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2008/06/16

改正道路交通法!?

改正道路交通法が施行されて、2週間以上がたちました……。

6月に入ってから3回ほどタクシーに乗りましたが、そういえば一度もシートベルトをしたことがありません。「後部座席でもシートベルト」ということは知っていたので気にはなっていたのですが、タクシーの座席に乗り込んでもシートベルトがどこにあるかわからないし、それほど長距離を乗るわけでもないので運転手さんに聞くのもはばかられ、そうこう悩んでいるうちに目的地に着いてしまうしで、結局うやむやのまま。

先日、ダンナがタクシーで深夜帰宅をした際に、運転手さんに聞いてみたそうです。「後部座席もシートベルトしなくちゃならないから大変なんじゃないの?」と。お答えは「別に、してなくても構わないですよ~」。……あれ、そうなの? 「だって、いちいち調べないでしょ?」 ……まぁ、確かにそうだけど。

そう思ってまわりを見てみれば、相変わらずヘッドホンをしてメールを打ちながら自転車に乗っている人はたくさんいます。高校生の2人乗りもあたりまえ。歩道を高速走行する自転車も少なくありません。なんだ、全然変わってないじゃん。

先日、伊豆に行った際、民宿のお母さんに「もみじマークをつけてる人はいるの?」と聞いてみました。農家の多いこのあたりでは、軽トラを日常的に運転する高齢者ドライバーが多いのです。「みんなそんなのつけてないよ~。○○さんとこのお婆ちゃんは80歳なんだけど、ウィンカーも出さずに曲がるから怖くってさ~」……って、そんな程度の認識しかないんだ……。国道でふと見かけた観光バスでも、バスガイドさんは今までのように車内で立っていましたし、シートベルトに関する認識も以前のまま。

う~ん、こういう法律って、何のためにあるんでしょうね。もちろん、杓子定規に法律を守れと言えるほどに私が聖人君子だというわけではありません。第一、道路交通法が改正されたことだって、昨年秋ごろからの「自転車歩道走行問題」がなければ、これほどまでに意識しなかったかもしれないのです。

自転車愛好家が増えていくということは、現実問題として事故が多くなっていくことにもつながります。自転車乗りの肩身がこれ以上狭くならないように、充分に気をつけていかなくては……。

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コメント

このまえ、野田さんのお通夜に行くので、目白からカテドラルまでタクシーに乗りましたが、いちおうシートベルトは着用しました。どこにあるのかわからず、みんなでキャアキャア騒いじゃいましたが。もみじマークは、改正法施行前から、うちの旦那父はつけて運転しております。だからといって、みなさんが注意してくれるわけではないみたいですが。でも、それより気になるのは、相変わらず、チャイルドフリー状態で運転している方が多いこと。下手すると、チャイルドはエアバッグがわり?に、自分のひざの上にのせて、ハンドル握っている方も。みなさん、想像力がないんでしょうか? わたしはとても怖いです。

投稿: MIKA | 2008/06/17 11:42

一年前の夜、自転車に乗っていたところ、一方通行逆走・無灯火・二台並走の高校生の自転車に突っ込まれて転倒。私は半回転して、背中から路面に落ちました。

幸い他の車両も来ず、頭も打たず(ヘルメットは着用。)、自転車もほぼ無事でしたが、それからは夜に自転車が乗れなくなりました。(何となく、イヤな感じがします。)


こちらは点滅ライトを前後につけ、一方通行を守って走ってました。しかし、ルール無視の自転車を避ける事は出来ませんでした。交通ルールは、みんなが守らないと効果がありませんね。

投稿: コタツねこ | 2008/06/17 13:38

MIKAさん、コメントありがとうございます。

そうそう、後部座席のシートベルト、どこにあるのかわからない車も少なくないのですよね。乗り込んだ瞬間にお尻のあたりに当たって、それでわかる場合もあるのですが……。

「子供エアバッグ」、確かに今でもよく見かけます。「どーいうつもりなんだろ?」と本気で思います。類似商品(笑)としては、「小型犬エアバッグ」というのもありますが……。

投稿: つぴぃ | 2008/06/17 13:39

コタツねこさん、コメントありがとうございます。

えーっ、1年前にそんな事故に遭っていらしたのですね。大事に至らなくて何よりでしたが、怖いですねえ。自分が気をつけるのは最低限のこととしても、相手のせいで事故になってしまうこともありますし……。夜間走行を敬遠されるようになったとのことですが、お気持ちはすごくよくわかります。

