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2008/07/30

これぞMoving Football

北京五輪壮行試合 U-23日本 VS U-23アルゼンチンは、0-1のまま試合中止。
試合が成立したため、日本が0-1で敗北という結果となった。

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↑試合前の天気はよかったのだが……


リケルメは出ないと思っていたので、彼の王様ぶりをこの目で確かめられただけでも大満足だった試合。オーバーエイジでリケルメとマスチェラーノって、それだけでも反則ですがな。日本はいつものように「善戦」。善戦では勝てないのはわかっているだろうが、今までのU-23の戦いの中では「上々」の部類に入ると思う。

アルゼンチンの見事なパス回しと精度には感嘆するしかない。いやはや、これがMoving Footballですよ。ボール支配率がどのくらいだったか知らないが(リザルトによれば59.3%)、アルゼンチンはほとんどの時間帯、ボールを支配していた。

蒸し暑かろうが雨が降ろうが関係なく、もし彼らが動き方を変えるのであれば、それは戦術変更による場合しかなかっただろう。暑ければ動けなくなり、雨が降れば濡れた子犬のようにしょぼくれてしまう我がチームの選手たちを見慣れているだけに、いろいろな意味での彼らの強さに圧倒された。

我らが梶山は「いい梶山」だったと思う。前半終了間際なんて、リケルメからボールを奪ってましたよ。梶山の「ヌル」はアルゼンチンにも通用するんだ!と、拍手を贈りたいというか、誇らしい気持ちになったもの。積極的にシュートを打っていたのもよかった。リケルメとの対戦からきっと何かを学んでくれたはずだ。

アルゼンチンはすばらしく、日本も頑張っていたが、審判のレベルが非常に低かったのは残念。シンガポールの人だったのね。基準があいまいだし、走り遅れているのでちゃんと見ていない。ボールをブロックしちゃった場面もあった(これは結果的に日本ボールになったんだけど)。もうちょっとマトモな審判を連れてきてほしかった。

39分での試合中止は妥当な判断だったと思う。後で録画をチェックしたら、「放送時間内に終わらせるために「中断」ではなく「中止」にしたのかも」と勘ぐったりもしたけれど(笑)。豪雨だけならともかく、雷は本当に危険だから。

ともかく、泣いても笑っても次が北京五輪の本番。「壮行試合のときがいちばんよかったねー」などと言われないように、しっかりいい試合をしてきてもらいたい。


近くの席に、背中に「TOYOGBA」と入った代表ユニの人がいた。なるほど、豊田ってそういうプレーを期待されている選手なんだ……と、そこで初めて知りましたよ。何ごとも勉強になるなあ。


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↑試合後半前、緩衝地帯がさらに狭くなった


実に久しぶりにU-23の試合をスタジアム観戦したのだけど……まず驚いたのは観客の多さ!(43089人とのこと) アルゼンチン代表ユニ姿で楽しそうな日本人や、普段はサッカー観戦なんてしたことないよという雰囲気の客で大にぎわいだ。東京もこうした「一見さん」を増やしていかなきゃいけないんだなあと思うと、そのはるかな道のりに気が遠くなりそうだった(笑)。

この日、天気予報では雷雨は予測されていなかったと思う(その前日は「雷雨予報」を出していたのに結局降らなかった。この時期の予報は難しい)。とはいえ、昨今の「不安定な大気」ゆえに、雨天観戦装備一式をもっていこうかどうか悩んだあげく……結局、手ぶらで行ってしまった。

理由は、「代表戦だから」。東京の試合だったらポンチョをかぶって最後まで観戦するのだけど、代表戦なら「雨が降ったらコンコースに退避すればいいし、いざとなったら帰ろう」くらいのいいかげんな心構えである。で、結局、そのとおりになってしまったのだけど。

空が光りはじめたのは、前半のロスタイムあたりだった。小雨もパラパラと落ちていたが、まだ大丈夫と判断。ハーフタイム、ピッチを囲む夜空のあちこちがあやしく光るようになり、急に涼しい風が吹きはじめる。そして重低音の雷鳴。この段階で、早めの撤収を覚悟する。なんといっても、自転車で雨に降られまくっているので経験値が高いのである(笑)。

後半開始まもなく、雨が大粒になった段階であっさりコンコースへ退避。それでもしばらくはモニターで見ていたのだが、アルゼンチンのゴールを確認してから、ビニール合羽を羽織って大江戸線の駅に向かってしまった。

