« 2009年2月 | トップページ | 2009年5月 »

2009/03/16

ブログを移転します

日ごろ「青赤自転車でいこう。」をご愛読くださいまして、ありがとうございます。

本日より、移転先で更新することにいたしました。
名前も新たに「青赤自転車でいこう。2」でございます(工夫も何もないタイトルですが)。

05年の3月に「すぐに飽きるだろう」と投げやりに始めた当ブログも、まもなく5歳。当初は、身内はもちろん、リアルな友人知人にも知らせず、20年来のML仲間にだけ通知して、1日2ケタアクセスで細々と運営しておりました。

ところが、「毎日更新」以外にたいした努力もしていないのにたくさんの方に読んでいただけるようになり、いつのまにやら「記事数=1460」「コメント数=4226」。ブログ開設1年後に付けたカウンターは、62万Hit(嘘みたい!)以上を数えることになりました。

今のジレンマといえば、東京の成績が悪いときのほうがアクセス数が増えることかな……(とほほほ)。

ブログをきっかけにリアルでお会いするようになった方も多く、皆さまに支えられてここまで来ることができたという思いを強くしております。コメントやメールやmixiやスタジアムや飲み会(!)で支えてくださった皆さま、そしてずっと昔からのML仲間の皆さまに心から感謝を申し上げます。

引越し先では、もう少し「読んでいただけること」を意識しつつ、書いていこうかと思っています。

さらに、この不景気の折、遠征費の足しにするため、将来的にあちこちに広告やアフィリエイトを貼るかもしれませんが、どうか事情を察していただき、クリックなどしていただければ幸いです(笑)……というか、本気でよろしくお願いします。

こちらの旧ブログも引き続きチェックはしておりますので、旧記事へのコメントなどもお気軽にお寄せいただければと思います。

新ブログでは、管理人のHNは「つぴぃ」ではなく「みいこ」となります(理由はこのへん)。引越し先でも、引き続きご愛顧いただきますよう、伏してお願い申し上げます。

| | コメント (1)

2009/03/15

ひと晩あけて

埼玉県のマスコットキャラ「コバトン」の限定バージョンぬいぐるみが出るというので、わざわざ浦和美園まで買いに行ってきました。

Rimg0084
↑ついでにサッカーの試合も見てしまいました


駅でしばらく並んでゲット~。何だか嫌いな色の服を着ているので後で脱がそうと思ったら、しっかり縫い付けられていて残念。でもとってもかわいいので、今後はストレス解消のために、踏んだり蹴ったり殴ったりしてかわいがろうと思っています(笑)。

……ぢゃなくて~。

昨日の試合からひと晩おいて、少しは「よかったところ」が思い浮かぶかな~と思っていたら、「コバトン」を買ったことくらいしか思い浮かばなかったというだけで……。

あれから携帯サイトの選手コメントなども読んでみたのですが、逆に「これは重症だ」とガックリきてしまったというのが本当のところなのです。

みんな、自分たちに欠点があることはすごく自覚しているのに、どうしたらいいのかわからないといった感じ。ひとつギアを切り替えればすべてがうまくハマって快進撃!……というふうにはならない性格のものだけに、根が深いもののように思えます。

また、複数の選手が「話し合いが必要」と語っていたことも気がかりです。あんなに毎日一緒に練習してるのに、そんなこともできていないのか……。もう何年も小平で練習試合などを見ていていつも感じていたのは、「東京の選手は声を出さない」ということなのですが、そういうコミュニケーション不足がぶざまな試合内容にもつながっているのではないでしょうか。

選手たちの元気のなさも気になりますが、城福監督から覇気を感じられないのも心配です。そりゃ連敗なのですから笑顔でいるわけにはいかないでしょうが、昨年は常に彼から感じられた闘志が、今年は感じられないような気がして。

いやいや、私のような末端のファンまでが負のスパイラル状態になっていてはいけませんね。もっとポジティブに考えなくては。

昨日の試合、守備陣は新潟戦よりは成長を見せていたと思います。非常に危なっかしくて、微妙なバランスの上に成り立っていたような気もしますが。失点は守備陣のせいというよりは、もっと前の問題ですし。茂庭選手も、闘莉王と激突しながらも頑張っていましたしね。

権ちゃんをみんなで守る!でも何でもいいですけど、ひとつのテーマを決めて、チームがひとつになればもうちょっとうまくいくのではないでしょうか。今は個々の選手がそれぞれに不安を抱えて浮き足立っているようで、非常に心配です。


Rimg0090
↑いまだに一度も実物を見たことのない浦和のマスコット


今年は東京ドロンパも誕生したことですし、ワタクシも生来の「マスコット萌え体質」を全開にして(笑)、あちこちのマスコットを探訪してきたいと思っております。でも、浦和のマスコットって、イラストでは見たことがあるんだけど、まだ本人(?)に会ったことがないんだよなあ。本当にマスコットは出入り禁止なんだろうか(笑)。

| | コメント (10)

