« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008/10/31

復活の多摩湖

多摩湖を時計まわりに走って狭山公園に近づくと、右側に広がる風景がいつもと違っていることに気づきました。

R0016555
↑1週間前は地面だったのに……


もう何年ものあいだ、トラックが走りまわっていた茶色い丘が消えてしまい、そこには水面が広がっています。今まで工事のために水を抜かれていた下貯水池が、再び湖になったのでした。見慣れていた地面がいきなり水没してしまうなんて、なんとドラマチックな変化なのでしょうか。

前回、多摩湖を走ったのは先週の土曜日。そのときは「見慣れた多摩湖」だったはずです。それがいつのまにか、本来の姿に戻ろうとしていたのでした。6年にわたって続けられた工事が、いよいよ終わるんだなあ。工事が始まったときには自転車生活はしていなかったので、感無量です。

工事が始まってからというもの、「多摩湖へ来たはいいけど、湖がほとんど見えないのでガッカリ」という声をたくさん聞いてきました。でも、来年の3月(ですよね?)からは、狭山湖堰堤から見るような、広々とした多摩湖が見られるようになるのです。

この日は日没間際に多摩湖を走ってしまったので余裕がありませんでしたが、次回は、中堤から水をたたえた下貯水池を見てみたいと思います。いや~、うれしいなあ。なんだかワクワクしてしまうくらいです。

| | コメント (5)

2008/10/30

プリンタ買い替えなど

パソコン用のプリンタを買い換えました。

5年以上も前の機種を辛抱づよく使いつづけてきた理由は、インクカートリッジの予備を多めに買ってしまったから(笑)。そろそろ新機種がほしいな~と思ってはいたのですが、インクを使い切るまでガマンしようと決めていたのです。

ところが先日、どうも印字精度がよくないのでヘッドクリーニングをしたところ、ガガガガッピーっ!とかいう謎の異音とともに止まってしまいました。電源を入れなおしたりいろいろやってみたものの、まともに印刷もできないし、動かすたびにものすごい音がします。さすがに寿命か!?

インクカートリッジは交換したばかりですが、さすがにもう予備はありません。これが潮時というものでしょう。最近のプリンタ事情はまったく知らなかったので、とりあえずネットで情報を見ながら、お値段や機能などを調べてみます……いや~、ずいぶん安くなっているんですねえ。ビックリです。

機能が豊富でもどうせ使いこなせないので、最上位機種ではないものを購入することにします。購入したお店は、なんとAmazon。決して最安値ではありませんが、かなりお安い。数百円の差で新規のお店から買うよりは、使い慣れたところのほうがなんとなく安心……というわけで、EPSONのインクジェットプリンタEP-801Aをポチ。お、よく見たら新製品だったのね。

その2日後、早くもブツが到着しました。以前の機種より小さいし軽い! インクはいつのまにか6色になっていて、印字速度も速くて音も静かです(5年以上前の機種と比べちゃいけませんね~)。これなら、年賀状もつくれそう(←ホントにやるのかね)。

私の場合、ポタ用の地図を印刷することが多いので、プリンタは不可欠なアイテム。道路地図をコピーすることもあれば、プロアトラスをプリントアウトすることもありますし、今じゃ仕事に使うよりも、ポタ用に使うほうが多かったりして(笑)。来月半ばには輪行を計画していますので、プリンタがないと困ったことになってしまうところでした。

安く便利になったのはうれしいけれど、やっぱり予定外の出費は痛い……。

ところで、昨夜放送のNHK「ためしてガッテン」はなかなか興味深い内容でした。

シリーズ運動で若返り(2) 脳をだます!ラクラク筋トレ術」というタイトルだったのですが、中身は、軽い負荷でも効果が出るという「スロートレーニング」について。

この「スロトレ」、実は数ヶ月前から少しずつやっていたりします。というのも、自転車に乗っているだけでは体脂肪が減らない体質になってしまったため。あと、ロードバイクに長時間乗ると肩凝りがひどくなるので、背筋を強くすることで何とかしたいという気持ちもありました。

スロトレの理論については本で読んでいたとおりだったのですが、放送中で気になったのは、「自転車漕ぎ」などの有酸素運動との組み合わせ方について。何でも、筋トレをした後に自転車漕ぎをしたほうが、自転車漕ぎ単体、あるいは逆の順序よりも、脂肪の燃焼率が高いそうなのです。

ということは、自転車で出かける前にスロトレをしてからのほうがいいということのようです。冬は食べ歩きポタが増える時期でもありますので(笑)、このへんの理論をしっかり覚えておきたいと思います。

再放送が11月5日の午前3時半~と、午後4時5分からあるようですので(いずれも総合テレビ)、自転車で体脂肪をより効率的に燃やしたい!という方はぜひチェックしてみてくださいませ。


 

| | コメント (6)

2008/10/29

相模湖ポタのはずが……

前回のつづき)
腹ごしらえもすんだので、いよいよ大垂水峠をめざします。

R0016324
↑これが相模湖だっ!


高尾山口から大垂水峠までは、約7キロほどとのこと。もっと延々と登るのかと思っていたら、意外と近いのね……。ゆるゆるとした登りは次第にキツくなっていきますが、それほど大変というわけでもなく、それでも楽勝というわけでもなく、ただ淡々と漕いでいくのみ。

本当に大変になると、道路の白線ばかりを見つめて、自分の呼吸音ばかりが聞こえてくるような錯覚がしてくるのですが、少なくともここではそういうことにはなりませんでした。どちらかといえば坂よりも、時おり後ろから迫ってくるトラックの音にドキドキしていたような……。


R0016296
↑道路沿いに控えめに立つ石碑


「ここが峠!」と言われて気がつくと、そこが「大垂水峠」でした。なるほど、道端には「大ダルミ峠」と彫られた石碑が立っています。でも、私が想像していた「峠」とはだいぶ違って、「坂道の途中」という雰囲気です。休憩ポイントでも何でもなく、相変わらずトラックもどんどん往来するので、のんびり撮影会をしているわけにもいきません。このまま、相模湖をめざすことにします。

ここからは、今まで登ってきた分だけ下っていく、軽快な坂道。登りも苦手なら、同じくらい(か、それ以上)下りも苦手なのですが、それほどの斜度もないので、お2人の後をついて、できるだけ遅れないよう下っていくことができました。やっぱり「後をついていく」というのはラクだわ~(もちろん、先を行くお2人がのんびり下ってくださったからこそついていけたのですが)。

相模湖へ向かう途中、秋祭りの「大名行列」を告知するノボリや、昔ながらの宿場町らしい建物なども見かけました。そのうち泊りがけで行って、周辺をのんびり散策してみたいようなところです。


R0016298
↑「あんぱん」といっても5種類以上あって、洋菓子感覚で食べられます


相模湖駅前の商店街で、名物の「丹沢あんぱん」を購入し(ダンナにおみやげにしようと複数個買うも、結局全部自分で食べてしまった(笑))、駅前でひと休みしながら、帰りの計画を練ります……といっても、土地勘のない私はとりあえず聞いているだけ。そのくせ、選択権は私にあるのですから(いちばん体力がないため)、相変わらずのお嬢様待遇なのです(笑)。


R0016307
↑相模湖駅前の「ふれあいパーク」にある魚のオブジェ


帰りのルートをいくつか聞いた中で、最初に除外したのが「そのまま引き返す」コース。せっかくここまで来たのですから、同じルートを通ってもあまり楽しくありません。「津久井湖」やら「和田」やら、名前だけは知っている場所を他人ごとのように聞き流していたわけですが……。

「裏和田にしましょう。こんな機会でもないと、一生、行かないかもしれないし」と、自転車師匠。

「えええっ、和田ですか? いえ、別に一生行かなくてもまったく構わないんですけど」

和田峠といえば、たくさんの自転車愛好家さんたちのブログで写真や登坂記を拝見してきた激坂として名高い場所。当然ながら、私には縁のない場所と思っておりました……というか、縁などもちたくないといったほうが正解だったかも(笑)。

「いや、せっかくチャンスがあるのにチャレンジもしないようでは一生の損です。ぜひ自分で体験してみましょう!」


R0016311
↑特急に乗ると通過してしまう「相模湖」駅


う~ん、確かに言われてみればその通りです。今後、ここまで来ることはめったにないでしょうし、ましてや和田峠まで行くなんてことももうないかも(今後は年齢とともに体力が落ちていくだけですし)。だとしたら今回は、本当に生涯最初で最後のチャンスなのかもしれません。

結局、説得されてしまい、和田に行くことになりました(笑)。距離もいちばん短いって言われたしな……。

縁がない場所と思っていたせいで知らなかったのですが、和田峠へ行くルートには「表」と「裏」があり、今回、われわれが登るほうは、よりラクな「裏」のほうだとのこと。下りが苦手なだけに、「表」を下るのにも不安がありますが、決めちゃったからには行くしかありません。

こうして、「相模湖ポタ」は、いつのまにか「和田峠ポタ」になってしまったのでした。……って、全然「ポタ」ぢゃないじゃんか(笑)。

あ、和田へ行く前に、念願の「相模湖」を見ることもできたのですが、頭の中はもう「和田」でいっぱい。実のところ、相模湖をのんびり見物する心の余裕はなかったのでありました(笑)……ということで、以下次号。

| | コメント (14)

2008/10/28

ママチャリを掃除

久しぶりに、ママチャリの掃除をしてみました。

相変わらず乗る回数がもっとも多く、私の自転車たちの中でいちばん走行距離も多いのがママチャリのスーペル号(いちいち名前をつけずにいられないのです)。その一方で、「ほったらかし」度もNo.1のため、だんだん快適さが低下してきていたのでした。

漕げばガラガラと音がするし、ブレーキも鳴くし、ペダルもどうも重いし……。ここ数ヶ月、にわか雨だろうと何だろうと乗り回しては放置していたのですから、仕方のないこと。でもこれでは、世間一般のママチャリライダーと同じレベルになってしまいます。

ずっと気になってはいたのですが、暖かいあいだはなかなか気力がわきませんでした。というのも、わが家の屋外自転車置き場は若干日陰になっており、常に蚊がうろうろしていたから。ほんの30秒でもじっとしていようものなら、蚊が十数匹も集まってくるものですから、とてもスーペル号の面倒をみる気にはなれなかったのです。

さすがに最近は気温も低くなり、蚊の数もだいぶ減ってきました。やっとチャンス到来!?というわけで、ウェスと古歯ブラシとKURE556(スポーツ自転車だと専用ケミカルを使うのですが(笑))で、ひととおり掃除をしてみました。

ガラガラ音がするのは、チェーンがチェーンカバーにあたっているせいだったので、力技で(笑)あたらないように調整。もう5年以上乗っているので、取りきれないサビや汚れはあるのですが、それは勲章(?)ということで。

せっかく掃除をしたので、ためしに乗ってみることにします……おお! なんという乗り心地の良さ。漕いでもほぼ無音ですし、ペダルが軽快に回ります(軽すぎるような気がするくらい)。こんなに変わるなら、もっと早くやっておけばよかった~!

