« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008/11/30

ヒロミからヒロシへ

3万5172人!

今季、いちばん入った味スタ、ホーム最終戦を勝利で飾ることができたのは本当にうれしい!

ホーム最終戦恒例の監督挨拶、いきなりのかすれ声で味スタ中の東京サポの心をわしづかみにした城福監督。

右肩上がりのチームを目指すも現実にはなかなかうまくいかず(特に夏場は苦労し)、三歩進んで二歩下がることも(それ以上下がることも)あったという言葉には「そうだったねえ」とうなずき、ACLも天皇杯もあきらめていないという力強い宣言にはなぜか涙腺が刺激され……。

城福監督の演説には説得力があるなあ。昨年、今ちゃんがチーム残留を決断し、羽生さんが東京への移籍を決めたのも、こうして監督の言葉に説得されちゃったからなのでしょうね。

シンプルだけど、いいセレモニーでした。最後には、監督みずからの「シャー!」も見られたしね。

なんというか、1年かけて、ようやく城福東京はスタートラインについたのだなという気がしました。1年目でこれだけの成績を収められたのは予想外の喜びでしたが、本当に始まるのはこれからなのだと思います。

植物を育てるにもまず土が大事であるように、東京も1年かけて土壌改良をしてきたのだなと。そこに撒かれた種が芽を出し、花を咲かせ、実りのときをむかえるのはこれからなのでしょう。


試合の詳細な感想は明日。それにしても、延長戦がなくなってからホーム最終戦で勝ったのって初めてなんですってね。道理で、勝利の記憶がないと思ったよ……ヒロミの漫談を聞いて笑って、「ま、おもしろかったからいっかー」と帰ってたのかも(さすがに昨年はどん底でしたが)。

今年は初めてづくし、ジンクス破りがたくさんあって、いいシーズンでした。

もちろん、まだ今シーズンは終わっていません。来週も、相手がどんな事情を抱えていようが、ただ目前の勝利を目指すのみ。苦しくても、内容が良くなくても勝利することができる……そんなチームに成長してくれたことを、今夜はただただ喜びたいと思います。

| | コメント (2)

2008/11/29

紅葉も終盤に

今週半ばの多摩湖付近の風景です。

Rimg0004
↑狭山公園内たっちゃん池付近


今年の紅葉は、本当に早く終わってしまいそうです。自分のブログで確認すると、昨年も一昨年も12月半ばまで紅葉見物をしていますが、今年は11月とともに終了!ということになりそう。あちこち行きたいところもあったのですが、ほとんど行かれなかったなあ。

個人的な感想ですが、今年の紅葉はイマイチでした。たっちゃん池付近のもみじ類は、例年ならすべての木が一斉に紅く染まるのですが、今年は木ごとに時期がまちまち。ある木が紅葉する週には他の木はまだ緑色で、緑色だった木が紅葉するころには前の木は落葉している……という感じで、きれいに色がそろわなかったような気がします。色もちょっとくすんでいたし。


Rimg0017
↑多摩湖自転車道を車道側より


こうして「紅葉評論家」みたいなことを書けるのも、数年にわたって自転車生活をして、同じようなところをグルグル走り回っているからなのでしょう。定点観測ができるというのは、もしかしたら贅沢なことなのかもしれません。こうしてブログに残すことで、記録にもなりますしね。可能な限りは、これからも続けていきたいと思っています。


Rimg0027
↑落ち葉の量はまだまだ少なめ


紅葉が終わってしまうと、多摩湖外周道路は落ち葉であふれかえることになります。今日あたりは濡れ落ち葉で走りにくかったんじゃないかな? 数センチも積もった落ち葉で路面が見えなくなってしまうのですが、今年は舗装工事が行なわれたので、以前よりは危険が少ないかもしれません。

それにしても、11月で紅葉ネタが打ち止めになってしまうとなると、12月はどうしよう!?と今から心配になってしまいます。リーグ戦も終わってしまうのでサッカーネタも減るでしょうし、走り回っても冬の風景ばかりですし……。やはりこうなったらひたすら食べ歩くしか!?(笑)。


Rimg0029
↑淋しいのぉ


Jリーグはいよいよ終盤。毎年優勝争いはもつれるのですから、ラスト2節くらいは一斉開催にしてくれればいいのに、今節は土日の分散開催になりました……というわけで、わがチームの優勝への蜘蛛の糸は途切れ、3位以内もますます厳しい現状に……。

しかし、今やそういうことはどうでもいい(よくないけど、二の次)という気がします。

ホーム最終戦にどのくらいのお客さんが来てくれるのか、多くのファンが心をこめた青赤幕の願いは届くのか、長友や大竹がチラシ配りをした成果はあらわれるのか、集客に尽力したスタッフは報われるのか、何より今年のホーム試合をどういう形で締めくくって、来年につなげるのか……それらが問われているのです。相手がどのチームで、どんな事情を抱えているかなんて、もはや関係なく、ただ勝ち点を重ねていきたいだけ。

明日は、頑張りましょう! そして、あと2試合で、勝ち点6を!

| | コメント (12)

2008/11/28

青赤幕に対面

練習開始時間が午後になったおかげで、久々に小平へ行くことができました。
とりあえず、青赤幕にメッセージを書いておかないとね。

Rimg0043
↑三田アナのメッセージ。目だってます!


自転車で小平に向かいながら「何て書こう~」とさんざん悩んでいたのですが、無難なことをちんまりと記してきました。ま、気持ちが大事ということで。あと2戦に勝ちたいという思いは、皆が共通して抱いているもののはずですしね。


Rimg0046
↑募金箱も青赤でした


持参したシルバーのマジックでメッセージを書いて(書き込み用の黒マジックは置いてあります)、募金をして本日の任務終了……というのももったいないので、しばし練習を見学することにしました。考えてみたら、午後の練習試合観戦ばかりで、フツーの練習日に小平へ来たのは初めて。これも、天気が午後になって回復してくれたおかげです。

パス交換やシュート練習、その後のフォーメーション練習までを見学。新潟戦に出られない人の代わりには、金沢&エメルソン両選手が入っていました。久々にボールを蹴る裕介を見たなあ。


Rimg0062
↑小平にも秋


小平の練習場の木々はどれもよく手入れがされていていつも感心しているのですが、紅葉も見事でございました。青赤幕へのメッセージ受付は明日までとのことですので、思いを伝えに行ってみるのもよさそうですね。

日曜日は少し早く家を出て、野川&武蔵野公園で紅葉見物などをしたいと思っています。味スタ周辺のトウカエデも色づいているかな? 試合が終わるころには真っ暗で寒くなっているでしょうから、防寒装備をお忘れなく。

以前、味スタにパルちゃんを呼んで痛い目にあったばかりだというのに、またもや敵チームのマスコットを味スタに入場させるようですね。前回は浮かれてパルちゃんを見に行き、結果的にチームの敗戦を招いてしまったため、いくらマスコット好きのワタクシとはいえ、今回は完全無視を決め込むつもりです。

敵のマスコットを見たいのならアウェイに行けばいいのですし、来年からは東京にもマスコットが登場してくれるはず(お披露目は来年なのでしょうか。最終戦で何か情報が出るのかな?)。とにかく、日曜日は青赤仕様でスタジアムに乗り込まなくては!

| | コメント (2)

2008/11/27

神戸観戦&ポタ日記・2

試合が終わり、ホムスタ帰りに撮った写真を並べてみました。
あまりに時間がたつのが早く、まわれなかったところも多数……。

Rimg0234
↑神戸のシンボルと記念写真


ホムスタを出て最初に立ち寄ったのが、JR和田岬駅です。
もともと寄るつもりはなかったのですが、案内板に導かれてのぞいてみると、いい感じでさびれた駅舎があったもので……。


Rimg0165
↑誰もいない駅

Rimg0169
↑ホームに自転車を乗り入れても平気です


朝と夕方の通勤時間帯に、全部で12本ほどの運行があるだけの無人駅。もちろん自動改札もなく、ホームから直接道路に降りられる階段もありました。せっかくなので、自転車を押してホームに上がり、しばし撮影タイム。


Rimg0176
↑なんとなく物寂しい感じ

Rimg0177
↑線路もここまでしかありません


自転車でホームを散歩していると、目の前に神社があるのに気づきます。そういえば、往路で立派な鳥居を見かけたっけ。地図を見ると「和田宮」とあるので、さっそく参拝することに。


Rimg0192
↑以前の大鳥居は、あの震災で倒壊してしまったそうです


境内にはいくつかの神社があるのですが、強烈なインパクトをもつのがご神体の白蛇をまつった「巳塚」。白い蛇の像に願いごとを書いて奉納するとのことですが、これだけあるとスゴい迫力……つーか、怖い……。


Rimg0185
↑巳塚の内部

Rimg0183
↑誰かに似てる?


さらに、境内のあちこちにはなぜか埴輪のレプリカが置かれていて、これも妙な雰囲気をかもしだしています。なぜ埴輪が置いてあるのかわからない……。由緒正しい神社でありながらも、いろいろな神様が仲良く混在しているというユニークな神社でございました。


Rimg0212
↑やっぱ海でしょう!


和田岬でだらだらしているうちに、すでに夕暮れが近づいてきてしまいました。急がなくては! ということで、まずはハーバーランドへ。やっぱり、海がある風景っていいなあ! まだ東京にハマっていないころにも、2人で神戸へ来たことがあるのですが、そのときはモザイクで食事をしたり散歩をしたりしたのでした。当時に比べると、ずいぶんとロマンチックさが薄れたような(笑)。

予定では、ハーバーランドを一周し、メリケンパークにも行くはずでしたが、このままでは夜になってしまいます。それに、自転車を乗り回す気にもなれないほどの大混雑。結局、予定を大幅に変更して、神戸ポタを締めくくることにしました。


Rimg0242
↑神戸大橋からの夕景


先週は秩父ハープ橋を堪能したので、今週は神戸大橋です。予定ではこのままポートアイランドまで行って、ポートアイランド内をまわってみるつもりだったのですが、橋を往復しただけ。でも、橋から見えるきれいな夜景や、すぐ頭上を通っていくポートライナーなど、実に印象的な光景を目にすることができました。やっぱポタのフィニッシュは橋ですなあ。


Rimg0245
↑つい海をのぞきこむ


翌日は、北野の異人館を散歩&坂道を堪能しながら新神戸まで行く予定でしたが、朝からしっかり雨っ! 自転車は早々に輪行袋におさまって、しばしホテルで待機、私らはコンビニでカサを買って、三ノ宮センター街や南京町を散歩しただけで終わってしまいました。自転車という大荷物があるだけにラッシュ時を避けたくて、早めに東京に帰っちゃいましたしね。うーむ、残念!