2009/03/14

寒い連敗

J1リーグ第2節 浦和VS東京は3-1で浦和。
東京は開幕から2連敗。

Rimg0078
↑埼玉スタジアム開幕戦


非常に残念な試合だった。
勝てないのが残念だったというよりは、チームが戦わずしてなすすべもなく敗れていったのを見てしまったのが残念だという気持ち。

浦和は新監督を迎え、サッカーのスタイルも変わったということで、昨年からの上積みのある東京のほうに「一日の長」があるのではないかと思っていた。ところが、いいようにボールをまわされてやられっぱなしだったのは東京のほう。昨年の基礎のうえにチームをつくっているのかと思っていたけれど、どうやらそうではないらしい。

確かに、昨年の主力が病気や怪我でごっそり抜けてしまったことは大きなハンデだと思う。でも、それをカバーするような練習をしていたのではないのだろうか。いない選手のことを考えるよりは、今いる選手ができる戦術にすべきだし、チームをつくっていってほしいと思う。

もうひとつ、気になるのが監督のこと。
昨年は「俺には迷いはない」と選手を鼓舞していた城福監督だけど、今年は監督自身に迷いがあるような気がしてならない(試合を見ていて、采配その他でそう感じてしまうのだ)。メンバーがそろわなくて迷ってしまっているのかもしれないが、どうか昨年のような強いリーダーシップでチームを引っ張っていってもらいたい。

東京のウィークポイントがちっとも修正されていないことにもガッカリさせられた。キックオフすぐの失点はまたもコーナーキックから。2失点目は、今野選手が倒れていたせいで、選手たちがちょっと集中を切らせた途端に被ったもの。昨年からずっと治っていないし、今年は輪をかけてひどくなっている。

相変らずの淡々とした試合運びにも失望。相手は浦和なのだから、もっと闘志を見せて戦ってほしかった。失点するとすぐに下を向いてしまうし、ひとつひとつのプレーに責任感が感じられないし、あきらめが早すぎる。

予想外の寒さの中で観戦し、どこかに寄り道する気力もなく、寒い気持ちで帰宅すると、TVでは「山形VS名古屋」戦を放送していた。吹雪の中でカラーボールを追いかける山形の選手たちからは、熱い魂のようなものが伝わってくるようだった……現状の東京では、来週もヤバいですよ!? いいのか!?


(落ち込んでいてかなり辛口モードです……明日あたりに「よかった探し」をするかもしれませんので、今日のところは勘弁してください)

| | コメント (8)

2009/03/13

明日はさいたまへ

さて、明日はさいたまへ行くわけですが……。

開幕したら、急に1週間が短く感じられるようになってしまいました。今までは「開幕はまだかなー。1週間が長いなー」などとのんきに構えていたのですが、いったん始まってしまったら容赦なく次なる試合がやってくるというか。わずか1週間という時間で、わがチームはどれだけ問題点を修正できたのでしょうか。

開幕戦でいちばん残念だったことは、昨シーズンの最終戦と同じような形で負けてしまったこと(得点できなかった分、昨年より悪いのかも)。前半はなかなかいいサッカーをしていたのに、ひとつの失点から総崩れになり、立て直すこともできずに大量失点してしまう……。

あんな試合は二度と見たくないと思っていたのに、よりにもよってホーム開幕戦で見せられるなんて。もちろん、あのときとメンバーは同じではないし、さまざまな条件も異なりますが、それでも「停滞どころか、まったく進歩してない東京」を痛切に見せ付けられたような気がして、つい前途多難なシーズンを想像してしまうのです。

明日の対戦相手の浦和には、かなり長いこと勝っていません。心配なのは、選手たちに「苦手意識」が植え付けられてしまっているのではないかということ。でも、私が東京の試合を見始めたころは「浦和には負けたことがない」と言われていたのですよ。そろそろこのあたりで、原点回帰してもいいのでは?

