴りに行くという選手もいないみたいだったし、せっかくのチャンスなのに……。徳永が仕方なく蹴った(ように見えた)FKは、やっぱり失敗だったし。相変わらず、スローインもすぐに相手ボールにしちゃうしなあ。

後半になると、互いに少しずつ攻撃への意志が感じられるようになる。前半防戦一方だったチームが逆に先制してしまうというのはよくある展開なのだけど、ここまでうまくいくとは思わなかったので本当によかった。金沢→今野→ルーカスという流れも美しかった。

その後は、しっかり守った東京が勝利。2度ほどあった決定的な場面も、塩田が完璧に防いでくれた。途中出場の平山は、時間は短かったものの彼ならではの見せ場を何度かつくった(反町はJを見ているのかと問いたいよ)。得点者はルーカスだけど、数人分の活躍をした今野にMVPを。モニにも以前の良さが戻ってきて、今季ではいちばんよかったかな。身長がヨンセンの肩くらいしかないのに(笑)、しっかり仕事をした藤山もすばらしかった。

確かに、両チームのファン以外にとっては見どころの少ない試合だったかもしれないけど、東京にとっては苦手のアウェイ名古屋でしっかり勝ち点3をとって(しかも無失点)順位を上げることができたのは、本当に大きいことだ。怪我人が多い中でもうまくやりくりができているし、ここにきてやっと経験を積み重ねることができるようになったみたい。つまらなくても何でも、しっかり「アウェイの戦い」ができるようになったことを評価したい。

秋晴れなのに風邪でどこにも出かけられず、自宅でおとなしくTV観戦。うーん、豊田スタジアム、行きたかったなー。前回行ったときは理不尽な負け方をしたような記憶があるし。今年は遠方アウェイ観戦がまったくできずに残念な年になってしまった……。

今週もあまり無理をせず、日曜の川崎戦までには完璧に治さなくては。

ヒロミにプレゼントされた自転車、「HAMMER」だったのね……自転車好きからすると、かなり微妙な選択。小平グランドのすぐ前に、ヒロセというオーダーメイドな素晴らしい自転車屋さんがあるんですけど……。でも、たぶん最低で30万円は必要だから無理か(笑)。

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2007/10/21

しまなみ旅行記1:因島まで

忘れてしまう前に書いておかなくては。

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↑船を待つ自転車たち


今回の「しまなみ海道旅行記」、スタートは立川駅です。7時前の快速に乗って、東京駅まで。土曜とはいえ特快は若干混むので、快速でのんびり東京駅へ向かいました(自転車を畳むまでにかなり時間がかかってしまったのは内緒です(笑))。

東京駅からは、のぞみで福山まで。そもそもロード輪行が初めてなのですから、新幹線輪行も初体験。新神戸よりも西まで新幹線に乗るのも初めてです。できるだけラクをしようと、今回は初の「グリーン車」に乗っちゃいましたよ。しかも、ちゃんと車両最後尾の席を確保ずみです。

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↑グリーン車座席の後ろに収まった自転車


いや~、高いだけのことはありますね~。車内はガラガラ、最後尾座席の後ろには余裕で自転車が置けるし(最大限にリクライニングをしても邪魔になりません)、乗り心地も抜群です。福山までは3時間45分ほどかかったのですが、本当にあっという間についてしまいました。

福山で山陽本線(3両しかないかわいい電車です)に乗り換え、20分ほどで尾道へ到着。本当は福山から自転車で……というコースも考えたのですが、それは次回へのお楽しみにしましょう。

尾道で自転車を組み立て、いざ出発! 瀬戸内海は初めて見ましたが、ここの風景は本当に独特です。天気がイマイチなのが残念ですが、雨よりはマシ。それにしても、週間予報が当たらないなー。

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↑旅の必需品


その前にもらっておかなくてはならないものがあります。まずは観光案内所で、しまなみ海道のサイクリングマップ(これは必需品)、それから海沿いのレンタサイクル屋でサイクリングチケット。サイクリングチケットは50円×10枚の回数券で、橋を渡る際に料金所に入れるものです。小銭がないときには便利ですが、必需品とまではいえないかな。

本当は尾道観光もしたかったのですが、時間がないのでパス。前もっておいしいお店を教えてもらったにもかかわらず、場所がよくわからなくて、結局テキトーな店で「尾道ラーメン」を食べ(でもおいしかった)、渡船でお向かいの「向島」へ渡ることにします。渡船が出る場所はあちこちにあって、料金はどこも同じ。船が生活の足として根付いていることがよくわかります。

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↑郵便屋さんや新聞配達の人が利用しています


船を待っている間に、郵便屋さんと雑談。港なのに、カワハギやアイナメなどたくさんの魚が泳いでいるのが見えるのでビックリ。瀬戸内海はあまりきれいではないのでは!?という先入観をもっていましたが、水の透明度は相当なものでした。

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↑船に乗ってすぐお向かいの島へ


船に乗って、ほんの5分ほどでお向かいの島「向島」へ。ここから5キロ弱走れば、因島へ渡る「因島大橋」です。大林宣彦映画の舞台として有名な尾道ですが、ここにも映画で使われた場所が……。こういうところをじっくり見てまわりたいものですが、やっぱり時間がない! こりゃ思っていたより観光はできないかも。

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↑大林映画のロケ地

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↑建物内に貼ってあった古びたポスター


因島大橋の自転車道は、唯一、自動車道路の下を通っています。この鳥かごのような風景はこの橋だけ。味気ないかもしれませんが、これはこれで珍しいものです。通行料金は確か50円。料金所は橋の入口だったり出口だったりで、橋によって違います。

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↑因島大橋


ちなみに、橋へのアプローチはすべて坂。ゆるゆるとした1~3%くらいの坂を螺旋状に1キロぐらい登ると橋がスタートします。登った印象は多摩湖へのアプローチといったところですが、距離が長くてカーブが多いので、ママチャリだとちょっとキツいかも。レンタルママチャリの人が押しながら登ってくる場面は何度も見ました。

もうひとつ注意が必要なのは、歩行者&自転車用と自動車用では、橋の入口がまったく別のところにあること。自動車用の入口を目指してしまうと、まったく逆方向だったり、余計に走ってしまったりすることもあります(←経験者)。あくまで「自転車用」の入口を目指しましょう……標識を見逃さないようにね。

順序で行けば次は「生口橋」ですが、今日は因島へ宿泊。明日渡る予定の橋の下をくぐり抜けて、ホテルへと急ぎます。道を間違えたし、やっぱり余計に走っちゃったなあ。この日、コース通りに走れば24キロほどの道程のはずが、なぜか34キロ。立川までの自走分を入れれば44キロほどでした。

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2007/10/20

本日休業。

えー、風邪でダウンのため、本日はまともな更新はお休みいたします。

久しぶりの秋晴れなのに、悔しいのぅ。
ま、明日はリアルタイムで名古屋戦が見られそうだからいっか~。

ところで、昨日は原博実監督の誕生日だったのですね。
しかも、報道陣&スタッフから自転車がプレゼントされたとか!

