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2009/01/31

冬の昭和記念公園

春の花を探しに、昭和記念公園へ行ってきました。

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↑フクジュソウがいくつか開きはじめました


毎年同じような記事を書いていて自己嫌悪に陥りますが、それでも記録として見れば「この年の冬は寒かったのね~」などと振り返ることができます。蓄積ということはそれなりに役立つものなのです(と、自己弁護)。


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↑こちらはソシンロウバイ


この時期の花といえば、ロウバイ、梅、フクジュソウ、スノードロップ、クリスマスローズといったところ。冬という季節がそうさせるのか、控えめな花が多いような気がします。ロウバイとスノードロップとクリスマスローズの花はうつむいていますし、フクジュソウは枯葉に埋もれてなかなか見つかりません。この中ではいちばん派手な梅も、本当の見ごろはもう少し先の話です。

でも、その分、香りが強い花が多いのも不思議。桜はほとんど香りませんが、梅は実にいい香りがします。ロウバイも、花よりも先に香りで存在を気づかされることも多く、香りで自己主張しているのかな?と思ってしまうほどです。


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↑これは!?


やわらかそうな毛に覆われているのは、ハクモクレンの冬芽です。この中に、真っ白な花のもとになる花芽も含まれているみたい。ネコヤナギのような冬芽、たくさんの白い蝶が飛び立つさまにも見える花、ゴツゴツとちょっと不気味な外見の赤い実と、これだけいろいろな姿を見せてくれる木はそう多くはないかも。花が咲くのは桜より少し前のころのはずです。


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↑人影と比べてみてください


昭和記念公園のシンボルツリー、「みんなの原っぱ」の大ケヤキを久しぶりに間近で見てみました。最近はサイクリングロードを中心に動いてしまうので、あまり原っぱへ足を踏み入れなくなってしまったのです。自転車生活を始める前は車で公園へ来て、原っぱでボールを蹴ってみたりもしたものですが……。

そういえば、車で来ていた当時は「駅周辺は渋滞するし、意外と遠いんだね」などと言っていたものですが、今や「走りやすいルートだし近いよね~」と自転車で日常的に訪れる場所になってしまいました。渋滞状況にもよりますが、自転車のほうが早く着くかもしれません。


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↑人の顔みたい


樹齢100年以上という立派なケヤキの大木をながめているうちに、木の表面が人の顔のように見えてきたので写真を撮ってみました。これだけ長い時間を生きていれば、魂が宿っているだろうな~と自然に思えてくるような見事な木なのです。

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2009/01/30

「オレンジの呪縛」を読む

少し前に、「オレンジの呪縛 -オランダ代表はなぜ勝てないか?」を読みました。


オビにいわく、

なぜオランダの選手、監督、協会は、ピッチ外のことで力を使い果たしてしまうのか?
なぜオランダ人は、成功につながらないことが明らかなのに、間違った監督を選ぶのか?
なぜオランダ人は、絶対に蹴らせてはいけない選手にPKを任せるのか?
なぜオランダ代表は、格下相手に気を抜いたプレーをしてしまうのか?
なぜオランダ人は、何も問題が起きないとかえって不安になり、わざわざトラブルを作り出すのか?
そしてなぜオランダ人は、これらの問題について、自ら考えることをしないのか?――


……こう書いてあれば、「そうそう、私もそう思ってたんだよ! どうしてなんだろう?」と思うじゃないですか。そこで、その答えを見つけるべく読んでみたのです。さて、同じように感じている皆さまのために、太っ腹の当ブログはこの本を読んで得られた回答をお知らせしちゃいましょう。それは……

「オランダ人だからです」

えーっ!? ハードカバー381ページ、1995円かけて読んで、それかよ~!?(ズルッ)

誤解のないように申し上げれば、本はとてもおもしろく刺激的で、初めて知ることがたくさんありました。ただ、オビにあるような「サッカー論」として読むと、もしかしたら肩透かしをくらってしまうかもしれません。これは、英国人ジャーナリストが膨大なる取材によって明らかにした、フットボールという切り口から見た「オランダ論」なのですね。

狭い国土に低い土地という特有の地形や、その歴史はオランダフットボールに何をもたらしたのか、W杯やユーロでの惜しい敗戦をオランダ人たちはどう見ていたのかといったことが、選手や監督自身、オランダ人著名アーティストや評論家などへのインタビューから明らかになっていきます。

確かに「オランダ代表の敗退」の要因は、まさに彼らがオランダ人であるがゆえなのですが、その奥には何があるのかを深く探っていく過程に、この本の真骨頂があるのです。日本語版タイトルとオビの惹句に関しては「中身と合ってないじゃん」と文句をつけるか、「中身とかなり違うけど、うまいことつけたものだな」と感心するか、それは人それぞれだと思いますが。

それにしても改めて思い知らされるのは、ヨハン・クライフという選手の偉大さ。オランダサッカー界にあっては、まさに「紀元前」(B.C.=ビフォア・クライフ)とそれ以降くらいに違うといっていいのでしょう。私はリアルタイムで彼の活躍を見ていなかったので何とも歯がゆいのですが、終章にあるように、今もなお大きな影響力をもつクライフが亡くなった後にオランダサッカーがどうなっていくのか、それがものすごく気になってしまいます。

サッカーというスポーツを切り口にしてオランダという国やオランダ人について掘り下げていくのが本書なのですが、はたして日本でこんな本が生まれる可能性があるのでしょうか。

その昔、野球を切り口に日本人論を展開した「菊とバット」(ロバート・ホワイティング著)が発表されたことがありましたが、サッカー版のこうした本はまだ発表されていません。そういう本が登場するころに初めて、サッカーは日本に根付いたといえるようになるのかも……。ジェレミー・ウォーカーさんあたりが出してくれないかな。

(検索してみると、「菊とバット」は最新情報を盛り込んだ完全版が出ているようですね。読んだのがあまりに昔なので、再読してみるとおもしろいかも)。


 

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2009/01/29

眠り猫

いつもほぼ同じ場所で寝ている猫。

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↑ふわふわの毛が暖かそう


多摩湖外周の自転車道で、晴れた日にはほぼお目にかかれる猫さんです。でも、あまり起きているところを見たことがありません。望遠で撮っていましたが、ぜんぜん身動きもしないので調子に乗って接近してみると……。


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↑ちょっと起きた


ちょっとだけ身体を起こしましたが、すぐにまた眠ってしまいました。

ここ数年楽しませてくれたオオコノハズクは昨年から姿を見せなくなりましたし、今年は鳥も子猫もおらず、なんとなく寂しい多摩湖の冬なのです。


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↑まだありました


そういえば「タヌキの墓」はどうなっているかな!?と見に行ってみました。わがチームにもタヌキのマスコットキャラが来たことですし、タヌキのご先祖様に「ドロンパが活躍しますように」と祈ってくるのも悪くないかと思っての墓参りです。

3年前と比べると、墓石は倒れて向きも変わっており、表面もだいぶ汚れていましたが、ちゃんとまだありました。

多摩湖付近には多くのタヌキが住んでいるようですが、今年は事故に遭うタヌキがいなくなるといいなあ……。


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↑昭和記念公園内、日本庭園の池にて


こちらは昭和記念公園の猫。池のほとりで延々と水分補給をしてました。猫は水辺が嫌いなのかと思っていましたが、水際を鮮やかに渡り歩いてましたね~。


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それにしても、眠い……。明日・明後日は雨のようですし、土曜は睡眠不足解消の日になりそうです。

昨年の今ごろは年間の対戦カードもすでに発表されていたのに、何で今年は遅いんでしょ。

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2009/01/28

「ラ・フーガス」でひと休み

あきる野市の「草花公園」近くにあるパン屋さん「ラ・フーガス」へ行ってきました。
昨年12月にうかがったのですが、すっかりアップするのを忘れていて……。

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↑レストランのような外観


お店の存在は知っていましたが、ロードバイクで出かけてパンを買って帰るというのは現実的ではなく、かといって菓子パン類を買って外でぼそぼそ食べるのも味気ないようで、何となく行きそびれていました。でも、以前いただいたコメントで、どうやらイートインが可能らしいということがわかり、行ってみることに。

場所は、まさに草花公園のすぐ近く、平井川沿いにあります。でも周辺には何もなく(人家さえも少なく)、こんなところにお店があるのかしら!?というような場所。一見して一軒家のレストランのような建物が、目指す「ラ・フーガス」なのでした。


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↑居心地のいいイートインコーナー


もとは世田谷区梅ヶ丘にあった有名なお店で、1~2年前にこちらに引っ越してきたそうです。

イートインコーナーはお店の奥にあり、好きなパンを店頭で選び、ドリンクとともにいただくことができます。お昼どきにはランチもやってるみたい。立地はいいとはいえませんが、お店の駐車場には車がたえず、常連さんも多いようすでした。


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↑この日のランチメニュー


この日は寒かったので、暖かい店内でホッとひと息。選ぶのはもちろん(笑)甘めのパンです。人気のパン屋さんではすぐに品切れになってしまうので、私たちが訪れた午後の時間帯にはあまり種類は残っていませんでした。本当にお目当てのパンを買うためには、午前中に行かなくちゃね。


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↑テラス席の向こうには平井川


席からは平井川も見えるので、ロケーションは抜群です。暖かくなれば、テラス席も開放されるみたい。私たちが行ったのは12月だったので、冬枯れの河川敷が見えるだけでしたが……。


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↑おなじみチョココロネも高級なおいしさ!