私は一時期、浦和ホームの殺伐とした雰囲気がイヤで、しばらく現地観戦を控えていたことがありました。でも、昨年久しぶりに行ってみると、思っていたよりも不快な気分にはなりませんでした(試合結果はともかくとして)。浦和サポがいかに声を張り上げようとも、「いつもご苦労さんだねえ」くらいにしか感じなくなっていたのです。不感症になってしまったのか、トシをとったせいなのかはわかりませんけどね。

埼スタの雰囲気は、相手チームの選手にとっては逆に奮起を促すモチベーションになるのではないかと思います。東京の選手たちには、強い気持ちをもって試合に臨んでもらいたいものです。

もうひとつ気がかりなのは、明日の天気。たぶん試合が始まる14時には雨はやんでいるのでしょうが、午前中が雨というだけに、ピッチコンディションも心配です。風はおさまってくれるのかな?(アウェイ自由席に行かれる皆さま、どうぞ道中お気をつけください)。

結果を求めるのはもちろんですが、明日は「戦うチーム」が見たいというのが最大の願い。新潟戦のように楽しくパス回しをしていても得点はとれませんし、ボケーっとしていればすぐにボールを失ってしまいます。東京の選手たちが「おとなしいいい人」ばかりのように思えてしまうのは、もはや悪しき伝統のような気さえしてくる今日このごろ……明日は、がむしゃらに戦う東京が見たい! 頼みます!

| | コメント (0)

2009/03/12

さよなら多摩テック

「さよなら多摩テック」ポタの最終回です。
第1回第2回もよろしく)

Rimg0044
↑何だか気になる多摩テックキャラ


多摩テックに来た瞬間にまず気になったのが、看板のあちこちに描かれた恐竜(?)のキャラクターでした(宇宙恐竜だそうです!)。やはりマスコット好きとしては放っておくわけにはいきません。

彼らの名前は、男の子がコチラ、女の子がチララ、おまけの3匹がピピラにパットにブートというラインナップ。最近の「ゆるキャラ」系とは一線を画した、ある意味完璧なデザインのキャラクターです。

「なんか手塚先生の絵っぽいよね」などと言っていたのですが、看板をよく見ると、(C)TEZUKA PRODUCTIONSの文字が。あらー、本当に手塚治虫先生のキャラだったのね。手塚治虫によるオリジナルキャラがいる遊園地という事実だけでも、この多摩テックがいかにメジャーな遊園地だったのかがわかるというものです。

彼らが誕生したのは1979年で、今年でちょうど30周年(あら、ガンダムと同じ歳なのね)。売店では、30周年記念グッズをはじめとして、さまざまなアイテムが売られているのでした。もしかしたら将来レアものになるかも!?と思うと、つい買いたくなってしまいますが、最近「モノを増やさない」というポリシーで生きていくことにしましたので自粛~。

実をいうと、多摩テックでいちばん心惹かれたのは売店でございました。グッズももちろんですが、ここにはHONDAやF1グッズも多数そろっているのです。もし、ホンダの子会社が運営していると知らずに来園したとしても、売店の品ぞろえを見れば、ホンダの遊園地であることがすぐにわかったことと思います。


Rimg0047
↑よくわからないけどカッコいいです

Rimg0038
↑鈴鹿復活を祝うメッセージも何だか悲しい


売店は全部で3軒。グッズなどのお子様向けアイテムを売る店、アパレルなどを含めたモータースポーツ関連グッズ&HONDAグッズを売る店が2軒。実際のレーシングカーまで展示されているのですから、なかなかのものです。


Rimg0036
↑魅惑のASIMOグッズ


クルマについてはまったく門外漢の私は、HONDAが誇る2足歩行ロボット、ASIMO君グッズに夢中(笑)。ステーショナリーやマグカップ、タオル、Tシャツはもちろんですが、ASIMOサブレやクッキーなんて、ほかではなかなかお目にかかれないのでは!? 

何も買わない予定でしたが、いくつあっても邪魔にはならないミニタオルを2種類購入してしまいました。絵柄はASIMOとミシュラン君。どこへ行ってもキャラものに目がないのです(笑)。


Rimg0042
↑「またあそびにきてね!」


最後はコチラ君のこんな看板に送られて、多摩テックを後にしました。「ごめんね、たぶんもう来ないんだけど」と心の中でつぶやきながら……。

閉園は今年の9月30日。なくなってしまう前に、ぜひぜひ行ってみてください。


◆追記◆
どうやら、コチラたちはモビリティランド全体のマスコットキャラクターで、鈴鹿サーキットとツインリンクもてぎでは引き続き活躍するようです。多摩テック閉園後も、彼らには活躍の場が残されているということで、ひと安心なのでした。

| | コメント (6)

2009/03/11

しつこいぞ秋春制

犬飼会長は、まだ「秋春制」に未練をもっているらしい。

昨日、日本サッカー協会の将来構想委員会が「秋春制へは移行しない」という結論を出し、秋春制への移行見送りが事実上決定したという報道を読んで安心していたのだが、ヤツはまだあきらめていなかったのである。犬飼によれば「議論が不十分」とかで、今後は協会に新組織を立ち上げて検討を続ける方針を示したのだそうだ。

要するに、どんな反対意見があっても、もともとゴリ押ししようという魂胆だったのだろう。もしかしたら、話を蒸し返すことで話題性を喚起し、野球一色のスポーツ欄の中に少しでもサッカー枠を広げたいという意図があってわざとやっていたのかもしれないけど(たぶんそれはないな)。