他のJリーグのクラブでも、監督って誕生日にこんなプレゼントをもらえるものなのかしらん?(MXの「FC東京ホットライン」からは「かなり高めのスペインワイン」が贈られていましたね) なんとなく、ヒロミだけじゃないかという気がします。ガーロの在任中に彼の誕生日があったかどうかは知らないけど、もし誕生日があったらみんなで祝ったりしたのでしょうかね? 

でも、正直いうと「自転車のプレゼント」というのは、実はビミョーなのですよ。

なぜかといえば、自転車こそは靴と同様、自分だけに合ったサイズのものを選ばなくてはならないからでして……といっても、ちょっと良さげなシティサイクルみたいだから、大丈夫なのかな。あまり高いものを贈ってもヒロミが恐縮しちゃうだろうし、高い自転車で通勤するのも盗難が心配ですしね。

私もその昔、誕生日プレゼントとしてダンナからビーチクルーザーをもらったものの、大きさは合ってないわ、ブレーキが普通のものと違って怖くて乗れないわで、結局一度も乗らなかったということがございました(今はダンナが時々乗っていますが)。自転車のことを知らずに自転車をプレゼントすると、このような悲劇(?)が起こることもあるのです(笑)。

今はそのようなことはありませんが、購入する自転車の金額が1ケタ多くなったため、とてもじゃないけど誕生日プレゼントの常識ではまかなえないということに(笑)。ま、これ以上増えても置き場所に困りますし、今くらいがちょうどいいのかも。

明日は少しは外に出たいな~。

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2007/10/19

システムダウン

気が抜けたついでに風邪もひいてしまい、ついにシステムダウンとなりました。

いったん風邪をひいてしまうと寝込むまで悪化するのが常なのですが、今回は何とかそうならないよう、途中で食い止めたいものでございます。もう2年以上も症状が出てないけど(自転車生活のおかげですね)、そういや私って喘息もちだったんだよ……と、昔の薬を引っ張り出してきて飲んでみたり。

そんなわけで、明日は関戸橋フリマなのですが欠席することになりそう。早朝はともかくとして、それ以降は久々に秋晴れになりそうなんですけどね。いや~、旅行というのは大事業なんですね(笑)。

旅行中にはトラブルはまったくなかったのですが、行く前には細かい問題がいろいろ発生しておりました。


・フライトデッキの表示がおかしい

走っている最中に速度が0km表示になったままになるという症状に加え、積算距離以外のデータが突然リセットされる現象が頻発。最初は「知らないうちにリセットボタン押してたんじゃないの?」と言われ、そうかも?と思っていたのですが、さすがに何度も起こると「絶対リセットしてないよ!」と反発したくもなるわけで。

結局、困ったときのdioss様ということで(こういうときに「かかりつけ医」じゃなくて「かかりつけ自転車屋」があるのはありがたいことでございます。もっとも、私の場合はいつもダンナが代わりに行ってくれるのですが)、お店経由でシマノに聞いてもらったところ、STIの中を通っているケーブルが断線か何かしているのではないかとのこと。

あわててケーブルを送ってもらい、それが到着して作業してもらったのが旅行の2日前。間に合わなかったら、余っているキャットアイ製品をつけていこうと思っていたのですが、とにかく間に合ってよかった。旅行の間、一度も表示の不具合は起きませんでしたよ。やっぱり、何キロ走ったかというデータはほしいですもんね。


・カメラの調子がおかしくなる

ふだん使っているリコーのCaprio R5の調子がどうも変。広角で撮ると画像の角に黒い影が映ってしまう(いわゆるケラレですね)。ついでに、一度SDカードを出してしまうと、次に入れるときになかなか認識してくれない。サービスセンターに電話をすると「故障でしょう」とのことなので、修理には出すつもりだけれど、はたして旅行に行くまでに間に合うかどうか。

結局、綱渡りはイヤなので、それ以前に使っていたCASIOのコンパクトデジカメをもっていくことにしました。こちらのほうが広角は撮れないのだけど、重さは100g軽いし。リコーのカメラのほうも、戻ってきてから修理に出して、来週早々には宅配で戻ってくる予定です(補償期間内なので費用はかからないし)。


・目覚まし時計が壊れる

これは直接は関係ないのですが(笑)。出発日は朝4時起床の予定。もし寝坊してしまったらすべての予定が狂ってしまいます。幸い、壊れたのが旅行へ行く前日の朝だったので、ちゃんと新しい目覚ましを買ってきましたよ。おかげで当日は気持ちよく起床できて、旅行へ行くことができたのでございます(本当は、緊張して3時半ごろから目が覚めていたのですが(笑))。


と、こうして幾多のトラブル(笑)を乗り越えて、初のロード輪行が実現したわけですな。え、些細すぎますか? やっぱり。

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2007/10/18

観戦3連戦

日常に戻るためには、サッカー観戦が手っ取り早いかも。
というわけで、昨夜はザッピングをしながら3試合を視聴(居眠りもあり(笑))。

北京五輪最終予選 カタールVS日本は2-1で日本が逆転負け。

前半の日本はよく動いていた。気温31度以上の中でやっているとは思えない運動量。柏木を中心にして、おもしろいようにボールが動く。ただし、ボールは保持していたものの肝心のシュートはといえば、枠内はいくつあっただろう?という程度。それでもCKからの1点を決めて、日本が先制。もともとあまり得点力のあるチームではないし、アウェイでもあるし、この1点を守りきるのが理にかなった戦い方だろう、と思いながら見ていた。

後半に入ると、日本の運動量が次第に落ちていってしまう。疲労のためなのかつまらないミスも増える。そんな中でカタールもCKから1点を返す。波に乗って攻めようと頑張るカタールと、ついていくだけで精一杯の日本。後手後手の守備は危険なファウルにつながり、警告が何度も出される。イヤな予感がしていたロスタイムにPK献上。

いやもう、まさに自滅。

前半終了時には勝てそうな予感までしたのに、本当にわからないものだ。いろいろ課題はあるのだろうが、もうちょっと得点力さえあればねえ……。流れの中でのゴールって、このチームではあまり見たことがないような気がするよ。後は、最後の最後での踏ん張りが足りないよね。試合に対して淡白だ。カタールの気迫に負けていたもの。

自力出場がなくなったわけではないので、気持ちを入れ替えて頑張ることですな。

この試合の裏でチェックしていたのが、ユーロ予選のロシアVSイングランド。

これが五輪代表の試合と得点経過がまったく同じで、もうデジャビュというか何というか、ちょっと笑ってしまったくらいなのだった(時間的には、ロシア戦のほうが先だったんだけど)。

イングランドは、前半29分にルーニーの素晴らしいゴールで先制。その後もほとんどピンチのないまま、時間は65分を過ぎる。と、ここからロシアの猛攻が始まり、69分にはPKで同点、73分には追加点。その後、イングランドは同時に3人を交代させて巻き返しをはかるも、及ばず敗北。

