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2007/10/29

これが現実だ

Jリーグ第30節 東京VS川崎は、0-7で東京の歴史的大敗。

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↑生涯忘れられないであろうスコア


できれば勝ち点3を、そうでなくてもいい試合をと望んでいたが、期待は無惨にも裏切られてしまった。

「多摩川クラシコ」と銘打って、さまざまな仕掛けを考えて、ついでに「ブラジルフェスタ」もぶつけて、SOCIO招待デーにして、なりふり構わず集客を頑張り3万人を集めたけれど、肝心の試合内容がこのザマでは、情けなすぎて言葉も出ない。もっとも、こうなったのは半分自業自得という気もするけれど。

試合が始まって数分見ただけで「試合の入り方が良くないな」と思ってしまった。うまく書けないけれど、「心ここにあらず」というか、集中していないような感じがして。だらだら見ているうちに何とか前半の半分が経過したけれど、失点するのは時間の問題のように思えた……と思ったら、最初の失点。

その後は、失点が多すぎるので詳細は省略(笑)。とにかく川崎は隙あらば攻撃を仕掛け、アグレッシブに攻めてくるのに、東京はいちいち対応が遅れる。余計な横パスやバックパスをしては相手ボールにしてしまい、ボールを追う気力すら見えない。前半で、リチェーリ→石川に交代。憤懣やるかたないといった様子でピッチを後にするリチェーリを見て、チームとしても壊れかけているような気がしてしまう。

後半は、まったく良くなかった伊野波に代えて平山を投入。ちょっとだけマシな場面もあったけれど、それはほんの少しの間だけ。途中で川崎はレッドカードでひとり少なくなるが、東京のほうが人数が少なく感じられるほどにピッチはスカスカ。もしかしたら0-8か!?とまで思われたものの、何とか0-7で終了。これだけの点差があるのだから、ロスタイムを律儀に取るなよ。

後半30分あたりから、バックスタンドでは帰る客がちらほら……どころか、民族大移動のように帰り始める。そりゃ帰りたくもなるわな。川崎の6点目と7点目では、バックスタンドは拍手である。もうヤケクソという雰囲気だ。相手の得点に拍手する場面なんて、スタジアムでは初めて見た(海外サッカーでは見たことあるけどね)。東京へのブーイングはあまり聞かれなかった。もうどうでもいいと思っているのか、あきらめたのか、そのあたりはわからない。

私も帰ろうかな~と思って、後半途中で席を立った。日陰になったU席への通路では、子供らが8人くらいずらっと座って、それぞれがDSをやっている。そりゃ試合を見る気をなくすよなあ……と妙に納得。ダンナは「帰らないの? じゃ、しばらく日陰で涼んでくる。終わったころ戻ってくるから」と席を立ってしまった。そんなことを言われると逆に意地になるというもの。おかげで何とか最後まで試合を見ることができたのだった(笑)。

しかしまぁ、無理やりポジティブに考えるとするならば、シーズン終了前に現実を思い出させてくれて良かったなというか何というか。

ここまでの大敗ではなかったにせよ、そういえば今シーズンの前半はこんな感じの試合が多かったのだ。得点を獲るストライカーの不在、かつて堅守を誇ったころとは比べ物にならないほどの脆弱なディフェンスライン、加えて怪我人の山。そんなマイナス要因を何とか補ってきたチームワークも、ここ数日の「監督退任報道」でもろくも崩れ去ってしまったという感じ。

5月のアウェイの試合では「川崎は強かった」と感じたものだけど、今回感じたことは「われわれは弱いんだ」ということ。もしも東京がクラブとしてさらなる高みを目指したいのであれば、今の体制では限界がある。そういうことをイヤというほど思い知らされた試合だったんじゃないだろうか。

ナビスコ杯獲得以来、経験を糧とすることができずに3年もムダに費やしてしまったフロント、2万人以上もの東京ファンの「応援したい」という気持ちをリードできないゴール裏、いったん崩れてしまうと立ち直ることのできないメンタルの弱さをもった選手たち、「東京」という地の利を生かすことのできないクラブ。

このままでは「東京にJのチームなんてあったっけ?」と言われるのが関の山。もし本当に「首都のクラブ」として誇りと実力と確固たる地位をもちたいのであれば、本当にあらゆることを変えていかなくてはならないだろう。いろいろな意味で、過渡期にあるFC東京。立て直せるか、ズルズルと下に落ちていくか、ここが本当に正念場だ。もっとも、首都圏にありながらも「若手を育てて強豪クラブに売り飛ばすことで経営を続けていく弱小クラブ」であり続けたいのであれば、今のままでもいいですけどね。