ひそかな自慢の軽量ママチャリ・スーペル号には、これからもずっとお世話になるはず。たまにはこうしてきれいにしてあげないと、バチがあたるというものです。なんといっても、平日の気軽なポタ&買い物には欠かせない自転車なのですから。

先日の「調布飛行場まつり2008」の記事中で、「調布飛行場から大島へ輪行したい」と書きましたが、雑誌「自転車生活」の最新号(17号)で、まさにそうやって大島へ行った旨の記事が掲載されていました。輪行も、満席とかでなければ大丈夫みたいです。

記事は「日帰り大島輪行」というものでしたが、行くならせめて1泊くらいはしたいもの。天気予報を見極めるのが大変そうですが、来年あたり、ぜひ実行してみたいと思います。やっぱり、わがホームの味スタ隣から飛行機に乗って島へ行くなんて、あこがれですもんね。

最近発売された「自転車のフィッティングがわかる本」にも、まったく同じ記事(&写真)が。同じ出版社ですから別にいいんですけど、何も同時期に発売の本と雑誌に同じ記事を載せなくても……つい、手抜き!と思ってしまいましたよ(笑)。


 

| | コメント (6)

2008/10/27

気迫の勝利。

J1リーグ第30節 東京VS鹿島は、3-2で東京。
重要な一戦を制した東京は、首位と勝ち点5差の6位となった。

R0016550
↑「勝ったのは俺たちだ!」


観客数、33596人。雨上がりのピッチ。
今まで苦手としてきたコンディションにもかかわらず、東京は気迫で勝利をつかみ、みずからの力で「優勝争い」のステージに踏みとどまった。

今季、味スタで見た中では最高の試合。スタメンを知ったときには「どーして赤嶺じゃないの?」などとクヨクヨしていたのだが、城福采配は見事に的中。選手交代も功を奏し、スタジアムの雰囲気も良く、選手たちの奮闘ぶりには心を熱くさせられ、ついには鹿島から勝ち点3を奪ったのだから、もう何も言うことはない(2失点目は余計だと思うけど)。

以前もこの時期になると、東京は「上位いじめ」をやっては首位争いを混乱させていたものだけど、今回は今までとはちょっと性格が違う。上位を倒すことが、すなわち自分たちの優勝につながるかもしれないのだから。上位を倒してもただの「番狂わせ」でしかなかった過去は、もう遠い昔のことなのだ。

最初の得点を決めただけでなく、ほぼ2アシストのカボレはすばらしかった。何度もゴールに迫った石川も、やっと本調子が戻りつつある長友も、途中出場の鈴木達也も、相変わらずの恐るべき神童ぶりを見せた大竹も、謎のロングフィードで場内を沸かせた茂庭(笑)も、とにかく全員が頑張って、いいサッカーを見せてくれた。試合後の笑顔は、本当にステキだったよ。

対する鹿島アントラーズも、強豪らしい試合巧者ぶりを見せていた。何もないところで倒れてみせるところとか、実に「大人だな~」という感じ(さすがに今回は、終盤の「時間稼ぎ」はしなかったのね)。彼らに比べれば、われわれのチームはまだ青臭い小僧みたいなものだ。だからこそ、「あんな汚い大人になっちゃいけませんよ」と、反面教師にしたくなる部分も多々あるわけだけど。

シーズン前には多くの選手が出ていったわけだが、中でも、鹿島に行った某選手にだけは負けたくなかった。彼がスタメンで出たこの試合に勝てたのは、本当にうれしい。

前半を無失点でしっかり抑えて、後半に勝負を賭けたのもよかった。なぜか、前半早々に得点してしまうと逆転されるような気がするし、前半で失点すると追いつけないような気がするので。とにかく、見ているだけで疲れてしまい、喜びを爆発させる気力もありませんでした(笑)。最近、体力ないので……。

残りはあと4試合。次のホームでの試合は、なんと1か月も先のことになる。天皇杯などでリーグ戦が飛び飛びになるのは、今の勢いを維持したい東京としてはちょっとイヤな感じもするのだけど、きっちり調整をしながら、悔いのない戦いをしていってほしい!

本日の散財:10周年記念目覚まし時計、4980円也。
まったく買うつもりはなかったのだが、売店で売れ残っているのを見たら、つい不憫になって(笑)。そういえば、バスタオルセットも同じ理由で買っちゃったんだよな~。ホーム最終戦では、きっと10周年記念クッキーを買って帰るに違いない……。

銭湯スタンプカード、とりあえず1枚分はたまったので景品と引き換える。ダンナの分のカードにもスタンプをためるつもりだったんだけど……これにて終了、ってことかな(笑)。

なかなか天気がはっきりせず、出かけるのが遅れたため(結局、自転車で正解だった)、アジパンダにはめぐりあえず(涙)。でも、天気はしだいに回復に向かい、控えめな夕焼けが出始めたころに、東京の勝利が確定。わがチームの未来にも、明るいものが見えてきたような気がしてしまったのだった。

帰宅してからTBSチャンネルの録画をリプレイ。東京ホームの試合なのに、思いっきり鹿島びいきの実況で、ヒジョーにムカつく。今夜のJスポでの放送は、西岡アナ&ヒロミコンビなので、こちらを録画して保存するつもり。

試合前に悲観的になっているほうが、勝てるような気がする今日このごろ(笑)。残り4試合も、試合前は思い切りペシミスティックにしていよーかな……。

今回、ダンナは元部下の結婚式に出席するために欠席……かと思ったら、後半30分過ぎになって礼服のままやってきた。「前半が0-0だったので、二次会はすっぽかしてきた」とのこと。15分しか見てないくせに、得点シーンを3つも見るなんて、なんてラッキーな奴(笑)。塩田選手の「兄貴」もご成婚とのことで、ご祝儀パワー全開の第30節だったのでした。

| | コメント (4)

2008/10/26

ホームで勝とう!

今日は14時から味スタにて、鹿島アントラーズ戦。

オフィシャルのスタッフ日記によれば、このままでは今年の観客動員数が昨年を下回る可能性が濃厚なので、残るホーム2試合ではどうにかして「3万5千人」を動員したいとのこと。

昨年よりもずっとおもしろいサッカーをしているのに、来場者数が減少しているのはなんとも不可解……というか、試合を見に来るきっかけは「おもしろいサッカー」ではないということの証拠みたいなものだろう。

そもそも、ライトな観客層は「おもしろい内容のサッカー」が見たくて来るわけではない。動機はさまざまあるだろうが、たまたまスタジアムで見た試合がおもしろくて、場内の雰囲気が良くて、さらに勝てばさらに周囲のムードが良くなり、いい気分が伝染して「また来たいな」と思ったりするものなのだ。

スタジアムに新規のお客さんを呼ぶ仕掛けはフロントにもいろいろ考えてもらいたいけど(イベント類も目新しいものがなくてマンネリ気味)、やはり起爆剤となるのは「ホームでの勝利」だと思っている(何度も書いてるけど)。

以前は「ホームで強い」時期もあったが、ここ数年は「ホームでダメ」なのがわが東京。特に今シーズンは、3万人を越えたときに限って惨敗してしまうという惨状がつづいている。これでは、観客増員への「正のスパイラル」は望めない。

今日の試合は、首位の鹿島が相手ということもあり、それなりの観客が集まることだろう。いろいろな意味で、今日が正念場だ。「首位がプレッシャーだ」だの「優勝争いがプレッシャーだ」だのと、弱音ばかり吐いているわがチームには、間違っても「大観衆がプレッシャーだ」とは言ってほしくない。そんな言い訳は、大舞台で戦う資格がないと告白しているようなものだから。

チャンピオンズリーグのギリシャのチームの試合で(トルコだったかも)、ホームを埋め尽くした熱狂的なサポーターたちを称して「応援しているというよりも、まるで監視しているようだ」と言った解説者がいた。東京サポも、試合の展開によっては「サポート」よりも、味方に対して「プレッシャーを与える群衆」に変わってしまうことがある。

今日はどうかそんなことにはならないよう。昨年の今ごろ、私たちはとても痛い目にあった。その記憶はいまだに薄れてはいないのだ。

うーむ、なかなか天気がすっきりしないな~。あと1時間待って、自転車で行くかどうか決めよう……。

「Jリーグ中継」がTBSチャンネルだと、損をしたような気になるのは私だけではないはず。試合後の監督インタビューが楽しみだし、スタジアムの風景をだらだら流しているのも好きなんだよねえ。

| | コメント (2)

2008/10/25

コスモス2008

毎年のことですが、今年も昭和記念公園のコスモスを見に行ってきました。

R0016222
↑バーベキューガーデン近くのコスモス畑


昭和記念公園にはコスモスポイントが複数あるのですが、開花時期や品種が微妙に異なっているので、長い期間にわたって花を楽しむことができるのです。


R0016244
↑コスモスの丘


いちばん大規模なのは、北側に位置する「コスモスの丘」。それほど珍しい品種はないようですが、広大な斜面に広がるコスモスの群生は圧倒的です。写真は先週のものですが、今週でもまだ楽しめるのではないでしょうか。


R0016240


バーベキューガーデン横には、ちょっと変わった品種のコスモスが植えられています。花びらが筒状になった「シーシェル」系は人気の品種。八重咲のものは、一見したところではコスモスとは思えない豪華さがあります。


R0016494


「みんなの原っぱ」西にある黄色いコスモスは、たぶん今が見ごろのはず。原っぱ東には白いコスモスの群生がありましたが、見ごろはもう過ぎてしまったかも。今の時期でしたら、原っぱ西の「イエローキャンバス」と、「コスモスの丘」がおススメです。

このコスモスたちが終わってしまうと、昭和記念公園の1年を飾った花もそろそろおしまい。あとは紅葉も待つだけとなります。明日、10月26日は、無料入園日。混み合うことと思いますが、コスモスを見に、お出かけになってみてはいかがでしょうか。


……それにしても、毎年、写真が同じようになってしまうのには、我ながらうんざり。もうちょっと個性を出したいけれど、デジタル一眼は自転車で持ち歩くには重すぎるしな~。ひたすら精進するしかないのかもしれません……。

| | コメント (4)

2008/10/24

相模湖をめざして

先週の天気のいい日に、相模湖まで行ってきました。

R0016299
↑今回の目的地


ふだんはポタ専門で、その先によほどおいしいものでもない限りは(笑)、山も峠も遠距離も走りたくないぐーたらな自転車乗りなのですが、年に2回くらいは頑張って出かけてみることがあります。これはそんな珍しいサイクリングの記録。

昨年、都民の森まで行ってから、いずれは「風張峠」や「奥多摩湖」へ行ってみたいと思っていました。そして、もうひとつ行ってみたかったところが、「相模湖」。でも、相模湖へ行くには、大垂水峠を越えなくてはなりません。峠なんて、山王峠と旧小峰峠くらいしか行ったことがなく、遠いし、大変そうだしな~と考えているうちに数年がたってしまい……。でも、いきなりその機会がやってきました。

当然ながらひとりで行こうと思うはずもなく、午前中に活動できないダンナがつきそってくれるわけでもありません。一緒に行ってくださるのは、自転車師匠と自転車先輩のJさん。そもそも私が自転車生活を始め、続けていくきっかけをつくってくださったお2人なので、大船に乗ったつもりでついていけばいいのです。お2人にとっては、のろくさい私のペースに合わせなければならないので大変ですが。