観客の立場として書かせてもらえれば、「真冬にサッカー観戦なんてしたくない」ということに尽きる。もちろん、世の中には寒さに強い人もいるし、どんなコンディションだろうと愛するチームのためにスタジアムに駆けつけるという人もいるだろう。だが、そんな客はどちらかといえば少数派のはずだ。

試合は90分だが、観客がスタジアムにいる時間はほぼ2時間だ。早めに入場するために並ぶ人も多く、実際にはもっと長い時間をスタジアムで過ごすことになる。

寒さは我慢していればいいというものではなく、身体が冷えたことをきっかけにさまざまな病気を誘発することもある。子供の健康を心配する親は連れては来ないだろうし、冷え性の女性も敬遠しそう。つまり、集客に有効なファミリー層がごそっといなくなることになる。

そういえば、真夏の試合を避けたい理由のひとつとして「ゲリラ豪雨」を挙げていたが、それならば冬の大雪や凍結はどうなのだろうか。

交通機関は止まるし、クルマで移動するにも危険だし、選手たちも怪我をするかもしれない。こんなことを言い出せばキリがなく、秋には台風がやってくるし、春は強風が吹いたり、花粉症で大変な人もいる。一年を通して屋内でやれってことかよ!?と突っ込みたくなってしまう。

もちろん、猛暑のもとでの試合は選手も疲弊するし、いい内容の試合が少なくなってしまうのも事実だ。だが、日本代表の主戦場がアジアである以上、ある程度は「暑さ」に慣れる必要はある。

気温40度というアウェイの地は珍しくないし、日本代表がめざすW杯だって、北半球で開催される限りは暑さとの戦いになりかねない。国際舞台で日本代表が戦うとしたら、どう考えても「寒さ」よりは「暑さ」に慣れておくほうが有利にも思えるのだ。

「秋春制になれば選手の移籍がスムースになる」のかもしれないが、それ以前に重要なのが「海外からオファーされるような選手を育成する」ことだろう。いくらスケジュールが整っていても、魅力的な日本人選手がいなければ海外移籍は実現しない。

結局、冷静に考えれば「Jリーグを魅力的で強いリーグにしなければ、いい選手も育たないし、代表も強くならないし、選手の海外移籍もできない」ということなのだ。で、魅力的なJのために「秋春制」が有効かといえば、これはもう答えはわかりきっているはず。

金融危機のこのご時勢に、膨大な設備投資が必要とされる「秋春制」はますますもって非現実的といわなければならないだろう。本当にわけのわからない人だね、この会長は。彼には今週末、ぜひ山形で「山形VS名古屋」の試合を見てきてもらいたいものだ。そして現場でファンの声をしっかり聞いてくること。

わがクラブの社長は実にフットワークが軽く、スタジアムはもちろん、ペーニャの宴会にもひんぱんに顔を見せてくれるが、JFAの会長ともなると冷暖房完備のVIPルームを出ることはないんだろうね。もし日本各地のスタジアムに本当に足を運んでいたのであれば、こんな寝言は出てこないはずだから。


◆おまけ◆
真冬に2ヶ月近くのウィンターブレイクを入れて、かつJ1が全12チームくらいだったら、秋春制も可能かもよ!?

| | コメント (4)

2009/03/10

観覧車@多摩テック

前回のつづき)
「多摩テック」へ来たからには、ランドマークでもある観覧車に乗らなくては!

Rimg0060
↑曇ってきてしまったのが残念


浅川沿いを走っていると、丘の上に見える観覧車のシルエットは非常に目立ちます。乗ってみたらさぞかしいい眺めなんだろうな~と思っていたのですが、ようやく念願かなって観覧車に乗ることになりました……といっても、並ぶこともなくあっさり搭乗。

それにしても、観覧車に乗るなんて何年ぶりでしょう。まだ東京ファンになる前に神戸で乗ったことがあるような気がしますが、だとすると8年以上前!? 当時は自転車にも乗っていなかったので、ダンナと合わせると今よりは15キロ近くも体重が重かったんだな~(笑)。


Rimg0062
↑観覧車からの眺め


観覧車が静かに少しずつ高度を上げていくとともに、今まで見えていなかった風景が広がっていきます。そうでなくても「多摩テック」は多摩丘陵の丘の上にあるのですが、やっぱり眺望は抜群です。北風の強い冬晴れの日であれば、もっと遠くまで見通せて、富士山も見えたのかもしれませんが、この日は若干雲が多かったので、見晴らし的にはちょっと残念でした。

スピード感があるわけでもなく、至って静かなアトラクションですが、ゆっくりとした時間が楽しめる観覧車は、オトナ(年寄り(笑))の観客にはちょうどいい乗り物のような気がします。機会があれば、他の遊園地の観覧車にも乗ってみたい~!