90分のうち、ほとんどの時間帯をイングランドは支配していたのに負けてしまうとは、本当にわからないものだ(カタール戦を優先して見ていたので、後でビデオを見直した。カタール戦の前半が終わってチャンネルを変えてみると、いつのまにやらイングランドが負けていてビックリだった!)。監督力の差なのか、さすがヒディンクだねぇという感想で終わってしまうのでは単純すぎるかな(笑)。

それにしても青嶋アナの実況は嫌い。深夜にまったり見ていると、いきなりの絶叫でビックリするんだもの。もっとフツーのレベルの声を出してくれないかなあ。

で、A代表の親善試合 日本VSエジプトは4-1で日本が快勝。

まぁ親善試合だし、エジプトは「アフリカ・ネイションズ・カップ」で優勝したときのエジプトじゃないし。でも、大久保が2得点できたのはよかったし、加地さんのゴールは美しかった。日本は強いんだ!と錯覚したくなるような試合だった。ダンナは「俊輔イラネ主義」なので、「ほら、いないほうがいいだろ!?」とご満悦でしたよ(笑)。


と、サッカーを3試合見て、仕事もして、やっと日常に戻ってきた感じでしょうか!? ……と思ったら、喉が痛くて風邪をひいたみたい。やっぱムリはできませんなあ。

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2007/10/17

気が抜けた

自転車生活を始めてからの目標がかない、気が抜けてしまいました(笑)。

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↑来島海峡大橋を渡るころには夕暮れに


「しまなみへ行きたいな~」という漠然とした希望が「行けるかも!?」になったのが9月の下旬。

「たまには2泊以上の旅行に行きたい~! しまなみ海道に行きたい~! このまま老後になっちゃったら、輪行する体力がなくなっちゃうよ~」
と、例によってボヤいていると、「行ってもいいよ」とダンナにあっさり言われ、そこから急遽、旅行計画を立てるという楽しい時間が始まったのでありました。

東京のホーム試合ははずせないので(←これ重要(笑))、行くとすれば10月の第2週か3週の土日。天気予報が定まらないのが気がかりではありますが、週間予報を見てから決定することにしました。宿や列車の予約を入れたのは3日前というオフシーズンならではの余裕。

しまなみを何度も走っている友人から、「最後に来島海峡大橋を渡る尾道→今治コースのほうがおススメ」とアドバイスをもらったので、スタートは尾道にすることに決定。すべての橋を渡るサイクリングコースは70数キロとのことでしたが、ゆっくり見物しながら走りたいので途中で一泊することに決めました。

宿はホテル。とにかく荷物を減らしたいので、洗面セットやタオル類が完備してある施設にしたかったのです。これからも滅多にできない大旅行になりそうだったので、せっかくだからゼータクして疲労を最小限にしたいという気持ちもありましたし(笑)。で、途中の島でホテルとなると、選択肢は自然と因島に。

帰りを寝台特急にしたのは、単純に「乗ってみたかった」のと、仕事を1日休むだけで3泊4日分みっちり遊べるから。自転車を個室内に置けるので安心だろうという目論見もありました。

「サンライズ瀬戸」の「サンライズツイン」という2人用の個室は4室しかないため人気が高いそうですが、それはあくまで下りの場合。平日の上りは私らしかいなかったんじゃないかな? 唯一予想外だったのは、あまり眠れなかったことですが。通勤電車だと座った瞬間に爆睡してしまうのに、なぜ寝台車だと眠れないのだろう(笑)。

もっていく自転車はロードバイク。これも「橋へのアプローチは坂だし、ロードのほうがラク」というアドバイスを受けてのものです。輪行は何度かしたことがありますが、すべて小径車。今回は初のロード輪行でした。

ダンナの自転車は、初めて買ったカーボンバイク。軽いし、もし傷がついてもあきらめがつくからだそうです(笑)。私のロードはいつものクロモリ(これしかないし)。重量は私のもののほうが1キロほど重いので、移動の際には私がダンナの自転車をもつことになりました。実際にやってみると、かさばることはかさばるけれど、重量に関してはロードのほうが小径車よりも軽いんですよね。心配していたほど大変ではありませんでした。

……とはいえ、輪行用に自転車をバラしたり組んだりするのは、ほとんどやってもらっていたのが情けないところ(笑)。私は輪行袋を畳んだり、道具を出したりしまったりしていただけ。ダンナに言わせると、私が自転車をいじるのは、恐ろしくて見ていられないんだそうですよ。力がなくてペダルもはずせないしなあ。ま、この点は少しずつ何とかしていきたいとは思っていますが。

とまぁ、旅行計画はこのようにまとまりました。3泊もするのは8年ぶりくらいなので、ワクワクです(笑)。

土曜日:朝8時台ののぞみにて東京→福山、乗換で尾道下車、因島泊
日曜日:因島から今治まで自転車、今治泊
月曜日:特急で今治から高松、高松ポタ。寝台特急にて高松→東京
火曜日:朝7時すぎに東京着。中央線+自転車で朝9時前に帰宅


旅行記は少しずつ書いていくつもりですが、燃え尽きちゃったので(笑)少しずつになってしまいそうです。

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2007/10/16

まもなく帰宅

まもなく帰宅

昨日は高松を観光し、寝台特急サンライズ瀬戸に乗って、先程東京駅へ着いたところ。ラッシュアワーですが逆方向なので、自転車の置き場所には困りません。たぶん1時間後くらいには帰宅しているかな。ダンナはそれから仕事なのでご苦労様なことでございます。

写真は、サンライズ瀬戸の廊下部分。シャワールームもあって、きれいだしなかなか快適でした。

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2007/10/15

初めての四国

初めての四国

無事しまなみ海道を完走、初めて四国の地に足を踏み入れました。ホテルの部屋に届いた愛媛新聞のスポーツ欄でいちばん目立っていたのがこの記事。四国へ来たぞ!という感じです。

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2007/10/14

しまなみ海道

しまなみ海道

昨日から走っています。因島で一泊して、今日は今治まで。

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2007/10/13

「男たちは北へ」

しばらく前に読んだ本なのだが、いい機会なのでご紹介。

男たちは北へ」は、自転車ハードボイルド小説だ。

主人公は、44歳の売れないグラフィックデザイナー、桐沢風太郎(しかもアル中)。親友との約束を果たすため、彼はひとり清瀬市の自宅から自転車で青森駅をめざす。だがその途中、とある落し物を拾ってしまったせいで、恐るべき陰謀に巻き込まれてしまう。青森へのツーリングは、命の危険を伴う大冒険へと様相を変えてしまうのだ。

1989年に発表された、風間一輝のデビュー作。以前から作品の存在も、著者が若くして亡くなったこと(99年没)も知っていたけれど、実際に読んだのは昨年。読むまでは「自転車小説」だとはまったく知らなかった。

東京から青森までは約千キロ強あるという。主人公はその距離を、大荷物を積んだサイクリング車(89年作品なので、変速システムが今と違う)で走破しようというのだ。ルートは主に国道4号線。峠を越え、雨に降られ、野宿をし、トンネルを突っ走り、アルコールの禁断症状に悩まされ、ついでに謎の男たちに命をつけ狙われながらも、彼は漕ぎつづける。

