梅岩寺のシダレザクラ
このあいだの日曜は、青梅の梅岩寺のシダレザクラを見に行ったのでした。
昨年、初めて見に行って以来、「ここはもうはずせない!」シダレポイントになってしまった梅岩寺。今年もしっかり見に行ってまいりました……なんだかだんだん青梅が近く感じてきたけど、慣れですかね。
昨年と違って本堂の扉が閉まっていたのでちょっと殺風景に感じましたが、昨年はそういえば「花祭り」の日に来たのでした。今年は日曜とはいえ普通の日ですから、桜見物の観光客がいるだけ。
境内には2本の立派なシダレザクラがあるのですが、手前のほうは、つぼみもいくつか見られる状態。ピンクが濃い花色も、豪華さを演出しています。奥のほうの丘斜面にはもう1本の樹があるのですが、こちらは花色が白っぽく、すでに散り始めていました。
桜のすぐそばまで行って下を見下ろすと、青梅の街が眼下に広がります。この桜はこうして青梅の街を見守りつづけているのですね。
今度は枝垂れる枝の真下に立って上を見上げていると、気持ちの良い春風が吹くたびに桜吹雪が舞い降りてきます。写真だとまったくうまく撮れないのですが……。桜シャワーという感じで、これはもう体験してみないとわからない、何ともいえない感慨があります。どうか毎年この感覚を味わうことができますように。
花だけ撮ってしまうと同じようですが(笑)、こちらは金剛寺のシダレザクラです。梅岩寺のものとは兄弟(姉妹?)だそうなので、片方だけ見て帰るというわけにはいきません。ちゃんとご挨拶をしておかなくては。大枝がいくつも切られてしまっていますが、それでも毎年咲くのが素晴らしい。生命力を感じさせてくれる樹なのです。
そのまま坂を下り、「釜の淵公園」から「ティールーム」へ。ところがこの日は200人のお客さまが来たということで、スコーンもケーキも品切れでした(涙)。店内で売られているマフィンやクッキーも軒並み完売。なんつーか、「食べつくされた」という感じでしょうか。桜の時期とGWはいちばん混み合うのだそうです。ひと気のない夕方にのんびり自転車で来る私らを覚えていてくださったようですが、そういや私らって2月とかの閑散期にしか来てなかったような(笑)。外の席が喫煙OKだということも知らなかったよ(風下の席しかあいてなくて残念)……。
それでも、マフィンと紅茶をいただいてひと息つくことができました。やっぱり何となく物足りなくて、梅大福を買いに行ったらこちらも売り切れ(笑)! 記憶にあった行ってみたい喫茶店に行こうかと思ったら場所を忘れてる! ……結局、ちょっとだけ不完全燃焼で終わってしまった「桜ポタ」だったのです。
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コメント
シダレザクラ綺麗ですね。
桜吹雪・・・どうやったらうまく撮れるのでしょう?
いい方法がありましたら教えてください。
来年の春、試してみます。
投稿: サイクロン | 2008/04/11 22:39
サイクロンさん、コメントありがとうございます。
撮影テクニックについて私に聞かれても……(笑)。最低限、三脚は必要だと思いますが、後はいろいろ調べてみてください。私には「行ってきましたよ」の証拠写真程度しか撮れないので……。
投稿: つぴぃ | 2008/04/12 02:03