Rimg0075
↑別のアトラクションに乗りながら撮ってみた


せっかくのパスポートチケットなので、他の乗り物にも乗ってみました。選ぶ基準は、「並んでなくてすいているところ」(笑)。そうなんです、「多摩テック」は私が予想していた以上に、家族連れでにぎわっていたのです。アトラクションによっては30分くらいは待たないと乗れそうもないものもありました。

てっきり寂れた遊園地だと思っていたので、この賑わいには逆に驚かされてしまいました(ごめんなさいっ!)。こんなにお客さんがいるのなら、閉園することなんてないじゃないかと思いたくなるほどに(閉園のニュースを知ってやってきた、私らみたいなヒネクレた客がいたのかもしれませんが)。

でも、「多摩テック」も開園から48年。日々のメンテナンスは続けていても、そろそろハードとしてのアトラクションには寿命がきているのかもしれません。かといって、コストを考えると、新しいものの導入は難しいのかも。この「多摩テック」だけでなく、高度成長期に誕生した遊園地は、どこも存続するか否かの分岐点に立っているのかもしれません。


Rimg0081
↑クアガーデン入口


アトラクションもほどほどに、次に訪れたのは隣接する日帰り温泉施設「クアガーデン」です。

実は、こちらには5年以上も前に来たことがありました。まだまだ自転車初心者で、「そんな遠いところに行かれるかしら!?」と不安に思いながら……。つきあってくださったのは、いつもの自転車師匠と自転車先輩のJさん。5年前は「多摩テック」へ行くのも大変だったのに、昨年は「和田峠」でしたから、進歩といえば進歩なのかな~。

以前行ったときも平日なのにわりと混んでいたという記憶があったので、「多摩テック」は閉園しても「クアガーデン」は残るのではないかと思っていました……が、こちらも同時閉園ということで、とても残念です。施設はとてもきれいですし、ちょっと黄色みがかって白濁したお湯に浸かると肌がすべすべになりますし、けっこうお気に入りの日帰り温泉だったのです(そのわりには一度しか行ってないけど)。

温泉に入った後に20キロ近く走って帰るのは楽しくないような気がして敬遠していましたが、今回は最後ということで温泉に入ることにしたのでした。「クアガーデン」未体験のダンナの感想も聞いてみたかったしね。

こちらの温泉、露天風呂からの眺望は本当にいいんですよ~! これだけいい眺めの温泉は、多摩地区では少ないのでないでしょうか。閉園は本当に残念です。どこかが受け継いで営業をしてくれるといいのですが……。


「多摩テック」レポはあと1回続きます(さすが、閉園記念!)。

| | コメント (4)

2009/03/09

喫茶店「菩提樹」(府中)

府中の喫茶店「菩提樹」で珈琲をいただいてきました。

Rimg0033
↑竹林をなげめながらくつろげます


味スタで今年初のガッカリを体験した後、来た道をそのまま戻る気にもなれず、お茶を飲んで帰ることにしました。

いつもはスタジアムから北上していくのですが、この日は南下。どんよりと飛田給駅へ向かう人ごみを横目に自転車で走り抜けます。そういえば、自転車観戦をはじめた理由のひとつが「負けた後に混雑したバスや電車に乗るとますます落ち込むから」だったのでしたが、どっちにしても気分が晴れないことには変わりありません。

先月も府中のステキなカフェへお邪魔したのですが、今回はもうひとつ、行ってみたかったお店へ。大國魂神社や府中競馬場にほど近いところにある「菩提樹」です。何度も周辺を通っていたのに、喫茶店があるなんて気づいてもいませんでした。


Rimg0036
↑黄色い花はミモザです


お店は一軒家で、隣には妙光院というお寺の竹林が広がっています。「菩提樹」という店名どおり、入ったところには菩提樹の木が。


Rimg0026
↑沈丁花は鉢植です


花の少ない時期にもかかわらず、沈丁花やミモザ(フサアカシア)などが美しく咲いていて、手入れの良さがうかがえます。外にもテーブルや椅子が置いてあり、もっと暖かくなれば外でお茶をいただくこともできるのでしょう。外にいると競馬場のファンファーレも聞こえてきますけど。

最近では、コーヒーやスイーツを出すお店を「カフェ」と呼ぶようになりましたが、こちらのお店はやっぱり「喫茶店」かなあ。お店の名前も漢字で「菩提樹」ですしね。どっしりした木の扉を開けて入ると、そこには落ち着いた空間が広がっているのでした。