右側逆走の自転車と鉢合わせしそうになることは何度もあり、本当に怖いです。お互い、これからも気をつけないといけませんね。

投稿: つぴぃ | 2008/06/17 14:01

自転車乗車中の死亡事故は自転車ブームの産物かと言えば全然違うそうです。実は大半はスポーツ自転車と関係ない高齢者なのです。そして高齢者が交通ルールを無視するのを見掛けることは日常的です。

細かいことは良いから、一切の例外を設けずに全ての自転車でヘルメット着用を罰則罰金付きで義務化すれば、死亡事故なんて半減するんじゃないでしょうか。

車道の逆進やケータイ余所見は相手構わず思い切り怒鳴りつけています。そんなんで殺されたくないですしね(逆ギレされて殺されたりして)。

投稿: 小隊長 | 2008/06/17 20:52

小隊長さん、コメントありがとうございます。

スポーツ自転車に乗るようになると、イヤでも交通ルールなどを意識するようになりますものね。私自身も、乗り始めのころよりも今のほうがずっといろいろ守るようになりました(笑)。知らないというのは恐ろしいものです。

> 車道の逆進やケータイ余所見は相手構わず思い切り怒鳴りつけています。

ホント、逆ギレされないよう気をつけてくださいね。いけないことをいけないと叱れない風潮はどうだかと思いながらも、小心者なので何もできないでいるのは情けないのですが……。

投稿: つぴぃ | 2008/06/17 22:48

個人的には、なんか拙速な変更という感じがします。
自転車歩道走行問題のごたごたや、お母さんが子供を乗せる時の問題とかがその証拠じゃないですかね。
もっと一つ一つをよく検証しなくてはいけないと思うのですが、老人の事故が増え続ける事を理由に、ついでに都合の良い(取り締まりやすい)ルールをいっぺんに決めたという印象です。
私も自転車に乗る時は必ずヘッドホンをしていますが、窓を閉めた乗用車を運転する時より周りの音は聞こえますし、会話もできるのでまったく問題ありません、程度問題です。
だから道交法ではなく、教則で決めているのでしょう。
警官も今は傘使用を見ても何も言わない状態ですし、これらはグレーゾーンの問題である証拠でしょうね。
そもそも逆走や二人乗りも前から注意で終わりですし、検挙率を上げる必要がある時の為の保険と言う感じです。
上がやりたい時に一斉に取り締まるんでしょうね。
これでは事故は減らないし、無駄な犯罪者を作るだけじゃないですかね。
事故を減らすために本当に必要な事はなんなのか、本気で考えないといけないと思います。

投稿: まめ | 2008/06/18 00:16

ぼくも「ヘッドフォン」の規制には「まいったなあ」と思っている一人です。
以前は音飛びの激しいCDプレーヤーをジャージのポケットに入れて走ったこともあり、iPod nanoが出てからは、ヘルメットに装着し、かぶるとイヤフォンがすぐ耳につけられるよう改造。片道約1時間の職場への行き帰りをたのしく走っています。きょうはだるいからビリー・ホリディ、急いでるからツェッペリンでとか。ちょうどCD一枚分ぐらいの時間なので快適なんだけど・・・
いまの交通事情は、自分の危険察知能力が頼り。いかにうまく危険を回避し、かい潜って走行できるかに快感を感じる今日このごろです。なんか逃げ回るだけのサバイバルゲームみたい。

投稿: くらわば | 2008/06/18 09:16

まめさん、コメントありがとうございます。

法律は個人の事情や個性のことは関知できないので、融通がきかないのは仕方がないことなのかもしれませんね。

法律以前に、教育の部分でもっとルールを徹底できないかなあとも思います。じてつう(通学&通勤)する人には講習を受けてもらうとか。

投稿: つぴぃ | 2008/06/19 00:02

くらわばさん、コメントありがとうございます。

交通事故に遭わないようにするためには、家に閉じこもって外に一歩も出ないことなのでしょうがそうもいきませんしねえ。

私自身はヘッドフォンの類はしない主義だったりします。「今日がウグイスの初鳴き」とかいろいろチェックしなきゃならないですし(笑)。走る場所が郊外ばかりなので、恵まれているのかもしれませんけど。

投稿: つぴぃ | 2008/06/19 00:06

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