いただいたパンはとてもおいしかったので、ウェストバッグに入る大きさで固めのパン(柔らかいパンだとつぶれてしまいますから)を買って帰ることにしました。武蔵五日市まで行く気力がないときには草花公園でまったりすることが多いのですが、これからは公園+「ラ・フーガス」のセットで行くことになりそうです。

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2009/01/27

捨てる日々

ふと思い立って、せっせとモノを捨てています。


始まりは、本でした。

ここ数ヶ月で買い込んだ本を書棚に並べようとしたのですが、並べる場所がない! 読まない本ばかり本棚に飾っていて、必要な本を必要なときに探し出せないのはいかがなものか!?と、不要な雑誌などをまとめることにしたのですが……。

思っていたより、大がかりな事業(?)になってしまいました。

なんでこんなに本があるの!?と、だんだんイヤになってきてしまって。昔は「老後にじっくり読み直そう」などと思っていたものですが、どんどん新しいものを買ってしまうし、老後が何年あるかはわかりませんが、どう考えても読みそうもありません。ましてや、一度読んだ本などは。

結局、20年以上ためこんだ某雑誌のバックナンバーなど、雑誌類はほとんど処分することにしました。会社員時代には必要だった年代ごとの映画事典も、ネットがある今となっては不要ですし、「資料」だと思っていた本も、よく考えれば要らないものだらけなのでした。

それでも、父が遺した本は一部しっかりとっておくことにしました。こちらのほうは本気で「老後に読みたい」と思って。そもそも私がこんなに本漬けになってしまったのは、間違いなく父の影響だったのですから。

そういえば、ふだん着る服はその辺に出しっぱなしのくせに、洋服ダンスの中には10年以上着ていない服ばかりが入っていることにも気づきました。なので、こちらも容赦なく処分。ダンナはお祖父さんの形見の仕立の良いコートを手直しして今も着ていますが、私がもっていたのはタダの流行服だったので、二度と着ないでしょうし。どかどかと袋に詰め込み、リサイクルの日に出すことにします。

こうして家の中を見ていくと、とにかく不要なものばかり。録りだめたVHSテープは二度と見ないだろうし、8ミリビデオテープやらレーザーディスクやらカセットテープやら、どうしてこんなにたくさんあるのでしょう!? こうなったらとことん捨てるしかありません。もっとも、一度に大量なゴミを出しても迷惑ですので、少しずつ処分していかなくてはなりませんが……。

それにしても、「捨てる」ということは予想以上に労力を使うものですね。少しでも思い出深いものが出てくればつい手が止まってしまいますし、手は荒れるし(軍手をしていますが)、埃はスゴいし(マスクをしていますが)。本や服などは処分もラクですが、「不燃/可燃/資源」など分別しなきゃならないものも多く、時間もかかるんですよね。

お年寄りがモノをためこんで「ゴミ屋敷」にしてしまうのも、なんとなくわかるような気がします。「捨てたらもったいない」「思い出深くて捨てられない」という気持ちになるんだろうなあ。でも、あちこちから拾ってきてため込む理由はわかりませんが……。

今さらですが、今年の目標を決めました。
「捨てられる分しか買わない」「モノを増やさない」。
もともと整理整頓が苦手なのに、モノをためこんでいてはいつまでたっても部屋はキレイになりません。今年はもっと身軽にならなくちゃ!

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2009/01/26

新体制発表に思う

本日発売のエルゴラは、「首都にはタイトルが必要だ!」という扇情的なトップページ。
写真は、必勝祈願で訪れた熊野宮でのヒロシである。かっこいい!

東京ドロンパにどろんぱと目くらましをされたせいで肝心の「新体制発表」レポートをしっかり読んでいなかったのだが、改めて読むと心を熱くさせてくれるいつもの城福節が満載なのであった。

チームコンセプトは昨年に引き続き「Moving Football」と「味スタを満員に」。昨年のスローガンがあまりにピッタリくるものだっただけに今年はどうなるのだろうと心配だったが、昨年達成しきれなかった分を補い、さらに高みをめざそうという心意気、なかなかやるなと思わせてくれる。

もちろん、開幕してみなければどうなるかはわからないし、期待されたチームがいい内容の試合をしながらも勝てないことだってある。開幕までに外国人枠が埋まってほしいと思っていたが、社長のことばを聞く限りではそれはないようだし、選手層の薄さが今後に影響を及ぼすこともあるだろう。

それでも、城福監督の「有言実行」ぶりは昨年すでに証明されている。今年は昨年の実績の上に、さらに経験を積み重ねる年。十分に準備を重ねた上で、栄光をつかみとりたい!

エルゴラの一面にあるように、確かに首都東京ではJリーグの盛り上がりはイマイチかもしれない。ロンドンのように強豪クラブがひしめきあうようになれば面白いのかもしれないが、いかんせんそれだけのプロクラブを受け入れる物理的な場(スタジアム)が足りなさすぎる。

でも、だからといって、首都東京のサッカー熱が低いとは思わない。さまざまなカテゴリーのさまざまな試合が日常的に行なわれ、いつでも見に行かれるような恵まれた環境なんて、ほかの地方にはないことだ。このうえに、J1の強豪クラブが君臨するようになれば、まさに理想的……ということで、その座につくのが東京だといいなあという話なんだけどね。

昨日、日没後に昭和記念公園の横を走っていると、公園敷地内をのそのそ歩いているタヌキを見かけた。思わず指をさして「ドロンパドロンパ!」と騒いだことはいうまでもない(笑)。

タヌキは夜行性のためなかなかお目にかかることができず、最近見たタヌキといえば、轢死体と、事故にあったのか脚をブラブラさせている痛ましいヤツと、皮膚病にかかってボロボロのヤツばかり。久々に元気そうなタヌキを見られたのはよかったよ。これもドロンパ効果かも!?(笑)

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2009/01/25

その後のハチの巣

昨年10月、アシナガバチの巣を見つけた!と書いたのですが、後日談です。

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↑よく作ったなあ……


見つけたのは10月なのですが、巣はそれよりもかなり前からあったはずで、気づかないほうが悪いというもの。それまで何も被害はなかったのですし、アシナガバチの活動期間も終盤に近づいているということもあって、放置することにしました(なまけものだったからかも(笑))。

巣の存在に気づいてからは、毎日遠巻きにして観察していました。寒くなるに従ってハチの数がだんだん少なくなってくると、一抹の寂しさまで感じたりもして。小春日和の日に、近くの植木に弱ったハチがよろよろと止まっている姿を見たりすると、なんともいえない気持ちになったりもしていました。

真冬になるとまったくハチの姿を見かけなくなりましたので、そろそろ潮時かとハチの巣を落としてみました。案外あっさり落ちるものだな~ということにも驚き、その軽さにも驚き、正確な幾何学模様にも驚き……。勝って気ままに動いているようにも見える虫たちが、こんなに精巧な巣をつくるなんて、本当にビックリです。

巣を割って断面を見てみましたが、中はもぬけの殻でした。全盛期のころは、この巣穴のひとつひとつに幼虫がいたのかな~と想像すると、それはそれでちょっと不気味なものがありますが。

アシナガバチは同じ場所には巣をつくらないと聞いていますが、家の周囲にはそれこそいくらでも巣をつくれそうな場所がありますし、アシナガバチよりももっとたちの悪いハチがやってくる可能性もあります。今年は庭を放置状態にしないで、ちゃんとチェックしなくちゃな~と少しだけ気分を新たにしたのでありました。

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2009/01/24

寒さ対策

今日は寒かったですねえ。

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↑このあたりでダンシングの練習をしています


時おり小雪が舞うというコンディションでは、とても遠くへ行く気にはなれず、またも多摩湖・狭山湖をグルグルまわってきただけという土曜日になってしまいました。しばらく前に「今年は暖冬かも」とか書いたのですが、謹んで訂正させていただきます……「今年は平年通りの冬のようです」と。

自転車を漕ぎはじめればすぐに暖かくなるとわかってはいるものの、出かけるまでがなかなか大変(気力を出すのが(笑))。ちょっとでも坂を登れば暑くなってきますので、簡単に着脱できるものを中心に防寒装備を考えます。

その中でも、今季のヒットだと思ったものが「レッグウォーマー」。自転車用とかスポーツ用とかではなく、どこでも売られているフツーのレッグウォーマーです。ただし、ズリ落ちてこないような工夫がされているもののほうが使いやすいかな。何といっても暖かいし、スソ止めにもなるし、見た目がかわいいとこがいい! 

私のように、ポタ主体であちこちのお店にも入りたいというタイプにはぴったりのアイテムのような気がします。レッグウォーマーがはやったのは10年以上前だと思っていましたが、再び流行(?)がめぐってきたみたい。いろいろなタイプの商品を見つけることができますので、選べる楽しみもあります。

今日のように寒い日は、ネックウォーマーに耳あて、タイツにレッグウォーマー、さらには足にホカロンを貼るという完全武装。それでも坂道を2個くらい登れば、すぐにネックウォーマーをはずしたくなるほど暖まるのはいうまでもありません。

以前から寒がりではあったのですが、寄る年波のせいか(?)なんだか寒がりがどんどん進行しているような……。こんな寒くてはやっていけない!と坂を登って身体を温めたりしていた今日なのでありました。そうだ、ロードだけじゃなくて久々にMTBに乗ってみたらより楽しいかも!?