ちなみに夕食は、ドイツに詳しい友人が教えてくれたドイツワイン専門店のこちらと、お値段相応においしい神戸牛ステーキのこちらへ。特に、ドイツワインは絶品でした。グラスワインの種類が本当に多く、2人で10種類以上飲んだかも!? 来年もぜひうかがいたいな~。

神戸にはまだ見ていない観光地&食べていない名物が山ほどありますので、来年もぜひ行ってみたいと思っています。次回は、勝ち点3もおみやげにして、ね。
(実はまだ続く!)

| | コメント (0)

2008/11/26

神戸観戦&ポタ日記・1

そもそも輪行で神戸へ行こうと思ったのは、ホムスタの場所を地図で確認したことがきっかけでした。

Rimg0154
↑ホムスタ駐輪場にて


三ノ宮からも近いし、ルートもわかりやすい。おまけに海がすぐ近く! これなら自転車でのんびり走るには楽しそうです。試合は午後1時からなので、終了後に海沿いの観光地をめぐりながら帰ればパーフェクトではないですか!

というわけで、さっそく「神戸輪行計画」の立案に入ります。何より重要なのは足の確保。試合開催日は11月下旬の3連休なので、京都への観光客があふれる時期。新幹線の予約は迅速にしなくてはなりません。さっそく、自転車を置けるように車両の最後尾座席を予約しました(備忘録:帰路は1番座席が最後尾。往路は逆)。


Rimg0251
↑新幹線に乗る自転車たち


最後尾座席の後ろに収まった自転車はこんな感じ。こちらは3人掛けの席の後ろ。壁面から突き出たテーブルが邪魔ですが、小径車は背が低いので難なく収まりました。

新幹線以外の在来線に乗るときは、いちばん前か後ろの車両に乗り込んで自転車の置き場をキープします。東京駅までは中央線なのですが、始発駅でもありますので、ラッシュ時でなければそれほど邪魔になることはありません。


Rimg0102
↑JRの新快速。例によって最前車両に自転車を乗せて


姫路から三ノ宮までは、JRの新快速を利用しました。初めて乗るということもあって、混み具合や自転車スペースについて不安があったのですが、こちらもトラブルなく運ぶことができました。

宿泊は、三ノ宮駅に近い「神戸東急イン」。自転車置き場について相談すると、駐輪場はあるものの盗難が心配なので、部屋に置いていいとのこと。今まであちこちのホテルに泊まってきましたが、部屋置きOKというのは初めてです。

部屋はますます狭くなりましたが、おかげで盗難の心配もなく、部屋で整備もできて、本当に助かりました。ビジネスホテルではありますが、応対もとても親切で、快適な2泊3日でありました。


Rimg0104
↑おばちゃんたちが忙しく働くお店です

Rimg0109
↑ぼっかけ玉子モダン。腹持ちも抜群でした


試合当日、まずは三ノ宮センタープラザの地下「長田本庄軒」にて腹ごしらえ(都内にも支店があるのね)。自家製麺のやきそばに、牛スジとこんにゃくを煮込んだ「ぼっかけ」、キャベツなどを加えた「ぼっかけ玉子モダン」は、かな~りおいしかったです。11時の開店前に並んでおかなかったら、キックオフに間に合わなかったかも(笑)。あ、もちろん青赤さんもいらっしゃいましたよ~。

ホムスタまでのルートはたいそうわかりやすく、阪神高速の高架下をひたすら進むだけ。途中の分岐点さえ間違わなければ、一本道でした。


Rimg0200
↑ホムスタからの帰路。道幅もあって走りやすい!


高速の高架と分かれてからは、ほとんど車の来ない道路を快適に走ることができます。途中にあるのは中央市場ですが、日曜ということもあって人影もなく、車もいなかったのでしょう。


Rimg0198
↑橋からの風景


橋を渡れば、そこは海。港ならではの風景が広がっています。自転車で海まで来ることはめったにないので(江ノ島としまなみ以来かな)、これだけでうれしくなってしまいます。キックオフに間に合わないと困るので、写真は撮らずに先を急ぎます。

風景を楽しんでいるうちにホムスタに到着! スタジアム敷地内の出店をチェックしたいところですが、時間がない! あわてて駐輪場に自転車を縛りつけ、中に入ったのでした……というところで、試合後ポタについてはまた次回!

| | コメント (4)

2008/11/25

1回休み

神戸旅行で、体力を使い果たしたようです(笑)。

どこへ行くにも自転車をもって行きたがるくせに、実は輪行は大の苦手。小径車とはいえ11キロ近くあるわけですし、自転車をかついで歩くのはほとんど駅構内だけとはいえ、やはりとても疲れます。小心者だから、大荷物を電車に乗せるだけで気疲れしますし……。

計画だけは勇んで立てるものの、ダンナがフォローしてくれなかったら、そもそも輪行なんてとてもムリ、というのが実情だったりするのです。昨年も、しまなみ海道から帰ってきたあとはしばらく使い物にならず、その後も半年くらいは本調子に戻りませんでした。

輪行先にもいろいろありますが、電車を乗り継ぎ、東京駅の人の波を乗り越えていく「東海道新幹線輪行」がいちばん疲れるような気がします。同じ新幹線でも、大宮駅が使える東北・上越方面のほうがもっと乗り換えがラクですし、いちばんいいのは乗り換えが皆無の中央本線輪行。ああ、甲府が昇格してくれればよかったのに(笑)。千葉方面にも行ってみたいのですが、乗り換えが大変そうでまだ実現していません。

そんなわけで、本日は写真の整理をする気力もなく、1回休みとさせていただきます。いろいろ書きたいことはあったのですが、ブログを書く余力がなかったりして。

遠距離輪行旅行は年に1回が限度だな~と改めて思ったのでありました。我ながら情けないな~。

| | コメント (6)

2008/11/24

前向きでいこう

J1リーグ第32節 神戸VS東京は、1-1のドロー。

Rimg0121
↑見やすいスタジアム


リーグ残り3戦を全勝すれば優勝戦線に残れる可能性があっただけに、選手もサポーターも相当な気合いを入れて神戸へ乗り込んだのではないだろうか。結果は残念ではあったが、それでも勝ち点1を持ち帰ることができるだけでも御の字。

試合冒頭から「神戸のほうがいいサッカーをしている」と思いながら見ていた。前半を無失点に終わらせたかったが、早い時間帯に失点。それでも前週の天皇杯の記憶が残っていたので(試合自体は見てないのだけど)、必ず逆転できると信じて見守っていた。

後半は東京が攻勢に出るも、やっぱりどこか噛み合わないようでなかなか得点には結びつかない。選手交代で投入されたのは、大竹、鈴木達也、赤嶺。とにかく得点しよう!という気持ちだけはあるものの、ミドルシュートもあまりなく、裏を取ることもできず、前がかりになってはピンチを招くこと多数。

ここ数試合で目覚しい活躍を見せていた石川は、負傷の影響もあったのか輝きに乏しかった。代表組も、精彩を欠いていたかな(そのわりには、神戸の大久保はよかったのだけど)。全体的にミスも多く、それがよけいな失点に結びつかなかったのは幸いだった。

東京が得点できなかったことを責めるよりも、1失点のみで引き分けることができたのを喜びたい内容。勝てなかったからMVPとはいえないけれど、この日いちばん活躍したのは塩田だろう。彼のセービングがなければ、もっと失点していてもおかしくはなかった。

終了間際にカボレが得点してからは、両チームのギアが一段上がってしまったようで、実に目まぐるしく攻守が入れ替わり、見ているだけで気が気でない展開に。5分間のロスタイムのあいだ、GKを除くすべての選手が全力疾走していたのでは!?というほど。最終的には、終了のホイッスルの瞬間、倒れこむ選手が何人もいたほどの消耗戦になった。


Rimg0134
↑ゴール裏はすばらしかった!


他チームの試合結果にも助けられながら、首位と勝ち点3の位置にまでのぼりつめたものの、優勝争いという点においては運が尽きてしまった。ACL出場の3位以内もなかなか苦しいところだが、狙えないことはない。2試合を残した段階で、まだ目標が残されているのはすばらしいことだ。ACL出場をめざし、ホーム最終戦の勝利と満員の味スタをめざし、最後まで気力を萎えさせることなく、しっかりとシーズンを締めくくってほしい。

今までの年であれば、シーズン終盤ともなると、降格もなく、優勝もなく、仕方がないので上位いじめをするしかうさ晴らしの方法がなかったわがチーム。昨年は、本気で降格を心配しなければならない状況にまで追い詰められ、ちょうど1年前の今ごろは、監督退任や選手の退団などのニュースが重なって、ただただどんよりした日々を送っていたものだ。

それが、今年は自力でここまで優勝戦線に踏みとどまることができた。来年はアジアで戦うことができるかもしれないし、もっといいチームになれる可能性がある。1年でこんなにもポジティブに変わることができたというだけで、本当に幸せだ。この上昇気流を維持するためにも、残り2試合での勝利を望みたい!


Rimg0136
↑試合終了後


初めて訪れたホムスタは、とても見やすいいいスタジアムだった。三ノ宮からもわずか6キロ弱だし、海も近くて立地もいいし、こんなステキなスタジアムがホームだなんて、神戸は恵まれているね。

今回はメイン自由席からの観戦。アウェイゴール裏に近い一画は、周囲は東京サポばかりで、試合中はゴール裏のすばらしい応援しか耳に入らず、まるでホームにいるような(ホーム以上にホーム気分)雰囲気だった。だからこそ、逆転できると思っていたんだけどなあ……残念。

個人的には、試合前のユルネバに心ゆさぶられ、ゴール裏をあおる佐原に激しく萌えた(笑)。佐原君はすっかりウチの選手になったんだねえ。キャプテンマークもとても似合うよ。


天気にも恵まれ、ポカポカと暖かく、三ノ宮からの短いサイクリングも楽しく、勝ち点が2つだけ足りなかった以外には文句のつけようのない1日だった。すべてを望んじゃいけないのかもしれないよね……。

試合後、スタジアムの敷地内で自転車を押して歩いていたら、神戸サポのグループに声をかけられたのも楽しい思い出。アウェイで相手チームサポから話しかけられたのは初めてですよ!? すごくフレンドリーで楽しかったです。自転車をほめてくれてありがとう。来年もお邪魔しますので、よろしくお願いします!