千駄ヶ谷門付近は、走る人や転ぶ人、ビーチサンダルが脱げる人などなどで大騒ぎだった。コンコースも濡れた人々が押し合いへし合いしているので、ものすごい混雑&湿気&暑さだったし。特に事故などはなかったけれど、こういうパニックもありうるかも!?と思ったのも事実。

生観戦の皆さん、お互いお疲れさまでした。めったにない経験ができたのはよかったですよね(!?)。

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コメント

きのうはTV観戦だったのですが、あの雷雨のすさまじさはすごかったですね。
つぴぃさんはだいじょうぶだったかなと心配していたのですが、
さすが! 山手線も止まってしまったというし、さっと撤収できるあたり、
経験値の高さが素晴らしいです。とはいえ、今年はサッカー観戦で
雨に降られる率が格段と高いような気がしています。最近の観戦には
ポンチョを標準装備している我が家ですcoldsweats01
(けっこうお気に入りだった選手がJ2にレンタル移籍してしまって、ちょっと
さびしい水曜日~sweat01

投稿: MIKA | 2008/07/30 20:10

現地観戦、お疲れさまでした。早めに撤収されたとの事で、何よりでした。


私はテレビ観戦でしたが、リケルメの存在感は抜群でした。

でも、それ以上にチームとしての攻守の切り替えの速さやフリーランをサボらないなど、基本に忠実なプレイに感心しました。やはり、本当に強いチームは、やるべき事をしっかりやり続けますね。


我が東京の目指すお手本として、昨晩のアルゼンチンU23はうってつけでした。
イヤー、道は厳しく遠いですなぁ~。でも、諦めなければ、いつかは到達出来ると、信じています。

投稿: コタツねこ | 2008/07/30 20:21

MIKAさん、コメントありがとうございます~。

代表戦なので、気持ちの切り替えが早いのです(笑)。というか、シャレにならない雨になりそうでしたので。大江戸線の新宿駅で、フロンターレポンチョをかぶった父子を見かけて、MIKAさんを思い出しましたよ。

投稿: つぴぃ | 2008/07/30 20:30

コタツねこさん、コメントありがとうございます。

ほんと、これが理想なんだよ!と力説したくなるような見事な試合っぷりでした。たしかに道ははるかですが、いつか到達できるはずと私も信じています~。梶山が収穫をもちかえってくれるでしょうしね。

投稿: つぴぃ | 2008/07/30 20:31

スポーツ報知の記事を鵜呑みにしたばっかりに「リケルメは出ないんだ、でも彼のメンタリティーから考えて後半は出るはず」と勝手に判断し、余裕で前半20分位に指定席についたら、なんとリケルメ大将がボールを配給しているではないですか! まったく、報知はひどい記事を書くもんだ!!
うちの奥さんが用意していた日本代表のポンチョを「晴れてるな」とたかをくくり、手ぶらで国立で待ち合わせ。雨がぱらつき出し「ポンチョは?」と聞かれ、「すぐ止むよ」と答えた数分後にはびしょ濡れ。
でも、いい試合が観られてよかった。U-21のころから「東京の選手が何人代表に定着するだろう」と、国立の試合はほとんど観てきましたが、2人が主力という結果。長友くんは雨の中、けずられに入っただけみたいだったけど、谷口ー梶山のラインが見られたのは新鮮だった。内田のチャレンジも気持ちよかった。日本の選手たちは成長していると感じました。
リケルメはこのチームに初参加ではないかと思いますが、確かめるように丁寧にメッセージのこもったボールを配給していましたね。周りもちゃんとリケルメを意識した動きを連動させ、1回のコラボレーションで確認し合えるレベルの高さ。世界一のチームなんでしょう。
これでメッシが入ったら「どんだけー」と叫びたくなるんだろうなあ。

つぴぃさんがおっしゃるように、梶山くんには、この五輪でなにかを持ち帰って、真の「東京の10番」になっていって欲しいものです。長友くんは必ずどん欲にレベルアップを図ってくれると信じています。全選手が各クラブに収穫を持ち帰り、Jの基準を上げて欲しいと思います。

五輪代表のチャレンジに期待しましょう。ぼくは反町監督にも期待していますよ。

投稿: くらわば | 2008/07/31 05:28

くらわばさん、コメントありがとうございます。

やはりスポーツ新聞の記事は信用してはいけないということなのでしょうね(笑)。ずぶぬれになられたようですが、もうお風邪はよろしいのでしょうか。夏はこれからが本番、バテないようにご自愛くださいね。

というわけで、今夜も味スタ……雨が降らないといいですねえ。

投稿: つぴぃ | 2008/07/31 13:01

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