多摩湖周辺を走ったあとは、所沢のサイボクハム支店で買い物をしてから帰宅。これだけ寒いと、保冷バッグがなくても肉や魚を買って戻れるところが便利といえば便利です。ドリンクボトルの中身なんて、走っているうちにどんどん冷たくなっていくのですから、まさに冷蔵庫の中のような気温だったのかも。

明日はもうちょっと遠くへ行かれるといいのですが、どうなることやら。

オリオン書房ノルテ店で「多摩郷土誌フェア」を開催していましたので、のぞいてきました。

市町村の郷土博物館のようなところで展示販売されているような、一般書店には流通していない本が多数展示販売されています。それぞれの市町村へ行けば買えるのでしょうが、これだけ一同に集まっているとやはり壮観。一部100円のリーフレットのようなものから、フルカラーの立派な本まで、形態もさまざまです。

じっくり立ち読みした上に、さらにいろいろ考えて、文化財関係の本をいくつか購入してきました。これらを手がかりにして、さらにポタ道に励みたいと思います。

この「郷土誌フェア」、日曜午後5時までですので、興味のある方はぜひ。各市町村の郷土博物館、いくつか訪ねたところもありますので、これからご紹介していきたいとも思っています。ホント、ポタネタは尽きないなあ。

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2009/01/23

おひろめ。

「FC東京ホットライン」で、動く「東京ドロンパ」を初めて見た。

思っていたより軽快なアクション……つーか、軽快すぎ(笑)。ローラーブレードとか、ラジカセかついでのダンスとか、十年前の若者ですか!?という感もあって、「頑張ったんだなあ」と涙ぐましく思ってしまう。中の人(いない!)のオーディションとかもやったのかな~。

心配していた全裸のタヌキではなく、ちゃんと東京のユニフォームを着ていたのでひと安心だ。スカウトされたときはフツーのタヌキだったから服は着ていなかったのだろうが、この仕事をするにあたって東京ユニを着用することになったのだろう(と、解釈するのであります)。

ひとつ違和感があるとすれば、「しゃべること」かな。マスコットがしゃべるというのはあまり前例がないような気がするし、しゃべる必要はないと思う。会話がデフォルトになってしまったら、試合ごとに何かしらコメントを言わなきゃいけなくなるハメにもなりかねないし、それはファンが望んでいることとは違うと思うから。

その昔、アニメ版の「ポケットモンスター」が始まったばかりのころ、ピカチュウはレベルを上げるにしたがって人間語を話すようになる設定だったという話を聞いたことがある。紆余曲折の末、結局その話は流れて、彼は今でも「ピカ!」と「チュウ!」しか話せないし、進化もしないわけだが、だからこそ今のような人気キャラになったのではないかと思っている。

そんなわけでドロンパ君には、人間語を理解していてほしいし、ブログを書いてもかまわないけど、しゃべるのはどうかな?と感じてしまうのだ。これからはできるだけ無口でいてほしいかな。

今後の展開としては、予算の関係もあるだろうが、いつお仲間ができるかということにある。他クラブを見ても、ひとりきりというところも少なくないが、「数で攻める」ところもいくつかある。パターンとしては、「家族」「彼女」といったところだが、ドロンパ君の場合はどうだろうか。

彼にサッカーを教えた(?)お父さんが出てきてもいいし、ガールフレンドができてもいい。ガールフレンドはドロン子か!? ドロン女では作品が違うし、年増っぽい名前だしな。アフリカから泥グバという名前の友達でも来てくれたら、ぜひチームでプレーしてほしいけど(笑)。

それより何よりすばらしかったのは、番組レギュラーの目黒氏とのかけあい(!?)。ぜひぜひドロンパとともに目黒さんもレギュラー出演してもらいたいくらいだ。本当にいいコンビになりそう(笑)。

女子供を引き付けるためのアイテムと思われがちだけど、マスコットというのは、クラブと命運をともにする稀有な存在だ。フロントが入れ替わっても、チームの監督やメンバーが変わっても、ファンが入れ替わっていっても、ドロンパはこれからもずっとドロンパのままで、東京を応援しつづけていく。マスコットというのは、思っているよりもずっと重要な存在なのだ。

これからのドロンパを魅力的なキャラクターにしていけるかどうかの一部は、われわれファンにもかかっている。何はともあれ、無事に誕生したことを喜び、これからは「ウチの子」としてファンも一緒になって育てていかなくちゃならない。愛すれば愛するだけ、彼は応えてくれるはずだしね。

ようこそ、東京ドロンパ。これから一緒に頑張っていこう!

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2009/01/22

嵐の前の……

新体制発表を明日に控え、「嵐の前の静けさ」といった感じである。


新スローガンや背番号についても気になるところだが、何といっても注目すべきは、クラブ史上初となるマスコットのおひろめだ。

ネットで東京の情報を収集している人々にとっては、マスコットが「東京ドロンパ」であることや、外見が貧相な痩せたタヌキであることは周知の事実なのだが、考えてみたら公の場で「ドロンパ」の名と姿が明らかにされたことはないのだった。

この段階で大どんでん返しはないだろうが、名前も姿も正式に明らかにされていないマスコットの姿を、多くのファンがすでに知っていて、しかも何やら親近感みたいなものまで抱きはじめているという事実は実に奇妙でおもしろい(笑)。以前、名前と画像のリークは意図的なものだったのでは!?と書いたことがあるが、本当にそうだったのかもしれない。

われわれはすでに、ある程度「ドロンパ」に免疫ができているため、前もって与えられていたイメージととんでもなく違うものが出てこない限りは、「ようこそドロンパ」という気分で「彼」を迎えられることだろう。最初の姿が衝撃的だったので(全裸だったし)、ユニフォームを着ているだけで「思っていたよりいいじゃん」とか思ってしまうかもしれない。これもフロントの思う壺だったりして(笑)。

外見はともかくとして、重要なのは中身(中の人などいない!けどね)だ。どんなキャラクターで、どんなパフォーマンスをするのだろう。ドロンパが真に愛されるマスコットになれるかどうかは、中身次第だ。

チームが勝ったときにいかにともに喜び、負けたときにいかにファンをなぐさめるのか。子供たちにはどう接するのか。相手チームサポにはどう対応するのか。開幕してみなければわからないことだけど、しばらくのあいだはドロンパの反応が見たくて早めにスタジアムに行ってしまうかも。

どんなキャラクター商品が発売されるのかも気になる。実際のマスコットは人に近いシルエットになるのが通常だけど、ぬいぐるみなどはデフォルメサイズでふわふわした感じでつくってほしいな~とか、まぁいろいろなことを考えてしまうのである。

日本はキャラクター立国だ。かわいかったりユルかったり、魅力的なキャラクターをつくることにかけては世界一といってもいいと思う。ドロンパが、キティやピカチュウといった世界中で愛されるキャラたちの末席に加われるよう、他サポからも一目おかれる(ドロンパを見に味スタへ遠征しよう!と思ってもらえるかどうか)マスコットになれるよう、切に願うばかりだ。間違っても、マスコットだけはイングランド風(不気味で造型が悪い)にならないようにね!


明日もドロンパネタかも!?

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2009/01/21

多摩湖通いの日々

前の週末はいろいろ予定があって、結局多摩湖・狭山湖に行っただけでした。

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↑多摩湖の堰堤もまもなく完成!?


走ってはいるのですが目新しい風景があるわけでもなく、カメラは眠ったまま……。今回は多摩湖周辺の風景のご紹介ということでお茶を濁しておきます(笑)。

1枚目の写真は、狭山公園から見た多摩湖堰堤の様子。工事もだいぶ進んで、開通するのが本当に楽しみです。よく見ると、堰堤から下へ降りていく階段がありますね。以前は、堰堤途中から下に降りていくことはできなかったので、散歩するには楽しそうです(自転車とは無縁ですが)。

そういえば狭山湖堰堤でも「自転車進入禁止」の遊歩道がありますが、多摩湖の場合はどうなるのでしょう。できれば自転車で通行できる通路が多いといいのですが、こればかりは実際に完成してみないとわかりません。


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↑冬野菜がおいしい季節


こちらは、北山公園近くにある野菜直売所。冬野菜が豊富な季節になって、こうした直売所がにぎやかになってきました。ただし、冬野菜って重くてかさばるものが多いんですよね~。スーパーには小さく切った白菜やキャベツがありますが、こういうところは丸ごと一個! ママチャリでもひとつ積むのがやっとなくらいの立派な野菜が並んでいます。

冷蔵庫に入りきらないような大きな野菜でも、今の季節なら大丈夫。日陰であれば、外でも十分冷蔵庫の役目を果たしてくれます。1週間近くかけて食べきるのも冬ならではの楽しみかも!?

先日は、巨大ブロッコリーを買って帰ったのですが、ママチャリの前カゴがそれだけでいっぱいでした。3日間にわたってブロッコリー尽くしになったのですが、それだけ大きくても120円ですからね~。とてもおトクです。


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↑コゲラ


で、上のしょぼい野鳥写真は、コゲラです。自転車を漕いでいると「コココココ!」と澄んだリズミカルな音が聞こえてきたので、探して撮ってみました。小さいけれど、もふもふとした感じの小さなキツツキです。独特の縞模様は目立ちそうですが、木にとまっていると保護色になります。

ちなみにコゲラは小平市の「市の鳥」。銘菓「こげらまんじゅう」なんてのもあります(食べたことはないのですが、「ひよ子」タイプのお菓子だとか)。小平グランドでもコゲラに会えるかも!?


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ぜんぜん自転車ブログっぽくならないので、最後にダンナの自転車画像を置いておきます(笑)。ホント、ネタがないな~。

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2009/01/20

イエメン戦とか

AFCアジアカップ予選 日本VSイエメンは、2-1で日本。

天皇杯ベスト4クラブ所属の選手などを除いて、若手中心で臨んだ試合だったけど、2009年最初の代表のホーム試合で、積極的にシュートを打って勝てたということはよかったんじゃないかな(でもイエメンてば効率良すぎ。シュート1本で1得点!)……って、書くことはこれだけかよ!?

だって、思い入れもないし、ウチの子たちも出てないし……ねぇ?

