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2008/01/25

移籍に思う

出入りが激しかった今年の移籍も、そろそろ一段落だろうか
(後は、2枠あいている外国人枠だけ。朗報を待つ!)。

出ていくかもしれないと思っていた人が残り、出ていくとは思ってもみなかった人たちが出ていった、激動のオフシーズン。少し冷静になれる時期でもあるので、公式や選手ブログに掲載されたコメントを手がかりに、自分なりにまとめておくことにした。


出ていく人(新しい順)

・鈴木規郎選手

1月9日の日記で「まだ決まっていません」と書いて渡仏したものの、帰国したら「神戸でのプレーを渡仏前から決めていた」と書いたり、後になって「東京サポーターへの御礼」をとってつけたようにしたためるあたり、実にノリオらしい(笑)。日記が中断していた2ヶ月のあいだに、彼なりにいろいろと考えて決断したのだろう。それをまったくわかっていなかったクラブ側は、2008年の年賀状に彼を起用してしまったのだが、選手とフロントとの間はかくも離れているということの見本といえるのかも。

「ノリカル」の異名をとった左足の破壊力は凄まじいけれど、実際にそれが見られるのはどちらかといえば「まぐれ」に近かったというのが現実。シーズンを通して発揮することができれば本当に素晴らしい選手になれると思う。環境を変えることによって活躍した祐介のこともあって(昨年4月28日の日記参照)、神戸でのプレーを決断したのかもしれない。新天地で頑張ってほしいけど、開幕戦はウチが勝ちますのであしからず~。


・馬場憂太選手

本人のブログでは、いたってシンプルな移籍表明だった。千葉のオフィシャルでのコメントで印象的だったのは、「気持よくプレーしたかったので、レンタルではなく、完全移籍を希望していました。東京には帰れないという気持ちでジェフでプレーするつもりです」というところ。

ユース出身でトップチームに上がってきて、東京のプリンスとして大事に愛され期待され続けることが、彼にとっては逆に負担になっていたのかもしれない。あるいは、親に対して反抗したくなる息子のように、「東京じゃなくてもやっていけるところを見せたい」と思ったとか。あえて完全移籍という道を選んだ彼だけど、親たる東京としては、いつ帰ってきてもいいよという気持ちで、彼の挑戦を見守るしかない。さっそく千葉では誕生日も祝ってもらって、いきいきとやっているようす。なんだかホント、親離れしていく息子を見ているみたいで寂しいなあ(笑)。


・伊野波雅彦選手

憧れのチームに行けて良かったね……としか言いようがないなあ(1行で終わってしまった)。


・小澤竜己選手

鳥取の公式に掲載されていた「試合に飢えゴールに飢えている中でこの決断をしました」というコメントがすべて。東京では彼の飢えを満たすことができなかったのだ。自分の飢えを満たすと同時に、鳥取を昇格させるという使命もある。しっかり仕事をして、ひとまわりもふたまわりも大きくなって戻ってきてくれることを望む。


なんだかすごく長くなりそうなので、以下は省略(すなわち、出ていった人があまりに多いということ)。京都へ行ったまっすぅは、自分のブログでチーム名を間違えて(今はパープルサンガじゃないのね)、さっそく叩かれてかわいそうだった……。


来る人(新しい順)

・羽生直剛選手

個人サイト、東京、千葉公式とそれぞれに表現を微妙に変えながら、しっかり自分の考えを表明した羽生選手。このコメントを見ただけでも、彼が東京に今までいなかったタイプの選手だとわかる。チームに合流してから、どのようにフィットしていくのかすごく楽しみ。


・佐原秀樹選手

川崎から期限付き移籍。川崎一筋の人が来たということがまず驚き。川崎オフィシャルでのコメントに「FC東京の勝利のために頑張ってきますので」と言い切るのも潔い。川崎も、彼の背番号を欠番として新シーズンを迎えた。それほど重要だった選手であれば、きっと東京でもひと仕事してくれるに違いない。


