« 松本観光中 | トップページ | 松本見てある記(自転車編) »

2008/06/02

痛恨のドロー

Jリーグヤマザキナビスコカップ第5節 東京VS清水は1-1。敗北に匹敵するドロー。
同グループの結果:磐田VSべるでーは3-0。

R0014225
↑「一同、反省!」


先週のヴェルディ戦と同様の、ブルーノによる先制点で始まったこの試合、違っていたのは追加点が獲れなかったということ、そして……。

それでもパスは流れるようにつながっていたし、私がいるバックスタンド側では羽生さんが惜しみなく走り回っていて何度も好機を演出するしで、前半は「そのうち決まりそう」という雰囲気はあったのだ。でも、「流れるような展開」を途中で止めてしまうのがいつも平山だということが気がかりだったし、チャンスを逃し続けていると勝利の女神が逃げていってしまうことも充分にわかってはいたのだけれど。

後半に入ると、東京の選手たちの動きが止まってしまう。降り続く雨や、慣れない「ホーム」のピッチが体力を奪っていったのかどうかはわからないけれど、なんだかギクシャクした感じ。エメルソンにミスパスが多いのもいつもと違う。たとえは悪いかもしれないけど、今の東京は歯車がかみ合っているときはとてもいいのだけれど、いくつかの重要な部品に欠損が出ると、一気に悪くなってしまうようなところがあるのだ。

清水には何度かの決定的な場面があり、ここで失点せずにすんだのは本当にラッキーだった。冷静に見れば、この日の2チームの戦いは確かに「ドロー」が相当の内容ではあった。ああでも、勝てた試合を落としてしまったのは本当に残念。

佐原の最初の黄紙のシーンは、目の前だったのでよく覚えている。ファウルの判定を受けて、不満をあらわにしたジェスチャーが2回。「そこは抑えなきゃダメだよ佐原!」と思っていたら、案の定カードが出てしまった。2枚目の場面は、ボールとはまったく別のところで起こったので見ていないのだが、相手のブラジル人の挑発に乗ってしまったのだろう。つまらない退場をしてしまったものだ。

先週の黄紙はチームメイトを守るため(?)にわざわざしゃしゃり出ていってもらったものだが、この日の紙はすべて自分のこと。軽率な言動で出場できなくなることが、チームにいかに損害を与えることになるのか、よーく考えてほしい。佐原君、キミはそれだけ大事な選手なんだよ。最近は「茂庭」と聞くと、夕立直前の空のように不安感がどわ~っと押し寄せてくるのだが(ごめんよ~)、「佐原」という名前を聞くと安心感さえ覚えてしまうくらいなのだから。

もうひとりの東京の不安のもと、平山は90分のフル出場。残念ながらこの日も「男になれなかった」。グループリーグを勝ち抜くためには負けられない試合だったのに、なぜ彼をフル出場させたのかは正直いって疑問。この日の選手交代は、城福監督にしては珍しくうまくいってなかったとも思う(結果論だけど)。監督はこれから彼をどう使っていこうとしているのか、FWでありながらも気が弱い(ように見える)彼のメンタルをどう鍛えていこうというのか、とにかくお手並み拝見といったところ。

それにしても、雨の日はなかなか勝てないような気がするのは気のせい? もしかして雨には弱いんですかね?

次のグループリーグ最後の試合、勝ち抜けるためにはいろいろ条件があるようだが、まずは勝たなくては始まらない。自分たちが死力を尽くしてできることをやって、それで他チームの結果いかんで勝ち抜けないのであれば仕方がない。ヴェルディ戦という舞台も整っている。ここは必ず勝って、次なるステージへ進まなくては!