現状の日本代表というのは、私にとってはものすごく中途半端な存在だ。アジアでは強い部類に入ると思うけれど、胸を張って「強豪」といえるほど安定した強さを見せているわけではない。そのアジアを勝ち抜いてW杯へ行く力はあるものの、世界ではどうにも歯が立たない。欧州の強豪には圧倒的に劣っているし、アフリカや南米にはフィジカルや個人で劣っている。

それならばいつかは世界の壁を超えてやる!と希望をもって応援をつづけることができればいいのだが、そうしたくなるほどに私は日本代表を愛することができない。なんといっても、私には東京があるからだ。

以前と比べるとだいぶ集客力が落ちている日本代表の試合だが、今夜の熊本でのゲームには3万人以上が集まった。TV画面で見る限りは、ほぼ満員だ。もし国立開催だったら、それだけの客が集まっただろうか? 日本代表の試合こそ、首都圏よりも地方で開催するべきだ!と強く思ってしまう。

ドサ回りをするべきは、天皇杯じゃなくて代表だよ。特に、身近にJのチームがない地方でこそ、どんどん試合を開催してほしい。地方巡業が多くなれば、首都圏のサッカーファンも「たまにはこっちでやってくれよ」と思うようになるだそうし、チケットの売れ行きも改善するんじゃないかな。

それにしても、今年ほど長く感じるオフはない。せめて日程でも発表してくれれば、旅行の予定でも立ててワクワクすることができるのだけど、何もネタがないんだもの。こんなにヒマなのだから代表戦でもおもしろく感じられるかと思ったら、やっぱりそんなことなかったしな。あー、あとひと月以上あるのか。グアムも沖縄も行かれないから、本当につまらないよね。

……と、結局グチで終わってしまった本日の日記でありました。おしまい。

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2009/01/19

買ってよかったもの

この冬、いちばん買ってよかったと思ったものは「ガスファンヒーター」でした。

わが家は築ン十年のボロ家のため、非常に換気がいい(笑)のが困りもの。今までは灯油ファンヒーターを使っていたのですが、なかなか暖まらないし、寒い玄関まで灯油を入れに行くのは寒くて面倒だし、灯油を買うのも同じく面倒だし、18リットル入りの灯油缶を運ぶのは重く、腰でも傷めたらどうしよう!?と不安だったりもして、ずっと何とかしなくては!と思っていました。

エアコンはボロ家にはパワー不足で、暖かく過ごすためのリフォームなんてとんでもない!という状況で決断したのが、ガスファンヒーターへの乗り換え。ネットでいろいろ情報を調べ、近くの東京ガス系のお店まで自転車で行ってさらに情報を仕入れ……。ガス栓の工事費を入れても定価より安くあがりそうなので、決断することにしました。

ガスファンヒーターを扱う店は数々ありますが、東京ガスの店を選ぶのは東京ファンであれば当然の行動でありましょう(笑)。ガス栓の工事に来てくれた人はとても礼儀正しく、仕事も丁寧な人だったのですが、それとなく話をふってみたところ「サッカーには興味がない」そうで、一気に盛り下がってしまったのは内緒です……もし話に乗ってきてくれたら、もっといろいろお願いしちゃおうかと思っていたんですけど(笑)。

こうしてやってきたガスファンヒーター、広さに合わせて最強パワーの機種を選んだこともあって、本当によく暖まります。部屋のドアを締め切ってフルパワーで運転しても寒かったのに、今では部屋を開け放しても、隣室と廊下まで暖まってしまうほど。そういえば、この冬は冷え性でツラい思いをすることがあまりないのですが、もしかしたらガスファンヒーターのおかげなのかも。点火して5秒で暖まりはじめるのも、実に頼もしく助かります~。もうこれナシでは冬を乗り切れない!

……と、まるで東京ガスの関係者のようなことを書いていますが、決して宣伝ではありません。もっとも、東京ガスを屈折した形で応援しているという点に関しては間違いないわけですが……。

しかししかし、やはりいいことづくめではないわけで、ガスの検針の人に言われてしまいました。
「急にガス代が高くなったのですが、何かありましたか?」と。
暖かいのがうれしくて、ぬくぬくたくさん使いすぎていたかしら!?

確かに、ひと月の灯油代よりはけっこう高いもんなあ……。でも、灯油の入れ替えや手間、今まで感じていた寒さを金額に換算したとしたら、納得するしかないような気がします。やっぱり冬は暖かく過ごすのがいちばんですから。それに、ガス代を多く払うことによって、東京の株主様の経営が安定してくださるのなら、これはこれで意味があったというわけで(笑)。

ガス代を下げる早道は、まずは早寝するしかない!と実感した今日このごろでありました。せめて3時前には寝ないとね。

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2009/01/18

「檜原村紀聞」

読んでみたかった「檜原村紀聞」(瓜生卓造・著/平凡社ライブラリー)をようやく読むことができました。

自転車生活を始めたころははるか遠くに思えた五日市方面も、最近はだいぶ身近になってきました。ところが、その先の檜原村へはまだ3回ほどしか行ったことがなく、東京都の西端・奥多摩町には今でもたどり着けないありさま。そんな私にとって、檜原村は今でもちょっとした「憧れの地」なのでした。

この本に出会ったのは、いつも寄らせていただいている「山猫亭」の本棚。最初の数ページをぱらぱらと見て、「これは絶対全部読みたい!」と探したものの、どうやら絶版になっている様子。最終的にはAmazonのマーケットプレイスで入手することができました(便利な世の中になったものです)。

この本が最初に刊行されたのは昭和52年。著者は檜原村に魅せられ、足しげく通って地元の人の話を聞きながらこの本を書き上げたようです。ここに描かれている檜原村はもう30年以上も前の姿ですが、地図を見ながら読むうちに、ゆっくりと村のあちこちを訪ねてみたいという気持ちになってきます。

最初に檜原村に興味をもったのは、都民の森まで自転車で行ったときのこと。延々と続く登り坂にうんざりしながら漕ぐうちに目に入った道路標識の文字は「人里」。なるほど、こんなド田舎でも人が住んでいるから「人里」なのね~などと思ったりもしたのですが、その下のローマ字は「HENBORI」。どう読んだら「人里」が「へんぼり」になるの!?と激しくギモンに感じたのが始まりでした。

この「人里」以外にも、檜原村には変わった地名がいくつもあります。「笛吹」は「うずしき」だし、「神戸岩」が「かのといわ」なのも、「払沢の滝」が「ほっさわのたき」なのもなんだか不思議。この本を読むことで、こういった地名の由来を知ることができるかも!?と思ったことも、読んだ理由のひとつでした。

結論からいえば、地名の由来を正確には知ることはできませんでした。が、さまざまな説を知ることができ、逆に檜原村の奥深さを知ったような気分。また、檜原村のことだけではなく、民俗学的な意味での知識を多数得ることができたのも収穫でした。

自分の本の場合、気になる事柄が書いてあるページの隅を折りながら読むのがクセなのですが、やたらと折り返しがついてしまったのがこの本。ことあるごとに読み返しながら、今後のポタの糧にしていくことになりそうです。自転車生活をしていなかったら、たぶん一生読まなかっただろうと思うと、ちょっと不思議。今後もこういう本との出会いがたくさんあるのかもしれません。

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2009/01/17

梅、開花

そろそろ梅が咲いたころかと、昭和記念公園へ行ってきました。

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↑八重野梅


そういえば1月2日にはすでに梅の花を見ていたのですが、通い慣れた場所での開花状況もチェックしておきたいところです。昭和記念公園で最初に咲く紅梅は例年のように咲いていましたが、今年はすでに白梅もいくつか開きはじめていました。


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↑毎年最初に咲く紅梅


白梅の開花状況はまだ数輪といったところでしたが、早咲きの紅梅は満開に近いほど。品種によって開花時期がひと月ほどもズレますので、桜の時期まで梅を楽しむことができそうです。

多摩地区の梅の名所といえば青梅が有名ですが、手近なところでは谷保天満宮や府中の郷土の森博物館があります。今年はどこに行きましょうか(谷保天満宮では、明日の午前10時からどんど焼きが行なわれます。早起きできたら行くかも!?)。

日本水仙はようやく開き始めたところで、やはり温暖な伊豆とはいささかタイムラグがあるようです。福寿草も開花が始まったそうなのですが、今回は花を見つけられませんでした。スノードロップはそろそろ開花が始まったころ。ボケの花はなぜか年中咲いていますので、あまり季節感は感じられません……。


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↑人なつこいノラ


途中、猫が近づいてきたので、しばらく遊んでもらいました。でも、写真を撮るにはひと苦労。多摩湖でもかわいい年頃の子猫を見かけるのですが、なかなか写真に収めることができません。ノラ写真を撮るにはひたすら忍耐が必要なので、じっくりつきあうには時間も足りず、寒さも増すしで結構たいへんなのです(と、いいわけ)。

大きな東京ネタもなく、日々多摩湖ばかりをまわっているため、ブログネタの確保にも困ってしまう今日このごろです(笑)。東京ファンにとってうれしいニュース、そろそろ来ないかなあ……。

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2009/01/16

「カフェ・ドゥ・リエーヴル うさぎ館」

年末のことですが、井の頭公園に面したカフェ「Cafe du lievre うさぎ館」へ行ってきました。

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↑まるで井の頭公園が庭のようです


三鷹のTIFOSIさんで天皇杯Tシャツを引き取っての帰りに立ち寄った(ものすごく昔のことのようです)、井の頭公園の入り口にあるカフェ。季節のいいころは混みあうようですが、寒い年末の夕方とあってすぐに席につくことができました。


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↑自転車はお店の横に置くことができます


こちらの名物はガレット(ブルターニュ地方のそば粉のクレープ)やシードル(リンゴ発泡酒)とのこと。ガレットは食事のメインにもなりますが、今回はデザート系をオーダー。ラインナップが豊富だったので、ハーブティーをいただくことにしました。ワインやシードルにも心惹かれるけど、自転車だからガマン。


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↑アイスクリーム付きガレット


えーっと、オーダーしたのは……昨年のことなので忘れてしまいました。メープルシュガーのガレットだったかな。オプションでアイスクリームを付けてもらえるので、もちろん頼んでしまいました。さらには、日替わりデザートのかぼちゃのプリンまでオーダー。こんなものばかり食べていたのですから、正月太りするはずですね(笑)。


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↑ハーブティーにはハチミツを入れていただきます


ハーブティーはポットサービスで、色とりどりのハーブは見ているだけで楽しくなってきます。テーブルはわりと小さく、いろいろ頼むとすぐにいっぱいになってしまうので、手際よくいただきます……って、いつものように食い意地が張っているだけですが。

店内には、吉祥寺周辺についての本などもいろいろあって、それらをながめているだけでも飽きません。それよりも、ガラス窓の向こうの井の頭公園を散歩する人々や犬たちを見ているだけでも、あっという間に時間がたっていってしまうかも。

もともとは古い家を改装したものだそうで、構造上、断熱効果が高く暖かい家とはいいがたいのですが、テーブルにはひざ掛けが用意されていますし、アラジンの石油ストーブ「ブルーフレーム」(だったかな?)もあったりして、それほど寒い思いはしませんでした。でも、やっぱり新緑のころ、オープンスペースで楽しめる季節に来るほうがより楽しめるかもしれませんね。


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↑「うさぎ館」の名の通り、あちこちにウサギが


Cafe du lievre うさぎ館
武蔵野市御殿山1-19-43
0422-43-0015
11:00~20:00(季節によって変動あり)

Cafe du lievre

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2009/01/15

ダンシングを学ぶ

ダンシングを覚えて もう1回チャレンジしに来い!