最初の目的地は、高尾。いつもなら浅川沿いをのんびり走っていくのですが、この日は幹線道路の車道を使います。とはいえ、しっかりした先導役がいて、手信号もわかりやすく出してくださるので、後ろを走っていても安心感があります。それにしても、一定のペースで走り続ける先導役ってけっこう大変。いつか私にもできるようになるのでしょーか。


R0016284
↑甲州街道のイチョウ並木。青空がきれい


八王子付近では、甲州街道のイチョウ並木を延々と走ります。こんなにイチョウ並木が続いているとは知らなかったなー。八王子は立川よりは若干気温が低いのでしょうか、イチョウの葉も少し色づいて見えました。そしてもちろん、ギンナンの臭いも(笑)。でも、道路は掃除が行き届いていて、路面にはつぶれたギンナンはありませんでした。タイヤで踏んでしまうと後が大変なので、ありがたいことです。

なんだかあっという間に高尾山口に到着。メーターを見ると、浅川沿いののんびりルートよりも、5キロも少ないのです。平均速度も20キロを越えてるし、走行距離も短いのですから、疲れないのもあたりまえです。自分がいかに、普段ムダだらけの走行をしているかということの証でもありますが(とほほ……)。


R0016290
↑右側のお店でランチタイム


相模湖まで行くのであれば、私にとっては立派な「走行会」ですが、つきそいのお2人にとっては「のったりポタ」。なので、ランチタイムもコンビニではなくて食堂に入ることになります。私はすぐにガス欠状態になってしまうので、大垂水峠へ行く前に、こうしてちゃんとご飯が食べられるのはありがたい限りです。


R0016287
↑とろろ定食~!


高尾山口近くのお店でいただいたのは「とろろ定食」。どんぶりご飯だったにもかかわらず、とろろのおかげできれいに完食できました。これからが本番というとき、揚げ物ではもたれるし、生魚系では消化がよくないような気がするので、「とろろ」という選択は我ながらよかったかな~。

元気が出たところで、いよいよ出発。だいたいの距離は聞いていますので、ペースを考えながら走ってみることにします。「多摩湖よりちょっとキツいだけ」との話ですが、本当かな~(笑)。

……長くなってしまったので、続きはまた次回に。

| | コメント (4)

2008/10/23

季節はめぐる

秋晴れの1週間も終わり、これからはひと雨ごとに寒くなってきそうです。

R0016276
↑地面がオレンジ色に染まりました


あれだけ咲き誇っていたキンモクセイも、すでに散ってしまいました。イチョウ並木も少しずつ色づきはじめ、あの独特のギンナンのにおいが漂っています。自転車で走るときは、ギンナンを踏まないように気をつけないと……。ギンナンは大好きなのですが、以前、自宅で炒ったらものすごい臭いになってしまい、それからはもっぱら外食で食べるものになってしまいました。ホントは、毎日食べたいくらいに好きなんだけどなー。


R0016260
↑ススキの季節もそろそろ終わり


お月見に欠かせないススキも、10月の十五夜が過ぎると見ごろを過ぎてしまうようです。桜の葉はもうほとんど落ちてしまい、柿の実も日を追うごとに赤くなってきています。さまざまな木が赤い実をつけ、それを目当てにやってくる鳥たちの顔ぶれも、やはり夏とは違います。


R0016522
↑どんなカモが来ているんだろう


久しぶりに狭山湖へ行ってみると、湖面にたくさんの鳥たちが集っていました。もう渡り鳥がやってくる季節になったのですね。そういえば、近所の川で見かけるカルガモの数も増えてきたような気がします(カルガモの場合、定住派と渡り派の2種類がいるようです)。

狭山湖の湖面は遠いので、肉眼ではどんな鳥なのかを把握することはなかなか困難です。次回からはサッカー観戦用の双眼鏡をもってこなくては。

まだまだ暖かい日が続いていますが、季節は確実に移り変わってきています。Jリーグも、最終戦のチケットが発売になりました。年々、1年がたつのが早くなるような気がしているのですが、今年はさらに早まってしまったような気分。

| | コメント (6)

2008/10/22

調布飛行場まつり2008

日曜日は「調布飛行場まつり」へ行ってきました。

R0016468
↑会場案内図


味スタをホームとするわれわれにとっては、調布飛行場から飛び立つ飛行機は見慣れた風景なのですが、空港内に足を踏み入れることはほとんどありません。場内には、さまざまなかわいらしい飛行機やヘリコプターが展示されておりました。


R0016404
↑翼よ、あれが味スタだ


もともと飛行機には詳しくないので、適当にながめてみただけ。でも調布飛行場の歴史に関する展示は興味深く拝見しました。もともとは、関東大震災後の東京都市計画の一環として、羽田につぐ第2の飛行場として建設されたものだったのですね。もし戦争が起こらず、計画通りの空港になっていたとしたら、このあたりの風景はまったく違ったものになっていたことでしょう。

……と、昔に思いをはせるのはともかくとして、やはり気になるのは屋台であります(笑)。中華、カレー、スペイン料理など、本格的な屋台が並んでいて、どれもこれもおいしそうでした! 東京都の発表によれば、昨年の来場者数は2万5千人ほどだそうですが、味スタ付近も毎回このくらいにぎわって、試合を見る人も見ない人も楽しめる空間になるといいなあ、なんて思います。


R0016431
↑なぜか燕太郎が……


場内にはヤクルトもブースを出していて、燕太郎が出張してきておりました。将来、東京にもマスコットが生まれたら、彼もこういうイベント会場に出てくるのでしょうか。ああ、かわいい子だといいのだけれど……。


R0016456
↑撤収中です


……と、懐かしい「FC東京&新撰組ハッピ」を着た人が目につくようになりました。最初は一般客かと思ったのですが、まさかそんなことはありませんね(笑)。ここでもキックターゲットのようなイベントを行なっていたようです。私が行ったときは終了直前だったので、撤収中でしたが。休日出勤、お疲れさまでした。お客さんの中には、東京グッズを身に着けた人も多かったですよ。


R0016461
↑95年ガメラのマスク(←なぜか大分を思い出す(笑))


東京ばかりでなく、調布付近の企業や大学もブースを出していました。角川大映撮影所からは、新作の紹介ビデオとともに、なぜか平成ガメラ3体のマスクが……。うーむ、やっぱり第1作のガメラがいちばんかわいいなあ(個人的には1作目がいちばん好きだし)。


R0016393
↑管制塔の下のイベントステージ


……とまぁ、いったい何を見に行ったのかわかりませんが(笑)、これもいつものことですな。

いつかは調布飛行場まで自転車で行って、そのまま輪行して大島へ……!という夢を抱いてはいるのですが、はたして自転車を乗せてくれるのかどうかもわかりません。調べてみると、サーフボードについての記述はあっても、自転車については言及されてないし。すいていて、超過料金を払えば乗せてくれるような気もするのですが、はっきりしたところはわかりません。こういう機会に、そんなことを確認できる場があればもっとよかったんですけどね。

| | コメント (4)

2008/10/21

さよなら「チマ・コッピ」

立川の自転車乗り御用達カフェ「チマ・コッピ」が日曜で閉店してしまうと知って、あわてて行ってきました。

R0016508
↑メニュー内の「閉店のお知らせ」


気に入っていたにもかかわらず、結局、3回しか行かれなかった……というか、私にとってカフェめぐりは寒い時期のイベントなので、もっと寒くなったら行こうと思っていただけなのです。暖かい時期は、できるだけ走っておきたいものですから。

ブレンドティーとスコーンのセットを注文。小心者のため、ふだんはなかなかひとりでお店には入れないのですが、今回は非常時ですから(笑)。ここのスコーン、好きだったんだけどなあ。


R0016511
↑抹茶とレーズンのスコーン


ダンナへのおみやげにしたかったのでテイクアウトできるかどうか聞いてみると、20分ほど待ってもらえれば焼いてくださるとのこと。これも最後の機会、紅茶を楽しみ、本を読みながらスコーンの焼き上がりを待つことにしました。

それにしても、本当に残念。お店は水曜が定休日なので、残された営業日はあと4日しかありません。最終日の日曜は17時閉店。閉店だからといって、特にイベントなどをする予定はないそうです。17時だと、鹿島戦を見てからじゃ間に合わないなあ……その前にお昼を食べに行こうか!? それとも土曜日か……(天気予報が心配ですが)。


R0016517
↑いい雰囲気だったのですが……


焼きたてのスコーンをおみやげに帰路につきましたが、スコーンは温かくても心はなんだか淋しい気持ち。気になっていたけどまだ行っていないというかた、また行こうと思われていたかた、営業は日曜までです(宇都宮のジャパンカップの日に閉店というのも、自転車カフェらしいのかな)。ぜひ、訪れてみてください。


 *以前、訪れたときの記録は、こちらこちらに。

| | コメント (8)

2008/10/20

銭湯に行ってきた

FC東京が「銭湯Day」というキャンペーンを始めたため、景品ほしさに銭湯へ行ってきました。

実をいうと、物心ついてから銭湯へ行くのは初めてですよ! つい最近まで「自転車で近場の日帰り温泉めぐり」をやっていたせいで、多摩地区の温泉施設はあちこち行ったのですが、銭湯に行こうとは考えつきませんでした。

銭湯検索で調べてみると、自宅から歩いていけるところにも銭湯が。知らなかったーというか、そういえばあったような気がします。まずはここから攻めてみる(?)ことにしましょう……ということで、ダンナといっしょに仲良く(?)銭湯へ。

入り口で450円(安い!)を払い、スタンプカードにスタンプを押してもらいます。「他にもこれを持ってきた人はいますか?」と聞くと、「そんなに多くないけど、何人か来たよ」との返事。おー、ウチの近所にも東京サポはいるのね。なんだかちょっとうれしくなります。

週末の午後8時近くという時間帯だったのですが、銭湯はわれわれの貸切でした。広いお風呂をひとりじめできてうれしいような、銭湯の経営について心配になってしまうような、ちょっと複雑な気分。露天風呂はありませんが、泡風呂などもあって、疲れた身体にはだいぶ効く感じ(最近、ちょっと自転車で酷使しましたので)。

脱衣所のロッカーの上には、常連さんたちの「洗面器&シャンプー」類がずらりと並んでおり、なるほど~銭湯の常連になるというのはこうして洗面器キープをすることなのね、と妙に感心したりもしました。アナログ式の大きな体重計があるのも、なんだか懐かしい感じ。あ、お風呂場の絵は定番の富士山ではなく、瀬戸内海でした。

前もって待ち合わせ時間を決めておいたので、ダンナともスムースに合流でき、ほかほかと気持ち良く帰路につきました。うーん、なんだかいい気分。自転車で走った帰りに温泉施設に寄ったことはあったけど、帰りもやっぱり自転車なので、こんなほのぼのした気分にはならないんですよね(笑)。

銭湯未体験だった私と違い、若かりし日にボロアパートに住んでいたことのあるダンナは、何度も銭湯を利用したことがあるそうです。仕事場の先輩と一緒に行ったり、同業者と銭湯で出会ったりで、いろいろな思い出があるとか。そんな昔話を聞くことができたのも、収穫でございました。これも「銭湯Day」キャンペーンのおかげさ~。