Rimg0142
↑ヴィッセルフラッグは三ノ宮のあちこちにもあった


2泊3日もかけて、わざわざ小径車をかついで行ったわりには、総走行距離はわずか30キロ(笑)。でも、自転車だからこそ楽しめた風景がたくさんあって、重い思いをして輪行しただけのことはありました。その詳細は次回にでも。疲れたけど、楽しかったし、神戸は本当にいい街でした!

| | コメント (6)

2008/11/23

神戸便り

自転車にて、ホムスタに到着。

神戸便り
↑天気にも恵まれました


昨日から姫路城見物をしたり、ウマいもんを食べてすっかり極楽気分でしたが、これから天下分け目の(?)決戦なのでした。気持ちを入れ替えて臨まないと!

携帯オンリーなのでコメントが遅れていて申し分けありません。明日になってしまいそうですので、よろしくお願い致します。

| | コメント (6)

2008/11/22

イチョウ@昭和記念公園

再び、昭和記念公園のようすをお届けします。
TVでもよく紹介されているだけに、この週末は混み合うのではないでしょうか。

Rimg0007
↑四角く刈り込まれているのが印象的


前回は日本庭園をメインにご紹介しましたので、今回はイチョウ並木特集でございます。まずは、立川口正面にあるカナールのイチョウ並木。ここがいちばん落葉率が低かったかな。ここのイチョウは、整然と並んでいるのが特徴。それほど高木ではないとはいえ、これだけきっちり刈り込むのはかなり大変なことでしょう。


Rimg0023
↑だいぶ落葉が進みました


次なるイチョウ並木は、バーベキュー場というか、うんどう広場近くのもの。黄色い並木道を想像していたのですが、ご覧の通り、青空がきれいに見えています。あー、もうずいぶん落ちてしまいました。

写真だけ見ているとそれなりに風情はありますが、イチョウ並木のもとではあの濃厚なギンナンの香りがすることもお忘れなく。香りもぜひお届けしたいところです(笑)。


Rimg0026
↑落ち葉の絨毯


最後は、砂川口近くのイチョウ並木。こちらもかなり落葉が進んでいます。ちょうど1週間前に来たときには、まだ緑色の樹もちらほらあったのに、あまりの急展開にビックリです。もうちょっと余韻ってものを楽しませてくれると良かったのに~。


Rimg0016
↑赤と黄色


今年はあまりにも紅葉が早く終わってしまいそうですので、恒例の「紅葉ブログ」も早くも店じまいしてしまいそうです。週末は神戸へ行ってしまうので近隣自転車ポタはできませんし、このままでは五日市や青梅へ行くこともなく、シーズンが終わってしまいそう……。行く秋のすばやさに、ちょっとうらめしい視線を送ってしまいそうです。


Rimg0020_2
↑最近、目立つ看板


園内のサイクリングロードでは、こんな看板が目立つようになりました。昭和記念公園では、自転車と歩行者の道は完全に分離されているのですが、最近、自転車道を歩く歩行者が多いんですよね~。自転車の場合、そうでなくても最近肩身が狭く、通行場所もあちこち制限されているのですから、歩行者は歩行者用の道をちゃんと歩いてほしいものです。ホント、メーワクですよ……。

| | コメント (6)

2008/11/21

紅葉が進む多摩湖

多摩湖の紅葉もどんどん進んできました。
今週半ばの様子をお届けしますので、紅葉見物のご参考に。

Rimg0020
↑まだまだ紅くなります


個人的には多摩湖付近でいちばんの紅葉名所だと思っている「たっちゃん池」近くの様子です。月曜と水曜に行ってみたのですが、わずか2日で印象が変わるほどに紅葉が進みました(急激に寒くなったせいもありますが)。最盛期には紅色のトンネルのようになりますので、本当に楽しみです。


Rimg0010
↑慶性門もきれいな紅葉に彩られています

Rimg0015
↑自転車道の紅葉


上の写真は今週月曜日のものですが、水曜日に行ってみると路面には落ち葉が積み重なっていました。風が吹くと上からバラバラと葉が落ちてきて、どんどん積もっていきます。一部では路面が見えないところもあったりして。今年は舗装工事が行なわれたため、だいぶ路面状態は良くなりましたが、それでも落ち葉で道が見えないと不安です。走行される方はどうかお気をつけください。

今年の紅葉は早いと思っていたら、散るのもあっという間。いつもの年であれば、12月の中旬まで「紅葉ネタ」でブログを書くことができるのに、今年は11月いっぱいで打ち止めになってしまいそうです(笑)。このまま3月までずっと冬景色のままじゃ寂しいなあ……。


Rimg0038
↑この日の富士山には雲がかかっていました


多摩湖橋からも富士山のシルエットが見えたので、狭山湖にも行ってみました。堤防には三脚が立ち並び、夕焼けを写そうという人々が構えています。そして、レンズの先には黒々とした富士山のシルエットが……。今年も、こんな季節になったんですねえ。この冬こそは、一度は「朝の富士山」を見に行かなくては(←大丈夫か!?)。

風景と寒さが12月のものなので、なんだか気分までせわしなくなってきたような気がします。今年もあと6週間足らず。なんとか平常心で、体調を崩すことなく乗り切りたいものです。

| | コメント (12)

2008/11/20

そうだ神戸へ行こう

今季最後の遠方アウェイ遠征は神戸になる予定
(さすがに仙台はちょっとムリそう)。

大分を断念した時点で、さっさと神戸に頭を切り替えたので、連休だけど宿も足もしっかり確保済みなのだった。ガンバ大阪戦ではなく神戸にした理由は、単純に「観光が楽しそうだから」「スタジアムが大阪より快適だから」に尽きる(笑)。やっぱり「観戦+α」の「α」の部分が重要なのよ~。

もうひとつ、神戸が魅力的なのは「自転車でまわると楽しそうだから」ということ。ホムスタは三ノ宮付近から5キロくらいしかないし、ルートもわかりやすそう。それに、港の風景を見ながらあちこち走ってみたいしね。しっかり「大阪・神戸周辺自転車散歩」なんて本も買って、気合いだけは十分なのだ。

ところが何ともイヤ~ンなことに、天気予報がどんどん下り坂になっている。月曜の予報が「曇り時々雨」なのは前からだけど、日曜の天気まであやしくなってきた。サイクルトレインならまだしも、雨でも降った日にゃ頼みの自転車はただのお荷物になってしまう。食べ歩きを主体にする分、カロリー消費アイテムとしても自転車をもって行きたかったんだけどなあ。

というわけで、例によって「天気がよくなりますように」と祈りつつ(今年はこんなのばっか)、明日いっぱい様子を見るつもり……しかし、試合についてひとことも書いてないな(笑)。わがチームの選手たちを信じているからこそ、何も書く必要がないのですよ。いろいろ考えても埒が明かないし、われわれにはただ試合を見届けることしかできないのだから……。

W杯南アフリカ大会最終予選 カタールVS日本は、0-3で日本。

前半まではリアルタイムで見ていたのだけど、後半は朝に改めてビデオ視聴。日本代表の試合なのに、久々におもしろかったし、いい内容だったと思う。試合会場がドーハだとか、カタールに勝ったことがないとかいろいろ言われていたみたいだけど、ジンクスは破るためにあるんだから気にしちゃイカンですよ。

とにかくよかったよかった(←それだけかよ)。長友&今野両選手はさっさと帰ってきてください。怪我もしなかったようで何よりだし。神戸戦は日曜だから、出られるよね!?

数日前に平林寺についての記事を書いたのだけど、11月27日が拝観停止日になった理由が初めてわかった。天皇皇后両陛下が紅葉見物に訪れるご予定だったのね。でも、例の埼玉県での元厚生省幹部の殺人事件を受けて、中止になったとか。うーむ、こんなところにも影響が……。


↑神戸観光のお供にどうぞ

| | コメント (10)

2008/11/19

秩父路の紅葉

「秩父サイクルトレイン」のおかげで、秩父の紅葉を満喫することができました。
(前回はこちらへ)

R0016854
↑法性寺の庭


参加したのは、約47キロの「紅葉を走る」Bコース。ムリをすればAコースでも可能だったかもしれませんが、もともとポタ体質なのですから、ムリは禁物です。

青空のもとでの輝くような紅葉が理想かもしれませんが、曇天のもとでも独特のしっとりとした趣があります。今回はそんな美しい風景を目に焼き付けてまいりましたが、残念ながら写真はそれほど多くありません。何といっても20人の集団走行ですので、のんびり止まって撮影会をしているわけにはいかないのです。

しかし考えてもみれば、もしフリーで走っていたとしたら、橋を渡ったり、野仏を見つけたりするたびに珍しくて写真を撮っていたかもしれません。それでは47キロはおろか、20キロくらいしか走れないかも(笑)。秩父初心者としては、こういう形で最初の体験ができたことは幸運でございました。


R0016843
↑法性寺の山門


こちらは、昼食をいただいた法性寺の山門。「秩父三十四ヶ所」の「第三十二番」です。恐れ多くも、私らはこの山門のふもとに陣取って、パクパクとお弁当を食べていたのでした。今回のコースでは、途中休憩した「道の駅」以外にはほとんど飲食店は見当たりませんでしたので、お弁当というのが大正解。雨もやんで、外で食べることができたのも幸いでした。


R0016849
↑急な階段を登っていきます


山門をくぐるとこの急階段があり、それを登れば、1枚目の写真のような紅葉スポットが現われます。ここではイチョウの葉が桜吹雪のごとく、すごい勢いで散っていて唖然としました。私の地元ではようやくイチョウが色づくころなのですが、秩父ではもう散り始めているのです。


