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2007/12/03

しょっぱい最終戦

J1最終節 甲府VS東京は0-1で東京の勝利。
東京は12位で今シーズンを終えた。

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↑天気も良く、観客も入ったが、内容には乏しかった


甲府は降格が決まり、東京は残留が決まって、何を求めてこの試合に臨むのか、モチベーションが見えにくい一戦。それでも甲府はJ1での最終戦をせめて勝利で飾ろうと考えたのか、積極的な攻撃が目立った。しかし、悲しいことに決定力がない。きれいにパスをまわした挙句にフィニッシュまでいかない甲府を見ていると、まるで東京のようだと思ってしまったりして(笑)。だから降格してしまったのか!?というよりも、その甲府に圧倒されそうな東京の惨状のほうがちょっと悲しかった。降格チームと残留チーム、いったいこの2チームにどれほどの差があったというのだろうか。


例によってピリッとしないゲームの中、塩田の気迫だけは素晴らしかった。彼のおかげで、このゲームは勝てたのだと思う。先週以降、彼の気合の入り方は尋常ではない。土肥の分まで戦わなくてはと感じているのだろうか。ここ数週間で、存在感が増したようにさえ感じられる。来年以降は、そのリーダーシップにも期待したいところだ。

塩田以外に特筆すべき選手はなし。石川と川口くらい。今野はどこか心ここにあらずといった感じだったし、茂庭もよくなかった。梶山は時折り彼らしいプレーを見せたけれど、まだ本調子ではなかったし。結局、今年はこんな年だったということなんだろうね。

それにしても、岡田正義審判は黄紙を出しすぎ。理由がわからない警告は、ゲームの興をそぐ。

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試合の後は、甲府のセレモニー。今シーズンは不本意な成績に終わり、監督退任も決定し、ホーム最終戦に敗れる……というところまでは東京も甲府も同じだったが、この催しの出来は大きく異なっていた。

私らは大木監督の挨拶の途中で席を立ってしまい、途中からは駐輪場で続きを聞いていたのだが、そのスピーチは部外者の私がもらい泣きしたくなるようなものだった。ふがいない成績を詫びる発言もあったが、何より感じられたのはチームへの愛。サポーターから拍手が贈られたのも当然だろう。社長のスピーチの冒頭あたりにはブーイングも聞かれたが、甲府サポたちはどちらかといえば早くも昇格に向けた新たなる闘いを始めているようにも思えた。

対する先週の東京はといえば、おざなりの監督挨拶があっただけ。しなくてもいいときに弁解をしに出てくる社長はいるのに、不本意なシーズンの最後にそれを詫びるフロントはいないわけね。先週は「こんなものかな」と思ってしまったのだけど、甲府のシーズンへのけじめのつけ方を見ると、東京には物足りなさを感じてしまうのだった。

街を歩けばそこかしこにヴァンフォーレの旗がはためき、飲食店で「サッカーを見に来た」といえば「誰々が食べに来た」などと店の人と話がはずむ。来年はJ2で戦うけれど、甲府とヴァンフォーレは常に共にある。東京がたとえ常勝クラブになったとしても、東京という大都市とFC東京というクラブは甲府のような関係にはなりえないだろう。そう思うと、ちょっとうらやましかった(偶然だけど、日曜朝のNHK「小さな旅」もヴァンフォーレ特集だった。ホテルのTVで真剣に見てしまったよ)。

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↑甲府駅改札を出るといきなりこれ


甲府へ行ったのは、今回が初めて。本当に山に囲まれた盆地なんだねえ。駅の改札を出ればヴァンフォーレと東京のフラッグがはためき、市内のそこかしこにもヴァンフォーレの旗と並んで東京の旗も飾ってくれていた。駅前では歳末助け合いの募金を募る中学生(高校生?)が「FC東京のサポーターの皆さん、歳末助け合いにご協力をお願いします!」と叫んでいるし(笑)。こういう歓迎ぶりは、はっきりいって嫌いではない。というか、うれしい。