自転車でちょっと走って日帰り温泉施設に行くのも楽しいのですが、銭湯は基本的に「近所」のほうがいいような気がします。徒歩で行くにはちょっと遠いけど、ママチャリ圏内にも銭湯が数軒あることがわかったので、次はそこへ行ってみようかな。多摩湖帰りに寄れそうなところもあるし(と、いろいろ計画中)。

もっとも「自転車で銭湯めぐり」ということに関しては、自転車本の第一人者である疋田智さんが「自転車とろろん銭湯記」という本を発表しておられますので、今から自分でもやってみようとは思わないんですけどね……。この本、出た直後に買ったのですが、まだ読んでいません。この機会に、読んでみようかと思います(その前に、どこにあるのかを探さなくては!)。


↑読了したらまたご紹介します

| | コメント (6)

2008/10/19

自分を取り戻そう

J1リーグ第29節 大分VS東京は1-0で大分。

スカパーの実況では盛んに「堅守の大分」と言っていたけれど、東京が負けたのはそのためというよりは、どちらかといえば自分たちが得点できなかったせいなのだった。

大分の1点は、あれは仕方がないと思う。実況によれば、鈴木慎吾は今シーズン、リーグ戦での初得点だとか。実に見事なFKだったし、防げなくても、失点してもおかしくはない。問題は、1得点も獲れなかったわがチームのほうだ。

怪我人が多すぎたせいなのか、プレッシャーのせいなのか、とにかく今日の東京は「うまくいっていなかった」。セットプレーのチャンスはいくつもあったが、どれも入るような気がしなかったし(大竹がいれば!)、攻撃もどこかちぐはぐだった。この結果は、そんなチーム状態の表れだと思う。

前日の「FC東京ホットライン」で、茂庭選手は清水戦の敗北の一因として「優勝圏内にいるというプレッシャー」を挙げていた。そういえば、5月に調子を崩したときは「首位というプレッシャー」だったっけ。なんだか同じ種類のもののようにも思えるが、きっと違うのだろう。でも正直いって、6位という順位でそんなプレッシャーを感じているようでは、「優勝争い」なんてまだ早すぎる。

TV観戦ではわからないのが、スタジアムでの雰囲気だ。試合後、選手たちはどんな様子で、東京から駆けつけたサポーターたちは彼らをどう迎えたのか。TVでは勝利チームの楽しそうな光景ばかりを映していたので(当たり前だ)よくわからなかった。ギスギスしていなければいいのだが。

後半の赤嶺へのイエローカードは残念だった。選手であれば、あの主審の性格は把握しているだろうし、1点リードされている段階では時間をムダにできないのはわかっているはず。それでいて、執拗な抗議で警告を受けてしまうとは。こんな場面にも「平常心ではないんだな」ということがわかって、ちょっと哀しかったのだった。

ともかく、この試合は終わったのだから、次を考えよう。

幸か不幸か、この試合で東京は優勝圏内からはまた一歩遠のいた。ポジティブに考えれば、これでプレッシャーから解放され、本来の自分たちの姿を取り戻せるはず、ということになる。もっと冷静になろうではないか。まだ5試合が残っているのだし、来シーズンへの希望をもたせてくれるような内容でシーズンを締めくくってほしいのだ。私たちは、今年ではない、もっと先の栄光を信じているのだから。

国体が開催されたため、大分は50数日ぶりでのホームスタジアムでの試合となったそうだ。その間は、練習場すら使えないことがあったとか。メインスタジアムとして使われたスタジアムの芝は、かわいそうなほどに剥げて、あちこちに土が露出していた(エメルソンはピッチ状態が悪いほうがいいプレーをするような(笑))。

数年後に東京で国体が開催されるとき、われわれは今回の大分と同じ目にあうことになる。大分はホームゲームを鹿児島で開催したという。東京はやはり松本へ行くのだろうか(国立で開催してくれることはないのだろうか)。味スタの芝は、さらにボロボロになるだろう。救いは、小平が使えないことにはならないだろうということくらいか。

それにしても「ホームに強い大分」は健在だった。東京は「アウェイ勝率1位」だそうだが、「アウェイに強い」ことを誇ってもいいのは、まずホームで強くなってからのことだ。ホームで負けてばかりいて、アウェイに強いようでは本末転倒。

味スタとはなかなかいい関係が築けないのが悲しい現実だが、それをいっていてはいつまでたっても「優勝」にはつながらない。今季、ホームゲームはあとわずか2試合。せめて、この2試合で勝ち点6は獲りたいものだ。

| | コメント (6)

2008/10/18

関戸橋フリマ08年秋+α

久々に関戸橋の自転車フリーマーケットを見物してきました。

R0016377
↑無造作に並べられた自転車たち


記録を見ると、07年の春以来なので1年半ぶり!? 旅行に行くだの観戦優先だのいっているうちに、機会を逃していたようです。つーか、苦手の最大要因は「朝、早い」ことなんですが(笑)。

8時半ごろ現地へ着くと、そこは色とりどりの自転車とジャージがずらり。秋の日差しを浴びて、よけいに鮮やかに見えます。店(?)を見てまわるのも楽しいのですが、この場に訪れた皆さんの自転車をながめるのもまた楽し。皆さん、それぞれこだわりの自転車に乗っておいでなのですね。

知っている人の顔も見かけたような気もしますが、もともと顔を覚えるのが苦手なもので(すみません)、ご挨拶までにはいたりませんでした。もし失礼していたようでしたら、申し訳ありません!

そうそう、もうひとつ印象的だったのは、関戸橋の目の前にあるマンションのベランダに、FC東京10周年記念バスタオルが干してあったこと(笑)。鮮やかな青赤なので、すごく目立ってました。これを見たときは「幸先がいい」って思ったんだけどなー。

所持金を最小限にしてきたかいあって(笑)、何も購入することはなく、9時半すぎには撤収。で、次に向かった先は……。


R0016384
↑「競輪神社」で必勝祈願をするも……


なぜか「東京オーヴァル京王閣」であります。ここに来たのは06年年末の「KEIRINグランプリ」以来。年末のイベントは特殊な状況ですので、通常の開催日に来たのは初めてかな。主な目的は「競輪場で昼ごはんを食べよう」ということ(笑)。

200円のバックスタンド特観席を買って、中に入ります。この特観席、正面がガラス張りでレースが一望できるようになっていて、冷暖房完備で禁煙、ドリンクホルダー付きのデスクがあって、ドリンクは50円だし、マッサージ用の椅子もあるしで、なんというか本当に豪華。午前中から夕方までいられるし、喫茶店やファミレスで仕事をするよりも、ここのほうがはかどりそうです(笑)。

それにしても、競輪場って年齢層が高い! 私ですらほとんど「小娘」みたいに思えます。窓口で働くおばさま方も、どう見ても60代以上。う~む、年寄りに優しい競輪場(そのわりには階段が多いけど)。私もここで死ぬまで働きたいくらい(笑)。食べ物も安いし、ホスピタリティもいいし、時間つぶしには最適な気がします。

つい「安い娯楽」と感じてしまうのは、私が車券を買わないせいでしょう。またまた本末転倒ですが、こちらには見学に来ただけで、車券を買う気はさっぱり起きないのでした。少しばかりレースの見方を教わって、最初の3レースばかりを見て、コストパフォーマンスのものすごくいい定食を食べて、なんだかそれだけで満足。

結局、14時からの大分戦を自宅観戦するため、早めに競輪場を後にしました。帰りがけに、「競輪神社」こと「大岡稲荷神社」に必勝祈願してきたんだけどなあ……やっぱり、競輪神社はサッカーにはご利益がなかったみたい……。

それにしても、早起きすると、何て1日が長いんでしょう。2日分も活動したような気がして、夜はアーセナル戦の途中で轟沈してしまいました(最近、早起きすることが多く、結果的に慢性的な睡眠不足中)。

| | コメント (6)

2008/10/17

明日は大分戦

つまらない代表ウィークが終わって、明日はようやくリーグ戦の再開日。

でも、チーム状況を見ると、素直に喜んでもいられないのが何とも悩ましい。

なんといっても、怪我人が多すぎる。リーグ終盤を迎え、怪我人のいないチームなんてないのだろうが、それにしても多い。故障者リストを見て、「これ、今回のスタメン?」と勘違いしたとしてもそれほどおかしくはないくらいなのだから。

対する大分は4位と絶好調で、ホームでは滅多に負けないらしい(わがチームとは大違いだ……)。だいたい、彼らがナビ杯決勝にまで駒を進めることができたのも、そもそも東京が味スタで負けたりしたからで……と、つい愚痴モード(笑)。

東京は6位だが、トップとの勝ち点差は5。決して頂上を目指せない位置ではない。当然、優勝を目指すべきだし、ファンとしては隙あらば獲っちゃえ!という気持ちでいることはいうまでもない。

……だけど、私の中の「常に冷静な部分」では、実はそこまでは思っていなかったりする。シーズン当初、「優勝争いができるチームにする」と言った城福監督は、有言実行を貫いて、確かにそういうチームをつくりあげつつある。このまま上位でシーズンを終えることができれば、次の目標は「優勝できるチームにする」になるはずだ。

優勝はあらゆるチームがめざす究極の目標ではあるけれど、東京はまだそれを手に入れる段階には達していない……というのが、正直なところだと思う。まずは、常に4位以内をキープできる実力をつけることのほうが大事だし、今の東京にはそれができる素地は充分にあるはず。

だから、ひとつひとつの試合に一喜一憂せず、クラブの明るい未来を信じて応援をするほうが精神的にいいんじゃないかなという、それだけの話。もちろん、明日は勝ってほしいし、行くところまで行ってほしいと思うけど、この瞬間の一瞬の快楽よりも、将来のもっと大きな歓喜のために頑張ってほしいなと。

なんだか言い訳がましいかな?