R0016865
↑鮮やかな赤と黄色


それにしても、秩父は神社仏閣だらけです。少し走れば鳥居があり、お地蔵さんや庚申塔が立っていたりします。霊場として有名なのですから当たり前なのでしょうが、ひとつひとつを見てまわったとしたら、いったいどのくらいの時間が必要なのでしょうか。うーむ、いつか「三十四ヶ所」制覇してみたいなあ。


R0016887
↑車も人も少ない、こんな道を走りました


基本的に「後をついていけばいい」というサイクリングでしたので、あまり地図を研究してはこなかったのですが、秩父初心者がいきなりこんなコース設定をするのはムリというもの。やはり地元を知り尽くした人がプランニングしてくださったからこそ、さまざまな風景が楽しめたのだと思います。いずれコースを再確認して、もう一度走ってみたいものです。

コースのフィニッシュは、秩父ハープ橋。ここを越えると、秩父市街に入り、いよいよサイクリングのゴールが近くなるのです。


R0016926
↑秩父ハープ橋

R0016908
↑ハープ橋からの絶景。下には別の橋も


秩父にこんなに立派な橋があるとは知りませんでした。秩父市街と秩父ミューズパークを結ぶ、全長530メートルの荒川にかかる橋で、正式には「秩父公園橋」というそうです。その外観は、なるほど「ハープ橋ね」という形状。こんな立派な橋を見ると、昨年行ったしまなみ海道を思い出します(また行きたい~!)。

約47キロのコースとのことでしたが、実際には51キロくらい走ったような!? ガイドさんがじっくりと休憩をとってくださったおかげでハープ橋ではたくさん写真が撮れました。そのせいなのか、西武秩父駅に着いたのがけっこうギリギリ!? 仲見世通りをひやかす時間もなく、30分もしないうちに帰りの列車に乗り込んだような気がします。


R0016895
↑少しだけ写真も撮れました


それにしても、本当に楽しい「旅」でした。愛する(笑)自転車とともにそのまま電車に乗れるのもうれしいですし、このイベントを支えてくださった多くの人々のご尽力にも感動しました。おかげで秩父の魅力の片鱗を見ることができましたので、次回はじっくり(できれば泊まって)あちこち見てみたいと思います。温泉施設もたくさんあるようですし、SLにも乗ってみたいですしね。

あ、もちろん、次回のサイクルトレインも申し込むつもりです(サッカー観戦が重ならなければですが)。でも、今回で運を使い果たしたような気もしますので、次回は当選しないかもしれませんが……。

| | コメント (15)

2008/11/18

紅葉@平林寺 2008

先週土曜日は、平林寺へ行ってきました。

R0016798
↑平林寺の紅葉もやっぱり早い!


「平林寺」で検索してご覧になってくださる方が多いようですし、紅葉情報はどんどん古くなってしまいますので、まずこちらの記事を書いておかないと……。


R0016752
↑正面の山門


平林寺の紅葉も、例年よりも10日くらいは早いという印象です。とくに、鐘楼付近の紅葉はもう見ごろ。さすがにまだ落葉はしていませんが、かなりいい色に染まっています。この日は週末ではあったのですが、例年ならば紅葉見物には早い時期なのと、天候が不順だったせいで、それほど見物客がいなかったのが救いでした(見ごろの時期の週末は大混雑しますので)。


R0016762
↑鐘楼付近

R0016758
↑本堂


とはいえ、すべてのカエデ類が紅葉しているわけではありません。知恵伊豆様こと松平伊豆守信綱の墓所へ向かう道は、いちばんいい時期ですと紅葉で真っ赤なトンネルのようになるのですが、こちらはまだ緑色のままでした。

紅葉しているのは、山門や本堂などの手前の場所だけで、野火止塚などがある奥のほうは緑色のままの木が多いのです。うーむ、なぜなんだろう?

平林寺は12月1日~8日までの間は拝観停止になります。例年ですと、この時期が紅葉の最盛期なのですが、今年は幸いにしていちばんいい時期の紅葉を見ることができるのかも。私も来週あたり、もう一度行ってみようかと思っています。


R0016747
↑11月27日は臨時の拝観停止日です


R0016806
↑本日はクロスバイクなり

| | コメント (0)

2008/11/17

秩父サイクルトレインに参加

朝、5時に起きた。
当然ながらまだ暗くて天気がわからないので、外へ出てみる。
降ってない。
じゃ、行くことにするか~。

R0016930
↑列車の写真がうまく撮れなかったので……


というわけで、「第3回 秩父サイクルトレイン」に参加してまいりました。

5年以上も自転車生活をしていながら、サイクリングイベントに参加したのは初めて。人ごみが嫌いだとか、そもそも早起きできないとか(笑)の理由があったわけですが、やはりこのイベントには特別な興味がありました。

輪行袋に入れることなく、自転車を電車に乗せられること。一度行ってみたかった秩父を走れること。そして何といっても、わが地元の西武線でのイベントだということ。申し込みが多く競争率が高いと聞いていたので、ダメモトで応募してみたのですが、抽選運が悪いにもかかわらずなぜか当選。でも、天気が……。

基本的に雨の日は走らないことにしているため、当日も「降っていたらキャンセルしよう」と決めていました。初めての場所で大勢で走るのに、雨ではリスクが高すぎますし、そもそも雨の中を走っても、自分ではあまり楽しめないとわかっていましたので。でも、降っていないじゃないですか。やった~!

……と思ったら、家を出るころにはしとしとと降り始めてしまいました。え゛~、どうしよう!? でも、せっかく5時に起きたのだし、2日分くらいのブログネタにもなりますし(←最近はこればっか(笑))……と、萎えそうな心を奮い立たせて、雨の中を秋津駅へと向かったのでありました。


R0016819
↑駅のホームで電車を待つ


秋津駅では、自転車を押しながらしずしずと駅構内へと入場していきます。思っていたより参加者が少ないような!?と感じたのですが、そうではなくて、そもそも秋津から乗る客が少なかったのでした。

臨時列車「サイクルスポーツ号」は8両編成。秋津組は全30名のようで、6号車と7号車の半分に分かれて乗り込みます。他のグループの様子は知りませんが、1両あたり20人(20台)の人と自転車を乗せるという配分のようでした。

8両編成のうち1両はスタッフ&ゲスト専用とのことですので、サイクルスポーツ号に乗ることができたのは140人程度ということになります。う~む、確かに競争率は高いかも(参加者約250名に対して、応募は約950ほどあったそうです)。


R0016828
↑快適な乗り心地


列車が到着してドアが開くと、スタッフさんが2人1組で自転車を預かり、車内へ運び入れてくれます。イベントも3回目だからでしょうか、その手際の良さにはビックリ。自転車は、間にプチプチの緩衝材をはさみながら3台くらいを重ね、上からゴムバンドで固定します。

私らは手ぶらで、対面シートの座席を占有。何せ1両あたり20人(&スタッフさん)しかいないのですから、余裕です。暖房の効いた車内で濡れた服を乾かしたりしながら、ゆったり座って約1時間20分の電車の旅。これは本当にラク! 電車に乗り込んだ時点で「来てよかった!」と思ってしまいました。


R0016831
↑西武秩父駅前にて


実際に参加するまではわからなかったのですが、「秩父サイクルトレイン」は、思っていたよりも大規模でしっかりしたイベントでした。何よりもこれだけ多くの人がスタッフとして参加し、トラブルがないよう、皆が快適に楽しめるよう細部にまで気を配ってくださったことには感銘を受けました。

サイクリングそのものは、約20名を1グループとしてガイドさん2名で走るのですが、コースの要所要所には誘導してくれる人が立っていますし、(幸いにしてお世話にはなりませんでしたが)サポートカーもいたみたい。総勢250人もの人が一度にサイクリングをするわけですから、運営には並大抵ではない努力が必要なことでしょう。

また、運転本数の少ない地方で開催するのならばいざ知らず、首都圏の過密ダイヤの中でこうした特別列車を走らせることも、なかなか思い切った決断だと感じました。ある程度の停車時間も必要ですし、一般のお客さんが行きかう駅で、自転車を押した一団が何十人もぞろぞろ通っていくのですから、これまたトラブルがないよう気を配るのは大変なこと。

いやはや、これはたいしたイベントです。サイクリングが終わって、ゴールの西武秩父駅に戻ってきたときに拍手で迎えられたのにはさすがにビックリしましたが(笑)、スタッフの皆さんのおかげでこれだけ楽しむことができたわけです。

帰り、秋津駅で下車して、池袋へと向かうサイクルスポーツ号を手を振って見送ると、何だかしみじみと感動してしまいました。こうした幸せなイベントが、これからも年に2回、無事に開催されますように!と真剣に祈ってしまいましたよ。


実際に走った記録は、また次回に。
秋津では雨でしたが(帰りも)、秩父ではほとんど降られることなく、時には青空さえも見られたほど。きっと、スタッフさんや参加者たちの祈りが通じたのかもしれません。本当にいろいろラッキーな1日でした。


R0016862
↑お弁当。ご飯がたっぷり

R0016863
↑お弁当を狙ってサルがやってきました(野生のサルは初めて見た!)

| | コメント (14)

2008/11/16

5回戦突破!

第88回天皇杯5回戦 東京VS新潟は3-2で東京の勝利。

キックオフして数分後、「そろそろ携帯で速報でも見るか」とアクセスしてみたら、さっそく1失点していてビックリ。どういう状況だったのかはわからないけれど、時間帯が早いので、「いつもの東京のパターン」だし「すぐに取り返せる」と思って平常心を保つ……と思ったら、あっという間に2失点目。どうなってるの!?

その後は出かけてしまったのでリアルタイムでは状況を追えなかったのだが、最終的には3-2で東京が逆転勝利。得点者は、エメルソン、赤嶺、梶山。逆転勝利というのもうれしいし、90分で試合を終わらせてくれたのもよかった。天皇杯でJ1のチームに勝ったのは初めてじゃなかったっけか。

ゴールシーンは、BSのハイライトで見た。それしか方法がないし。得点経過と得点シーンを把握していただけだったので、石川が負傷してしまったということはネットで初めて知った。オフィシャルによれば数日後に検査ということだが、絶好調だっただけに彼の離脱は痛い。神戸戦に代表組が加わることはムリだよね……!?

同じく負傷交代か!?と心配した茂庭は「攣った!」だけとのこと(笑)。携帯サイトのコメントを見て、情けないやらホッとするやら、モニらしいと苦笑するやらで……。神戸戦ではしっかり準備して試合するように! 頼むよ!