ちなみに著者は、同じルートと装備で「東京~青森」間を走破し、その経験をもとにこの小説を書いている。関東平野を越えて先へ進むことはかくも困難なのだ。ポタリングだけで一生を終えそうな私には、想像もつかない難事業である。

先日NHKで放送された「男 自転車ふたり旅」をうさんくさく感じてしまったのは、たぶんこの小説を読んでいたためだと思う。約1週間をかけて、観光もせずうまいものも食べず、必死で走り抜けた男の話を読んだ後では、5日で800キロをさわやかに走った若者たちの話にはどうも真実味が感じられないのだ(笑)。

この小説が出版されたころは、私自身もミステリ(ハードボイルド?)にハマっていたような記憶がある。ディック・フランシスの「競馬シリーズ」や、ロバート・B・パーカーの「スペンサー・シリーズ」を読みあさっていたころだ。この作品にも、当時人気だったハードボイルドっぽいセリフが随所に出てくる。今読むと、ちょっと気恥ずかしいけど、これもまた良し。

著者が50代の若さで亡くなってしまったことは、今さらながら惜しまれる。生きていればまだ60代。きっとさらに魅力的な作品を送り出してくれただろうに。今回、感想を書こうと検索していて、「風間一輝=桜井一」ということを初めて知った。桜井さんが表紙を担当した冒険小説もたくさん読んでいたよ……。今さらながら、何だか悲しいなあ。


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2007/10/12

コスモスの丘'07

今年も、コスモスを見に昭和記念公園へ。

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↑清楚な白のコスモス(バーベキューガーデン横)


昨年は花が終わりそうなころに行ってしまったのですが、今年は珍しく「六分咲き」の時期に間に合いました。やっぱり「満開一歩手前」のころがいちばんきれいな気がします。

昭和記念公園のコスモス畑はあちこちに点在していて、場所ごとに品種を楽しむことができるのです。

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↑コスモスの丘


砂川口が最寄となる「コスモスの丘」にあるのは、オーソドックスなコスモスたち。ピンクや白のコスモスが可憐に風に揺れています。すぐそばには、今週土曜にオープンするという「こもれびの里」もありますので、両方を見物に行くのがおトクかも。14日は無料開放日だそうなので、この日を狙うのもいいかもしれません。

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↑キバナコスモス


こちらは「バーベキューガーデン」近くにあるキバナコスモスの花壇。同じコスモスという名がついていても、まるで小型のヒマワリのような印象のコスモスです。

今回は見てきませんでしたが、チョコレートコスモスなどの品種は「みんなの原っぱ」にあったはず。これらの開花時期はもう少し後なので、時期をずらして見に行ってもよさそうです。

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↑ようやく満開になりました


先月からさんざん書いてきたキンモクセイですが、この日は満開。広い公園じゅうがキンモクセイの香りで満たされているようでした。ただ、ちょっと困るのがイチョウの木が近くにあるとき。ギンナンとキンモクセイがミックスされると、それはそれは濃厚で何ともいえない臭いに(笑)。こりゃたまらん!という感じになりますよ~。

イイギリ、ガマズミ、ハナミズキなども赤い実をつけていました。次回に行ったときは、そのあたりをご紹介できるかも。来年に向けて、入園パスポートも更新してこないとね。

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2007/10/11

羽田に到達!

前回のつづき。

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↑羽田の大鳥居


多摩サイの起点にたどり着いたとはいえ、ここはまだ多摩川。せっかく来たのですから、ぜひ海へたどり着かなくてはなりません。

多摩サイを走っていると目に入るのは「海から○キロ」の表示。多摩サイ起点のあたりは、確か「海から2キロ」という表示があったような気がします。ということは、あと2キロ弱走れば海ということ。

河口はだいぶ広くなり、釣り船やプレジャーボートの姿もあって、気分はもう東京湾。でも、ここはまだ海ではないのです。海ならではの光景と潮の香りに心を奪われながらものんびりと先へ進み、着いたところは「大鳥居」。撤去しようとすると不思議な事故が続発し、結局ここに移設されたそうですが……。

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↑海老取川沿いには、なぜか狸の置物が


この付近の川は「海老取川」。多摩川の支流です。もう多摩川ではないのですね。

周囲の風景はすっかり海なのですが、それでもまだここは海ではありません! さらに先へ進まなくては。狭くて路面の悪い歩道をゆっくり進みながら、「海から0キロ」ポイントを目指します。あちこちのブログを拝見して、大体の場所はつかんでいたのですが、果たして見つかるだろうか?とだんだん不安になってきたり。

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↑定番ですが、これはお約束


でも、ちゃんと見つけましたよ~。「海から0キロ」ポイントを。ただし、多摩サイで見かけるような杭ではなく、丸いプレートが埋め込まれていました。予備知識がなかったら探せなかったかも。

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↑モノレール線路と飛行機


「0キロポスト」の隣に座って、しばし休憩。もってきた菓子パンを食べながら、飛び立つ飛行機を見たり、すれ違うモノレールを見たり。海は決してきれいではありませんが、それでもやっぱり「海まで来た」のはうれしいもの。江ノ島へ行ったほどの感動はありませんでしたが、充分満足感は味わうことができました。

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↑「自転車デー」のシールが正面に貼られています(笑)


帰りは、二子玉川までは多摩サイ、そこからは野川沿いにとろとろ走ることにしました。同じ道だと飽きちゃうんだもの。それに、野川沿いなら途中で日が暮れても街灯があるから安心だしね。

この日の走行距離は95キロ弱。帰りも多摩サイルートだったらたぶん100キロを越えていたと思いますが、今はそれほど距離を稼ぎたい気分ではないのでこれでも満足でございます。やっぱり、海はいいよねえ。

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2007/10/10

味スタへは舟で!?

10月28日は川崎との試合なのだが、一部サポーターが舟で多摩川を渡るらしい

いや~、おもしろいことを考えるね。江戸時代にあった「丸子の渡し」が70年ぶりに復活するのだそうだ。こりゃぜひ見物に行きたい! ……と思ったのだが、朝10時に丸子橋を出発するとのこと。これを見学するには、ウチを8時前には出なくてはならない。うーむ、まず起きられるかどうかが大問題。舟を見ただけで満足して、試合観戦の時間になったら眠くなってしまうかもしれないし。

さらに、日曜日に行なわれるU-18の試合は「多摩川子ラシコ」と銘打って、「多摩川クラシコ」を盛り上げるらしい。私自身は今でも「多摩川クラシコ」という名称には気恥ずかしさを感じてしまうのだが、こうしていろいろなイベントをやっていくうちに、だんだん違和感を感じなくなるのかもしれないね。

それにしても、川崎はウィットに富んだおもしろい企画をいろいろ考えるクラブだ。対する東京はといえば、どちらかというとクソマジメで融通がきかないイメージがある(笑)。わざわざ舟でお越しいただく川崎サポご一行様をお迎えする企画はないのだろうか。それがあったら、頑張って早起きして見に行くかも。