「チャンスなんだから何があろうとひたすらトップをねらえ!」という気持ちと、「まだ時期尚早だから、本当の実力を蓄えよう」という気持ちの2つが同時に存在しているのだけど、そういう二律背反な気分をあわせもってしまうのもファンであるがゆえなのだろう。

とにかく、明日はかなり苦しい戦いになることは間違いない。でも、大分のうまいものを求めてやってきた(←違う!)大量の東京サポの声援が、きっとチームを後押ししてくれるはずだ。私も遠く東京より、念を送ります!(関戸橋へ行くつもりなのですが、14時までには帰宅しないとね!)

| | コメント (2)

2008/10/16

代表戦に思うこと。

W杯アジア最終予選 日本VSウズベキスタンは1-1のドロー。

日本代表には、何が何でも2010年のW杯に出場してもらいたいと思っている。なぜなら、われわれには「味スタを満員に」するという使命があるからだ。そのためにはJリーグにもっとお客さんが来てくれることが必要だし、そういったライトなファン層をスタジアムへ呼ぶには、日本代表が活躍してくれることが近道なのだ。

ところが結果は、ホームで1-1のドロー。しかも、内容ときたら、とんでもない「がっかり」サッカーである。こんな試合をしているようでは、「代表が頑張ってるから、初めてJでも見に行ってみようかな」なんていう客が増えるとは到底思えない。同日、オーストラリアがホームで快勝しているのに比べると、なんだか悲しくなってくる。

だが、「がっかり」「悲しい」と書く一方で、心のどこかには妙な期待感があった。「これを機に、監督が代わってくれないかな」と考えていたのである。

思えば、オシムさんが監督をしていたころは、ウチの選手たちが代表に召集されても嘆いたり怒ったりはしなかった。「きっと何か吸収してきてくれるだろう」「代表で学んだことを、クラブに還元してほしい」と素直に期待していたのである。

ところが今は違う。代表に呼ばれると、壊されるか、試合勘を失って戻ってくる。クラブにとってはプラスになるどころか、マイナスになるだけだ。代表に呼ばれることは名誉でもあり、選手たちにとっては夢でもあるだろうから応援はしたいのだが、ことごとくその気持ちを裏切られているのが実情なのだ。

前半で失点したとき、「この際、ホームで負けてくれれば監督が更迭されるかも」「監督を交代させるなら、今がチャ~ンス!」と思っていた。同点に追いついた時点で「ドローならさすがにクビはないか」と、別の意味でガッカリしていたりして……。

岡田監督がこのまま指揮をとりつづけても、よほどとんでもないことでも起きない限りは、日本はW杯には出場できると思う(これだけ恵まれたアジア枠にすら入れないとしたら、それこそW杯に行く資格がないということだ)。ただ、その先はどうなのか。またグループリーグで敗退するのだろうか。岡田監督には恨みも何もないけれど、彼のままではたぶんグループリーグは突破できないと思う。

だから、監督を交代させるなら今のうち、と思ってしまうのだ。

「代表で学んできてほしい!」と、クラブサポが喜んで選手を送り出せるような、そんな日本代表になってほしいのだ。

そんな日は、いつか来るのだろうか。

| | コメント (6)

2008/10/15

煙突コレクション

昨日の続きで、今回もゴミ処理場の煙突を集めてみました。

R0010802
↑柳泉園は広大な施設


小金井市のゴミを臨時で処理しているもうひとつの施設が、柳泉園組合です。こちらは、東久留米市、清瀬市、西東京市のゴミ処理を担当しているところで、黒目川方面へ向かう際に必ず通る道沿いにあるのです。

写真のとおり、処理場には公園が隣接していますが、こちらの施設、公園だけではなく、温水プール、温浴施設、野球場にテニスコート、トレーニングルームなどなどが併設されています……って、私も検索して今、知ったのですが(笑)。プールと風呂があるのは、看板で知っていたんですけどね。


R0011344
↑神田川沿いに立つ煙突


こちらは、高井戸駅のすぐそばにある杉並清掃工場です。初めて神田川沿いを走ったときは、あまりにも「駅&住宅地の近く」にあるので驚きましたが、さすが23区内だけあって(?)その存在感は圧倒的です。

こうしたゴミ処理場は、川沿いに建てられることが多いようです。そういえば、多摩川沿いにもいくつかありました。


Rimg0052
↑対岸に立つ巨大な煙突


この建物に見覚えがある人は少なくないのではないでしょうか。多摩サイ府中付近、年中バーベキューでにぎわう場所の対岸に見えるのが、この「クリーンセンター多摩川」です。こちらでは、稲城、狛江、府中、国立各市のゴミを担当しているとのこと。


Rimg0020
↑多摩川と浅川にはさまれた日野市のクリーンセンター


Rimg0024
↑拝島橋を渡ったところにある清掃センター


いやはや、多摩川沿いはゴミ処理場だらけですね。

それにしても、なぜ私が自転車でよく通る場所にゴミ処理場の煙突があるのでしょう? 

基本的に、ゴミ処理場は「トイレ」みたいなものです。絶対に必要だけれど、あまり目立つところにはおきたくない存在。だから、できるだけ人の生活圏から離れたところに建てられるようになり、その第一候補が「川沿い」だったのではないでしょうか。一方で、車が苦手な私は川沿いばかりを選んで走っていたので、必然的に煙突たちに遭遇することになったのです。

リサイクルだ何だと努力はしても、基本的に人間はゴミを出さないでは生きてはいけません。都内にはこれだけたくさんの人が住んでいるのですから、そのゴミを処理するだけでも膨大な費用と巨大な施設が必要になります。

自転車生活をしていなかったら、こういうことにも気づかなかっただろうな~と思うと、なかなか感慨深いものです……かといって、それがゴミを減らす努力に結びつくかといえば、なかなかそう言い切れないのが苦しいところなのですが(笑)。

| | コメント (6)

2008/10/14

ゴミ処理場をめぐる

自転車生活を始めると、今までは何とも思わなかったものが妙に気になるようになってきます。

Rimg0082_2
↑今は亡き、二枚橋処理場の「紅白煙突」


そのひとつが「鉄塔」。意識するようになったきっかけは「鉄塔武蔵野線」を読んだことでした。

で、もうひとつが「ゴミ処理場の煙突」です。まったく意図しないことながら、なぜかゴミ処理場の近くを漕いでまわることが多いのです。本日はネタがないこともあり、撮りだめた珠玉の(笑)ゴミ処理場のご紹介をしていこうかと思います。

最初に「ゴミ処理場」を意識したのは、味スタへ行く途中にある二枚橋のゴミ処理場でした。きっかけは、TVで「小金井市のゴミ処理問題」というニュースを見たこと。施設が老朽化して取り壊しが決定していると知れば、写真でも撮っておこうと考えるのはいうまでもありません(笑)。

最近のゴミ処理場の煙突はすべて背が高く巨大なものなのですが、二枚橋処理場の煙突は紅白に塗り分けられた細くてこじんまりとしています。なるほど、この煙突を備えた焼却炉では、いろいろなものを燃やしきれないのかもしれません。現在は煙突は取り壊されてしまいましたが、処理場は廃墟のようになって今も残っています。

ここ二枚橋では、府中・調布・小金井各市のゴミを焼却していましたが、府中市と調布市は別途に新たな処理施設を建設中、小金井市は対策が遅れたために近隣の3つの衛生組合に支援を依頼して、市内の家庭ゴミを焼却しています。で、いずれの処理場も、私が自転車でよく通るところばかり。これって偶然!?


Rimg0005
↑国分寺市の清掃センターの煙突


小金井市のゴミ支援をしている処理場その1は、国分寺にあります。車嫌いの私は府中街道を走るのも大嫌い……というわけで、裏道としてこの処理場の横の道を使っているのでした。ゴミ処理場と武蔵野線の線路にはさまれた細い道で、列車の写真を撮ろうと脚立に乗って待ち構えている人が絶えない場所でもあります。

ゴミ処理場では、常に臭いや大気汚染などの副産物の発生が問題視されます。そのため、ことさらに周囲の環境に気を配ったり、木や花を植えたり、付帯施設などをつくったりしているところも珍しくはありません。国分寺の処理場の横にもソメイヨシノの並木があって、春にはきれいな花を咲かせているのです。


Rimg0036
↑小平市内にあるゴミ処理場の煙突


小金井市を支援する処理場のその2は、小平市・東村山市・東大和市3市のゴミを引き受けている「小平・村山・大和衛生組合」。ここは玉川上水と野火止用水(暗渠)にはさまれた場所にあって、いつも立川方面へ行くときに通る道沿いにあります。なかなか地域密着(?)が盛んなところで、この連休には「えんとつフェスティバル」なんていうイベントも開催されておりました。


R0011210
↑真冬の平日昼間の写真ですが、大盛況です


昨年には、ゴミ焼却炉の余熱で温めた地下水を利用して「こもれびの足湯」という無料施設がオープン。何度か見物に行ったことがあるのですが、玉川上水を散歩する人々で常に大賑わい。売店では温かい飲み物や菓子パンが売られていて、なんだかすぐ隣がゴミ処理場とは思えない繁盛ぶりなのです。真冬のサイクリングのついでに寄ってもいいかな?と思いつつ、まだ利用したことはありません(いつも混んでるし)。


なんだか長くなってしまったので、残りのゴミ処理場についてはまた次回。いや~、自転車に乗っていると、いろいろなことが気になるものです(笑)。

| | コメント (6)

2008/10/13

満開

久しぶりに多摩湖へ行くと、キンモクセイが満開になっていました。

R0016114
↑蝋細工のようにしっかりした花


あと少しすると花が散り始めて、地面がオレンジ色に染まるほどに花びらで埋めつくされてしまうので、今がいちばんいい時期かもしれません。先日買った「道草料理入門」によれば、キンモクセイは食べられる花だとか。砂糖漬けにして、お菓子のトッピングなどにするそうですが、小さな花の採取が大変そうです。

R0016120
↑鹿島休憩所付近はキンモクセイの並木になっています


検索すると、キンモクセイのお酒というものもありました。作り方は、ほぼ梅酒と同じ。確かに、いい香りのお酒ができそうです。中国の甘いお酒「桂花陳酒」は、白ワインにキンモクセイを数年間漬けこむことでできるそうです。それにしても、いったいどれほどの量のキンモクセイの花が必要なのでしょうか。あの小さな花をひとつひとつ摘むことを考えたら気が遠くなりそうです(笑)。

多摩湖自転車道では、ススキを摘んでいく人を見かけるようになりました。先日も、金髪ポニーテールのおじさん自転車乗りがいるなーと思ったら、摘んだススキを背中にしょって走っていただけだった……ということもありました。今夜はそろそろ十五夜、自宅でススキを飾ってお月見としゃれこむのもいいかもしれませんね。

| | コメント (4)

2008/10/12

秋祭り

連休なので、伊豆に来ています。

秋祭り


睡眠時間と食事の量が一気に2.5倍になったりもしていますが、これだけ「何もしない」機会は滅多にないので、明日一杯はひたすらのんびり過ごす予定です。

今夜は地元の八幡神社のお祭り。ふだんは誰もおらず、崩れ落ちそうな社殿が建っているだけなのですが、一年のうちでこの時期だけ、ものすごく賑わうのです。祭りが終わると、一気に秋が深まっていくという感じかな。部外者ではありますが、今夜は祭りの喧騒を楽しんできたいと思っています。

さて、週末のわがクラブ関係のニュースは、携帯でチェックしていました。柏との練習試合は、怪我人が多すぎたのが痛かったですね。来週の大分戦までに、いったい何人が復活してくれるのか、そればかりが気になります。

U-18も残念でした。3位に終わった悔しさは彼ら自身がいちばん味わっているはず。残るもうひとつの大会での善戦を期待しましょう。

で、天皇杯での東京の初戦の相手は仙台になったのですね。味スタであの懐かしい選手たちと再会するのが楽しみです。もちろん、試合には絶対に勝たなくてはなりませんが。

お、祭り囃子が近づいてきました。ちょっと見に行ってきます……では。

| | コメント (4)

2008/10/11

ハチの巣発見

自宅の軒下にあるアシナガバチの巣に、今ごろ気がつきました。

R0016108
↑グロ画像ですみません


大きさは小さめのカボチャくらい。巣の形状を見極めようとするのですが、いつも外側に大量のハチがしがみついていて、全容がつかめません。それにしても、うごめくハチで真っ黒になった巣がすぐ近くにあるのは、あまり気持ちのいいものでないことは確か。