ホームゲームとはいえ、試合会場は松本平広域公園総合球技場(アルウィン)。陸上トラックがなくピッチが近いので、実に見やすいスタジアムだ。だが、残念ながら天候には恵まれなかった。しとしとと降り続く雨に加えて、5月末とは思えない気温(松本駅近くの電光掲示板では12度をさしていた)。大荷物になるのを承知で防寒&雨具一式をもっていったので寒くはなかったのだが、この結果でこの雨だとやっぱりヘコむ。


R0014215

写真はメインスタンド側のコンコース。メインスタンド上部の座席以外では、雨が当たらない場所はたぶんここだけ(それでも通路の外側は屋根がないのでびしょ濡れになる)。ハーフタイムを含めて2時間降られっぱなしというのはキツいので、試合中以外に雨をしのげる場所があるといいのだが、周囲はゴルフ場のようにだだっ広いだけで、そもそも近くに別の建造物がないんだよね。

試合の翌日は「最高気温25度」という好天だったのだが、大げさにいえば「快晴のスキー場」のごとく、日差しが強かった。オフィシャルに「紫外線に注意」という記事があったが、なるほど納得というところである。晴れていれば気持ちがいいだろうが、それはそれで日差しをさえぎるものが何もなくて相当暑いのではないだろうか。なんつーか、晴れでも雨でもキツいスタジアムである。屋根さえあれば、かなり快適度が増すのになあ。

スタジアムへはタクシーで行ったのだけど、運転手さんは当然ながら東京の試合が行なわれることは知らなかった。その日は松本の街の複数の店で「サッカーを見に来た」という話をしてみたのだが、やっぱり誰も知らなかったしなあ。ひとりだけ「松本にもJじゃないけどクラブがあるんですよ」と話してくれた人がいたくらい(帰りはシャトルバス。車内に客を詰め込むのではなく、席が埋まると出発してくれるので実に快適。うとうとしている間に松本に到着してしまった)。

試合はホーム扱いだったが、選手たちは明らかに松本の芝には慣れていなかったし、東京にとっても清水にとってもアウェイの試合だったのではないかと思う。いくらナビスコで雨天の試合であっても、味スタで開催していれば観客は1万人を突破しただろうし(清水サポさんたちはベルデーよりたくさんいらしてくださるし)、今後のことを含め、いろいろ考えさせられた試合ではあった。

松本はとてもいい街で(詳細は別記事にて)、スーパーあずさなら立川から2時間15分しかかからず、思っていたよりずっと近かった。次回はぜひ自転車をもって行きたいと思っているけれど、年に何回も試合をされてはとてもついていけないと思ってしまったのも事実。疎開するにしろ何にしろ、やっぱり私が応援しているクラブはFC「東京」なのですよ。


R0014357
↑松本のクラブはこっちのほう(松本駅構内)。

|

« 松本観光中 | トップページ | 松本見てある記(自転車編) »

コメント

松本遠征、お疲れさまでした。当方、予算不足でMXTV観戦でした。情けない。

さて、色々と課題が出た清水戦でしたが、前半立ち上がりと先制点の仕掛けの場面は、素晴らしかったと思います。

緑組戦は勝つしかなくなりましたが、それは自分達が招いた結果ですから、チームの意地と底力を期待したいと思います。

まだシーズンは、半分も終わっていません。まだまだ東京は進歩すると、確信しています。

投稿: コタツねこ | 2008/06/02 20:50

つぴぃさん、雨の松本は寒かったねぇ・・・・
最後まで一生懸命応援していたんだが、残念無念の引き分けだった。
でも人生はまだまだ続く、失敗は成功の素ともいうし、佐原選手にはこの失敗が糧となれればこの試合も無駄ではなかったような気がする。

オフィシャルバスツアーというのでいったいどういうものなんだろうと朝は緊張していた。
もしかして「さぁーーみなさんで歌を歌ってください~ーーーー」とかね、「東京サポーターとしての心構えを発表してくださーーーい」とかね、いろいろ困難な問題を突きつけられたらどうしようと悩んでいた。
そうしたらなんのことはない「青いバス」で車内で川崎戦のDVDを流して走っていただけのことだったなぁ・・・・
バスの車内では朝早くてみなさん熟睡していたような気がする
乗客の皆さんは当然ユニフォームを着ていらっしゃる
車内で着用していないのは添乗員さんと僕だけなので、ちょっと違和感がある感じだった
(いつものベロシャツなのねぇーーーー)
どうこをどう見回してもゴール裏で飛び跳ねているような感じではない
もしかしてここにいるみなさんはメインスタンドやバックスタンドにいらっしゃるブルジョワ系の方たちなのかもしれないとちょっとビビッてしまう僕だった

