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2007/11/14

しまなみ旅行記9:寝台車で帰京

高松から東京までは、寝台特急「サンライズ瀬戸」を使いました。

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↑サンライズエクスプレス


寝台車、初めてですよ~! 列車の外見からして普通の特急とは違って、ちょっとワクワク(笑)です(そのわりにはあまり写真を撮っておらず、反省です)。

今回、寝台車を選んだのは、「自転車の置き場が確保できるから」と、「月曜日いっぱい、ゆっくりできるから」という理由。実際、高松では丸一日、ゆっくり遊べましたしね。もし新幹線で帰京していたら、3日目は復路だけで1日が終わっていたはず(自転車という大荷物がある以上、夕方以降の時間帯に中央線で帰るのは避けたいですから)。平日1日仕事を休んだだけで、3泊4日分遊べるというのも、あまり余裕のない私らにとってはありがたいポイントでした。

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↑内装は住宅メーカーによるものだそうです

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↑階段を下りて左が私らの部屋(サンライズツイン)


上りのサンライズ瀬戸は、平日ということもあってガラガラでした。4室しかない2人用の「サンライズツイン」も、客は私らだけ。通路はかなり狭いので、自転車をもっての移動にはかなり苦労しましたが(笑)。


で、部屋もやっぱりかなり狭い~。B寝台だから仕方ないかな。問題は自転車なのですが……。2つ並んだベッドの間に置くしかないのですが、2台置くと部屋の扉(内開きです)が開かなくなり、外からも中からも密室状態になってしまいます。なので、就寝するまでは自転車はベッドの上に置いていました。そうでないと、トイレにも行けませんから。部屋のロックはナンバー設定方式なのですが、そんなわけなので鍵は不要でございました(笑)。


2人での旅行ということで「サンライズツイン」にしたのですが、これなら「シングル」2部屋のほうが自転車置き場的には余裕があったかも。輪行の場合は「シングルツイン」はおススメできません(2人で利用の場合)。個室でなくてもOKというのであれば、寝台料金の要らない「のびのび座席」でも自転車は身近に置いておけると思います。


出発が21時すぎなので、周囲は真っ暗。せっかく瀬戸大橋なども渡るのに、風景はほとんど見えません。でも、工場の光などが幻想的に見えて、それなりに楽しめる車窓でした。22時すぎに東京を出発する下りの場合は、朝になってから瀬戸内海を渡るので風情があるそうですが……。


個室には布団と枕、浴衣(?)、スリッパ、コップ、ハンガーなどもあって、かなり便利。でも、車内には売店も車内販売もまったくありません。乗車する前に、しっかり買ってから入らないと後で後悔することに……。私らももちろん、缶ビールやツマミ、翌朝用のパンなどを買い込んでから乗車しました。もちろん冷蔵庫などはありませんので、生ものの持込みはあまりおススメできません。あと、歯ブラシ類やタオルも忘れずに。

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↑シャワー室の一部。カードキー挿入部と、ドライヤー


車内にはシャワー室もあります。上りの場合は、本州に入って「児島」駅をすぎてから車掌さんからシャワー券(310円)を購入します。シャワー室は男女兼用ですが、鍵がしっかりかかるのでセキュリティ的には安心です。シャワー室にはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられていますが、タオルは自分でもっていかないと(車掌さんから購入もできます)。お湯が出るのは6分間ですが、意外と6分というのは長いものです。ドライヤーもついていて、「今の電車はこんなに便利なのかー」と妙に感心してしまいました。

発車して1時間ばかりすると、車内放送もなくなり、車内は「おやすみモード」に。あとは横になって寝るばかりなのですが、これがなかなか眠れないんですよねー(笑)。慣れていないせいかな。ツインの部屋は1Fにあって、電車の振動がより伝わるせいなのかも……。通勤電車だとあっという間に眠れるのに、本当に謎です。横にならないで、座っているほうが眠れるのかも(笑)。


東京駅着は、朝7時ちょっとすぎ。巨大ターミナル駅はすでにラッシュ時を迎えようとしていますが、私らが乗る中央線は下り電車のため、混雑とは無縁です。往路では立川駅から輪行をスタートさせましたが、帰りは三鷹で下車、ここで自転車を組み立てて自宅まで走ります。