弱虫ペダル」第4巻発売記念!……というわけではありませんが、先日、ダンシングを教えてもらってきました(あ、1行目は、第4巻の今泉君のセリフです)。

「え、ダンシングもできないのに和田峠とか行ってたの?」
などと言われてしまいそうですが、ええ、できませんとも。

じゃなくて、やろうと思えばできたんです。基本的に「立ち漕ぎ」みたいなものですから。ただ、それを登り坂で、ロードバイクでやれと言われても……。ロードバイクは軽すぎて、ダンシングをするとゆらゆらと不安定ですし、平地でママチャリでダンシングしてみると、10回くらいペダルを回すと疲れてしまいますし……(やっぱできないってことか(笑))。

「ダンシングができれば、もうちょっと登りがラクになるのにね」
とあちこちで言われた上に、正月2日はまたも百草園の坂で挫折。さすがに「ダンシングができれば百草園の坂も登れるようになるのかなー」と思うようになりました。

こうして一念発起して(笑)、とある晴れた冬の朝、自転車先輩のJさんにお願いして「ダンシング講座」をしてもらうことに(いつもありがとうございます)。場所は、坂にはこと欠かない多摩湖付近であります。

ダンシングは基本的に坂を登るためのものだと思い込んでいたのですが、姿勢を変えることで筋肉を休ませたり、止まっていた状態から加速させたり(信号あけなど)する際にも使えるのだそうです。もっとも、私がダンシングで「気分転換」できるようになるのはまだまだ先のことになりそうですが。

また、ダンシングというと、ハンドルに加重するというイメージが浮かびますが、これも大間違いであることも教わりました。これも、実際にやってみてナルホド~という感じ。

ダンシングではペダルに力が入るため、平地で使っていたギアのままでダンシングを始めると、ギアが軽すぎて走りづらかったり、バランスをとるのが難しかったりもします。ダンシングを始める前に、ギアを2段くらい重くしておくのがコツということも初めて知りました(「弱虫ペダル」4巻にもありますね!)。

何度か練習してから、「10%」標識のある坂を3回ほど往復してみました。なるほどー、座ったまま登るよりもラクだわ~。それに、怖いだろうと思いこんでいたけど、思ってたより怖くない(私の場合、この手の「思い込み」がすごく多いようです)。少なくとも、ダンシングでなければ、3往復はしたくない坂でしたし。

……これで、味スタ帰りの「二枚橋の坂」も楽勝だな(←ホントかよ)。

とりあえず基本的な部分は教わりましたので、今後はひたすら練習して慣れるしかありません。平地でも、ママチャリでも練習はできますので、これからは積極的にやってみようと思います。

「弱虫ペダル」の主人公君みたいに、登り坂が楽しく感じられるようになるといいな~。


最後に「第4巻」からステキなセリフをご紹介(一部カタカナなのは、外国人監督さんのセリフだから)。

自転車は 競技の道具デモありますが 本来は楽しいモノデス
 カコクさも困難も失敗も 自転車はゼンブ楽しサにかえてくれる
 まだ見たことのない道を 海を 山を 前に進むというスバラシサを



↑相変らず面白いッス!

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2009/01/14

多摩湖でも初詣

いちばん走る機会の多い多摩湖エリアでの初詣を忘れるわけにはいきません。

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↑社殿の扉が開いているのは正月ならでは


周辺にはいくつか神社仏閣がありますが、毎年必ず参拝するのが「豊鹿島神社」。鹿島休憩所を過ぎたところから坂を下りていったところにある神社です。707年創建と伝えられているそうで、なかなか歴史のあるところ。元日は混むのかもしれませんが、2日以降は静寂の中にたたずんでいるのです。


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↑とにかく静かです


この1年の多摩湖エリアでの交通安全と、1年健康でここに来られるようにお願いして、初詣は終了~。境内では近所の子供たちが走り回っていて、参拝する人の姿もありません。


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↑ちょっと不気味な公園


神社の裏手は小さな公園になっているのですが、崖のような斜面に樹木が鬱蒼と茂っていて、その隙間に古く色あせた遊具が点在しているので、どことなく不気味な雰囲気です。暗い森の中から急に、塗装のハゲたパンダや小鹿の乗り物が出てくるので、ちょっとドキッとしてしまいました(笑)。

初詣が終われば、坂を登って多摩湖自転車道へ戻るだけ。ママチャリだとけっこう疲れます。周囲には距離の長い坂はありませんが、この周辺を往復するだけでもかなり練習になるんじゃないかな(って、そんなことをする気はさらさらないのですが)。

今年も最低でも週に一度は通うことになる多摩湖。今年は6年続いた堰堤補強工事が終わるので、多摩湖利用法もちょっと変わるかも。3月の工事終了がすごく楽しみです。

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2009/01/13

開幕を待ちわびて

今シーズンの年間チケット代金を払ってきました。

指定席をアップグレードしたので、またまた出費が痛い……。でも、バックスタンドを直撃する強い西日は美容に良くない……つーか老化を促進するような気がして(年中、自転車を乗り回しているのに今さらという気はしますが)、住み慣れたバックスタンドを離れることにしたのです(笑)。

思い起こせば、ワタクシの東京初体験はメインスタンドから始まったのでした。

なぜメインか!?といえば、「知らなかったから」に尽きるんですけどね(笑)。並ぶのもイヤだし、混んでいるかもしれないから指定とっとけ!みたいな意識でした。そうやって見た試合はナビスコ杯のグループリーグだったのですが(笑)。ゴールデンウィークだったのにメイン側は日陰で寒くて、暖かそうなバックスタンドがうらやましかったのを覚えています。

その後、戸田選手のハットトリック試合と、負けたけど4万人以上入った磐田戦を同じくメインで見た後、02年後半からSOCIOに。いちいちチケットを買って見ていたころ、SOCIOの皆さんが首からぶら下げているチケット冊子がすごくうらやましかったんですよね。

そのころのことはついこのあいだのことのように思い出せるのに、もう7年近くも前のことなのかと思うと、時間の流れの早さに驚かされるばかりです。東京も3歩進んで4歩下がったり、あるいは後ろ向きに進んだりもしていたわけですが、昨年からはやっと一歩ずつ前進しはじめた様子。今年はさらに歩を進めることができるのか、しっかり見守っていかないと。

今までは「飽きたら興味もなくなるだろうし、試合も見なくなるんだろうな」と淡々としていたところがあったのですが、昨年後半あたりからはそんなスタンスが自分の中で変わりつつあることを自覚していました。なんつーか、FC東京というチームが生活の中、あるいは意識の中に完全に組み込まれてしまったというか、寝ても覚めても東京というか。

すべてのアウェイ試合を見に行くことはできませんし、ゴール裏で荒れ狂うこともありませんが、今年は昨年よりも深く熱く(静かに)応援していくことになりそう……。

それにしても、オフシーズンはヒマですね。新体制発表まではあと10日もあるのか……。それまでに、外国人枠は埋まってほしいのですが……。

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2009/01/12

早すぎる春

この季節の南伊豆の花といえば日本水仙なのですが、菜の花や河津桜も咲き始めていました。

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↑菜の花畑は二分咲きくらい


河津桜は毎年2月から咲き始める早咲きの桜ですが、気の早い花がいくつか開き始めていました。菜の花もだいぶ咲きそろってきていて、例年にもまして早い開花を印象づけるよう。いつもお世話になっている民宿の庭では、なぜかペチュニアの花が満開でしたし……。

たまたま2年続けて暖冬なのか、それともいわゆる「温暖化」のせいなのかどうかはわかりませんが、今年も総じていえば「暖冬」のような気がします。もっとも、この連休は冷たい強風が吹いていて、かなり寒かったのですけどね。


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↑気の早い河津桜


わが家の庭(?)でも、こぼれ種から勝手に生えたサルビアが枯れることなく越冬してはや3年目になります。本来は冬になると枯れてしまう一年草だったはずなのですが、最近は何もしなくても平気で冬越ししちゃうんだもんなあ。地植えのアロエもつぼみをつけるくらいに元気ですし(さすがに開花には至らないようです)、ここ数日間は冷え込んでいますが、この2年は総じていえば「暖冬」といっていいと思います。

もちろん寒くないほうが身体的にはラクですし、自転車でも気軽に出かけられるのですが、こういう年が続くとちょっと不安にはなりますね。一定の寒さがあるからこそ春の花が美しく咲くのですし、冬があるからこそ春の恵みを感じられるということもあると思いますし。

今年はまだ使い捨てカイロを足に貼り付けて自転車に乗ったこともなく、靴下の2枚履きをしたこともないのですが、私が寒さに強くなったせいではなく(笑)、暖冬のせいなのでしょうね。過ごしやすいのは本当にありがたいのですが、素直に喜べないような気もします。

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2009/01/11

爪木崎

連休は、伊豆でのんびりしています。

爪木崎
↑日本水仙は満開です


この時期の見どころといえば爪木崎の日本水仙の群落ということで、今年も見に行ってきました。

毎年代わりばえのないネタで書いていて、我ながら芸がないとは思うのですが、ブログを3年以上も続けていると、それなりに備忘録としては機能しているような気もして、とりあえずは記録として続けていたりするわけです。

で、今年の水仙はといえば、早すぎもせず台風が来ることもなく、フツーに美しく咲いているなーという印象。お客さんも例年並みで、寒風の中、大勢の人々が散策していました。