アルウィンスタジアムのゴール裏はいつものゴール裏ではなかった。
よくよく見れば中高校生や大学生系の若人が少ない
やはりホームとはいえ、ちょっと交通費がかかる遠征では彼らの経済事情が許さないんだろうと推察する
チケット代を除いて僕は1万円もの大金を今回の松本遠征に使ってしまったんだが、この英断をするには何か月もの葛藤があった。
社長様がいろいろ政治的な駆け引きでホーム移転のお話をしたことは理解するんだが、この現実を考えるに下々の苦しさを訴えたい気持ちになる

「FC東京のホームスタジアムは味の素スタジムでしかあり得ない」by貧乏サポ一同

今回ひそかに一番懸念していたことは、清水サポーターがいっぱいいらっしゃってスタジアムがオレンジ色に染まったらどうしようということだった。
むろん収入のことを考えればアウェイサポーターは大事にしなければいけないんだが、さすがにホームでオレンジ色だったらお恥ずかしい
そういう意味で、試合は引き分けだったが「青赤」が多いということで勝ち点は0.5上げてもいいんではないかと思ったなぁ

次節ヴェルディとの東京ダービー
何だかこうダービーが多いとちょっとお腹がいっぱいになるような気もするが、いくらなんでも3連敗は向こうもしたくはないだろう
正直一番危険なダービーになるような予感がする
僕が向こうの立場だったら、なんとかナビスコ予選突破阻止に全力をかける
ようは「意地悪ばあさん作戦」のようなものを考える(いったいどういう作戦なのかは聞かないでね)

つぴぃさん、まだまだ希望があるしね、国立は僕らにもホームだしね、ゴール裏も燃えて萌て悶えて素晴らしい応援で勝利を掴むぞぞぉぉぉーーーー

投稿: 東京坊主 | 2008/06/02 22:17

つぴぃさん、松本遠征お疲れさまでした。土曜日は寒かったですものねぇ。こちらも等々力で震えておりました。佐原、退場のあとに点をとられたと知って、あちゃあ! ヴェルディ戦、がんばってください。こちらも、かなり苦しい状況は変わらずなれど、なんとかがんばります! でも、四人も呼んでおいて、きのうは一人もつかわないのって、なんかイヤぁん。(^^;)

投稿: MIKA | 2008/06/03 08:41

コタツねこさん、コメントありがとうございます。

松本は楽しかったのですが、年に数回やられるとさすがに私も予算不足で行かれなくなりそうです。毎回観光というのも飽きてくるでしょうし。

東京はまだまだ進歩すると私も思います。そのためにも、もっと試合をして経験を積まなくては……というわけで、ナビ杯は絶対勝ち抜けないと! 勝負強さということも学んでほしいですしね。

投稿: つぴぃ | 2008/06/03 12:05

東京坊主さん、コメントありがとうございます。

オフィシャルバスツアー、乗客は全員東京サポなのですからもっと盛り上がるのかと思ったらそうでもないのですね。本当にお疲れさまでした。

私はバックスタンドのほぼ真ん中にいたのですが、清水のG裏のほうが元気に聞こえてちょっと心配でしたよ~。ポンチョのフードをかぶっていたからよく聞こえなかったのかもしれませんが。

今回の松本開催で、改めて味スタの大切さがわかったような気がします。フロント様には東京スタジアムとケンカすることなく、うまく折り合って協力してやっていけるよう、なんとか着地点を見つけてもらいたいものです。

投稿: つぴぃ | 2008/06/03 12:10

MIKAさん、コメントありがとうございます。

そちらはナイトゲームでしたから、川崎とはいえやはり寒かったでしょうね~。体調は大丈夫でしょうか。

で、佐原君ってキレる子だったんだ……と最近になってやっとわかりました。今までは彼も猫をかぶっていたのね(笑)。もう30なんだから、もう少しオトナになってほしいものです。だいぶ反省したみたいだけど。

投稿: つぴぃ | 2008/06/03 12:12

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 松本観光中 | トップページ | 松本見てある記(自転車編) »