試合を実際に見ていないと、こうも書くことがないのか!という見本のような試合。ハイライトじゃ何もわからんよ。東京戦以外でも、天皇杯らしく得点がたくさん入って、ジャイアントキリング!?みたいなのもあって、それなりにおもしろい1日だったみたいだけど、実感できないのは何ともつまらないものだ。

とにかく、5回戦突破、おめでとう。次は、今季4回も試合をしたのに1度も勝てない清水が相手だ。試合日が12月20日ということだけ決まっていて、まだ会場はわからない。願わくば、関東近郊がいいんだけど……な~んて、そんな先のことを考える余裕はわれわれにはない。

とにかく、来週の神戸戦がすべて。これに勝てれば、優勝争いのリングにとどまることができるのだ。いろいろ逆境もあるけれど、全力で頑張ってほしいし、もちろん全力で応援したい。

| | コメント (6)

2008/11/15

やっぱり早い!今年の紅葉

やはり、今年の紅葉は早かった!のでした。

R0016724
↑まさかこんなに紅葉しているとは


今年も昭和記念公園の日本庭園へ行ってみたところ、例年ならば11月下旬ごろに見ごろになるもみじ類がきれいに紅葉中でビックリ! まさか11月前半の時期にこんなに色づいているとは思いもしませんでした。

R0016719
↑例年ならば11月下旬の黄葉です

R0016730
↑しつこいようですがもう一枚


実感でいうと、7日~10日早いというところでしょうか。風景だけ見ているとすでに11月下旬になってしまったようで、気ばかりあせってしまいます(笑)。途中で、まだ11月の前半だったんだ!と気づいてホッとしたりもして。

今からこんなに色づいてしまうとなると、落葉も早いような気がするのですが、今年は冬が長くなってしまうということなのでしょうか。私が季節の変化に敏感になったのは、それこそ自転車生活を始めてからのことですので、この「早い紅葉」がもたらす異変や違いなどをしっかり見届けていきたいと思っています。

R0016703
↑イチョウの木に紅葉した蔦がからみついています


明日は、日立中央研究所の庭園公開日。例年ですと、「あと2週間遅くしてくれれば、もっと紅葉がきれいなのに」という時期での公開なのですが、今年はドンピシャ。晴天が望めないのは残念ですが、紅葉の日本庭園を見てみるのもいいのではないでしょうか。


R0016732
↑砂川口方面のイチョウ並木はこんな感じ

| | コメント (6)

2008/11/14

「浮かれないでください」

キリンチャレンジカップ 日本VSシリアは3-1で日本。

東京ファンにとっては、大満足の結果となった試合。ここのところさっぱり得点が取れずにモヤモヤしていたところを、長友の小気味良いプレーがすべてを帳消しにしてくれたのだから、代表ファンも満足だったことだろう。

その長友のゴールはといえば、開始わずか3分で相手のパスをインターセプトして、そのままドリブルで駆け上がってゴール!という、すごくカッコいいんだけど、相手のユルさにも唖然としてしまったというものだった。その後もシュートありアシストありの、獅子奮迅の大活躍。ま、私らにとっては、「やっといつもの長友が戻ってきたな」というしかないわけで。

この日は海外組もいなければガンバ組もいないということで、スタメンでのMF登録が2人しかいなくてビックリ。それだけMF不足だというのに、スタメンで出してもらえない今ちゃんって……(涙)。今野の登場は後半からだったけど、それなりに悪くはなかったと思う。もっと使ってやってくれよー。ちゃんと使わないんなら呼ぶな。

この試合はスコアだけ見れば楽勝なのだが、この結果をもって次なるW杯予選を占うわけにはいかない。何といっても、対戦相手のモチベーションが違う。日本代表が「復活」したと宣言するには、シリア代表は残念ながら弱すぎた。翌週の試合で、日本代表が同じようなパフォーマンスを披露できるとはあまり思えない……。

結局のところ、昨年の今野選手の名言「浮かれないでください」をリプレイするにとどめるのみ。そういえば、昨日の勝ち方も、なんとなく昨年の「調子のいいとき」の東京に似てないこともないな~と思ったりもするのだった。チーム戦術も何もなく、行き当たりばったりで勝つところとか、本当にそっくり(笑)。

来週こそは本気モードの試合なので、頑張ってくださいよ~!

| | コメント (0)

2008/11/13

土曜日は天皇杯

土曜日は天皇杯5回戦なのだが、鳥取に行くこともできず、TV中継もないとなると、気合いが空回りしてむなしくなるばかりだ。

日本サッカー協会会長の人はやけに天皇杯がお気に入りのようだが、一般的なJリーグファンにしてみれば、これほど中途半端な大会はない。そりゃ元日の決勝は盛り上がるけれど、その一点だけでいえば、ナビスコ杯だって負けていないと思う(会場は同じだし、ここ数年は常に満員御礼だし)。

まずは、TV中継がないのを何とかしてもらいたい。天皇杯はNHKの独占になっているようだが、NHKで放送しない分はCS局に転売するとか、ネットで中継するとか、いろいろな方法があるはずだ。「TV中継さえ不要な程度の大会なのか」と思われないためには、せめて5回戦(ベスト16!)からの全試合の中継を望みたい。

試合がとんでもなく遠隔地で行なわれることについては、納得はしないにせよ受け入れてはいる。だが、4回戦と5回戦をともにホームで戦えるチームが存在することには、やはり疑問を感じざるを得ない。

今年でいえば、神戸、磐田、大宮、鹿島の4チームが、4回戦に引き続きホームで戦うということになる。この他のJ1のクラブの場合、東京と新潟は鳥取だし、浦和とマリノスは丸亀、柏と京都は富山で、川崎は長崎だ。

こういった不平等な条件は、ぜひ解消してもらいたい。すべてのチームがホームとはまったく関係のないスタジアムで試合をするとか、クジを引いて勝ったほうのホームにするとか。ふだん行くことのない遠方のスタジアムで試合を見るのも楽しいかもしれないが、その一方で、戦い慣れたホームで試合をしているチームがいると知るのは、気分がいいものではない。

また、興行としてまったくヤル気のないような試合運営も何とかしてもらいたい。Jリーグでは、それぞれのホームのクラブが努力して試合を盛り上げようと頑張っているが、天皇杯では学校の体育祭のような無機質なアナウンスが流れるだけ。ふだんのリーグ戦とはまるで違う、火の消えたようなスタジアムを見ると、天皇杯を見に行こうという気持ちも失せるというものだ。

そもそも天皇杯の場合、(実質的に)リーグ戦が終わってから始まる大会というところに根本的な問題があるのだけど、これ以上書くのが面倒になったので、以下は省略。


天皇杯のパンフレットでの犬飼会長のインタビューを読むと、天皇杯の価値を上げるためにも「秋春制」が必要だというような発言をしていて、ますますガックリしてしまう。「秋春制」にする前に、ほかにもやることがあるだろ!と。やり方によっては、天皇杯はもっと盛り上がるし、おもしろくなる。それを何もしていないのが、他ならぬサッカー協会なのだから。

会長は「元日決勝」を「伝統として動かしたくない」と言っているが、伝統とはいえたかだか40年。しかも、もとは「決勝戦でも客が入らないので、元日の明治神宮への参拝客をあてこんで元日にしてみた」というのが発端なのだから、後生大事に守らなければいけないというものでもないだろう。

本当に守らなければならないものは何なのか、日本の実情に合っているのがどんなシステムなのか、すべて欧州を見習えばいいというものでもないだろうと思うのだが……と、話が脱線してしまった(笑)。

そういえば、ガンバ大阪はオーストラリアから帰ってきて、中3日で天皇杯4回戦を戦うわけだけど、ACL決勝と違うメンバーを出したら、犬飼会長は「ベストメンバーを出せ」とお怒りになるんでしょうかね。あ、わが東京も「ベストメンバーを出せ」と怒られるかもしれないんだけど(笑)。

| | コメント (6)

2008/11/12

今年の紅葉

今年の紅葉は、確かに例年よりも早めのようです。

Cimg7472
↑天気が悪いのでなかなかきれいに撮れません


天気予報などですでに報道されていますが、実際にこの目で見てみると、あらためてその感を強くするというものです。ここ数日の寒さも手伝って、すっかり11月中旬の気分でいたのですが、カレンダーを見ればまだ12日。印象としては、「1週間くらい早いかも」というところでしょうか。

さすがに5年も多摩湖の周囲をグルグルまわっていれば、なんとなく季節の節目の時期は覚えるようになります。今の様子は、やっぱり11月中旬のもの。カエデ類はまだあまり紅葉はしていませんが、その他の木々はだいぶ色づいてきました。

例年は12月中旬まで紅葉の見ごろが続くのですが、今年は案外早く終わってしまうかもしれません。ということは、紅葉見物の予定も前倒しにしなければならないということ。

いつもなら五日市や青梅方面へ出かけていくのですが、今月下旬は神戸へ行ったり、味スタへ行ったり、さらにその次は千葉方面へ行ったりと忙しいので(笑)、ひたすら週末は晴れるように神頼みをするしかありません。毎年恒例の、日立中央研究所の一般公開の日も行かれないしなあ。

昨年は、12月初旬の甲府で偶然にもすばらしい紅葉にめぐりあうことができ(サッカー観戦のために行ったのです)、「来年はぜひ昇仙峡へ」と思ったものですが、これではとても行く時間がとれません。うーむ、残念。

カレンダーと天気予報をにらめっこしつつ、紅葉の名所をいくつ見られるのか、悩ましい日々になりそうです。


*おまけ*
ACLはガンバ大阪が優勝。おめでとうございます。それにしても、なぜアデレードが決勝に進んだのかが謎。鹿島が負けたのも謎。ルーカスが2得点でよかったですよねえ(棒読み)。

| | コメント (8)

2008/11/11

祝・佐原残留!

佐原秀樹選手が、来年も東京でプレーすることを決めたそうだ。

本当によかった!