自治体では、スズメバチの巣は無料で撤去してくれるのですが、アシナガバチは対象外。それでも念のため、環境保全課に電話をして聞いてみました。

電話に出たのは、ノリのいい若い声の男性。アシナガバチだという話をすると、「業者に頼むと最低でも1万円はしますから、ホームセンターでハチ用のスプレーを買ってきて自分で対処するのがおススメです」と朗らかに答えてくれました。「作業はハチが寝静まった夕方以降。念のため、素肌が出ないような服を着てくださいね」。最初から、私がハチ退治をすると決めてかかっているかのようです(笑)。

こういう相談は多いらしく、さまざまなハチ情報を話してくれるのですが、聞けば聞くほど迷ってしまいます。「でも、あとひと月もすれば、寒くなってみんな死んでしまいますから、特に支障がなければこのまま放置してもいいかもしれませんよ」。う~む、支障がないといえばないのですが、巣は外の水道の真上にあって、このままでは恐ろしくて植物への水やりもできません。

「アシナガバチは毛虫などを食べてくれる益虫ですから。ムリヤリ退治しなくてもいいと思いますよ。これも自然のことですし、あとわずかの命ですからねえ」。……なんだかこの人、思いっきりアシナガバチの味方です。なんだか退治してはいけないような気がしてきました(笑)。

それでも一応、駆除業者の業界団体の電話番号を聞いて、電話を切りました。結局、15分以上も話してしまいました(笑)。自治体の人ってもっと気難しいのかと思っていましたが、人によってはそうでもないのですね。

さて、ハチの巣の駆除業者をいろいろ検索してみると、アシナガバチの場合は安いところで1万円で、相場は1万5千円くらいみたい。でも、世界経済が危機に瀕している今となっては、やはり出費は控えたい(笑)な~んて、しばらく考えてしまいます。結局、忙しいこともあって、あっという間に1週間がたってしまいました。

結局、植物への水やりはハチが寝てしまった夕方以降に行なうことにしたので、特に日常生活には支障はありません。時期的にも、刺激さえしなければそれほど危険はないようですので、このまま冬になってくれればいいんだけど……なんて、ちょっとムシのいいことを考えているのですが、はたしてどうなるでしょうか。

| | コメント (8)

2008/10/10

マスコットに求めるもの

来年にはお披露目になるであろう東京のマスコットですが、その役割とともにどうしても気になるのはズバリ「服装」であります。

サッカークラブのマスコットは、基本的にユニフォームを着ているものなのですが……。

ワタクシ、個人的に強く主張したいのは「ぜひぱんつを穿いてほしい!」ということなのです(←話題に困ってこんなネタかよ!)。

先日、プレゼントされた「青赤ペアベア」ですが、彼らは上半身のユニしか着ていません。小さなぬいぐるみならそれでもOKですが、着ぐるみマスコットでぱんつを穿かないのは、どうにも恥ずかしく思えてしまうのです。

もしかしたら、こんなことを考えてしまうワタクシがおかしいのかもしれません。第一、Jリーグで大人気のグランパス君は全裸なのですから(たまに浴衣などを着用するようですが)。いえ、鳥類や爬虫類、両生類に海生哺乳類なら、ぱんつがなくても違和感がないのかも!?(川崎のふろん太くんはイルカですが、律儀にぱんつを穿いてますね)。

W杯ドイツ大会のマスコットのライオン・ゴレオはシャツしか身に着けていなかったのを覚えておいででしょうか。一部ではそれが話題になり、揶揄されたこともありました(ついでにグッズが売れず、関連商品の製造会社がつぶれたという話もありますが、ぱんつを穿いていたらもう少し事態は改善していたかもしれません)。

2010年南アフリカ大会のマスコット・ザクミは、幸いなことにちゃんとぱんつを穿いていますが、それ以前に、どうしても「発疹が出たライオン」にしか見えず、不気味すぎることが難点ですので、大人気になるとはどうしても思えません。やっぱり哺乳類系のマスコットにするのなら、最低限、ぱんつは身に着けてほしい……そうでないと、他サポに何を言われるかわかりません。

とにかく、数万人のお客さんの前に姿を披露するのですから、失礼のない服装にしてもらいたいものです。

ふだんであれば、今日のネタは「代表戦」のはずだったのですが、なんときれいさっぱり「忘れていました」。いや~、私としたことが。W杯最終予選は翌週だよね!?ということしか覚えていなかったのです……でも、別に忘れていてもあまり問題がなかった試合みたい。見たとしても、どーせ文句しか書かなかっただろうし(笑)。

おまけに忙しくてサテライトも見に行っておりません。どちらかということ、代表戦よりもサテライト試合を逃したほうが残念だったりする今日このごろなのです。

| | コメント (4)

2008/10/09

今さら新車の紹介

すっかり書くのを忘れていたのですが、2月に新しいロードバイクが来たのでした。

R0012303_2
↑恥ずかしいので部分写真にて失礼します


最初のクロモリロード、通称「ソラミ」には何の不満もないはずだったのですが、乗り手の能力があまりにしょぼいので、もっとラクに乗れるロードがほしくなってしまったのです。運動能力のなさを露呈するだけなのであまり書きたくないのですが(笑)、要するに「34-48」のコンパクトクランクでもツラい坂もあるのよ、ということでしょうか。

それならばソラミの部品を交換して、フロントをトリプルにすればいいのでしょうが、平地を楽しく走っている分には今のままで十分ですし、この組み合わせに落ち着くまでにもいろいろな試行錯誤を繰り返しています。それに、せっかくだから違う素材の自転車にも乗ってみたいし……。結局、もう1台をお招きする決心をしたのでした。

アルミとクロモリの自転車には乗ったことがあったので、今回選んだのはカーボン(チタンにするかどうかしばらく迷いました)。で、メーカーはトレック。色や模様を自由に選ぶことができる「Project One」というセミオーダーシステムで、フレームのみを購入しました(今はないのかな?)。

フレームはスローピングじゃなきゃ怖いとか(MadoneじゃなくてPilotなのです)、手が小さいのでブルホーンハンドルにしたいとか、ブレーキは左右逆にしてくれだとか、部品のことはダンナにまかせっきりですが、ワガママは言い放題。私の場合、長距離を乗っていちばん疲れるのは、脚でも尻でも股でもなく肩なので、前傾をゆるくして肩が疲れないようにもしてもらいました。

結局、これだけ注文が多くなったのも、地道に5年ばかり乗りつづけたからこそ。本当に自分に合う自転車って、乗りつづけないとわかってこないのかもしれないな~と思ったりもいたしました。言い方をかえれば、体力や運動能力に難があっても、工夫次第で必ずその人に合う自転車に出会えるのだということかな。

こうして、私にとっての究極のコンフォートロードがやってきたのは今年の2月。オーダーしてから半年近くがたっていたような(笑)。カーボンの乗り心地は、クロモリともひと味違ったやわらかさで、今でも乗るたびごとに「ふふふっ」とほくそ笑みたくなってしまうくらいです(笑)。

せっかく新車がやってきたのに、実はまだあまり乗っておらず、まだ1000キロも走っていなかったりします。でも、先日の「神戸岩」はもちろん、「日の出山荘」にも、新車で颯爽と(!?)行くことができました。フロントトリプルだと、ふだんは真ん中のギアで用が足りますし、登りも下りもずいぶんと快適になりました。

さて、新しい自転車が来たら、名前をつけなくてはなりません(笑)。最初のロードは空色で「ソラミ」だったのですが、今度は「タマミ」です。いや、多摩を走るから(笑)(もうひとつ理由はありますが)。もう1台あるトレックのMTBは「トレミ」なんですけどね。ホント、何も考えていないネーミングですな(笑)。

季節的には、これからが秋晴れが多い時期になるはずですので、タマミの出番もだいぶ出てくるはず。冬になる前に、あちこち行ってみたいなあ。

| | コメント (18)

2008/10/08

大分行を断念

「飛行機アウェイ観戦」未経験のワタクシは、この機会に大分へ!と意気込んでいたのですが……。

残念ながら、ダンナの仕事の予定がつかないため、キャンセルいたしました。うぅ、キャンセル料が痛い。8月から予約を入れて、指折り数えて待っていたんだけどなあ。日帰りアウェイならひとりでも行きますが、大分までひとり旅ではちょっと淋しいですもん。放流したチケットが、キャンセル待ちをしている東京サポのもとへ行きますように!


大分へは行かれなくなりましたが、自転車好きとして楽しめる週末にはなりそうです。

土曜日には、恒例の関戸橋フリマがあるはずですし、日曜日には「調布飛行場まつり」も。ええ、近場でいくらでも遊べるではありませんか(ヤケクソ)。

ふだんは自宅でスカパー録画観戦をしているのですが、せっかくの機会ですからスポーツバーみたいなところへ行ってみてもいいかも。でも、ものすごく混みそうですよね。

ああ、でも残念だなあ。大分でおいしいものをたくさん食べるはずだったのに(まったく私的なことながら、10月18日は16回目の結婚記念日なので、ダンナに豪勢におごってもらおうと目論んでいたりしたのです(笑)。勝てばさらに豪華に!)。こんなことなら、札幌に行っておけばよかった!

今シーズンは、あと6試合。うち、味スタではわずか2試合。近郊アウェイ&最終戦のフクアリにはもちろん行くとして、それでも半分しか行かれないということになってしまいます。うーん、これではあまりに淋しい。大分がダメにしても、大阪か神戸のどちらかには馳せ参じたいと、ただいま調整中でございます。

あまりにもガッカリしたため、本日はこんないいかげんな内容で失礼させていただきます……とほほほ。

| | コメント (8)

2008/10/07

神戸岩まで

10日ほど前の土曜日、本当に久々に「ちょっと遠く」へ行ってみました。
目的地は、檜原村の「神戸岩(かのといわ)」。

R0015993
↑目的地近くの橋で(ダンナ自転車)


本当はもっと日の長い時期に行きたかったのですが、今年はなんだか雨ばかり。五日市方面へ行ったのも、なんと4月以来!? こんなにご無沙汰していたとは、自分でも思っていませんでした。

武蔵五日市駅をすぎて、檜原街道を進みます。檜原村まで行くのはまだ3回目なのですが、それでも慣れてきたせいか、檜原村役場まではわりとあっさり着きました。以前は、ここに来るまでにもっと疲れていたような……。


R0015952
↑向かいのバス停で豆乳ソフトを食す


ここからは、北秋川沿いを走ります。が、その前に、定番「ちとせ屋」さんでソフトクリームと「うの花ドーナツ」を。以前、「払沢の滝」見物に来たときに初めて食べて、それ以来のお気に入りなのです。ドーナツは5個入りですが、2個だけ食べて、残りはいざという時のための(笑)補給食として確保しました。しかし、ワサビソフトは本当にワサビだった!(美味かどうかは判断が分かれそう(笑))。


R0015954
↑あと3キロ!