Rimg0029
↑敗戦のショックを癒すケーキとコーヒー


お店は、私よりも年上(に見える)ご夫婦(?)2人で切り盛りされてるようでした。ケーキが2種類あるとのことで、ケーキセットを注文。セットメニューだとブレンドコーヒーしか選べないところが多いのですが、こちらではメニューにあるすべてのコーヒーを選ぶことができるのです。

で、コーヒーをオーダーすると、1杯ずつ豆を挽いて煎れてくださるのですね。店内にはジャズが流れていて、実にオトナな雰囲気です。オトナなのは年齢だけという私らは、子供っぽくケーキをつつきながら、グチっぽく試合を振り返っていたのですが(笑)。


Rimg0030
↑ゆったりとした店内


暖房の効いた静かな店内でしばしのんびりしていたのですが、しばらくすると競馬新聞片手のお客さんが増えてきました。なるほど、こちらは競馬場帰りの人の憩いの場でもあるのですね。で、店内が煙くなってきたので私らも撤収へ。喘息もちなだけに長居はできないのです。

お店を出た後は、さらに南下して多摩サイを走って帰宅。混雑がイヤなので週末の多摩サイは避けていたのですが、天気も下り坂だし夕方だしで、思っていたほど混んではいませんでした。遠回りをしてペダルを回したおかげで、ちょっとだけ気が晴れたかな……。

こうして、試合結果に左右される「泣き笑い人生(!?)」が今年もスタートしました。いつも笑っていられるわけではないし、これもまた人生の縮図のようで、サッカー観戦とは何とも奥深いものであります。これから約9ヶ月、喜びも悲しみも悔しさもともにしながら成長していきたいものです。


「菩提樹」
府中市本町1-16-14
11:00~19:00
木曜定休

| | コメント (10)

2009/03/08

気力のない日曜日

開幕戦 夢と希望が ドロンパと

解釈:夢と希望をもって迎えた09シーズン開幕戦も、4失点で負けてしまっては、すべてがドロン……パッと消え去ってしまったようにも感じられて、何とも残念なことであるなあ。

天気が良くないせいもあって、ひと晩たっても気持ちの切り替えができない日曜日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

ストックしていて書いていないポタネタもあるのですが、どうにも気分が乗らず、今日もいいかげんな東京ネタでお茶を濁すことにいたします。明日からはちゃんと切り替えるぞー!

まだ立ち直っていないもので「ファンブック」を読む気にもなれず、ふと昨日スタジアムで配っていた「Number 0」を手にとってみました。てっきりノートか何かかと思ったら、「コカコーラzero」とタイアップのフリーマガジンだったのね。

で、たいして読むところもないし、どーでもいーや~と「編集後記」を読んで初めて気づいたのですが、表紙は東京のゴールシーンだったのですね! ボールがゴールネットに突き刺さる決定的瞬間の写真なんですが、確かに今ちゃんが写ってるし、東京のゴールなんだわ~。

でも、記憶力が悪いせいか、どの試合の写真なんだかちっともわかりません。相手チーム、どこなんだろ……。どなたかおわかりの方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

次節からはこんなゴールがたくさん見たいなあ……と思ってしまう、日曜の怠惰な夜なのでした。でも、そういえば裕介のゴールは素晴らしかったから、もっと「良かったところ」を考えないといけませんね。

選手たちに向かっては「切り替え切り替え!」と言いたくなるのに、ファンが切り替えられないようではイカンですね~。反省反省。

| | コメント (2)

2009/03/07

黒星スタート

09シーズンJ1リーグ開幕戦 東京VS新潟は1-4で新潟。

Rimg0013
↑久々の青空だったんだけどなあ


それほど悲観する内容ではなかったけれど、4失点もしてホーム開幕戦で負けてしまったということは事実。しかも、4失点のうちほとんどが自滅というか、新潟へのプレゼントみたいなものだったのだから、選手たちには猛省してもらいたいし、だからこそ立て直せるとも思う。

今日、初めて公式戦の味スタのピッチに立ったのは、権田と平松。2人とも相当な勉強になったことだろう。2失点してからは「腰が引けてる」ようにも見えて、連携もうまくいっていなかった。塩田や佐原がいなければ彼らに頼るしかないのだから、もっと自信をもって頑張ってもらいたい。権田のパントキックは大きな武器になるはずだし、経験こそが彼を大きくしてくれるものと信じている。

2失点目がなければ、4失点も食らうことはなかっただろう。裕介のすばらしいゴールで同点に追いついた、わずか1分後の失点。ここで何かが崩れてしまったチームは、この後、立ち直ることができなかった。羽生さんがピッチを去って、キャプテンマークのたらいまわしをして梶山に落ち着いた後は、さらに悪くなってしまう。