海岸で読書していても正月太りを解消できないので、海岸を3往復ほど走ってみたのですが、もちろんすぐにご利益があるはずもなく……。

それにしても、試合がないと何もすることがないなー。いや、こうして携帯からブログの更新ができるのですけどね。

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2009/01/10

ポタネタ本いろいろ

今回は、日々のポタリングのネタ本をいくつかご紹介します。

目的地を決める際には、ネットの情報も頼りになりますが、本を参考にすることもあります。道路地図をながめていて、「ここは何?」と目にとまった場所に行くことも。本の情報は最新とはいえませんが、ネタに困ったときにはとても助かります。

最近は「自転車散歩」をテーマにした本もたくさん出ていますが、ポタ歴5年以上ともなるともっとマニアックな方向を追求したくなるもの。いつしか歴史、神社仏閣、日帰り温泉、食べ歩き、花見物など、専門分野(笑)ごとに本をそろえるようになってしまいました。


トトロのふるさと 狭山丘陵見て歩き」は、2003年版を重宝させていただいたのですが、このたび最新版が発売されました。ページもフルカラーになってより見やすくなり、ついついまた購入。

本に載っているコースは必ずしも自転車向きとは限りませんが、この周辺は道路地図を見てもよくわからないのでとても参考になるのではないかと思います。時にはMTBで、時には自転車を押しながら散策してみるのもいいのではないでしょうか。

むさしの城跡ウォーキング」は、多摩・埼玉地区の城跡を中心に紹介している本。滝山城や八王子城といった有名どころはもちろん、実際に行ってみると「どこが城跡?」と思ってしまうようなところも網羅しています。

先日行った「弁天山」近くの「網代城跡」や、桜を見に行った光厳寺のすぐそばにある「戸倉城跡」なども載っていて、ポタの予習&復習にも役立つのがうれしいかな。

多摩地区はそれほどメジャーではないので、地方出版社の本も参考にしています。「けやき出版」の本は、いつのまにかたくさん本棚に並ぶようになりました。お気に入りの立川の「オリオン書房ノルテ店」には地元本のコーナーもありますし、ときどき絶版本のフェアもやっているので、ここでコレクションを増やすことが多いかな。

こうした本を手がかりにして、日々ポタリングに励んでいるのでありました。


  

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2009/01/09

小平で初詣

目的別に初詣にいそしむ今日このごろ、わがクラブの一層の躍進を願って、小平の熊野宮へ行ってきました。

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↑青梅街道沿いに大きな鳥居が


小平グランドからもそう遠くないこちらの神社は、毎年選手たちが必勝祈願に訪れるところ。ということは、東京の活躍を祈願するには最適のところに違いありません。


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↑巨樹好きにおススメです


訪れるのは2年ぶりだったかな(2年前の記録はこちら)。別名は「一本榎神社」ですが、その「一本榎」は今はなく、社殿の正面に大きな夫婦欅が鎮座しています。

この時期、あちこちの神社へ行っていますが、おみくじを引くのは2回だけ。元日に、自分のために1回。そして今回はチームの運勢を占うために引いてみました。結果は「中吉」でしたが、「将来性のあるよい運です」とあってひと安心。いい内容でしたので、勝守とともに大事にするつもりです。


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↑昨年の願いごと


昨年の必勝祈願の際に選手たちが書いた絵馬が飾られていました。さて、昨年の願いはどのくらいかなったのでしょうか!? ということで、書き出してみました。ちなみに城福監督は「Moving Footballで味スタを満員に!」でした。

塩田 怪我をしない
茂庭 一年間を通して活躍する
佐原 充実した日々を送る
長友 北京五輪出場して新人王をとれますように
今野 健康。
浅利 家族が健康でありますように
    一冠奪取
藤山 家族が健康でありますように
    ケガなくプレーできますように
梶山 試合に出て10点取る!
平山 日々成長
池上 怪我をしないで一年間プレーし続ける。
金沢 怪我をしない
石川 自分の持つ力を常に発揮する
権田 ケガなく安定した一年にする
川口 ケガをしない! 優勝!
阿部 平成20年 FC東京旋風!!
羽生 全試合出場
森村 10得点以上に絡む!!
赤嶺 全試合出場
徳永 健康
小山 メンバー入り!!
栗澤 一日、一日を全力で
鈴木 試合出場
吉本 試合に出て勝つ!!
大竹 毎日が闘い!
荻 ケガなく一年間プレーする
近藤 10点とる!!
椋原 チャレンジ
廣永 大きなケガ、病気がないように
下田 健康でケガをしない

外国人選手の絵馬がありませんでしたが、考えてみたら昨年のこの時期は誰もまだ決まっていなかったような……。今年も気長に待ちましょう。選手たちは今年はどんな願いごとを書くのでしょうか。絵馬が飾られたころにまた行ってみようかな。


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↑写真がボケてますが、ちょっとかわいいお守りです


神武天皇を熊野から大和へと案内したのが三本足のヤタガラスだったという神話から、熊野神社のお使いはヤタガラスとされています。日本サッカー協会のシンボルマークでもありますので、東京の選手が代表でも活躍できるよう願いをこめて、ヤタガラスのお守りも購入してみました。

ついでに絵馬まで書いてきたので、神頼みもきわまれりという感じです。自分のためにはここまでしませんからねえ。最近は神社仏閣へ行くとまず探すのは「勝守」だったりしますし(笑)。あ、自転車に貼れるような小さな交通安全ステッカーのコレクションもしてますけど……。

こうして、東京のための初詣はこれにて終了。まだ行っていないのは調布・府中方面かな。そのうち大國魂神社にも行かなくては~。

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2009/01/08

秘境! 弁天山洞窟

弁天山の貴志嶋神社をめざし、自転車を降りて歩くこと数分……。

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↑静かにたたずむ社殿


落ち葉の道の向こうに、建物が見えてきました。これが神社かも!? 1月4日ではありますが、新年らしい装飾もノボリも何もありません。もちろん、他に参拝客もなく、ただただ静寂が支配しています。不気味というよりは荘厳な気分にもなり、今年の五日市方面ポタの安全を祈願してきました。


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↑大正七年製の賽銭箱

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↑入る気になれない「公衆便所」


近くにトイレがあるという表示があったのでどこにあるのか見回してみると、社殿よりも一段低い場所にありました……が、そばに近づくのも怖いような外観。このトイレを利用するのは人間ではないのかも!?な~んてことまで考えてしまいましたよ~。

参拝をすませ、弁天山の展望台に行く前に、もうひとつ行くところがありました。今回の本当の目的はこちらのほう……「洞窟」です! 洞窟といっても、実は貴志嶋神社の「奥の院」ですので、れっきとした神社の一部なのです。自転車のライトをはずして持参してきたので、暗くても大丈夫です!


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↑「奥の院」入口(一部ダンナが写っています)


洞窟はどこかな~!?と探すこと数分、人ひとりがかがんでやっと入れるような入口がありました。いさんで来てみたはいいけれど、「本当に入るの~?」と躊躇したくなるような雰囲気です。2年ほど前に行った「威光寺」の「弁天洞窟」が思い出され、長い洞窟だったら怖いな~と尻込みしたくなります(そういえば、あそこも「弁天」洞窟でした。弁天様は洞窟におられるのか!?)。


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↑作成年代不詳の毘沙門天

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↑その足元の弁天様

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↑1477年に造られたという大黒天像


幸いにして、そこは「洞窟」というほど大規模なものではなく、「穴」という感じのものでした。それでもライトがなければ真っ暗だったでしょう。石像がいくつかありましたので、それぞれに手を合わせ、ついでにフラッシュを焚いて写真もしっかり撮ってしまいました。威光寺の洞窟と違ってゲジゲジがいないのはよかったけど、さすがにここにひとりで来る度胸はないわ~。


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↑洞窟内から外を見たところ


秘境探検のあとは、弁天山の見晴台を目指します。洞窟からそのまま登っていっても到着しそうでしたが、迷子になっても困るので、いったん来た道を少し戻って、改めて山頂(?)をめざしました。


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↑都内の高層ビルも見える


見晴台からの眺望は期待にたがわぬものでした。もともと視力があまり良くないので確認はできませんでしたが、はるか都内の高層ビルや橋も見えたような!? 


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↑ハイキングコースの案内板


案内板を見ると、弁天山は長いハイキングコースの一部に過ぎないことがよくわかります。一度歩いてみても楽しそうですが、やっぱり「自転車で」を優先しちゃいそうだなあ。

歩いていた時間はそれほどでもなく、山道もキツくはなかったのですが、あちこち探検(笑)したり写真を撮ったりで、小一時間ほどは遊んでいたでしょうか。自転車のついでに楽しむには適度なハイキングだったと思います。弁天山はムラサキツツジの名所だそうですので、ツツジの時期にまたのぞいてみたいな~。

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2009/01/07

貴志嶋神社へ初詣

正月休み最終日は、五日市方面へ初詣に行ってきました。

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↑貴志嶋神社入り口


例年通り、阿伎留神社に行くつもりだったのですが、日野の里山散歩が楽しかったので「サイクリング+散歩」をしてみようかな!?という気分になりました。で、そばを通るたびにずっと気になっていた「弁天山」にある「貴志嶋神社」へ行ってみることに。


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↑一時期不通だった川沿いの遊歩道も復活


五日市方面へ行くときは睦橋通りを走るのですが、今回は弁天山へ行くため、秋川沿いをのんびり進みます。久々に走ってみると、台風の被害のために通行止めになっていた道が復活していたりと新しい発見がいろいろ。青空のもとの真冬の川の風景はとてもきれいで、つい自転車を止めては川見物をしてしまい、なかなか先に進めません(笑)。


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↑どんど焼きの準備(車と比べるとその巨大さがわかります)


この時期、多摩川の羽村付近でも見られるどんど焼きの準備は、秋川沿いでも進んでいました。きっと次の連休中に盛大に燃やされることでしょう。てっぺんにダルマさんがついているのがご愛嬌。

伊豆の漁師町と同じ地名の「網代」付近にさしかかると、弁天山への道案内版が現われます。ここからはきっと登り坂なのだわ~とおそるおそる進みましたが、道はあっという間に終了……というか、貴志嶋神社へ至る赤い鳥居の先は徒歩で進むしかないのでした。


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↑自転車で行かれるのはここまでです


鳥居の横に自転車を置かせていただいて、ここからはちょっとしたハイキング。乾燥している今の季節なら道がぬかるんでいる心配もなく、虫もマムシもいないし、空気が澄んでいるので眺望もいいはず。自転車がてらのちょっとした散策にはピッタリです。


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↑道案内板が多いので安心です


足元は落ち葉で覆われているので、歩くときにはちょっと注意が必要。事前調査(笑)では600メートルほど歩くということでしたが、足場の悪い石段や坂道を登っているうちに時間も忘れてしまいました。


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↑帰り道。自転車では使わない筋肉を使います


私らのポタリング同様、のんびり書いているうちにずいぶんと長くなってしまいました。肝腎の神社にはたどりついてもいませんが、続きは次回へ。いや~、ここは秘境でしたよ~!