・ブルーノ・クアドロス選手

個人サイトで、東京とヴェルディを間違えていたことが指摘されたオモシロ選手。これは忘れたくないエピソードなので書いておかなくては(笑)。ともかく、今年こそは「移籍してきたはいいけど一度も公式戦に出なかったDF列伝」の系譜が途切れることを、切に切に願っておりますよ。


近藤祐介選手

いたって淡白なコメントの多い東京オフィシャルにおいて、熱い意気込みを語ってくれた祐介。「FC東京らしい最後まで諦めない気持ちを持って」なんてうれしいことを言ってくれちゃって(でも昨年の東京にはあんまりこういうところは見られなかったような)。神戸ですごく愛されて結果も出していたので、戻ってこないのではないかと思っていた。おかえり! 08年の東京の得点は、キミにかかっている。神戸で得たものを東京で思う存分発揮してほしい!


残った選手

・今野泰幸選手

今週の「サッカーダイジェスト」に掲載されたインタビューを読んだ。移籍か残留か、本当に考えに考えたうえでの決断だったんだね。「寝ている間も考えている感じ」というのが今ちゃんらしい。残留の決め手は、やはり城福監督との会談。城福監督が目指すものが、今まで東京がやってきたものとはまったく違うサッカーで、それが彼がやってみたいサッカー像に一致したということなのだろう。

正直いって、彼が残留してくれるとは思っていなかったのですごくうれしい。すっかり代表メンバーにも定着したし(次の目標はスタメンですね)、今回の彼の決断が間違っていなかったということを、ぜひプレーで証明してもらいたい。ものすごく期待していますよ!


・川口信男選手

厳密に言えば、「残った」のではなく「再契約」。数年前のルーカスと同じ。なんだかフロントの不手際をさらしているようで、川口選手には申し訳ないのだけど、それでも東京に残ってくれて本当によかった。若手が多いチームなので、彼のようなお手本になるベテランの存在はすごく貴重だから。再契約後のルーカスのように、大活躍してくれるとうれしいなあ。

チームはただいまグァムキャンプ中。週間天気予報を見ると、グァムはほぼ晴れの日ばかり。念のため、石垣島の予報も見てみたが、こちらには雨マークがずらりと並んでいる。やはりキャンプ地変更は正解だった。気温が30度以上と高いので、しばらくは身体が慣れるのに時間がかかりそうだが、しっかり体力をつけてほしい(代表組はグァムには参加できなさそうだけど……)。

シーズン前、「これだけの補強をしてこの監督ならば」と思われたチームがまったくふるわなかったり、「今年は期待薄だな」と思われたチームが予想外にいい順位につけたりするのは珍しくない。東京のシーズン前の評価は決して高くはないと思うけれど、個人的には「思っていたよりイケるのかも」と感じていることも事実(もっとも、そう思われていてもダメだったチームは過去に山ほどあるわけですが)。

とにかく、始まってみないとわからないけど、その前にできる限りのことはやっておかないとね。なんだか今年は、例年以上に開幕が楽しみだ(序盤は結果よりも内容重視で! チームをつくることを最重要視してほしいから)。

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コメント

きょう平塚サポの井口健二さんに会ったら、「東京からいい選手をたくさんいただきまして、ありがとうございます」と言われました。「故障されている方もいるようですが、うちではみなさんちゃんと癒しますからご安心ください」とのことです。トホホ。(^^;

投稿: おぢ | 2008/01/26 22:59

おぢさま、コメントありがとうございます。

井口健二さんは湘南サポだったのですね(今は「湘南ベルマーレ」というチーム名になっています)。東京とは選手のやりとりが多くて、もらってきたりさしあげたり(最近は後者のほうが多いかなあ)といういい関係をキープしているのです。湘南にはぜひJ1に昇格してほしいと思っています。そうすれば、自転車観戦の計画がまた増えますし(その前に、ウチが残留しないと)。

投稿: つぴぃ | 2008/01/27 00:54

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