ひんやりした朝の空気の中でペダルを漕いでいくと、こわばっていた身体がだんだんほぐれていくよう。ルートも、味スタへ行くときに使う、おなじみの玉川上水沿いの道。あー、帰ってきたぞーという安心感がわいてきます。そりゃしまなみ海道はすばらしかったけど、私にとってはここが故郷だし、慣れたところがいちばんだわ~。


というわけで、これにて「しまなみ旅行記」は終了。いつのまにか、もうひと月も前のことだったのですね。何とか忘れる前に記録を残せてホッとしていますが、旅行から戻ってからひと月も体調不良を続けているようではこの先が思いやられます(笑)。次回はいつになるかわかりませんが、また行ってみたいなあ。今度は本当に時間の余裕をとって、さらに観光&グルメメインでね。


追記
寝台特急は「乗車券+特急券」に加えて「寝台料金」がかかるので、若干高めになります。B寝台でも、ビジネスホテル1泊分以上するし。でも、「のびのび座席」なら寝台料金がかからないので、個室でなくてもOKな人にはおススメ(完全に寝転べるし)。寝台車は「えきねっと」では予約できませんが、「のびのび座席」はCYBERSTATIONで空席状況だけは参照できます。

ま、飛行機で行くのがいちばん手っ取り早いですかね。でも、列車で旅行をするというのは旅情を感じられて、なかなかいいものですよ。

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コメント

秋田の帰路に使った「あけぼの」のB寝台は自転車不可です。1人用個室に、自転車を置く余裕はまったくありません。というか、バッグもまともに置けないくらいせまい。もちろん、シャワー設備もなし。秋田だと、A寝台個室になりますね。その場合、飛行機のほうがはるかに安あがりです。

投稿: おぢ | 2007/11/14 12:52

おぢさま、コメントありがとうございます!

寝台車でもいろいろあるのですね。今回は、ネットを検索していて、サンライズ瀬戸で輪行した人の体験談を発見したので、トライしてみました。

飛行機輪行はまだちょっと怖いので、トライしていません。でも、沖縄あたりに行く場合は飛行機以外はムリですしねえ。いずれはやってみなきゃならないとは思っています。

投稿: つぴぃ | 2007/11/14 21:53

しまなみ海道専用に、
自転車寝台列車とか出来ると良いですね...
もちろん週1ぐらいの臨時列車としてですが...
最初はシーズン?だけでもOKです...

投稿: しと | 2007/11/15 11:02

しとさん、コメントありがとうございます。

サイクルトレインみたいな企画ものはありかもしれませんね。それ以外でしたら、需要と供給のバランスからいってムリだと思います。

投稿: つぴぃ | 2007/11/15 12:15

寝台列車、私も好きで何度か乗ったことがあります。詳しいことは分りませんが私が以前乗った「あさかぜ」、「富士」に較べ豪華な室内に感じられます。ゴトゴト揺られながら飲むビール、最高ですね。

投稿: nuruhati1559 | 2007/11/15 22:23

nuruhatiさん、コメントありがとうございます。

サンライズエクスプレスは、わりと豪華なほうらしいですよ。今回計画をたてるにあたって、いろいろな雑誌&ウェブを参考にしましたが。いつかはカシオペアですかねえ(笑)。

いろいろ便利に使えてうれしい寝台車ですが、眠れないことにはお話になりません。ちょっと修行しないと(笑)。

投稿: つぴぃ | 2007/11/16 01:10

しまなみ街道編お疲れ様でした。
じっくり拝見させていただき大変参考になりました。
私もいつか行ってみようと、ホームページで研究を始めたところです。
輪行もしたことが無いので、まずはそこから始める必要がありますね。

これからも楽しいブログを期待しています。

投稿: サイクロン | 2007/11/18 22:27

サイクロンさん、コメントありがとうございます。

私にとっては輪行はすごくハードルの高いイベントでしたが(そもそも重いものがもてないので)、一般の男性でしたらそれほど大変ではないと思いますよ。慣れればどんどんラクになってくるはずですので、まずは第一歩を踏み出してください~。

投稿: つぴぃ | 2007/11/18 23:27

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