◆おまけ◆

帰りは久々の「山猫亭」へ。お正月スペシャルのホワイトチョコケーキ、おいしかったです! 食べすぎだから甘いものは自粛しなきゃいけないんだけどな~と思いつつ、誘惑に負けました(笑)。ま、走ったし山登りもしたからいっか!(←この言い訳がイカンのです)。

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↑ごちそうさまでした

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2009/01/06

新年の話題から

昨日の産経新聞の一面に「FC東京」という単語があった。

この日の「産経抄」のテーマが「若者たちの活躍」で、「国学院久我山の田辺草民選手はFC東京入りが決まっている」と書かれていただけなんだけどね。でも、新聞一面に「FC東京」という縦組みの文字があるとちょっとドキッとしてしまうのだ。

前回、一般紙の一面に「FC東京」という単語が載ったのは、ナビスコ杯優勝のときだっただろうか。スポーツネタはスポーツ面と決まっているけれど、今年は一面でわがチームの名前を見てみたいものだ(くれぐれも三面記事には載らないように!)。

その田邉選手を擁する国学院久我山は残念ながら準々決勝で敗退してしまった。結局試合を見に行くことはできなかったので、日テレでしょぼい中継を見ただけだったのだが、個性的な選手のようで東京で見るのが楽しみだ。

もちろん、高校サッカーで活躍してもプロで同様のことができるとは限らないのだし(それができるのであれば今ごろ平山は……!?)、高卒で東京に入団してきた選手が1年目でコンスタントに試合に出たことはなかったような気もするので(ユース出身者を除く)、真価が問われるのはこれからのことだ。

国学院久我山で王様のようにプレーしていた彼が、東京でどう変わっていくのか、それをこれから見ていくことができると思うととても楽しみ。公式戦にいつごろ出られるのかもわからないけれど、練習試合などでもチェックしていきたい。

昨日は、中村北斗選手獲得のニュースもあった。J2の試合はほとんど見たことはないが、ユース年代の代表で試合を見た記憶がある(程度)。守備陣の層が厚くなることは本当に喜ばしい。徳永選手の強力なライバルになってほしいな。

外国人枠がまだ埋まっていないし、他にもメンバーの出入りはあるだろうが、今年のオフシーズンは実に心が穏やかだ。派手ではないけど堅実な補強をしているところも東京らしいし、このペースで十分満足。

FC東京の年末年始休業も今日で終わり……といっても、城福監督をはじめ複数のスタッフが高校サッカーを視察に行っているし、実質的な正月休みはほとんどなかったのでは!? でも、年始から東京のために頑張っていてくださる姿をTVでも見ることができて、実に頼もしく感じてしまった。あー、シーズンオフって長い……。

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2009/01/05

ついでに日野観光

「日野七福神めぐり」では、七福神のほかにも見どころが満載でした。

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↑朝は富士山がきれい


まずは、朝の多摩サイで見た富士山です。この日は空気が澄んでいて、いろいろな場所からきれいな富士山が見えました。エコパへ行った際にも新幹線の車窓から富士山が見えたのですが、そのときと遜色ないくらいの鮮明な富士。このまま多摩川を走っていけば、すぐにふもとに着いてしまうかも!?と錯覚しそうなくらいでした。

なかなか午前中に行動できない私らですが、こういう立派な富士山を見るとやはり「早起きは三文の得」なのね~と実感してしまいます。


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↑京王百草園のすぐ近くの道


「真照寺」で恵比寿さまを見たあとは、まったく予想をしていなかったことに、あの百草園までの坂を登るハメになりました。ソラミじゃムリだろうと思っていましたが、やっぱり挫折。そのうちタマミで試してみたいものです。足をつくことは別に恥でも何でもない(はず)なのですが、それでもちゃんと登ってみたいですねえ……。

その百草園の坂を登りきったあたりには、こんなステキな散歩道があったのです。今までは、登った後は入場料を払って百草園を見学するか、ゆるい坂を下って牛を見るかのどちらかだったので、新しい発見でした。この付近は、鎌倉時代に東国武士たちが活動の拠点としていたところだそうで、そんな時代に思いをはせながら散策するのも楽しそうです。


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↑石田寺にある土方歳三の墓

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↑石田寺のカヤの木

福禄寿の石田寺には、新撰組の土方歳三の墓が。また、日野市の天然記念物に指定されているカヤの木は、樹齢400年以上だとか。新撰組が活躍した時代、この木はどのくらいの大きさだったのだろう!?と思ってしまいます。


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↑とうかん森を下から見上げる


巨樹好きの私にとってうれしかったのが、つづいて「とうかん森」に立ち寄れたこと。もともとは土方一族が祀った稲荷大明神の跡だそうです。「森」という名前がついていますが、メインは3本の樹。大きく成長した樹ははるか空の上のほうでからみついているようにも見え、独特の雰囲気をつくりだしています。

そういえば、数年前に大河ドラマで新撰組ものをやっていたとき、「新撰組ポタ」をしようと思っていたのでした。結局、三鷹付近をまわってFC東京新撰組ハッピを買っただけで終わってしまいましたが(笑)、数年後にこうしてゆかりの場所をまわることができて、数年越しの目標が達成されたことになったのです。


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↑早くも紅梅が


今回驚いたのは、あちこちで紅梅が咲いていたこと。早咲き品種なのかもしれませんが、1月2日にこんなに咲いていていいのか!?なんて思ってしまいました。観梅の時期といえば、例年ならば花粉が飛び交うころなんですけどねえ……。

というわけで(!?)、七福神以外にもたくさんの見どころがあった日野自転車散歩でありました。多摩丘陵は坂ばかりだと思い込んで敬遠していましたが(確かに坂は多いのですが)、もっといろいろ研究してみないといけませんね。

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2009/01/04

日野七福神めぐり

1月2日は「日野七福神めぐり」をしてきました。

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↑初めて「スタンプラリー」にも参加してみました


以前、東久留米七福神を半分くらいまわったことがありますが、きちんと「七福神」をカバーしたのは初めてのこと。今回は、こちらの方が主催されたイベントに参加させていただきました。

最近は、ネットがきっかけでリアルでお会いすることが多くなったのですが、この縁ができたのは純粋に偶然の積み重ねによるもの。半年ほど前に高幡不動尊でたまたま言葉をかわしたのがはじまりでした。自転車がつなぐ縁とは、実にありがたく不思議なものだと思ってしまいます。

総勢10人ほどでのんびりと「日野七福神」をまわるこのイベントは、クルマの多い川崎街道を通ることはほとんどなく、裏道や浅川沿いの道を駆使しながら日野の名所もカバーしていきます。普段はめったに浅川付近をポタることはなかったので、改めてこの地域の魅力を教えられるようでした。


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↑正月2日でも静かです

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↑恵比須さまのいい笑顔


まずは、百草園にほど近い「真照寺」からスタート。初めて「七福神」をすべてまわるので記念に色紙を購入し、スタンプご朱印を押してもらうことにしました。七福神像をながめて写真を撮るだけよりも、ご朱印をいただくほうが正月気分が盛り上がるというものです。


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↑延命寺の寿老人


続いて訪れた「延命寺」は、平成22年秋まで本堂の再建事業中だったのがちょっと残念。次の「善生寺」には大黒天がいらっしゃるのですが、それよりも気になるのがこの大仏! 今回は遠くから写真を撮っただけなのですが、なかなか強烈な印象の巨大仏なので改めて撮影にうかがいたいと思います。


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↑善生寺の巨大仏


「平山城址公園」が最寄駅の宗印寺には布袋さまが。北野街道から少し坂を登ったところにお寺がありますので、眺望は抜群です。この日はすばらしく晴れ渡っていて、富士山はもちろん、奥多摩の山々が実にきれいに見えました。

このお寺には、東国武士として名をはせた平山季重の墓もあります。平山氏がおさめていた地域ということで、まったく関係ないながらも「今年は平山も頑張れ」と祈ってまいりました(笑)。


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↑宗印寺


ここまでスムースにまわってきた「七福神めぐり」ですが、弁財天があるのは「高幡不動尊金剛寺」。初詣客でごったがえしていて、通常の参拝をするにも行列しなくてはなりません。弁財天は手前の池のところにあるのですが、奥の事務所までご朱印をもらいに行くのがまたひと苦労。人ごみにもまれながら、やっとのことでご朱印をいただいてきました。というわけで、写真は省略。


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↑毘沙門天のあるお堂は別にあります


土方歳三の墓がある「石田寺」では福禄寿に参拝し、最後は「安養寺」の毘沙門天へ。こちらの毘沙門天は藤原時代の作ということで、実に迫力のあるすばらしい像でした。撮影もOKでしたが、恐れ多いので自粛。毘沙門天は戦の神様でもありますので、今シーズンの東京の勝利を願って手を合わせてきました。


こうして「日野七福神めぐり」は終了。やはりコンプリートすると達成感がありますし、お正月らしい縁起の良さも感じられます。そのうち東久留米や調布、青梅の七福神もまわってみたいな。

