発展途上
Jリーグプレシーズンマッチ セレッソ大阪VS東京は0-0のドロー(東京はアウェイだったらしい)。
例年は味スタで行なわれていたシーズン前の試合も、今年は遠く高知県。当然ながら見に行くことはできないので、MX-TV様の録画放送に感謝しつつ視聴した。
A代表と五輪代表、そして新加入のブラジル人2人も不在とあってメンバーがそろわず、本来のスタメンとは程遠い布陣での試合。中盤の人材が豊富なだけに、代表組がごっそり抜けてしまうとこれだけ苦しくなってしまうのだね。
開幕を2週間後に控えた今の段階で「やっと獲得した秘蔵のブラジル人ストライカー」をお披露目する必要はまったくないので、特に不満はない。何といってもプレシーズンだし。それよりも、浅利や藤山が充分健在であることが確認できたし、トップチームに昇格したばかりの大竹にはワクワクさせられたしで、プレシーズンとしては充分に楽しめたのではないだろうか。
今の段階でどうこう言うことはできないけれども、あえて心配ごとを挙げるとするならば、後半に入ると運動量が落ちてしまうこと。それからやっぱり守備陣が不安定なこと。CBとして誰を使っていくつもりなのかはわからないけれど、「今年こそは挽回してほしい」茂庭選手にはちょっと不安……半袖ユニで気合いだけは伝わってきたけどね(笑)。
なでしこの試合(東アジア選手権の優勝、おめでとう! 文句のつけようのないタイトル獲得だった。うさんくさい大会の唯一の清涼剤)の後に録画を見たもので、どうにも眠くなってしまい、実はあまり集中して見ていないのだった。仕事熱心な携帯サイトからのメールをうっかり開けて、見る前に結果を知ってしまったのもよくなかった(笑)。ま、今のこの時期に白熱した試合をされても困るし、これはこれでいいのだろう。
あと2週間でいよいよ開幕だけれど、以前も書いたように「開幕ダッシュ」を望んでいるわけではない。もちろん連敗は避けなければならないが、それよりも重要なのは内容。
ここ数年の東京は、チームとしての積み重ねがまったくできていなかった。今年は、少しずつでもいいので経験を重ねて、それを進歩につなげていってほしい。すぐに結果が出なくても構わない。前進しているのであれば、それが遅々たるものであっても評価していきたい。開幕を控えてワクワクは止められないけれど、忍耐が必要なことも充分わかっている。チーム作りには時間がかかるのだから。
ところで、MX-TVの中継は、三田涼子アナ&前田さん&荒川さんの3人でひたすら東京トークを繰り広げるというものだった。もともとアナウンサーとしてのスキルも高くて、東京を愛する三田アナなのだから、ここはぜひ「雑談」ではなくて「実況」にトライしてほしかった。女性アナウンサーのサッカー実況というのもあまりないし、三田アナならできると思うんですけどねー。
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コメント
守備の緩い時間帯があるのは、まだ治っていませんでしたね。(苦笑)
これは後ろの選手だけの責任ではないと思います。前の選手が守備をサボったり、持ちすぎやパスミスでボールを失ってのカウンターを仕掛けられたりするのが原因の大半ではないでしょうか。
セレッソ戦では、シーズン前でもあり、ガツンとファールで止めるシーンは少なかったですが、守備陣も個人能力はあると思いますので、後は連携を高めれば、そこそこ出来ると思います。
開幕までの2週間弱を、有効に使ってもらいたいものです。
投稿: コタツねこ | 2008/02/26 12:50
コタツねこさん、コメントありがとうございます。
なんといっても、サッカーはチームスポーツですからね~。昨年はまったくチームの連携ができていなかったので、もしも改善されればそれだけでもうれしくなってしまいそうです。
投稿: つぴぃ | 2008/02/26 13:36