府中フォーリスで、再び東京ドロンパに会ってきました!
↑売り子さんとしても大活躍!
(一般人ではないという認識のもとモザイクなしで載せます)
私はすでに小平で会っていたのですが、ダンナはまだ未体験。
「府中フォーリスにドロンパが来るから! 絶対見たいでしょ!?」
「いや別に、どっちでもいいけど」
「そうだよね! すっごく小さくてかわいいから、とにかく行こう!」
……というわけで、郷土の森博物館での観梅もそこそこに、行ってまいりました。
記念写真も撮って、ふわふわの尻尾にもさわって大満足(←我ながらバカっぽい)。
肝心のスタジアムデビューを果たしていないという段階ではありますが、個人的には、ドロンパは「大成功」のマスコットだと太鼓判を押してしまいましょう。その理由をつらつらと考えてみるに……。
*キャラクターが明確であること
「やんちゃな子供のタヌキ」「ダンスが得意」「人なつこくてハグが好き」といったキャラクター付けがしっかりしていて、いつ会ってもハズレがないというのはとても重要なことです。世の中にあまたいるマスコットの中には、ただ立って握手すればいいと思っているフトドキモノもいるようですが、そんなことではこの厳しいマスコット業界の荒波を乗り切ることはできません。
この日のドロンパも相変らずのやんちゃぶり。尻尾をさわりたいというお客さんがいれば、尻尾を突き出してお尻を振ってみたり、要望に応じてさまざまなポーズをとったり、カートを引いたお客さんがいればそのカートにまたがってみる素振りを見せたりと、その臨機応変な応対ぶりには本当に驚かされました。
このすれっからしのワタクシでさえ、ドロンパに「中の人」がいることを忘れてしまうような(というか、そんな人はもちろんいないのですが)、そんな「ドロンパ以外の何者でもない」生き生きとしたパフォーマンスが彼の最大の特徴であり、強みではないかと思ったりもするのです。
*小さいこと
東京ドロンパのもうひとつの魅力は「小さいこと」です。これは、実際に会ってみるとよくわかるのですが、世間でよく見かけるマスコットと比べると本当に小さい。160センチの私とたいして変わらないくらいなのです。
子供のころ、マスコットがあまりにも巨大すぎて恐ろしく感じたことはありませんでしたか? 映像では子供くらいの大きさなのに、着ぐるみになってみると大人よりも大きく、顔が子供の背丈ほどもあったりして、あまりのギャップと恐ろしさに逃げ帰った記憶もあったりします(笑)。
それに比べると、ドロンパは小さいだけあってすごく親しみやすいのではないかと思うのです。大人にとっては「思っていたより小さくてかわいく」、子供にとっては「思ってたより大きすぎなくて親しみやすい」存在になってくれるのではないでしょうか。
*初期流出画像の存在
マスコットの場合、「イラストではかわいかったのに、実物はなんだかねー」という場合が少なくありません……というか、ほとんどがそうなのではないかと思います。ところが東京ドロンパに限っていえば、イラストより実物のほうがずっとかわいい!という稀有なケースに。
これは、本体おひろめの前にネットで明らかになった「全裸の貧相なタヌキ」の画像があまりにも衝撃的だったという暗い過去(笑)にも原因がありそうです。あれを見て受けたショックの度合いが強いほど、現実のドロンパへの好感度が急上昇してしまうことはいうまでもありません。
この日、ドロンパマフラーが2種類初お目見えしましたが、個人的には「イラスト入りのマフラーにはあまり魅力を感じないな~」と素通りしてしまいました(笑)。商品開発ご担当様には、ぜひドロンパの写真入りグッズをたくさんつくっていただきたいものでございます。
↑こちらのほうが好みでした
……と、「東京ドロンパ勝利の鍵」をいろいろ考えてきましたが、今後のドロンパに期待することも付け加えておきましょう。何といっても、スタジアムデビューはわずか2週間後なのですから。
*他サポにはどう接するのか
他チームの場合、「マスコットはアウェイサポに対しては基本的に無視」というケースが多いようです。アウェイサポに喧嘩を売るのはもちろん言語道断ですが、ここは人なつこいドロンパのこと、せめてアウェイゴール裏に手を振りに行くくらいのことはしてもいいのではないでしょうか。
私自身、東京ファンのくせにグランパス君ぬいぐるみを買って帰った過去がありますし(笑)、ドロンパが愛想を振りまけば、マスコット好きのアウェイサポがグッズを買ってくれるかもしれません。NACKスタでリス男とリス子が挨拶に来ると、やっぱりうれしいですからね~(←名前が違います!)。
*仲間はできるのか?
マスコットは数が増えていくものなので、いつかはドロンパ君にもお仲間ができることでしょう。まだお子ちゃまなので「妻子」ができることはないでしょうが、次にやってくるのは「お父さん」なのか「兄弟姉妹」なのか「友達」なのか、今からいろいろ気になるところです。
*やっぱりボイスチェンジャーはやめてほしい
MXの応援番組では「ドロンパマイク」を使って「犯罪者声」で話していたドロンパですが、基本的にマスコットにはしゃべらないでもらいたいなあというのが正直な気持ちです。どうしても何かメッセージを伝えたい場合は、大型ビジョンを利用した筆談で! 府中のイベントでも、身振り手振りで十分意思疎通ができていたではありませんか。ぜひぜひ、ご一考していただきたいと思います!
↑そういえば「写真展」はろくに見なかった(笑)
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