攻撃的な選手を入れて、メンツはそろったものの、チームはバラバラ。新潟がシンプルで効率のいい攻撃であっという間にシュートまでもっていくのに対して、東京はバタバタとパスをまわすばかりで、まともなシュートはほとんどなかった。CKだって東京のほうが多かったのに……。

4失点をして、1点でも返さなくてはという事態で、選手たちをまとめあげ、鼓舞するキャプテンは誰なのだろう!?と真剣に考えてしまった。東京の「魂」はどこに、誰にあるんだ!? 梶山にそれを期待してはいけなかったのだろうか……。

とはいえ、まだ1試合目だ。今節の試合結果を見ると、番狂わせというか意外なスコアが並んでいる。東京の敗北はそんな結果のひとつにすぎないのだ。負けた理由も問題点もものすごくわかりやすかっただけに、修正することもできるだろう。次節は、初戦で負けたチーム同士の対決になる。第1節での失敗を繰り返さないように、しっかり練習してほしい。


Rimg0002
↑フードコートにはテーブル&椅子が出現


さて、「マスコット愛好家」としては、東京ドロンパデビューイベントについて触れないわけにはいかない。

評価をするなら、「もっとがんばりましょう」というところ。スタジアムでの初舞台に緊張しすぎたようで、頑張っているのはわかるけれど、ちょっと空回りしてしまったという点では、今日の守備陣とよく似ている(笑)。

ローラーブレードで走り回るのも(途中で疲れてたよね)、ダンスもよく頑張っていた。でも今まで見てきた、小平や府中でのアットホームなイベントのほうが、ドロンパの魅力をよく表わしていたと思う。今日のパフォーマンスでは、「踊るマスコットができたんだな」という印象しか残せない。もっと人なつこくて、やんちゃでかわいい仕草がなければ、お客さんの心はつかめないよ。

私はもともと「マスコット萌え」体質なので、基本的に評価は甘口になるのだけど、それでも今日のドロンパのダンスにはちょっとガッカリしてしまった。「はいはい、踊りがうまいのはわかりましたから、勝手に踊っててください」ってな感じに、冷めてしまったから。

ゴール裏が「ドロンパ」コールをしそうになったのに、今日のドロンパはいっぱいいっぱいでそれに応えることができていなかったのも残念。自分たちだけが踊っていればいいのではなく、ファンと手拍子を合わせるとか、そういう「一緒に盛り上げていく」演出が必要だと思う。

ダンスの選曲もよくわからない。カッコいいのかもしれないけど、もっとファンが親しみやすい曲(応援歌メドレーとか、それこそスカパラのユルネバとか)のほうが良かったんじゃないかな。

チームもドロンパもまだまだこれから。ファンも含めて、一緒に成長していかないとね。あ、ドロンパには試合後もちゃんと挨拶に出てきてもらいたいな。傷心のファンをなぐさめるのも、重要な仕事のひとつですよ。

そんなわけで、本日はドロンパグッズは購入せず。もっと心の琴線に触れてくれたら、買うことにしたい。

個人的な変化としては、今年からメインスタンド観戦になったこと。メインで見るのは、初めて東京の試合を見に来たとき以来だから、7年ぶり。最初も「寒かった」という印象があったが、今日もやっぱり寒かった(笑)。自転車で走っている分には暑いので、服装にすごく悩む。

でも、入退場はラクだし(歩く距離が少なくなった)、トイレはすいてるし、周囲も空席が多くてゆったりしているし(笑)、まったり観戦派にとってはいいかもしれない(ちょっと寂しい)。でも、塩田選手が観戦しているのが見えたのはうれしかった(早く元気になって!)。今までは右側から聞こえていたゴール裏の歌声が、左側から聞こえてくるのは何だか新鮮だった。

もひとつ感想。「スタジアムへ行こう」が復活したのはうれしい。昨年の曲も悪くなかったけれど、しんみりしすぎて試合前には合わないような気がしていたから。

で、今年も「トーチュウ特別版」がもらえなかった……。

| | コメント (6)

2009/03/06

もうひとつ寝ると

明日は09シーズン開幕戦だ!

昨年は12月末まで試合があったので、選手たちにとっては「短いオフ」だったのかもしれない。われわれファンにとってもそのはずだったのだが……逆に、試合がない日々が長く感じられてしまったような気がする。それだけ天皇杯で負けたことが悔しかったし、タイトルを獲るための戦いをもっと見たい!と痛感したせいだろう。

……と、ものすごく楽しみにしていたシーズン開幕なのに、実は最近は不安のほうが大きくなってしまっていることも事実。なんといっても、ケガ人&病人が多すぎる。東京のゴールを守るのは権田だし、佐原の出場も危ぶまれそう。要は守備陣だけに、07年の開幕広島戦を思い出しちゃったりして……。

でも、2年前の東京と今の東京は違う。離脱者は多いけれど、誰が出ても一定水準以上のことができるように、さまざまな準備をしてきたはずだ。あとは、私らが彼らを信じてサポートすること。初めて公式戦で味スタのピッチを踏む選手もいるだろうが、彼らに「俺らがついてる」ことを見せなくては。

今年の新潟がどんなチームになっているのかはわからないが、昨年勝てなかった浦和や清水、鹿島などと対戦するよりは「戦いやすい」相手なんじゃないかとは思う。あくまで平常心で、自分たちが培ってきたことを信じて、さらに上をめざすために頑張ってもらいたい。で、明日の結果を翌週につなげようではありませんか!