さて、ご朱印をいただいた色紙ですが、考えてみたらどうやってリュックもないし、どうやって持ち帰るかという難題が待っておりました(←最初に考えろよ)。結局、ダンナがウィンドブレーカーの中に入れて運んでくれましたが……。「風除けになっていいかも」と言ってくれたのでひと安心です(新聞紙を入れるよりも効きそう!?)。

初めてお目にかかる皆さまとのサイクリングでしたが、たくさんの興味深いお話をうかがえましたし、皆さんの美しい自転車を拝見できて、新年早々とても刺激の多い体験になりました。実に新年にふさわしいイベントであったと思います。自転車って本当に奥が深い! いろいろとありがとうございました。

「七福神」以外にも見どころはたくさんありましたので、そちらは明日にでも。

日野七福神

真照寺(恵比須天)        日野市落川1113
石田寺(福禄寿)          日野市石田1-1-10
安養寺(毘沙門天)        日野市万願寺4-20-8
高幡不動尊金剛寺(弁財天)  日野市高幡733
延命寺(寿老人)          日野市川辺堀之内595
善生寺(大黒天)          日野市東豊田2-26-3
宗印寺(布袋尊)          日野市平山6-15-11

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2009/01/03

08東京を振り返る

毎年書いているけど、今年も昨年の東京の試合について振り返ってみた
(06年版、07年版はこちらこちらに)。


*ベストゲーム

ホーム鹿島戦と、アウェイ川崎戦。この2試合を挙げる人は多いんじゃないかな。久々に、胸が熱くなる思いを味わった。


*ワーストゲーム

対浦和2試合と、ホーム清水戦。この2チームにはリーグ&ナビスコで一度も勝てなかったし。特に、チーム状態の悪い浦和に連敗したというのは痛すぎる。調子の悪い真夏の試合ということもあっただろうけど。


*最も印象に残った試合

天皇杯柏戦。こんなに悔しいというか、悲しいというか、そういう感情が起こったのは初めて。普段はひたすらまったり観戦で、心情的にもわりとまったり見ていたので、自分にそういう気持ちがあったということ自体に驚いてしまった(笑)。


*印象に残った選手

昨年とはうってかわって、「チーム」として戦っていたことがすごくうれしい。石川選手の復活も喜ばしいし、浅利選手は私が見るようになってからいちばんすばらしかったと思う。ベテランが今もなお進歩を続けていることはスゴいことだ。今年から加入した選手たちがチームを引っ張ってくれていたことも印象的だった。


*アウェイ観戦

横浜、大宮、浦和、柏、川崎、神戸、千葉、あとべるでー(リーグ&ナビ)。ここ2年に比べて倍以上。やはりチーム状態が良くて、見に行きたい!と思ったからなのだろう。ナビスコの松本にも行った。天皇杯のドサ回りに参加したのも初めて。仙台とエコパへ行き、ついでに遠方日帰りひとり観戦も初体験。


*自転車観戦

NACKスタと等々力。輪行で神戸。松本は雨で断念。U-18を見に西が丘、荒川沿いのサッカー場。ひととおり自転車で行かれそうなところには行ったので、今年は現状維持かな。味スタには雨でない限りは自転車観戦継続の予定(昨年、自転車に気合いが入らなかったのは、東京の快進撃のせいだったかも(笑))。


*今年の東京に期待すること

素直に「期待」できるのってうれしいですね(笑)。「昨年以上の成績と内容を」と望んでしまうのだけど、これって意外とハードルが高いのかも。タイトルはほしいけれど、最短でも「城福東京3年計画」くらいが現実的なところかとも思う。

上位を狙うには選手層の厚さも不可欠ということで、補強についてもプラスアルファがほしいかな(特に外国人枠の活用)。

いろいろ事情はあるのだろうが、ファンにとっては高額で見どころも少ない「マイナー海外クラブとのプレシーズンマッチ」については見直してほしいところ。それだったら、安い金額で他チームとの練習試合を味スタでやってくれたほうがずっとマシ。

その味スタの芝については、今年は何か動きがあるはずなので(という事前情報ですよね?)期待したい。昨年ホームであまり勝てなかったのは芝のせいもあるのかもしれないけど、やはりまずホームで勝ってこそ、強豪クラブへの道が開かれるというもの。今年はもっとホームでの勝利が見たいなあ。「味スタを満員に」するにはそれがいちばんだから。

また、国体開催時に流浪のクラブとなることについては、近郊クラブのホームを使わせてもらえるよう、働きかけてもらいたい。Jリーグの規約に定められているのなら、特例を認めてほしいものだ。Jリーグは観客増員を狙っているのだし、東京の観客数はJにとっても無視できないはず(昨年は松本で開催したけど、首都圏で開催していれば観客数は倍だっただろう)。ファンにできること(署名とか意見送付とか)があれば、何でもやりますよ!

そういえば、昨年は小平へ行くことも多かったかな。味スタよりはずっと近いのだから、もっとマメに行ったほうがいいかもね。

スタジアムでの知り合いがさらに増えたのもうれしいできごと(皆さん、いろいろありがとうございました)。今年はもっと増えるかな? これだけでも、ブログを続ける意味があるというものだ。今年はメイン側に移動してしまうけど、いろいろな出会いがありますよう。そして、東京のさらなる躍進を!(こんなに希望に満ちた年始ネタは初めてだなあ(笑))。

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2009/01/02

自転車生活総括と目標 '09

昨年同様、自転車生活08年総括&09年の目標~!

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↑富士山が見える多摩サイ


*総走行距離=7208.2キロ

ちなみに、最初の年(03年6月30日~)が2279キロ。04年が5258キロ。05年が6259キロ、06年が7848キロ、07年が7047.9キロでした(備忘録として書いています)。昨年より200キロほど増えたのは、昨年よりも体調が良かったからです。

内訳を書くのは恥ずかしいので省略。相変らず、半分以上がママチャリです。ついでに、多摩湖へ行った回数は80回以上で、昨年よりも20回以上増えています。新ルート開拓などが面倒になったのか、とりあえず多摩湖でも!という日が多かったような。小平で練習見学をするにも、立川で買い物をするにも、まず多摩湖を一周してからというケースも多々ありました。


*08年の主なできごと

・新ロードバイクのおかげで坂道に少しだけ強くなる
・クロスバイクのコンポを交換して、より速く走れるように
・輪行したのは川越(復路)、大宮(往路)、神戸。松本は雨で断念
・大垂水峠と相模湖と和田峠へ行った(←これがいちばん大きいかな)


*08年の反省

昨年、「ひとりで自転車をいじれるようになる」と書いた目標については、まったく達成しておりません。これは大反省! チューブ交換の練習もしなかったので、もうすっかり忘れていますし……。今年こそは、もう少し自転車について勉強したいものです。今度は本気!(のはず)。


*08年行きたいところ

奥多摩かなあ……。輪行旅行については、たぶんサッカー観戦を兼ねることになると思いますので、試合のスケジュール次第。あと、できれば「島」に行ってみたいですね。調布飛行場から大島とか、神戸戦観戦のついでに淡路島とか。どちらにも行かれなかったら、江ノ島でもいっか(笑)。


そして、いつものようにいちばん大事なことは……。

事故に遭わず、事故を起こさず、安全に楽しく走る!

そして、自転車生活が維持できるように健康でいること、かな? 昨年は幸いにして一度も転びませんでしたが、ヒヤッとする場面が何度かあったのは確かです。今年はより安全に、気をつけて走るつもりです。


自転車生活をしているすべての皆さんにとって、いい1年になりますように!

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2009/01/01

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。

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↑年賀状の一部(笑)


大晦日は夜更かしをして翌朝は寝坊、のんびりおせちをつついている間にTVでは天皇杯が始まり……というのが例年の元日の過ごし方。天皇杯というのは季節の風物詩みたいなもので、基本的に他人ごとだったのです。ところが今年は、初日から何だか悔しくて……。

負け惜しみではないけれど、あの場所にいたのが私らだったかもしれないと思ってしまうからなのでしょうか。ルーカスと栗澤が談笑している映像を見ては、きっと「俺たちは移籍したから勝ち組になれたんだよな」と話してるに違いないわっ!ウキー!とか思ってしまうのであります(両チーム合わせて元東京が5人もいるし)。

元日の天皇杯といえば、サッカーに興味がない人でもヒマにあかせて見てしまうかもしれない番組。私らが決勝に出ていたら、近所の商店会にかかっている青赤フラッグの意味がわからない人も「FC東京」のことをちゃんと知ってくれたかもしれない……。そう思うと、「逃した魚」の大きさを痛感させられてしまいます。

もちろん、選手やスタッフも私ら以上の悔しさを感じ、闘志を燃やしていることでしょう。天皇杯でなくても、今年は何かのタイトルを! あるいはタイトルに近づき、多くの一般の人が東京の名とチームカラーを知ってくれるように! そんなことを考えてしまう元日でした。

元日早々、赤嶺選手の残留がトーチュウ様で発表されるなど、東京ファンにとっては幸先のいいお正月。でも、今年は昨年以上の快進撃を誰もが望んでいるだけに、チームとしてはさまざまなことが試される試練の年になるかもしれません。何せ昨年は、ちょっとつまずいても「07年よりはずっとマシ」のひとことで許されたのですから(笑)。

元日は東京ネタは書かない予定だったのですが、天皇杯のせいでつい……。今年は必ずリベンジだ!

天皇杯を見ていても気分が悪くなるだけなので、夕方から自転車を持ち出して近場へ初詣サイクリングへ。谷保天満宮へ行ってみたのですが、日没時間が近いというのに参拝客の長蛇の列に恐れをなしてそのまま帰ってきてしまいました(笑)。あの列では、参拝するまでに1時間以上はかかりそう……。

結局、自宅に戻ってママチャリに乗り換え、毎年行く近所の神社で初詣をすませてきました。正月休みのあいだは、できるだけあちこちに「初詣サイクリング」に行っておきたいと思っています。

自転車面での08年総括&09年目標については、また別途。

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