ガンバ戦で、交代していく羽生さんがキャプテンマークを佐原選手に渡すのを見て、「これは〝佐原君、東京に残ってください〟メッセージなんだろーか」などと思っていたのだった。

古巣の川崎ではキャプテンマークなど巻いたこともない彼が、多摩川クラシコ第2戦以来、東京ではたびたびキャプテンを務めている。チームのキャプテンともあろう人が、さっさといなくなってしまっては困るのである。川崎よりも、東京のほうが佐原選手を必要としていることはいうまでもない。

佐原選手自身も、東京に来てから成長を遂げたはずだ。以前は「ラフなプレーでカードをもらいがち」というイメージがあったのだが、今ではそんな気配はカケラもない。若手の多いチームで、しっかりお手本として頑張ってくれている(松本での試合を契機に変わったのかも)。

もちろん、試合出場数だって昨年よりも文句なく多いし、さすがに今では「誰も声をかけてくれない」なんてこともない(笑)。はまっ子の彼にとっては小平はド田舎だろうけど、どこへ行くにもまぁまぁ近いし、それなりに便利な場所だ。別に、東京を離れる理由にはならないだろう。

佐原選手は、今年の「好調な東京」を象徴する選手でもある。今季、新たに加わった選手たちはみんな「ラッキーボーイ」に思えるのだが、その中でも、佐原選手は人材不足の守備陣における最重要人物だ。昨年から始まった「多摩川クラシコ」では常に「勝つ側」のチームにいるというのもポイントが高い。彼がいると、「勝ち運」が続くような気がしてしまうのだ。

さらに、そのルックスも大いなる武器である。往年の二枚目(?)福西が去り、少し前まで「サッカーai」の常連だったナオがすっかりオヤジくさく(「渋く」ともいう)なってしまった今、背が高く、さらさらヘアをなびかせる憂いを秘めた佐原選手の表情にノックアウト(笑)された東京ファンの女性は少なくないはず。

「味スタを満員に」するためには、ライトなファン層をひきつけなくてはならない。佐原選手に惹かれた女性たちが押しかけてくれれば、この目標が達成される日が早くなるかもしれないのだ。

 追記:佐原君に加えて、アイドル系のむっくん、さらには武者修行から戻ってくるであろう(?)まっすぅが加われば、Jリーグ一のイケメンディフェンスラインになることはいうまでもない……元祖イケメンもいるしね(笑)。

リーグ戦を3試合も残した段階で、「東京残留宣言」をするのは異例の早さだと思う。でも、おかげでわれわれは救われたのだ。もう佐原選手の去就を心配して眠れぬ夜を過ごすこともない。これからは、残りのリーグ戦(と天皇杯)の勝利のことだけを考えていればいいのだから。

佐原残留の報は、東京にとっては大いなる追い風になるはず。早い時期に決断し、発表してくれた佐原選手には、心からの感謝を。そして、これからもよろしく! 頼りにしています!

| | コメント (6)

2008/11/10

深く静かに追撃せよ

J1リーグ第31節 ガンバ大阪VS東京は1-3で東京の勝利。
31節を終わった時点で、東京は首位にわずか勝ち点3差ながらも6位。

帰宅してから真っ先にビデオを再生。勝ったとわかっているからこそ余裕で見ていられたが、リアルタイムだとしたら実に心臓に悪い試合(特に前半)。塩田は4点くらいは防いでくれたのではないだろうか。彼が序盤の失点を防いでくれたおかげで、東京も数少ないチャンスをモノにできたのだ。

試合は、一見したところではまるでガンバの練習試合。シュートもCKもやたらと多く、ボールもほとんど支配していた。ただ、東京の選手たちは必ず複数でしっかり守っていたし、後半になっても運動量が衰えなかった。ミッドウィークの試合に楽勝したとはいえ、やはりガンバの選手たちには疲労が残っていたのだろう。

それにしても、東京の決定力はスゴかった。確認しないで書いているのだが、枠内シュートのほとんどが得点になったのではないだろうか(シュート数自体が少なく、7本しかなかった)。しかも、どのゴールもかなり難しいもので、お見事というしかない。昔は20数本のシュートを打って、2~3本しか枠内に飛ばなかったこともあったのに、ずいぶん成長したものだ。おばさんはうれしいよ。

守備でのMVPが塩田だとしたら、攻撃面では文句なく、1ゴール1アシストの石川。以前はクロスやCKの精度にかなり不安(笑)があったが、最近はアシストもばんばん決まるようになった。スピードスターぶりも健在だし、精神面でも強くなったようで、シーズン終盤に来て、チームの柱として頼もしい存在になりつつある。

石川はハラ東京時代を象徴するような選手だっただけに、城福政権下では使われなくなってしまうのではないかと思っていたこともあった。序盤戦ではベンチを暖めることが多かったけれど、腐ることなく努力してここまで成長するとは本当にすばらしいことだ。6年ほど前、私が東京を見続けるようになった3大要因が「ヒロミ、ゴール裏、ナオ」だったからこそ、特にそう思うのかもしれないけど。

その石川の追加点の基点は、長友のスローイン。ここのところ、ストークシティの名スローワー、デラップを見るのが楽しみだったもので(だってスローインがそのままゴールになっちゃうんですよ!?)、東京にもこんなことができるんだ!と示してくれたようでうれしい。セットプレーでは大竹がいるし、スローインには長友ありということになれば、東京の攻撃のオプションはぐんと広がるはず。

スポーツニュースでは「5位まで」ばかりを取り上げて、東京のことはほぼ無視しているのだが、これは逆にいい傾向かもしれないと思う。このまま注目されることなくこっそり(笑)勝ち点を積み重ねていけば、いずれはわがクラブの伝家の宝刀である「棚ボタ」が……!?

とかなんとか、いろいろ妄想は尽きず、願望はおさまらず、あーだこーだ考えてときめいてしまう月曜の朝ではあるが、具体的に言葉にしてしまうと、大事なものがすり抜けていってしまうような気がするので、ここには書かないことにする。

とにかく、ガンバ様には勝ち点3への御礼と、ミッドウィークでの勝利を祈願するとともに、残りの試合のうち、川崎と浦和戦での善戦してくださるようにとエールをおくりたい。そして、われわれは今までと同じように、人事を尽くして天命を待つ、のみ。

日本シリーズは西武が逆転優勝ということで、めでたしめでたし。西武はほぼ地元だし、昨年はBクラスで1年目の新人監督が優勝をつかんだというのは、あやかりたくなるようないい話じゃないの。何より読売が負けたというのがめでたいし。べるでーも負けて、楽しい週末であったな。

| | コメント (8)

2008/11/09

伊豆にて東京を思う

寒〜い!と言いながら伊豆の海岸を散歩しています。

伊豆にて東京を思う

自動販売機にはこんなものが。おでん缶は見たことあったけど、カレーうどんは初めて見ました。冬の海で冷えきったサーファーにはいいのかも。おいしいかどうかは知りませんが。

伊豆の南端とはいえ、ありがたいことにトーチュウが売られているので、これからコンビニでゲットしてきます。昨夜はスポーツニュースをザッピングしてたのですが、まともに取り上げてくれた局が皆無なのにはガックリ。早いとこ帰って、録画をチェックしようと思います。

それにしても、寒い……。(とはいえ、海水温は24、5度はあるようで、温泉に浸かっているかのごとく暖かいそーです)。

| | コメント (2)

2008/11/08

壊れゆく日々

最近、ちょっとついてないのです。

先日、プリンタがぶっ壊れて買い換えたばかりなのに、今度はデジカメが壊れてしまいました。いつものように電源を入れたものの、液晶が一瞬反応するだけで沈黙してしまいます。バッテリーを確認したりいろいろやってみたもののまったく効果ナシ。前の日はちゃんと使えてたのになあ。

一般の人がどのくらいの頻度でデジカメを使うのかは知りませんが、ブログで写真を公開している人にとってはカメラはまさに必需品、というかブログの命綱。これが壊れてしまうと、翼をもがれたような……というとたとえが美しすぎますが、要するに「な~んもヤル気がなくなる」くらいにダメージを受けてしまいます。

昭和記念公園まで行ってカメラが動作しないことがわかった瞬間には、まだほとんど走っていないのに「あー、もう帰ろうかなー」と思ってしまいました(笑)。ケータイにもカメラはついていますし、ケータイで撮ろうとコンパクトデジカメで撮ろうとたいして変わらない腕なのですが、やっぱり気力がそがれます。

いつのまにか私の自転車生活は、ものすごくカメラに依存するようになってしまったようです……というか、そういえばデジカメを買ったからブログを始めようと思ったんだっけか(笑)。

ちなみに、ブログを始めてからの3年半のあいだに使ったデジカメは3台。最初のものはあまりにかさばるのでもてあまし、さっさと100グラム程度の小さなものに買い替えました。これは気に入っていたものの、それほど使うことなく、2年前の誕生日にダンナがくれた現行機に乗り換え。結局、このカメラをいちばん長いこと使うことになったんだなあ。

などとしみじみしているのも、さっさと新機種を買ってしまったからでして……。だって、カメラがないと自転車にも乗らなくなりそうなんですもん(←以前買った機種を使えばいいという意見もあるのですが)。

壊れてしまった前のカメラは、メーカーの保証期間は過ぎてしまったものの、購入店での「5年保証」に入っていたことを思い出しましたので、近々修理を依頼しようかと思っています。せっかくダンナにもらったものだし、愛着もあるし、いざという時の予備機になりますしね。

というわけで、ここ数週間で、プリンタを買い、給湯器の修理に来てもらい、カメラを買い……と、金融危機で緊縮財政が叫ばれる中(←関係ない)、とんでもなく出費がかさむことになってしまいました。どういうわけか、壊れるときっていろいろ続くんですよね。今朝も電球が続けさまに2個も切れて……電球でよかったよ!と胸をなでおろしたのでした。



↑ちなみに買ったのはこれ(Amazon経由じゃないけど)


しかも、いろいろ忙しくて、結局「サイクルモード」にも行かれなくなってしまったりして。やっぱついてない!

| | コメント (6)

2008/11/07

明日はガンバ戦

明日は、アウェイのガンバ大阪戦だ。

毎年「1年がたつのは早い」と思うのだが、今年は例年にも増して早く感じてしまう。リーグ戦もあとわずか4試合。それなのに、ホームでは1試合しかないのだから、なかなかアウェイ遠征ができない身にとってはなんとも不公平。もっともわがチームの場合、アウェイの勝率のほうがいいのだから、そのほうがいいのかも!?