来シーズンのJ2は、間違いなく甲府に肩入れして見守ることになりそうだ。

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コメント

小瀬では、メインスタンドで観戦してました。

内容で負けて、勝負に買った試合でした。全員がひたむきに戦う甲府のプレイを見ていると、昇格直後の東京を思いました。

最近、東京ではあのようなプレイを見る事が少ないので、相手チームながらも素晴らしいもの見せてもらった、小瀬まで行ったかいがあったと思いました。

一方、東京もそういう相手に失点せず、しぶとく勝点を取れるという意味では進歩してます。地味ではありますが…。

小瀬は去年に続いて二度目ですが、良いところです。早く再昇格してもらい、また行きたいものです。

投稿: コタツねこ | 2007/12/03 08:40

コタツねこさん、コメントありがとうございます。

私もメインスタンドで見ていましたよ~。観戦のために行ったというよりは、明らかに観光気分のほうが勝っていたのが、我ながら情けないところですが。本当にいいところだったなあ。再来年は行きたいですよね。

投稿: つぴぃ | 2007/12/03 11:50

つぴぃさん、甲府はいいところだったねぇ
駅を降りて歓迎のフラッグやら垂れ幕やら見るとなんとも嬉しくなってしまう
対戦相手サポーターをもてなす甲府の人々には感謝したい
来年これないのが残念なんだが・・・・

街中は牧歌的という表現が似合うのかもしれないが、僕は毎週NHKの大河ドラマ「武田信玄」を観ているので実のところこういう歓迎は怪しいと睨んでいた
騎馬武者軍団を率いて戦う土地柄だからね、きっと試合はガンガン攻めてくるだろうと思っていたら、前半から風林火山サッカーときたもんだ
塩田のスーパーセーブがなかったら2・3点獲られてもおかしくなかったよねぇ

審判の岡田さんはきっとリーグ戦での使用カードを使い切らないとマズイ立場だったんだろう(まさにお役所的なやつね)
こういうのは持ち越すと来年消化しきれなくなるから、優勝や降格が関係ない試合でイエローカード連発して消化するとしか思えない(困ったもんだ)

つぴぃさん、甲府名物ほうとうは食べましたかぁー
僕はお腹いっぱい食べてしまい試合中ゴール裏で飛び跳ねていたらもどしそうになってしまった。
うげぇーーーーーどうもこの日の応援は全体的にヴァンフォーレに押されていたような気がしたんだが、後から考えてみればイナゴのような東京サポーターにお昼に「ほうとう」をいっぱい食べさせて動きを鈍くさせようという魂胆だったと気が付いた
ちょっと寒いという気候もあるのでホットワインを売店で売っていたんだが、(しかもミス甲府とか美人のお姉さんがいたのね)イナゴサポーターといわれている東京サポはその戦略に引っかかってみんなグダグダ飲んでいた。

結局のところ東京の応援席は「ほうとう」でお腹いっぱいでゲロしそうなヤツと「美人のお姉さんがつくるホットワイン」でグダグダになったヤツでいっぱいになったような気がする。

やはり「風林火山」は侮れない

つぴぃさん、ヴァンフォーレとはきっとまたいつかJ1の舞台で戦いたいよねぇ
その暁には、また戦略だとわかっていても「ほうとう」を食べてしまうしまうだろうなぁ・・・

投稿: 東京坊主 | 2007/12/03 13:41

東京坊主さん、コメントありがとうございます。

なるほど、「風林火山サッカー」とはうまいことおっしゃいますね。それに、あのホスピタリティは、アウェイサポを骨抜きにするための策略だったとは(笑)。

ほうとうも食べましたよ~。輪行記がまたしばらくグダグダ続いてしまいそうです。

投稿: つぴぃ | 2007/12/03 21:55

天気が良くて羨ましいッス(^^:

昨年、輪行で行ったときに、駅前の歓迎ぶりには驚きました。
距離的にいい位置にあるアウエーなので、降格は本当に残念ですねぇ。試合がないと、宿泊する理由がないッスから。

ポタは楽しそうですね。再来年の教科書になりそう。
(カミさん連れで、という意味で)
楽しみにしてます。

投稿: 境川のmasa | 2007/12/03 22:58

境川のmasaさん、コメントありがとうございます。

晴天の小瀬はすばらしいスタジアムでした。雨だとやっぱりツラいんだろうなあ。その節はお疲れさまでした。

おいしいものもたくさんあるので、ポタにはいいところですよねえ。でも、登ろうと思えばいくらでも登るところもありそうですね(笑)。

投稿: つぴぃ | 2007/12/04 00:39

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