前回は「払沢の滝」までしか行かなかったので、北秋川沿いをちゃんと走るのは初めてです。道路から見下ろす川はとてもきれい。気温まで、2、3度低いような気がします。夏に来たら気持ちいいだろうなあ……でも、五日市に来るまでの段階で暑さにやられそうですが(考えてみたら、五日市線で輪行してくるという手もあるのかも)。北秋川は滝だらけで、もっとじっくり見て歩きたいと痛感いたしました。

神戸岩方面へ上り始めると、そこにはキャンプ場やロッジが立ち並んでいます。もう夏休みは過ぎたのに、けっこうお客さんがいるみたい。こういうところに自転車で泊まりにくるのも楽しそう!と思ってしまいました。でも、ロードで来ると、着替えなどの荷物をもってくるのが大変かも……。


R0015964
↑路面が濡れていて真っ暗!の、恐怖のトンネル


神戸岩は、都指定の天然記念物の大岸壁であります。自転車で進むうちに巨大な岸壁が見えてくるものと思っていたのですが、お恥ずかしいことに気がつかずに通り過ぎ、その先の真っ暗なトンネルに入ってしまいました(笑)。で、さらに進むことしばし、今度はこんな立て札が。


R0015968
↑通行止めだそうです


ここまで来て、やっと「もしかして通り過ぎたのかも!?」と気がつきました(←遅い)。あわててUターンして、またあのトンネルをくぐって……。そこには、神戸岩一周をするカップルの姿が。あ、これが神戸岩か!


R0015969
↑薄暗くて写真がボケボケに


ロープを伝って岩の周回もできるようですが、今回は見送り。この日は午前中こそ晴れていたものの、午後になるにしたがって曇ってきてしまい、曇天のもとで冒険するのはどうもあまり楽しくなさそうに思えたのでした。紅葉の時期は美しそうなので、そのときにでも再訪したいものです(でも、早起きしない人がいるからムリかな(笑))。

帰りは早くも冷えてきたので、ウィンドブレーカーを着用。Uターンして走ってみると、武蔵五日市駅付近まではほぼずーっと下り坂なのですね。往路ではそれほど意識しなかったけど、ちゃんと登っていたということか~。下りばかりだったせいか、あっという間に武蔵五日市駅まで戻ってきてしまいました。ここまで頑張って走ったので、その先は秋川沿いをのんびり走って帰宅……。

ちゃんとした自転車乗りであれば、鋸山林道を越えて奥多摩まで行くのでしょうが、ポタ派のワタクシは神戸岩まで行かれれば十分(どちらにしても今は通れないようですし)。いずれはもっとゆっくり風景を楽しんでみたいものです。

今回、久々に85キロくらいを走ったのですが、やっぱり楽しかった! ここ数ヶ月は、その半分くらいの距離で、サイクリングロードみたいなところばかりをのんびり走っていましたので、車道をちゃんと走って遠くへ行くのって楽しい!と再確認しました(それほどキツい坂もなかったですし)。秋晴れの日があれば、あちこち行ってみたいな~。

| | コメント (12)

2008/10/06

50万hit御礼

東京が大敗を喫した日に、ひっそりと当ブログのカウンターが500000を越えました。

いやはや、まさかこんなに多くの皆さまが訪問してくださる日が来るとは思ったこともなく、厚く熱く御礼申し上げる次第でございます。本当にありがとうございます。

ブログを始めたのは05年の3月だったのですが、もともとナマケモノなワタクシのこと、ネット関係は難しそうだし面倒だな~と思っているうちに月日はどんどんたってしまい、実際にカウンターを設置したのはその年の12月くらいだったような気がします。もちろん、当初は1日2ケタのアクセス数で、たまに3ケタいくと喜んでいましたっけ。

もともとは「自転車ブログ」として始めたもので、ブログランキングにも「自転車」ジャンルで登録していたような気がしますが(もうすっかり忘れて放置中)、さすがに毎日ネタがあるわけではありません。毎日更新するために、自転車で行った味スタでの観戦記を書くようになり、次第にそちらのほうが幅をきかせるようになってしまいました。

転機は某「サ○ティスタ」で紹介されたこと。あのときはカウンターが壊れたのかと思いました(笑)。東京(のフロント)に批判的な内容を書いたせいで、浦○サポと誤解されたこともあったような……。アクセス数が急に増えるのは怖いことなのね(笑)と身をもって知り、誰が読むのかわからないのだからしっかり書かなければ……と再認識をした、貴重な経験でもありました。

「継続は力なり」ということばがありますが、本当に続けてみるもので、おかげさまでブログを通じてたくさんの人と知り合うことができました。

味スタには以前と同じようにダンナと通っていますが、ブログを始めたころはひとりも知り合いがいなかったのに、今ではスタジアムへ行けば挨拶をかわす人が何人もいます。これは本当にありがたいことです。雨で自転車観戦ができない日は、試合後に飲み!という選択肢もできるようになりました。スタジアムには気持ちを同じくするたくさんの人が来ているのですから、やっぱり知り合いがひとりもいないのは淋しいですもんね。

自転車方面でも、新しいつきあいが始まりました。残念ながら、自転車乗りは早起きが信条、昼すぎにのろのろ活動を始める私らとは活動時間帯が違うせいで(笑)、東京関係と違ってなかなかお会いする機会がないのが残念なのですが。


日々皆さまからいただくコメントも、ありがたく拝読しております。世の中には心ないコメントにさらされるブログも少なくないようですが、おかげさまで当ブログではそのような迷惑なコメントはほとんどなく、毎日楽しみに拝見しております。皆さまの温かいお心遣いに本当に感謝しています。さすがにトラックバックのほうは、英語でのバイアグラ販売広告(笑)みたいなものが大量に来たため、受け付けない設定にしてしまいましたが……。


今年の半ばごろから「年内に50万越えるかな?ムリかな?」と思いながら数字を見ていたのですが、まさか10月はじめに達成してしまうとは……。ブログ界では別にたいしたことではないのでしょうが、私にとってはかなり「たいしたこと」。これも読んでくださる皆さまのおかげです。

一時は、「自転車ブログ」と「東京ブログ」を分けて2本立てにしようかと思ったこともありましたが、そもそも東京にハマらなければ自転車を買うこともなく、自転車観戦を始めなければここまで東京にのめりこむこともなかったと思われますので、今のまま「毎日更新」をモットーに(?)、東京と自転車の2本柱で続けることにいたしました。

これからもこの調子でのんびりと続けていきたいと思っておりますので、もしよろしければ、ひきつづきご覧いただけますととってもうれしいです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

| | コメント (22)

2008/10/05

パルに負けた!

J1リーグ第28節 東京VS清水は、1-5で清水。
東京の連勝は、大敗でストップした。

R0016105
↑あきれたスコア


最初にボタンを掛け違えたまま、それが最後まで修正できずに自滅したような印象の試合。負け惜しみではないけれど、このスコアはチームの実態とはかけ離れていると思う。各国のリーグ戦を見ていれば、こんな試合はたまにはある。それがわがチームに降りかかってくるとショックだけれど。

この日のキャプテンは梶山。最近のキャプテンは佐原だったが、ここ数試合、随所に光るプレーを見せながらも軽率なパスミスを繰り返していた梶山に、キャプテンマークを与えることで奮起を促したのだろうと解釈した。だが、残念ながらこの配慮は裏目に出てしまっていた。相変わらず、ボールこそ取られないが、その後に簡単に敵に渡してしまいピンチを招くことがしばしば。失点の原因もいくつかつくっていたと思う。

このキャプテンに引きずられるように、東京の選手たちも細かいパスまわしに終始して、なかなか攻撃の形がつくれなかった。清水が2~3タッチでゴール前にボールを運んでシュートまでもっていくのに対して、東京は10回以上ボールを回していたのではないだろうか。前半の終盤では、まるでリードしたチームのようにボールをまわすだけで、見ていてガッカリさせられてしまった。

後半は、いきなりエメルソンと大竹を入れて、攻撃全開モード。もともと得失点差が少ないわがチームとしては、少しでも得点をして挽回しておきたいところ。後半はほぼ一方的に攻撃をし続けるが、やっぱり何かが噛み合わなかったのがこの日の東京。エメルソンのゴールの後、すぐに畳み掛けられればよかったのだけど……。

それでも、途中投入のエメルソンと大竹には、しばしワクワクさせられた。特に大竹はずいぶん身体が強くなったねー。あの「大竹ルーレット」(!?)にはホレボレしましたよ。スキあらばシュートを撃とうという気構えもよかったしね。他の選手たちについては……あまりいろいろ書きたくない。あんなに消極的な今ちゃんはあまり見たくないですよ。でも、佐原君は戦っていたね。

何より残念なのは、今季4回も対戦した清水を相手に一度も勝てなかったということ。同じ相手に連敗しては、苦手意識が生まれてしまう。だからこそ、残りの試合、清水と鹿島にだけは負けてほしくないと思っていた。特に対戦数が多い清水には。もっとも、どんな相手であっても負ければ悔しいんだけどね。

とにかく、この日の清水は何をやっても調子が良くて、「こりゃ失点しそう」と思った場面で本当に失点してしまうのだから驚いた(笑)。前後半のロスタイムに1点ずつ献上しているのも、前がかりだから仕方がないとはいえ、何ともはや(最後の5点目は戸田なのだから恐れ入る)。とにかく、「こんなこともある」と天を仰ぐしかないのである。

試合開始前のユルネバは、ゴール裏が別の歌を歌っていたので歌い出しのタイミングがわからず、全体的に念仏のようになってしまっていた。思えば、このときにすでに「イヤ~な予感」はしていたのだった。

とはいえ、試合後のゴール裏は選手たちを励ます歌を歌い続けていて、それはとてもよかったと思う。ここでへこんでいてはいけない。連勝はいつかはストップするものだし、残念ながら最悪の形で負けてしまったけれど、これをきっかけにして、次の連勝につなげていけばいいだけなのだ。チームをサポートする気持ちを表してくれたゴール裏の態度にはホッとさせられましたよ。


R0016090
↑パルちゃん東京出張の巻


アウェイ側には清水のマスコット、パルちゃんが来るということで、マスコット好きの私はもちろん見に行ったのだった(笑)。パルちゃんはコンコースにはおらず、観客席でお客さんたちとふれあったり写真を撮ったりで、清水サポたちも大盛り上がり。その一角はまるで日本平みたいになっていたし、近くにいた清水ユニを来た老婦人は、まるで孫を見るように目を細めて「パルはいい子だねえ」と連れの人と話していた。

マスコット好きとしてはパルちゃん来場はうれしいけれど、東京好きとしてはこういう状況はヒジョーに好ましくない。清水サポはパルちゃん来場で勇気百倍だし、その勢いで勝ち点3まで豪快にもっていってしまった……という印象。

以前にも書いたけど、アウェイサポ集客のために敵マスコットを呼ぶのは本当にやめてほしい。これって、敵チームの選手がひとり増えたようなものなんですよ!? 敵チームマスコットを呼ぶなら、自チームマスコットとのコラボイベントがあるときのみ。敵に熨斗つけて塩を贈ってどーするのだ!?