アウェイのガンバ戦は常にTV観戦なのだが、あまりいい思い出がない。改めて調べてみれば、昨年は6-2と6失点もして負け(まぁ昨年のことだから……)、06年は1-0で負け、05年は大黒にハットトリックされて5-3で負けたが、04年は1-2で勝ち、03年は1-0で負け、02年は5-0で負けている。

うーむ、私が見るようになってからは1度しか勝っていない。しかも、大量失点して負けることが多い。そりゃ印象が良くないわけだわ。

しかし、それだけに明日こそはやってくれるに違いない!と期待する部分もあったりして。今年の東京は、そういう悪いジンクスをいくつも打ち破ってきたからだ。アウェイだろうと雨だろうと(これがいちばん心配かも)、魂が熱く燃えるような戦いを見せてほしい!

ワタクシはいつものように関東より勝利の念を送るのみ。遠征される皆さま、どうぞお気をつけて。気温が12月並みとのことですので、防寒装備もお忘れなく!

村林裕社長のコラム「わが街・わが友」を読むために、東京新聞を買ってみた。本や雑誌でいうなら表4、新聞でいう裏一面に載っている。しかも、カラーで写真もついている(ご本人も)。なんだかスゴい。

本日付けのコラムのテーマは「調布」。まだ味スタができる前のこと、調布の青年会議所メンバーのおかげで、調布・府中・三鷹を中心とする街づくりのきっかけが生まれた……という話。コラムの連載はあと6回。この後、どんな「街」や「友」について書かれることになるのだろうか。毎日駅やコンビニに行くわけではないので忘れそうだけど、できるだけ読んでいこうと思う。

それにしても、たまには違う新聞を読んでみるとおもしろいね。「ちびまる子ちゃん」の4コマが載ってるなんて知らなかったなあ。

| | コメント (2)

2008/11/06

和田峠チャレンジ!?

前編中篇もよろしくです)
のんびり相模湖ポタのはずが、なぜか和田峠経由で帰ることになってしまい、気分はもう戦々恐々(笑)。

R0016366
↑肉眼でこの石碑を見る日が来るとは思いませんでした


相模湖見物もそこそこに、さっそく帰路へとつきます。私はひたすら後をついていくだけ。それにしても、甲州街道、怖すぎです。大垂水峠への道でも時おりトラックにヒヤヒヤさせられましたが、相模湖付近はそれどころではなくトラックだらけ。とても私ひとりで走る勇気はもてません。できるだけトラックのことは考えないようにして、ひたすら前の人の背中だけを頼りに漕ぎつづけました。

幸いなことに、甲州街道道中はそれほど長くはなく、途中から静かな道へ入ります。今までの轟音と排気ガスがウソのような山あいの道。あ~生き返った!と思っていると、目の前を何やら小動物が横切っていきます。あまりにすばやくてカメラを出すヒマもありませんでしたが、あのふさふさした尻尾は確かにリス! リスが横切るようなところに来たんだ~と、緊張した気持ちもほぐれていきます。


R0016332
↑ここからがスタートです


いよいよ和田峠へのアプローチへやってきました。「和田峠 5km」という標識がありますが、実際には6キロくらいとのこと。メーターを見て、だいたいの数字を覚えておきます。しばらくはそれなりに進めたものの、残り3キロくらいからが正念場。何せここへ至るまでに大垂水をはじめ、微妙なアップダウンを走ってきたもので、脚はすでにかなり疲れていたのでした。


R0016341
↑12%ですか、そうですか


帰宅してから写真をチェックしてみると、坂がキツくなってからの画像が多いことに気づかされます。つまり、それだけ立ち止まって休んでいたというわけ(笑)。

上り坂とはいえ、さすがフロントトリプルにしただけあって、漕ぎ出しには苦労はせず、ウィークポイントの呼吸器系も(喘息もちですので)大丈夫でした……つまり、立ち止まってしまう原因は、単純に「脚」が原因だったということで、これまた情けない限り。押して歩くのも疲れるので、少し休んではまた漕ぎ出し……ということを繰り返しながら登りました。


R0016346
↑残念ながら富士山は見えませんでした

R0016357
↑向かいには湧き水ポイントも


峠まであと数百メートルという場所の「富士山眺望地点」にて最後の休憩。青空が美しい日でしたが、富士山は見えず。もっと早い時間帯なら見えるのかな。真冬でももちろん見えるでしょうが、路面が凍結してそう。


R0016368
↑これから表和田を下ります


和田峠にて心ゆくまで記念写真を撮りまくった後は、表和田を下って帰ります。何度も書いていますが、私は下りも大の苦手。登りはいざとなったら歩いちゃえばいいのですが、下りはそうもいかないし……と、これまた恐れをなしていたのですが、ブレーキを握りやすいブルホーンハンドルのおかげもあって、ゆっくりですが何とか下ることができました。

しかし、表和田は噂通りの激坂ですね(18%ほどあるとか)。特に、道がカーブしていくあたりの斜度といったら、もうとてもじゃないけど登る気にはなれません。裏和田から登ったおかげで、表和田から下り基調の陣馬街道へ至るまで、一気に下っていくことができたのですが、逆のルートだったらいったいどうなっていたことか(笑)。


R0016369
↑下る途中の絶景。しかし杉ばっか


いつか行ってみたいと思っていた「夕やけ小やけふれあいの里」もあっという間に通り過ぎ、今まで通ったことのないルートの車道を一目散に(?)走り抜け、あっという間になじみの立川付近まで戻ってきてしまいました。

結局、この日の走行距離は約98キロ。普段なら「あと2キロ~」と遠回りして距離を稼ぐのですが、さすがにこの日はおなか一杯(笑)。100キロには届きませんでしたが、100キロ以上に手ごたえ……というか、脚にこたえる走行となったのでした。


「私でも大垂水峠を登れるかな?」に始まった今回の企画は、一生行くことがないだろうと思っていた和田峠にまで登ってしまうという予想外の展開になり、そして何とか無事に戻ってくることができました。ペースを合わせて、つかず離れず見守ってくださったお2人には感謝のことばもありません。このトシになっても何かしら新しい経験ができて、「達成感」が味わえるというのはすばらしいことです。

この日以来、以前よりも車道を走るのがちょっとだけ怖くなくなって、スピードを出すことにも少しだけ抵抗感がなくなったことは、ひとつの成果かも。でも、これまで通り、のんびり安全運転で自転車生活を続けていくつもりです。臆病であり続けることで、ここまで無事でいられたのかもしれないのですから。


*追記*
師匠&先輩には「ビンディングにして、ダンシングもできるようになるともっとラクに登れる」とのご助言をいただきました。普段の自転車生活では、両方とも縁がないもんなあ(ダンシングはできないことはないのですが、上り坂でやったらかえって不安定になりそう)。いよいよローラー台でも買って、ビンディングの練習でも始めますか!?

| | コメント (10)

2008/11/05

本日の試合雑感

本日は、TVサッカー観戦で忙しかった(笑)。
見たものも見てないものもあるけれど、簡単に感想を。


*AFCチャンピオンズリーグ決勝 ガンバ大阪VSアデレード・ユナイテッド

基本的に「どうでもいい試合」なのだが、どうして見ていたのかといえば「ガンバが苦戦して、土曜日にへろへろになっていてくれるといいな~」と思っていたから。結局、そーいう他力本願なことは考えてはイカンのだ、ということがよくわかった。

集中して見ていたわけではなかったのだけど、アデレードが決勝進出に値するチームのようには思えなかった。鹿島を破っているのだし、失点もとても少ないらしいが、何だかユルすぎる。ガンバがいいというよりは、アデレードが弱すぎたような印象だった。

ホームの第1戦とはいえ、3得点はかなりのアドバンテージ。来週の2ndレグは、よほどのことがない限りは大丈夫のような気がする。それとも、アデレードはホームでむちゃくちゃ得点力があるのか?

アジアチャンピオンズリーグはUEFAとは違って、決勝も「ホーム&アウェイ」で決まる(リベルタドーレスと同じ)のだけど、試合の盛り上がりから考えると、第3国で一発勝負で決まるほうがおもしろいような気がする。今回みたいな展開になると、2ndレグも盛り上がらないんじゃないかな。

ともかく、ガンバの皆さんはそれほど疲労もせずに、土曜の試合に臨むことになったようだ。もっとも、東京にとっては相手が誰で、どんなコンディションであろうと、「絶対に負けられない(c)テレ朝」戦いであることだけは間違いないんだけどね。しかし、ガンバには元東京の選手が3人もスタメンで出ているんだなあ。何だか不思議だ。




*天皇杯もあった!

ナビスコ杯を戦った2チームの天皇杯4回戦もあったのだった。こちらは見ていないのだが、大分が九石ドームで鳥栖に負けてしまったようだ。やはり、天皇杯ということもあって気が抜けてしまったのだろうか。難攻不落のホームで負けたことが、後々のリーグ戦で響かなければいいのだが(←嘘。響いてほしいのです)。




*そしてチェルシーは……

で、UEFAチャンピオンズリーグでは、ごひいきのチェルシーがあまりにも情けない負けっぷりを見せてしまい、個人的には非常にショック。リバプールに負けたときもかなりガッカリしたけど、今回は情けないやら悔しいやら。

今季のチェルシーは、開幕から絶好調だった。でも、そういう時期は長くは続かないもの。チームのバイオリズムが下降線になる時が来るのは仕方のないことなのだが、最悪の形で来ちゃったなあという感じ。

モウリーニョによって「強豪クラブ」の仲間入りをしてからは、負けるにしてもこんなに情けない負け方をすることはなかったのに。それに、先制されると勝てないというのもツラい。スコラーリのチームは、これからが正念場みたい……。


チェルシー・ショックがけっこうデカくて、結局、今日は他の試合はぜんぜん見ていない(結果も知らない)のだった。おまけに、デジカメまで壊れてしまい、ブロガーとして(?)大ピンチ!(笑) さて、これからどうなることやら。


*おまけ*
アメリカ合衆国の次期大統領が決まった。バラク・オバマ氏、黒人初の大統領。歴史的な日なので、一応ここに記しておくことにする。

英語はよくわからないけど、彼の演説は、まるで音楽を聴いているようですばらしい。声もいいしね。全盛期のロック様のトークのようだ(笑)。あとは、任期途中で暗殺されないことを祈るのみ。日本は無視されないよう頑張りましょう。

| | コメント (0)

2008/11/04

秋のお花見

味スタでサッカーの試合を見た後は、野川公園でお花見。

R0016653
↑子福桜と味スタ専用車


天皇杯はキックオフ時間が早めなので、試合が終わった後でも時間がたっぷりあるのです。以前は多摩サイへ出て帰ったりもしたのですが、最近は休日の多摩サイは混みすぎていて怖いので、行かなくなってしまいました。

ここ数年のパターンは、「野川公園で花見」というもの。この時期、野川公園では、寒桜が満開を迎えるのです。プレートを見たところでは、品種は「子福桜」と「十月桜」とのこと。


R0016679
↑たくさんの花がついています


今年は昨年よりも花つきがいいみたい……というか、桜の木そのものが増えているような気がします。冬桜の名所にしようと、新たに植えたのかな? 