帰宅してから、例によってスカパーの録画を「監督インタビュー」だけ再生。大敗にもかかわらず妙にサバサバしているヒロミを見て、やっぱりこの人は来年はいないのだろうなと感じてしまった。来年は「Foot!」のスペイン紀行を楽しみにしていますよ……。

「アマラオDVD」のチラシも最悪のタイミング。「昔は良かったなあ」とばかり思っている後ろ向きなクラブのような気がしてしまうんだもの。ともかく、本当に今日は最悪だった。最悪だったけど、幻想が崩れてよかったという気もする。10年スタジアムに通っていてもJリーグでは滅多に見られないスコアを目撃できたということでは、いい経験だったかもしれないしね。

試合後の鄭選手のインタビュー、「スーパーサッカーで見たアーセナル特集をイメージして打った」に、つい微笑んでしまう。そういえば、あのCLの試合も7-0でアーセナルが快勝したんでしたっけ。海外サッカーを見せてイメージトレーニングというのはハラ東京の得意技(?)だったはずなのにね。「走り回って骨が折れても得点したい」というコメントもあったけど、東京の選手にこういう気持ちの人はいたんだろうか……。


*後で書き直すかもしれないけど、とりあえずアップしちゃうことにする……

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コメント

1失点目は相手が上手かった、2失点目はアンラッキー。ここで止めていれば、なんとかなったのに、そこでしのげませんでした。

全体に連動性・運動量に乏しく、ボールが前に運べないので、無理なパスを出してはカットされる状態。これでは、点が取れない。

後半の3失点は、守備を捨てて攻撃に行った結果ですからやむを得ないと思います。

極めて高い授業料になりましたが、切り替えて次に行くしかありません。

川崎をボコボコにするのは、来年への宿題ですね。(え、鬼が笑う?(苦笑))

投稿: コタツねこ | 2007/10/29 08:29

コタツねこさん、コメントありがとうございます。

天皇杯で、気持ちを切り替えられればいいんですけどねえ。何だか今日は気力がなくて、コメントもまともに書けず、実に申し訳ありません。

投稿: つぴぃ | 2007/10/29 10:09

つぴぃさん、僕はあえて世界中の人に言いたい
「失敗は成功の素」ということを・・・「人生は七転び八起き」だということを・・・・

つぴぃさん、クラブもチームも多くのファンやサポーターも昨日の大敗ではショックで声も出なかったことと思う。
中には川崎のゴールに拍手した人もいたし、自虐的に笑っていた人もいた。
怒りや悔しさを通り越し恥ずかしいという試合でもあった。

どうしてこうなってしまったのかの技術的な分析はできないが、それでもここから立ち直せるかどうかがクラブもチームもサポーターも正念場だと思う。

僕は4点獲られても守りに入らず点を獲りにいったことは間違いではないと思う。
たとえ10点、20点獲られたとしても1点でもゴールすることがホームでの意地でもある。
1対0でも10対0でも勝ち点は「川崎が3」であり「東京が0」である。
それより多くのサポーターの為に必死で1点でもゴールすることが大切なことのように思える。

いくら「多摩川クラシコ」という伝統の一戦とはいえ、小島よしおではないが、そんなことは「カンケイねーー」といいたい

大敗したことよりゴール裏がみんな座ってしまったことやバックやメインスタンドのみなさんが帰ってしまったことの方が実はショックだった。
むろん原因はどうにもならない現実を受け止めることが出来ないからなんだが、いいチームを作るにはサポーターの厳しくも暖かい声援が必要なんではないかなぁ・・・

今の浦和レッズを作ったのは間違いなくJ2に落ちても声援を送りつづけたサポーターの存在が一番だと僕は感じる

僕は「FC東京」が好きだというみなさんを信じたいんだなぁ・・・・

投稿: 東京坊主 | 2007/10/29 11:09

東京坊主さん、いつも前向きなコメントをありがとうございます。

長い歴史の中で見たら「こんなこともあったんだよねー」と思えるようなひとつの試合でしかない……と思うのですが、今のところはそれほど達観もできず、やっぱり今日もどんよりしています(体調が悪いせいもあるのかも)。

ま、明けない夜はないと信じていくしかありませんな。それでもサッカーは続く……。

投稿: つぴぃ | 2007/10/29 12:46

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