わが味スタは、渡し舟でも自家用飛行機でもバイクでも自転車でも行けるスタジアム。これだけ交通の便がいいところはなかなかないだろう(笑)。

もうひとつのおもしろニュースは「モウリーニョが名古屋の監督に内定」というもの。さっすが大金持ちのトヨタ様だけのことはある。かつてはベンゲル(無名時代だったけど)が監督し、ストイコビッチもいたチーム。モウリーニョが監督したって全然問題ないでしょう(笑)。

名古屋にはJリーグでいちばんかわいい(個人的評価)グランパス君一家がいるし、もしモウリーニョが名古屋の監督になったら絶対見に行っちゃうだろうな。ああ、こんな大法螺が吹ける度胸があるのってうらやましい。私なんて小心者すぎて、「モウリーニョが東京の監督に」なんて冗談でも言えないのに(笑)。

やっとチャンピオンズリーグの第2戦の主な試合を見終わった。

世界中のクラブで活躍するブラジル人選手のなんと多いことよ。びっくり快進撃のフェネルバフチェだって、要するに約5人のブラジル人(ほとんど元代表クラス)がスタメンで活躍しているからだろうに。気心知れた選手たちに「自由に」やらせていればいいわけだから、ジーコ監督もさぞかしやりやすいことでしょうよ(皮肉ってます)。

今では、ブラジル人のいないチームを探すほうが難しい(イングランドには比較的少ないかも)。欧州の中堅&新興チームだって、結局のところブラジル人頼みなのだ。Jリーグもそうであることはいうまでもない。「戦術はブラジル人」ということか。ところが東京の場合、その助っ人はあまり役立っていない。来年の外国人選手の補強がどうなるのか。ミもフタもないといってしまえばそれまでだけど、来シーズンの成績はそこにかかっているのかもしれない(で、あまり期待はしていません(笑))。

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2007/10/09

多摩川下流に向かって

10日ほど前、今まで行ったことのなかった多摩川下流方面を目指して走ってみました。

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↑丸子橋からのながめ


多摩川上流方面へはよく行くのですが、反対方向となると等々力緑地付近以降は未踏の地。一度は行こうと思いつつも、人が多いとか風が強いとか早起きできないとか理由をつけて(笑)、なかなか踏み出すことができませんでした。でも、ようやく行ってきましたよ~。平日はクロスバイクかママチャリが多い私ですが、この日はロードで出撃(?)です。

万願寺渡船跡から多摩サイに入ってもよかったのですが、ずっと走っていると飽きてしまうので(笑)、京王閣付近からサイクリングロードに入ることにしました。万一、あの付近が水たまりだったらイヤだな~と思ったためなんですが、幸いなことに道はきれいに乾いていたのでひと安心。その後はひたすら下流に向かって漕ぐだけ。

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↑丸子橋


多摩水道橋で川を渡って、おなじみ等々力緑地付近を抜けて、さらに進みます。この後、どこかの橋でまた東京側に渡るつもりなのですが、どこにしよう? 一応いろいろ調べてはきたのですが、どうもはっきりわからないので、とりあえず丸子橋を渡ってみることにします。

おー、橋からの景色はなかなかいい感じ。いつも「踊り子号」から見える橋はここだったのかー……などとしばらく風景を楽しんだまではよかったのですが、その後、CRにうまく復帰することができず、ちょっとうろうろしてしまいました。どうやら帰りは違う橋を渡ったほうが良さそう。

結局、帰路では「ガス橋」を渡りましたが、こちらのほうが正解だった模様。ただし、ガス橋自体は大変に古く、道幅も狭いので、ちょっと注意が必要かもしれません。東京ファンにとっては大変に気になる名前の橋ですが(笑)、橋の入口には「橋史」を刻んだ告知板がちゃんとありました。

昭和四年東京瓦斯株式会社ここに輸送塔を架するに際し地元の要望を要れ 巡視用を兼ねて人道橋を並設せり

なるほど、やっぱ「瓦斯橋」だったのねーと、妙に納得してしまったのはいうまでもありません。それにしても昭和4年とはまたずいぶん昔のことですねえ。

こうしていろいろな橋をくぐったり渡ったりしながらも、目指すは多摩サイの始点。あーでもやっぱり飽きてきた……と思ったころ、次第に視界が開けてきました。いつのまにやら周囲にはユリカモメが飛んでいるし。

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↑レトロな水門


六郷水門までやってきました。これも昭和6年につくられたという古いもの。ちょっと下に下りて水門を覗き込んでみたり。この付近のCRは道幅も広くて路面も良く、すいすい快適に進むことができました。

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↑多摩サイの始まり


さらにしばらく行くと、唐突に「多摩川サイクリング道路」の起点の立て札が現われます。ここが多摩サイの最初だったのかー。自転車生活を始めて5年目にしてやっと多摩サイを制覇です。

多摩サイの起点にたどり着いたのはいいのですが、ここは多摩川の河口ではありません。海まではあと少し。せっかくここまで来たのですから、先へ行くしかないでしょう!……と、これから先は以下次号。

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2007/10/08

今日はのんびり

残念ながら、今年も「ジャパンカップ 2007」観戦は断念することになりました。

昨年はダンナが骨折したために行かれなかったのですが、今年はといえば……。

味スタで試合があるからに決まってるじゃん(笑)。

ここ数年、ジャパンカップは10月第3週の土日に行なわれていたので、てっきり今年もそうに違いないと思い込んでいたのですが、公式を見てビックリ。10月27・28日じゃないですか。アウェイの名古屋戦はパスして、宇都宮のほうに行こうと思っていたのになー。

一時期は、「別にホームゲームを一度くらい休んでもいいや~」と思っていたのですが、何だかやっぱりそういう気にもなれず。もし数年前のようにクネゴが来日するのであれば宇都宮に行っちゃったかもしれませんが(笑)、私にとってはまだ東京のほうが優先順位は上みたいです。

昨年につづいてサイクルロードレース界にはいろいろな問題(というか、要するに薬物問題)があって、なんだか見る側のテンションも下がってしまったというのが正直なところ。そりゃ「この人が来れば絶対に見に行く」みたいな選手はいますが、宇都宮に来るようなレベルの選手ではないですし。

今日は天気が良くなかったので、自宅でのんびり。NHKで放送していた「男・自転車ふたり旅」も見たのですが、サポートカーがしっかりついていれば安心して夜の峠も下れるんだな~などと、相変わらず斜に構えて見てしまいましたよ(笑)。それにしても、若いもんは体力があっていいね(と、ババくさい感想)。

もっとも、靴や服もフツーのものだったし、本当に全部走ったのか!?(観光の時間が多すぎ)と、またまた「趣味悠々」のときのような疑惑も浮かんだりはするのですが、それでもかなりの部分は本当に走っていたみたいですから、目くじらたてるのはやめることにしましょう(笑)。こういう番組で自転車旅への理解が深まってくれればいいのですから。

心配していたキンモクセイ、ようやく満開になったようですね。例年に比べて2週間も遅いから、心配しちゃったじゃないか~。

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2007/10/07

味スタで逆転勝利

Jリーグ第28節 東京VS横浜F・マリノスは2-1で東京の勝利。
東京はJ1通算100勝目を記録。たぶん今季初の味スタでの逆転勝利。

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↑よく頑張りました


10月とは思えない強い日差しの中でのゲームの前半は、お互い攻め手を欠くまったりとした展開に。決め手もなくピンチもそれほどなく、応援もだんだん間延びしてきて、見ているほうも集中力を欠いてきたころに、しっかり失点してしまう。規郎にこんなシュートを決めてほしかったな~と思ってしまうような、左サイドからのきれいなゴールだった。

失点すれば目が覚めるかと思いきや、相変わらずピリッとしない東京の選手たち。久々のスタメンで期待された規郎はほとんど活躍できず、リチェーリの右サイド(途中から左サイド)からの孤軍奮闘ぶりが目立つくらい。交代出場の平山がどのくらい活躍してくれるのか。今日のブログ記事のタイトルは「まったりと連敗」にしようかな~などと考えていると(笑)、リチェーリがねばって出したクロスに平山が珍しくヘディングできれいにゴールを決める。いつもどこか空気が読めていないように感じる平山だが、今回はそれがいいほうに働いたという感じ。

続く選手交代は、福西→浅利、リチェーリ→石川。今回は珍しく交代がハマった。

77分という時間帯での投入だったものの、積極的に攻撃を仕掛ける石川。ゴールはそんなアグレッシブな姿勢から生まれたもので、まさか入るとは思わなかった。試合後の「お立ち台インタビュー」でも感じたけど、彼自身が感極まっていたみたい。それほどの劇的な逆転ゴールだった。古巣であるマリノスから奪えたのもよかった。

こうして終わってみれば2-1での勝利。連敗することなく、味スタでは初めての連勝。おまけにJ1では100勝目。実にめでたいのだけれど、2得点とも個人技でもぎとったもので、チームとしてのパフォーマンスはあまり良くなかったのが残念。でも、ホーム味スタで勝てたのだから別にいいや。忘れよう(笑)。

それより何より、酷かったのは主審のジャッジと(いつもの)味スタの芝。主審は運動量が少なく、プレーの邪魔になってばかりいるし、何よりそばでちゃんと見ていない。東京には不利な判定がたくさんあったが、それでもキレなかった選手を誉めたいくらい。味スタの芝は相変わらず。今シーズンは改善するのはムリかもしれないけど、来シーズンは管理者とよく打ち合わせして、サッカーに向いた芝を育ててもらいたいものだ。

後半ロスタイムの平山の「ボールキープ・ショー」は実に楽しかった。おかげでロスタイムを2分も消費できたし。あれをそばで見られただけでも、バックスタンドに陣取る意味があったというものだ(笑)。彼ほどボールキープがうまい選手はいない。この試合、名実ともにMVPかな(もうひとり、塩田にも。セーブはもちろんだけど、フィードもすばらしかった)。

バックスタンドはとにかく暑かった。最初はいつものようにU席の前のほうに座っていたのだけれど、日差しが強くなるにつれて日陰のある後方へ移動。結局、2回も席を替わってしまったよ(U席が全席指定になるとこれができなくなるので反対なのです)。最後のほうは、バックスタンド2階の最上段近くで見てしまった。あれだけ上のほうに座ったのは初めてだけど、それなりに見やすかったのはすばらしい。

キックオフ80分くらい前にスタジアムへ行ってみると、コンコース飲食売店がいつもより閑散としている。そういえば、その前に寄ったロイヤルホストも、以前よりも人が少なかったような。もしかして「フードコート」に客を取られたとか!? 「営業妨害だ」とか言われて、この企画が立ち消えになってしまったらイヤだなあ。どんどん発展していってほしいので、頑張って守り抜いてほしいのだ。


本日のお買い物:石川Tシャツ(ボーダー。思っていたよりいい作りとデザイン。ウチのオフィシャルTシャツではいちばんいいのでは?)、応援ミニ傘、マフラー予約。こんなにたくさん買ったのは今シーズン初?

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2007/10/06

キンモクセイ受難の年!?

深大寺へ行ってきました。

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↑空が見えるほどに葉が落ちてしまっている


いつまでこの話題を引っ張るのかとお思いでしょうが、相変わらずキンモクセイが満開になった気配がないので、調査に行くことにしたのでした。

といっても、目的地は深大寺。ここの境内には立派なキンモクセイの大木があるのです。満開の時期が見たいと思いつつも、行ってみると樹の根元にオレンジ色の絨毯ができている……という年を繰り返して、今年は3年目の正直。今年こそ満開のキンモクセイを見るぞ!と思っていたのですが……。

そこにはショッキングな光景がありました。

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↑薬剤に効果はあるのだろうか


キンモクセイの樹には花はおろか、葉がちらほらあるばかり。樹のまわりには人が入らないように囲いがつくられて、根元にはメネデールなどが5本以上も突き刺さっています。老いて樹勢が衰えてしまったのか、何か病気にかかってしまったのかはわかりませんが、真冬でさえ青々とした葉を茂らせている樹がほとんど丸坊主になっている姿には心が痛みました。

ここまで傷んでしまった樹がどこまで再生するかはわかりませんが、何とか頑張ってほしいものです。この樹の根元にある石碑は、疫病を追い払ったという元三大師のもの。キンモクセイに巣食う病も退散させてくれるといいのですが……。

気になってあちこちのキンモクセイを見てまわったのですが、深大寺ほどではないにしても今年はなぜか樹に勢いがありません。葉っぱがねじれて変色しているものも少なくなく、花も全体的に少なめです。一部の場所だけでなく、少なくとも都内(埼玉県も?)はそんな感じ。ほかの場所ではどうなのでしょうか。ちょっと気になってしまいます。

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2007/10/05

「鉄塔武蔵野線」

本屋に行ったら、この文庫が平積みになっていた。

51zmapm62gl_aa240_これってずいぶん昔に出た本のはず……しかも、前より分厚くなっているような!?と手にとってあちこち見ると、どうやらこれが「完全版」とのこと。以前のものを読んでいないので何をもってして完全版というのかはわからなかったが、せっかくなので読んでみることにした(出版当初から気にはなっていたし、こういうオプションには弱いんだよな)。

これは、小学5年生の見晴少年が、2歳年下のアキラとともに鉄塔をたどっていく夏休みを描いた物語だ。

物心ついたときから鉄塔が大好きだった見晴は、近所にある鉄塔に「武蔵野線75-1」の札を見つける。近隣の鉄塔を見てまわった結果、はるか先には「武蔵野線1」の鉄塔があり、その先には「秘密の原子力発電所」があるに違いないと考えた彼は、夏休みの1日を使って鉄塔をたどる旅を始めたのだった。

「鉄塔小説」と銘打たれていたが、なるほどその通り。

ストーリーは「夏休みの少年たちの冒険譚」で、どこかノスタルジックな「スタンド・バイ・ミー」風にもみえる。だが実は作者は鉄塔のことだけが書きたくて、写真を載せたくて、鉄塔への思いを知ってもらいたくて、この小説を書いたのではないだろうか。それほどに「鉄塔大好き」という気持ちがあふれた本なのだ。

この「完全版」では、以前の新潮社版(単行本&文庫)では掲載しきれなかった、武蔵野線の鉄塔全81塔(以上)の写真が掲載されている。それも、1鉄塔につき写真は最低5枚、レイアウトも作者の意向に合わせたものだ。

私が鉄塔に抱いてきたイメージといえば、せいぜい「特撮映画に欠かせないアイテム」という程度のもの。逆に「電磁波が強そう~」とか「サイコンが狂うのでは?」などと、どちらかといえば否定的な見方しかしていなかったのだが、世の中にはこんなに鉄塔を愛する人がいるのかと知ってビックリした(笑)。

「男鉄塔」「女鉄塔」「婆ちゃん鉄塔」「結界」「蛹点」などの鉄塔を表現する独特な用語にも最初は面食らったが(鉄塔にも性別や年齢があるんです!)、写真を見ながら読んでいるうちに「なるほど」と納得してしまう。鉄塔なんてほとんど同じ形なのかと思っていたけれど、ひとつとして同じものがないほどに個性的だったんだね。

この本にはご丁寧に折り畳みの地図までついていて、武蔵野線の全鉄塔を地図で確認することもできる。それによれば、武蔵野線(JRとは関係ありません)は、埼玉県の日高市に始まって西東京市まで続いているということになる。とても、小学生の自転車では1日にまわることはできないだろう。そんなことを考えもせずに出発してしまうところが、小学生らしいのだけど。

武蔵野線のロケーションは、私が自転車でよく通る場所でもある。たぶん、落合川付近を走っていて目に入った鉄塔は武蔵野線のものだったんじゃないだろうか。見知った場所が小説に出てくるのは楽しいものだ。また、主人公たちが自転車で鉄塔をめぐるという意味では、微妙に自転車小説でもある。見晴君があざやかにパンク修理までできるのには感心した。たぶん私は彼ほどには手際よくできないだろうな。

エンディングに至って、読者は「そういえばこの小説は「日本ファンタジーノベル大賞」受賞作品だったんだ」と思い当たることになる。人によって、それが好みかどうかは分かれるような気がする。先日、CSで映画版が放送されたので、そのうち見てみよう(今はCLで忙しくて見るヒマがない~)。

この本を読んだせいで、急に鉄塔の存在が気になるようになってしまった。そうして自転車に乗ってみると、鉄塔というものは身近な存在だったということに気がつく。あんなにデカい物体なのに、今までずっと気にも留めなかった。これだけたくさん人が住んでいて電気を使っているのだから、そりゃ鉄塔も必要になるだろう。そういえば、小平グランドに行く途中にもあったなあ。

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というわけで、目についた鉄塔を撮ってみた。何線かも知らないし、番号も知らないけど。確かに被写体としてちょっと魅力的(特に夕景には映えますね)。自分で撮ってみて、改めて80数本の鉄塔すべてをあらゆるアングルから撮影することの大変さがちょっとわかったよ。やっぱり、愛だね。


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2007/10/04

小平詣を再開

FC刈谷との練習試合を見てきた。
ようやく猛暑も終わったので、久しぶりに小平詣を再開しようというわけ。

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↑とりあえず「見てきた」と書くための証拠写真


1本目、メンバーは千葉戦から2人を入れ替えた布陣。石川→リチェーリと、徳永→伊野波。右サイドがそっくり代わったことになる。開始後1分もたたない時間帯、さて誰がどこにいるのかな~?と確認しているうちに、得点が入ってしまった。その瞬間はまったく見ていない。公式によれば、リチェーリのクロスにルーカスが合わせたとのこと。

こりゃこの後は得点ラッシュかな?と期待したのだが、その後はちっとも入らない。でも、枠内シュートも多かったし、選手たちの連携もよく、溌剌としていていい印象だった。モニが復活したおかげで、声を出す選手が戻ってきたのもいい。まだまだ足りないとは思うけれど、声を掛け合う場面が多いのはいいことだ。塩田のコーチングは的確で、観戦の助けにもなった。

個人的に好印象だったのはリチェーリ(右サイドが見学エリアだったせいか!?)。よく走るのはもちろん、決定的な場面を何度もつくっていた。茂庭と塩田がことあるごとにリチェーリに指示を出して、その通りに律儀に走り回る彼の姿はちょっと牧羊犬のようでもあった(笑……ホメてます)。

得点は入らなかったけれど、この調子で大丈夫なんじゃないかな?と思わせる内容。練習試合の常として、あまり攻められる場面がないので、守備面はほとんど確認できなかったのが残念だけど。

30分×3本なのかと思っていたが、この日は45分×2本。30分過ぎに選手がごそっと入れ替わった(リチェーリと伊野波以外は全員交替)。2本目になるとさらに選手が入れ替わり、試合途中にもどんどん替わっていくので、だんだん誰がいつ入ったのかがわからなくなってくる。数分おきに選手が替わって、ポジションも流動的なのでちっとも把握できない(私の集中力欠如のせいなんだろうけど)。おまけに決定力がイマイチで、何だかグダグダし始めたので、ここ数日の寝不足がたたってものすごく眠くなってくる始末で……(笑)。

その後の予定もあったので、途中で退席。結局、この日の得点は序盤の1点だけだったようだ。

レギュラー組はともかくとして、サブ組で特に目立った選手はいなかったなあ。平山も埋没していたし。あ、規郎の突破力がだいぶ戻ってきたのはいい兆候だと思ったけど。ベンチでは梶山と池上が見学してましたよ。

で、CLチェルシー戦。

スタメンを見たときに「シェフチェンコ出さなくていいのかよ!?」と突っ込んだ人は多数いたはず(笑)。前半の早い時間帯に失点したときには頭を抱えたけれど、終わってみれば意外な結果。本日、チェルシーのキャプテンは、名実共にドログバ(テリー君ゴメン)。2点目を決めた後、集まってくる選手たちと喜び合う姿は「ドログバ組長と子分たち」という感じでございました。プレミアとは違って、審判も若干チェルシー寄り(同情?)だったような。

そうそう、「シュトゥットガルトVSバルセロナ」を見たのだけど、シュトゥットもユルネバを歌うのね。世界中にあるんだなあ、この曲を歌うクラブって。

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2007/10/03

ようやく咲きそう

多摩湖へ行ってみると、キンモクセイのつぼみがだいぶ目立ってきていました。

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↑あと少し


まだほとんど香らないのは、花が開いていないから。今週末にはあの香りが街にもあふれるような気がします。

ゴンズイやクサギの実も熟してきました。桜の葉はもう半分くらい散ってしまったよう。気温が不安定なので「今、何月だっけ?」と思ってしまうこともあるのですが、見慣れた風景の変化で季節がわかりますね……陽が短くなって落ち葉が増えてくるこの時期は、「もうすぐ冬なのかー」とちょっと寂しくなってしまったりして。