寒桜は花も小さくてちょっと淋しい印象がありますが、寒さを耐え忍ぶかのような控えめな花は、かえってこの季節にふさわしいのかも。春に咲く桜よりも花期が長いような気がしますので、次回は晴れた日にでも見に行ってみたいと思います。やっぱり「桜」は特別な花なのです。


R0016668
↑いつもの2台


多摩湖自転車道では、サザンカも咲き始めました。明朝の気温は、多摩地区では10度を下回るところもあるとか。日ごとに、冬が近づいているんですね。

| | コメント (4)

2008/11/03

辛勝でスタート

第88回天皇杯4回戦 東京VS仙台は2-1で東京の勝利。
東京は5回戦で新潟と対戦することになった。

R0016636
↑普段は撮れないアングルからの写真


負傷中(?)の茂庭を除き、ほぼベストメンバーで試合に臨んだ東京に対し、昇格争いを展開する仙台は1.5軍だったとか。結果は2-1と勝利はしたものの、決勝点が入ったのは後半ロスタイム。東京はぎくしゃくしたプレーに終始し、延長戦もやむなしと覚悟を決めた時間帯でようやく結果をつかんだのだった。

天皇杯初戦はこんなものだといってしまえばそれまでなのだけど、なんとなく緊張感のない感じで試合が始まり(選手もサポも同じ)、格下相手に手を抜いているわけではないにしろ、内容もやっぱりピリッとせず、仙台の選手の決定力のなさに救われているような展開だったのが前半。

後半は追加点を取ろうとするあまりに前がかりになりすぎ、その隙をつかれて失点につながったような形。チャンスは少ないながらも頑張り続ける仙台に対して、東京も惜しい場面をつくるものの、クロスバーだったりオフサイドでノーゴールにされたりと、なかなか決めることができないでいた。

この日の主役は、文句なしに平山。決定機ははずすし、ファウルもよく取られるし(彼のせいじゃなくても印象が悪いらしい)、「いつもの平山」ぶりを発揮していたのだが、終わってみれば2得点だ。

おまけに試合終了後にゴール裏へ挨拶へ行った場面では、あおられたのにもかかわらず「シャー!」をやらずに帰ってしまった。得点はしたものの、内容には満足していないという気持ちの現われらしいが(J's GOAL監督コメントより)、とにかく最初から最後まで、平山に振り回されていたような印象はあった(笑)。

審判の印象もあまり良くなかった。東京のゴールはオフサイドで2回取り消されたのだが、本当にそうだったかどうかもあやしいし。もっとも、その「良くないジャッジ」のおかげでロスタイムが異常なほどに長く(5分)、おかげで決勝点を奪えたのだから、これで良かったということかな。

結果は辛勝だが、とにかく5回戦に進めることになったのは喜ばしい。初戦はコレでも仕方がないとして、試合を重ねながらモチベーションと内容を上げていかなくてはならないのが天皇杯なのだから。

私にとっての天皇杯生観戦は、毎年いつも4回戦で終わってしまっている。今年はぜひ首都圏に戻ってきた東京を見てみたい! 


R0016620
↑仙台サポの皆さん。いい応援でした


対戦相手のベガルタ仙台には、元東京の宮沢正史選手と佐藤由紀彦選手がいるということで、彼らに対するゴール裏の反応も気になっていた。

蓋をあけてみれば……「優遇しすぎ!?」という印象かな。宮沢がセットプレーでボールを蹴ろうとするたびに、「おざなりのブーイング+宮沢コール」が起こったのだけど、くどいというか何というか。個人的には、試合の最初と最後くらいで十分だと思った。宮沢とは楽しい思い出がたくさんあるけれど、今は対戦相手なのだしね。

……と思っていたのだけど、宮沢のコメントを読んだら気持ちが変わってしまった。「久しぶりに試合をやって、サッカーっていいなという感じです」(J's GOAL)って、そんなに試合に出てなかったんだ……。それなら、あのくらいコールしてあげてよかったのかもしれないね、と。

佐藤由紀彦選手に対しては「俺たちのユキヒコ」。ほんの数年前には「コロセ」とか叫んでいたような気がしますけどね。ゴール裏のコールにちゃんと応えていた由紀彦は心が広いな。

個人的には、初の遠方アウェイ観戦が仙台だったこともあって、仙台には楽しい思い出もあるし、ぜひ昇格してもらいたいと思っている。今日もいい試合をしてたしね。数年前に仙台に行ったときもそうだったんだけど、試合後は仙台の応援歌がずーっと頭に残ってしまうのが不思議(笑)。今日の帰り道も、歌いながら帰っちゃいましたよ。

| | コメント (8)

2008/11/02

Jユースカップ VS大宮

Jユースカップ グループリーグ 大宮VS東京は、2-1で大宮。

R0016601
↑奥に見える橋は、荒川にかかる羽根倉橋


ここまですべての試合に勝利し、勝ち点12でグループトップに立つFC東京U-18。相手は、4日前に対戦したばかりの大宮アルディージャユースだ。東京ホームでは3-0で勝ったのだが、さて……。

ボール支配率も決定機の数も東京のほうが上回ってはいたものの、なかなかゴールは生まれず、逆に数少ないチャンスをものにした大宮が先制。時間はほとんど前半のロスタイムで、大宮にとっては「いい時間帯」での先制点だった。

後半、東京が追いついた直後はチャンスも多く、この時間帯に追加点が奪えなかったのは痛恨の極み。大宮は守備がすばらしく、東京の選手がボールをもった途端に、2人以上で囲んで自由にさせてくれず、身体を寄せてしっかり守ってくる。東京はパスはまわすけれども、シンプルなプレーができず、すべての攻撃が大宮に消されていたような印象。

プレーはピッチのワンサイドで行なわれている時間が長かったのに、試合に勝ったのは攻められていたほうのチームだった、というのは何とも皮肉なところ。総合的に見て、大宮のほうが良かったのだから仕方がないかな。


R0016596
↑天気が良くて、青空が広く感じる


試合会場の「NTT東日本志木総合グラウンド」が荒川河川敷にあるということで、荒川サイクリングを兼ねて観戦に出かけたのだった。昨日と違って風も穏やかで、自転車にはベストコンディションな気候。

グランドは、羽根倉橋のすぐ手前にある。いつもなら秋ヶ瀬橋を渡って公園内を走るのだけど、今回は荒川は渡らない。手前の堤防の上を走っていくと、河川敷にサッカー場が広がっているというロケーションなのだ。対岸にはちょうど「レッズランド」があるので、荒川をはさんで、埼玉をホームとする2チームがにらみあっている(?)という構造になるんだよね。


R0016600
↑土手の観客席のロケーションは抜群


観客席はないので、客は土手に座って観戦することになる。草の上に座り、太陽に背を向けての観戦は、まぶしくもなく、背中はポカポカと暖かく、まるでピクニックへ来たような気分。荒川土手も、通路のある「上層」と、その下の「下層」に分かれているので、バックスタンドで観戦しているみたいだったりして(笑)。

ボールが大きくはずれると田んぼに飛んでいってしまうし、ピッチの向こうではリモコンの飛行機や、人が乗ったハンググライダー(?)も飛び回っているという、本当に牧歌的な環境。ついつい視線があっちこっちに飛んでしまって集中して見てませんでした。すみません(笑)。


R0016598
↑上層観客席(笑)。大宮側には太鼓の応援団も


試合は残念な結果だったけれど、サイクリング的には十分に楽しめた1日。荒川へはけっこう距離があるので(多摩川へ行く距離の倍!)なかなか行かないのだけれど、風がなくて穏やかな日はのんびり走ってみるのも楽しいかな。試行錯誤の末、秋ヶ瀬橋へ行くルートも確立しつつあるので、忘れる前にまた来てみよう。

さて、明日は天皇杯の4回戦。天皇杯らしく、一部で番狂わせが起きているようだけど、東京はJ1らしくしっかり勝って次に進まないとね!

| | コメント (0)

2008/11/01

続・復活の多摩湖

村山下貯水池が復活したので、改めてその様子を見てきました。

R0016579
↑なんだか観光地に来たみたい


ふだんは行かない中堤の歩行者専用通路にまで下りて、なみなみと水をたたえた多摩湖を見て、感慨にふけったのであります。ちなみに、水がない時期のようすはこちら。以前は大草原だったのですが、もうすっかり湖になりました。正面奥は堰堤。ここを通れるようになるのももうすぐです。


R0016590
↑取り残された木


急に水を張られてしまったために、取り残されてしまった木がありました。残念ながら生延びることはできないでしょうが……。湖面にはすでに鴨がのんびりただよっていたりして、もうすっかり以前からあった湖のようです。


R0016562
↑多摩湖橋からの眺め


多摩湖橋から下貯水池のほうをながめても、やはり青々とした湖を見ることができます。なんだかすっかり変わってしまって本当にビックリ。今日から11月ということで、少しずつ紅葉も進んできたように見えます。今日は平年より早く木枯らし1号が吹いたそうですし、季節は冬に向かって一歩ずつ進んでいるのですね。


R0016558
↑水に浮かぶ取水塔


多摩湖の取水塔の周囲も、すっかり水で覆われました。湖のある風景にいちいち感動してるのって私だけかな? 今までの風景とのギャップがあまりにもありすぎて、何を見ても驚き、感心してしまうのです……でも、こんな感動もつかのまのことで、きっと1週間ばかりしたらすっかり慣れてしまうのでしょうね。

| | コメント (12)

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »