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2008/08/22

記録より記憶

北京五輪女子サッカー 3位決定戦 日本VSドイツは0-2でドイツ。
ドイツが銅メダルを獲得した。

いい試合だった。

なでしこは何度も決定的なチャンスをつくっていた。枠内シュートは日本のほうが多かったのではないだろうか。きれいなパス回しと労を惜しまぬ走りっぷりを見ていると、東京(日本代表もそうだ)にもこうやってほしいんだよ!と言いたくなってくる。

ドイツのほうがいろいろな意味でうわてだったが、日本にも充分に勝機はあった。後半は失速するのではないかと思ったが、後半に入っても彼女たちは頑張った。足が止まりそうになるところを、気力でもたせているようにも見えた。彼女たちを走らせているものは何なのだろう!?と考えてしまったほど。

グループリーグから3位決定戦までの6試合を、ほぼ中2日で走りつづけたなでしこジャパン。金銭的にも環境的にも恵まれず、男子サッカーよりも人気が低い女子サッカーは、今まで押さえつけられていた分の鬱憤を晴らすかのように、みごとに羽ばたいてみせた。彼女たちを見て、後に続こうと決心する女子は少なくないに違いない。

銅メダルは逃したかもしれないが、なでしこの戦いは多くの人の心に残るだろう。4位とはいえ、これも立派な記録である(記事タイトルと反対のことを書いてるけど)。五輪サッカーで準決勝に残ったこと自体、40年前のメキシコ五輪以来だというのだからたいしたものだ。試合後の選手たちの表情も「やり遂げた」という満足感が表われているようで、すがすがしかった。勝敗だけではない確かな手ごたえをつかんだのだろう。

JFAの会長様もおっしゃっているようだが、男女を問わず、これが日本が目指すべきサッカーの戦い方なのだろう。女子にできて、男子にできないはずがないのだが……。ダンナの感想は、「女子のほうがコミュニケーション能力が優れているから、サッカーが強いのでは?」というもの。うーむ、確かに選手同士がもっとよく話し合って、試合中も声を出して戦っていれば、もう少しはマシだったかもね……。

なでしこの戦いは立派だったが、彼女たちの偉業を思い出すたびに、同時に「それに比べて男子はヒドかったなー」と浮かんできてしまうのがなんともガッカリなんだけど(笑)。

明日は国立競技場でべるでーとの戦いなのだが……予報はしっかり雨! 国立で雨! ポンチョは必須のようだ。おまけに気温もかなり涼しいようなので、猛暑に慣れた身体には逆にキツいかも。

でも、涼しい気温と国立の良芝こそ強い味方!と信じて(でも雨は苦手なんだよなー)、今年のダービー全勝を目指し、久々にMoving Footballが見られるはずと期待することにいたしましょう。

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コメント

つぴぃさん、素晴らしい戦いだったねぇ・・・・
「誇りと情熱」というのを彼女らに教えてもらえたような気がする
世界第四位というのは立派な成績で本当に称えられるべきだと思う。

その報奨金とか僕はよく知らないんだが、金メダルで50万という記事を見たが、いくらなんでもこりゃ渋いというかひどいなぁ。
この基準では4位では5万とか10万ぐらいなのか・・・・(もしかしたらないのかも)
むろん彼女らは報奨金のために戦ったわけでもないだろうが、メキシコ以来の準決勝進出という偉業は評価すべしだよなぁ・・・・・

つぴぃさん、自分だけではなく他の誰かのためにも戦うというのは凄いことだと思う。
なでしこジャパンのみなさんには本当にご苦労様とありがとうと感謝したいなぁ。

投稿: 東京坊主 | 2008/08/23 14:29

東京坊主さん、コメントありがとうございます。

報奨金がスズメの涙ですよね……「誇りと情熱と感動……priceless」なのかもしれませんが、JFAからももっと補助をしてもらいたいなあ。

今回、なでしこの活躍には本当に感銘を受けましたが、だからといって私が日常的に「なでしこリーグ」を見に行くかというとそうはならないのが、なんとも申し訳ないところです。東京に女子部があれば見に行くのでしょうが。

投稿: つぴぃ | 2008/08/23 15:03

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