R0016098
↑クマ当選の運があるのなら、その運はすべて東京勝利のために!
(どっかで聞いたような……)


テディ・ベアデーで、SOCIO招待デーということもあり、久しぶりに3万人を越えるお客さんが詰めかけてくれた味スタ。で、なぜ3万を越えると負けるのだ~!? これではリピーターが増えないではないですか。味スタを満員にするためにも、ここはどうしても踏ん張ってほしかったんだけどなあ。

いろいろな意味で、本当に悔しい敗戦。でも、まだ次がある。このブザマな敗戦を心に刻みつけて、将来「あのとき負けたから、今がある」と言えるような、残り6試合を期待していますよ! 中断期間で立て直そう。頑張れ!

| | コメント (10)

2008/10/04

「ビバ・イル・チクリッシモ!」

大友克洋&寺田克也の「ビバ・イル・チクリッシモ!」を買ってしまいました。

515mzzartrl_sl500_aa240_「買ってしまいました」というのは、購入にいたるまでにしばし迷ったから。なんといっても、税込み6090円というのは本としては高価なのであります。しかも、書店で実物を手にとってはみたものの、シュリンクされていて中を見ることができな~い! でも、神レベルの絵を描くこのお2人の自転車本であれば間違いはないだろうと、えいやっと「ポチ」っとしたわけです(笑)。で、実際に届いて中身を見たところ……これは正解でした!

Amazonの紹介ページを見てもよくわからないと思うので補足をしておきます。この商品の構成は「2分冊+おまけのサコッシュ」。サコッシュの大きさは、自転車雑誌一冊を入れるのが精一杯という程度なのであまり収納力はありませんが、出先でおみやげにお菓子を買って帰るくらいには役立ちそう。

本のほうは、大友さん&寺田さんが昨年のジロ・デ・イタリア観戦にでかけたときの描き下ろしレポート本(フルカラーの素晴らしいイラスト多数&写真も)と、エッセイ本の2分冊。ジロ本のほうは、表4からも読める「両A面」構成で、大友パート、寺田パートと分けて鑑賞することができるようになっています。自転車パーツをちりばめた女神と悪魔が表紙になったイラストは特にステキ。

エッセイは、大友さんたちがつくった自転車チーム「クラブ・パンターニ」のメンバーが交代で書いた(&描いた)もので、電撃アニメーションマガジンに連載されていた「カーボンハート」と、monoマガジンに連載されていた「おしゃれハンドル」を一挙収録したもの。こんなエッセイの存在すらも知らなかったので、連載再録とは思えないイラストの質の高さには圧倒されちゃいました。

とにかく、「手にとって読め!」のひとことですかね。自転車への愛にあふれたお2人(&そのお仲間たちも)が自転車を描くと、こんなにも密度の濃い絵になるのだということに驚かされます。絵のもつ圧倒的な説得力に、われわれ凡人はただただひれ伏すしかありません。エッセイの内容は本当に身近なことばかりで「うんうん」とにこやかに読むことができるのですが、とにかく絵ぢからがスゴすぎる!

こんな贅沢な豪華本の出版が可能になったのも、おそらく大友克洋というビッグネームがあったればこそ。アニメ業界には自転車愛好家のクリエイターさんがたくさんいますが、大友さんほどの知名度がないとなかなかこういった強気の価格設定の本は出せなかったことでしょう。限定版ということもあり、まさに「愛蔵本」。

こうなると、最後の大物の自転車愛好家……宮崎駿御大の自転車本も読んでみたくなるなあ。ぜひどこかの出版社さん、お願いしますよ~。


↑「買ってよかった」一冊でした

| | コメント (4)

2008/10/03

テディ・ベアのおもひで

明日の清水戦は「テディ・ベアデー」ということですので、わが家のクマたちを久々に引っ張り出してきました。

R0016007
↑背景は青赤バスタオル。こういうとき便利(笑)


シュタイフベアの限定品を集めていたのはもう前世紀のことなのですが(笑)、当時はそれほどサッカー好きではなかったにもかかわらず、3体ほどサッカー関連のクマがおります。

ドイツ代表とバイエルンミュンヘングマがいるのは、シュタイフがドイツのメーカーだから(たぶん)。フランスW杯グマは、確か1998年の日本用の限定品だったと思います。

真ん中のバイヤングマが、最後に買ったシュタイフベアでした。購入時期もしっかり覚えています。2002年6月。場所は、浜松のスポーツグッズ屋。W杯の「ブラジルVSイングランド」戦を見に行き、浜松に宿泊(偶然にもブラジル代表と同じホテルで、ものすごい騒ぎでした)、翌日にたまたま入った店で見つけたのです。

すでにクマ集めは卒業していましたが(主に金銭的理由(笑)による)、W杯を見に来てサッカーグマを連れて帰るのは縁起がいいかも!?思ったのでした。値段も安かったのですが、たぶん箱がなかったからかも……。

東京のユニフォームを着たシュタイフベアがあれば、けっこう売れるんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。最近は日本限定品も多いようですし、三井物産さんのご尽力があれば実現も不可能ではないんじゃないかな? 東京グッズとしては高額になると思いますが、買う人はいるはず。

シュタイフベアはいかにもテディ・ベアの元祖らしく、しっかりしたつくりが頼もしいのですが、ゴツゴツした手ざわりなので、どちらかというと「飾って楽しむ」ほうがいいような気がします。それに比べて、600人にプレゼントされるという青赤グマは、ふにふにとやわらかそうで何とも心地良さそう。いや~、クマはお値段じゃありませんね。

何人かの人がすでに書いておられますが、私も「もしかして青赤ベアがマスコットでは?」とにらんでいたりもします(笑)。選手たちとの記念ショットや、「ベア日記」などなど力の入れようが半端じゃないですし……。テディ・ベアデーでの反応を見たうえで、決めるつもりなのではないでしょーか(と、ぜんぜん違っているかもしれませんが)。

テディ・ベアデーはFC東京創設のころから行なっているそうですし、万人に好かれるキャラでもありますし、それほど抵抗感もないのではないかと思います。青赤のペアなら、いずれ家族を増やすということもできますしね(子供は青赤パンダか!?)。

明日はイベント目白押し。もっていくものもいろいろあるので、忘れないようにしなくては。

| | コメント (2)

2008/10/02

気になるものいろいろ

自転車で散歩していると、いろいろ気になるものが見つかります。

R0016054


谷保天満宮の入り口(?)にあった飾りつけ。秋の例大祭は終わってしまったようですが、その名残なのでしょうか。何にせよ、青赤なのはよろしいことでございます(笑)。もちろん、ここでも必勝祈願を(特に記録はしていませんが、相変わらず必勝祈願はしております。勝率がいいかどうかは謎ですが)。


R0015782


空堀川の自転車どめに描かれていた絵。こんな自転車はないですよ~。というか、まったりした遊歩道をこんな格好で走っている自転車乗りは見たことありませんがな。でも、こういうイメージで見られているのかな。


R0013036


立川の「多摩サイ中断区間」に置かれている看板。なんだか最近、この手のものが多くなった気がする……。そりゃメーワクな自転車もいますけど、狭い多摩サイ、みんなで譲り合ってのんびりいきましょうよ。みんなが共存するには狭すぎるかもしれませんが……。


R0016075


で、そんな狭い多摩サイでは週末にこんなイベントが……。ウォーキングイベントというと、道幅いっぱいに歩行者が広がっておしゃべりしながらダラダラ歩いているというイメージが頭から離れません。せめて車線(?)を守って、他の利用者もいることを心にとめて、おしゃべりに夢中にならず歩いてほしいですね。

というわけで、週末の土曜日は多摩サイを避けるのが無難かも。もっとも、私らは清水戦がありますのでそれどころではないのですが(笑)。

| | コメント (4)

2008/10/01

久々、練習試合見学

記念すべきFC東京10歳の誕生日の今日は、久々に小平へ行ってきた。

R0016049
↑午後になって青空も見えた


いつものようにママチャリをとめて警備のおじさんに挨拶すると、試合は奥のピッチだと教えてくれる。改装されてから奥のほうへ行くのは初めて。青赤のポールの林を抜けて、めざすピッチへ。

練習試合1本目は……と出てきた選手を見ると、「今日はサブ組なのね」というメンバー。その中に今野がいた。2試合の出場停止で、試合勘を戻すために入っていたのかもしれない。ほかに公式戦でなじみの選手は、平山、鈴木達也、藤山、川口、椋原。GKは荻。中盤にいる坊主頭の37番君は、「ヨネ」と呼ばれていた。

開始5分で、荻の中途半端なセービングから相手にボールを拾われて失点。なんというか、全体的に守備陣がとってもマズい。クリアが中途半端だし、ミスパスも多い。セットプレーの起点は森村だが、さっぱり決まるような気がしない。

こりゃ困ったもんだねと思いながら見ているうちに、どんどん眠くなる。眠気覚ましに双眼鏡で、向こうのピッチでランニングしたりまったりしているレギュラー組を観察するけど、やっぱり眠い。後ろのほうで、見物に来たお母さんが子供に「大学生のお兄ちゃんたちのほうがうまいね」と言っている(笑)。まさにそんな内容。

後半は、GKが権田に代わり、今野と鈴木達也が下がって大竹と38番君が入る。なるほど、今日の試合は「サブ組のサバイバル」なのかと理解する。38番君は、後でオフィシャルを見たら、U-18の三田君だった。顔はさっぱり覚えていないので、わからないのも無理はない。さらに15分ほどたつと、平山と藤山に代わって祐介と36番君(U-18の重松君)が入る。

相手のメンバーも代わったせいもあるかもしれないが、後半のほうがボールがまわってなかなかおもしろかった。特に、38番君は積極的でキビキビしていて大変魅力的。そういえば同点ゴールも、彼のドリブル突破が起点だったのだ(で、ちゃんと自分で決めるんだよなー)。

祐介にはあまりチャンスはなかったけれど、あの重戦車級の突破と強く勢いのあるボールを蹴るところもちょっとだけ見ることができた。久しぶりに見てみると、やっぱりワクワクさせられるプレーヤーだ。そろそろ彼に復活してもらわなくては。

小平で練習試合を堪能(?)した後は、そういえば「182」を回収に行かなきゃね~ということで、調布方面をまわって帰ることにした。30キロほどの遠回りである(笑)。


R0016051
↑途中、多摩サイで休憩しつつ記事を読む


最新号のピックアップは、佐原選手。最近は1ページしかなかった「TOKYO MANIA」も、この号では見開きだ。やっぱりカッコいいからかなあ(笑)。インタビュー内容もおもしろかった。半分くらいが「最初は淋しかった」という話で、あとは東京サポは応援がシビアだという話とか、シャンプーは何を使ってますかとか(笑)。

今や佐原選手は東京に欠かせない人材。フロントの皆さんは全力を尽くして、彼を引き止めてくださいね(レンタル延長でもいいから)。

今日、2008年10月1日は、FC東京の10回目の誕生日。欧州や南米には100年を越える歴史をもつクラブがゴロゴロしているが、東京はまだほんの10歳なのだ。10歳ということは、これからが本当の成長期ということになる。素直にすくすくと育っていってほしいなあ。ずっと見守っているからね。

お誕生日、おめでとう。

| | コメント (2)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »