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2009/01/22

嵐の前の……

新体制発表を明日に控え、「嵐の前の静けさ」といった感じである。


新スローガンや背番号についても気になるところだが、何といっても注目すべきは、クラブ史上初となるマスコットのおひろめだ。

ネットで東京の情報を収集している人々にとっては、マスコットが「東京ドロンパ」であることや、外見が貧相な痩せたタヌキであることは周知の事実なのだが、考えてみたら公の場で「ドロンパ」の名と姿が明らかにされたことはないのだった。

この段階で大どんでん返しはないだろうが、名前も姿も正式に明らかにされていないマスコットの姿を、多くのファンがすでに知っていて、しかも何やら親近感みたいなものまで抱きはじめているという事実は実に奇妙でおもしろい(笑)。以前、名前と画像のリークは意図的なものだったのでは!?と書いたことがあるが、本当にそうだったのかもしれない。

われわれはすでに、ある程度「ドロンパ」に免疫ができているため、前もって与えられていたイメージととんでもなく違うものが出てこない限りは、「ようこそドロンパ」という気分で「彼」を迎えられることだろう。最初の姿が衝撃的だったので(全裸だったし)、ユニフォームを着ているだけで「思っていたよりいいじゃん」とか思ってしまうかもしれない。これもフロントの思う壺だったりして(笑)。

外見はともかくとして、重要なのは中身(中の人などいない!けどね)だ。どんなキャラクターで、どんなパフォーマンスをするのだろう。ドロンパが真に愛されるマスコットになれるかどうかは、中身次第だ。

チームが勝ったときにいかにともに喜び、負けたときにいかにファンをなぐさめるのか。子供たちにはどう接するのか。相手チームサポにはどう対応するのか。開幕してみなければわからないことだけど、しばらくのあいだはドロンパの反応が見たくて早めにスタジアムに行ってしまうかも。

どんなキャラクター商品が発売されるのかも気になる。実際のマスコットは人に近いシルエットになるのが通常だけど、ぬいぐるみなどはデフォルメサイズでふわふわした感じでつくってほしいな~とか、まぁいろいろなことを考えてしまうのである。

日本はキャラクター立国だ。かわいかったりユルかったり、魅力的なキャラクターをつくることにかけては世界一といってもいいと思う。ドロンパが、キティやピカチュウといった世界中で愛されるキャラたちの末席に加われるよう、他サポからも一目おかれる(ドロンパを見に味スタへ遠征しよう!と思ってもらえるかどうか)マスコットになれるよう、切に願うばかりだ。間違っても、マスコットだけはイングランド風(不気味で造型が悪い)にならないようにね!


明日もドロンパネタかも!?

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