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↑北山公園のヒガンバナは最盛期を過ぎました


朝はちょっとだけチャンピオンズリーグ。

今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドは、昨年のチェルシーなみに「つまらなく、堅実」でございますな。それでも勝ち点を重ねられればいいので、本当の強豪というのはこうして危機を乗り切っていくのでしょう。さて、モウリーニョ去りし後のチェルシーのCL初戦はどうなるのか、怖いようでもあり楽しみなようでもあり……。

CL中継で、昨年あたりから表示されるようになったデータが「総走行距離」。よく走ったトップ3の選手の名が出ることもある。大体、90分の試合で11キロくらいは走っていることがわかるのだけど、東京の選手はどのくらい走っているのだろう。一度、計ってみてほしいなあ。

プレミアリーグのほうでは、「枠内シュート」「枠外シュート」の数と選手名が表示されるようになった。ハーフタイムにこれを見ながら「やっぱシェフチェンコは枠外ばっかかー」とブツブツ愚痴ったりするわけだ(笑)。

Jリーグのほうは相変わらず、TV画面に表示されるのは「シュート数」のみ。「枠内シュート」データもネットを探せば出てくるけれど、せめてそのくらいはTV中継でも表示してほしいものだ。東京なんてそもそもシュートだけは20本くらい打っても、枠内が1あるかしらん!?みたいなチームだからね(笑)。シュートは打たなきゃ入らないけど、枠内に打たなければゴールには結びつかないのだ。

な~んてグダグダ書いているうちに時間がなくなった。今日は小平へ行ってきます。

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2007/10/02

金木犀が咲かない

今年はなぜかキンモクセイがなかなか咲かないようです。

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↑今年の実りの一部


9月14日には「ギンモクセイが咲いた」と書いたのですが、それから2週間以上もたつのにキンモクセイが咲きません。ふだんの秋であれば(といっても、自転車生活を始めてこういった季節の変化を気にするようになってからは、まだ3年目なのですが)、銀と金は少しの時間差で花開いていたはず。でも今年は、銀の白い花はもう茶色くなって落ちかけてしまっているのに、金のオレンジ色の花はまだほとんど見かけません。

ギンモクセイよりもキンモクセイのほうが一般的なので、多摩湖へ行かずともキンモクセイの花が咲けばその香りでわかります。わが家には木はないのですが、お向かいのお宅に咲くキンモクセイが最初に香ってくるのが毎年のこと。それも今年はまだなのです。うーむ、何だか変!? 夏が暑すぎたり、9月に入っても暑かったり寒かったりで、植物のサイクルに影響が出ているのでしょうか。

先週も多摩湖で木を観察したのですが、固いつぼみがあるだけでまだ咲く気配もありませんでした。今週はどうなっているのでしょう。また様子を見に行かなくては。

さて、多摩湖周辺をグルグルとまわっていると、ママチャリの足元(?)でプチプチとはじける音が。よく見ると、小さな木の実がたくさん落ちていました。いくつか拾ってみたのですが、さて、どれが何の実やらよくわかりません。クヌギの実はわかるのですが、きれいな形のものがなかったので拾えなかったし。

今までは、全部「ドングリ」のひとことで間に合わせていたけれど、今年は図鑑でも見ながらちゃんと覚えてみましょうかね。

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2007/10/01

何かが足りない

Jリーグ第27節 千葉VS東京は、3-2で千葉の勝利。
東京は4連勝止まりで、順位も13位へと後退した。

前半は完全に千葉のペース。東京の積極的な攻撃は最初の数分だけで、後は千葉の流れるような攻撃を食い止めるのが精一杯。毎回、敵チームを賞賛しているようで我ながら後ろめたいのだが、前半の千葉は本当にすばらしく、選手たちの連動した動きが生み出す美しい攻撃には目を奪われてしまった。前半が2-0で終われたのはラッキーであって、あと数点失点していても不思議はなかったくらいだ。

前半の東京はパッとせず、先週とは裏腹に、悪い意味で石川が目立ってしまっていた。プレーの質にムラがありすぎるのが彼のよくないところ。コンスタントにいいプレー……というか、「いいときは素晴らしく、悪いときはそれなりに」にならないと、彼がふたたび代表ユニフォームに袖を通すことは難しいかも……。

後半途中からは、ひとりでジタバタしている石川と目立たなかった栗澤を交代させて、リチェーリと規郎を投入。ところが、東京にもいい流れが戻ってきたか!?と思ったころにPKを献上してしまう。昨年は何度も劇的な逆転劇を演じてきたし、昨年のフクアリでも逆転勝利だったし、そろそろ「帳尻あわせ強化月間」の10月だしと、希望は捨てたくないが、これは厳しいかも……。

でも、ここでやってくれるのが、キャプテン・今野なのだった。後半からはやっと攻撃参加ができるようになった今ちゃんのヘディングによるゴールで、東京にはやっと火がついた。これが68分。いつもながら点火が遅すぎる(笑)。結局、77分にPKでさらに1点を返したけれど、反撃もここまで。3失点目がなければ……もっと早く火がついていれば……と、いろいろ悔やまれる試合ではあった。

この日はJスポーツPLUSの生放送を録画して、4時間送れで視聴。実況&解説陣が言うとおり、「こんな位置にいるチームじゃない」東京だけど、現実は「こんな位置にいて、また順位を下げてしまった」ことになる。

思えば、今年はこんなふうにして負けることが多い。開幕戦もそうだった。派手に失点を重ね、ギリギリのところで猛反撃に出るも力及ばず敗戦……。これを「最後まであきらめない良さ」と見るのか、「終盤に猛攻ができるのなら、もっと早くやれよ」と思うかで、だいぶ評価は分かれそう。

応援している側としては、90分グダグダな負け試合を見せられるよりは、最後の15分だけでも猛攻してくれて「惜敗」という気分になったほうが楽しいんだけど、どっちにしても負けることには変わりはない。もっとも、東京は「楽しければいい」というチームカラーみたいだから、これでもいいのかもしれないけどね(で、中位~下位をさまよって、残留争いに巻き込まれるのが毎年の恒例行事ということで)。

それにしても、東京には何かが足りない。「気持ち」とか「規律」とか「チーム力」とか、なんだかあやふやな単語を並べたくなるけれど、実体がないものだけに定義もしづらい。少なくとも、「テクニック」や「戦術」といったサッカータームでないことだけは確か(いや、それらについても上位チームに比べれば劣っているのだけれど)。

わずか数日で「鉄壁のチームワークを誇る強豪チーム」から「選手はテンデバラバラの中堅チーム」に変わってしまったチェルシーの試合を見ながら、チームをチームたらしめているものはいったい何なのだろう?と考えたりもするのだった。季節も急に秋になっちゃったし、哲学的な思索にふけるにはピッタリですもんね(笑)。

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