今年は開幕ゲストはおらず、東京ドロンパショーと信男さんの挨拶らしい(なぜか「ドロンパ&信男さんショー」かと勘違いしてしまいそう)。

有名人は来ないけれど、個人的にはこちらのほうが楽しみだ。万人が喜ぶゲストなんてなかなかいないものだし、人選を間違えると2年前みたいな悲惨な事態になり、その後のシーズン全体に悪影響を及ぼすことにもなりかねない。すでにあちこちで熱心な活動を始めている東京ドロンパだが、まだ見たことのない人もたくさんいるはず。彼の真の魅力をスタジアムでぜひ披露してもらいたい(できればボイスチェンジャーなしでお願いします)。

ドロンパグッズのラインナップも順調にそろってきているけれど、購入意欲をそそられるのがストラップくらいしかないのが残念なところ。「マスコット=キッズ」という固定観念は捨てて、マスコット萌えの(かつ購入資金が豊富な)オトナ(私だ!)が喜ぶグッズをわんさか出してほしいですな(つば九郎コラボグッズとか、出れば買いますよ!)。

新製品に買いたくなるようなものがないのはいつものことだけど、いい試合をしたら衝動買いしちゃうかもしれないし(笑)、いちおう折り畳みリュックをもっていくつもり。明日は天気も回復するみたいだし、当然ながら自転車で出動予定。こうして書いているうちに気分も盛り上がってきたし、「こう戦う!」も来たし、明日は早起きするぞ~!(城福餅はハナからあきらめてます……)

| | コメント (4)

2009/03/05

ふたたび大寒桜

またも調布のオオカンザクラを見に行ってしまいました。

Rimg0026
↑これでもまだ七分咲きくらい


前回見に行ったときから10日ほどもたってしまったので、「もう満開になって散り始めちゃったかな~」と思っていたのですが、まだまだつぼみがたくさんありました。先週は低温傾向で雪が降ったりもしていたので、開花が進まなかったのでしょう。桜好きにとってはうれしい展開です。

ただ、この日は風がものすごく強くて、いちばん最初に開いた花は早くも散りはじめていました。スタンドを立ててとめていたママチャリは倒れちゃうし、まったく風がやまないのでまともな写真も撮れないしで、桜見物にはあまりいいコンディションではありませんでしたが……。

いつもなら多摩サイ経由で帰るのですが、あまりの強風に恐れをなして、川沿いの道は通らずに帰宅。途中、府中に寄って、別の早咲きの桜の状況を見てきました。こちらは、つぼみはだいぶふくらんでいましたが、開花までにはしばらく時間がかかりそう。きれいに咲きそろうのは例年どおりの3月中旬かな!?と勝手に予測しています。

昨日は気象庁から「桜の開花予想」が発表されましたが、それによると東京は3月25日(ナビスコ柏戦の日)だとか。今年はオオカンザクラとソメイヨシノは早めなのね……。もっとも、今後の気温次第で、若干ズレるかもしれませんが。


Rimg0013
↑可憐な青い花たち


野川公園では、オオイヌノフグリ(花名なんとかしてくれ)が斜面にびっしり咲いていて、とてもきれいでした。ホトケノザやペンペングサ(正式にはナズ菜だそうですね)も咲いていましたし、姿は確認していませんが沈丁花の香りも漂っていました。春の花もだいぶ咲きそろってきたようです(そういえば、今日は啓蟄!)。

府中では、大國魂神社で必勝祈願(&病人・怪我人快癒)。これで、小平と調布と府中の神社に詣でたことになりますので、一応ノルマ達成かな。神頼みを信じているというよりは、気持ちを新たにするために手を合わせているのですが……。


Rimg0058


おまけの写真は、北山公園で見たカワセミです。

カワセミを見かけると「ラッキー!」と思ってしまうので、東京にも幸運が訪れますようにと願いをこめて。コンパクトデジカメでこれだけ寄れたのもめったにないし、何かいいことがあるといいな~。

| | コメント (4)

2009/03/04

開幕3日前

あまりに寒いので気がつかなかったが(嘘)、もう3日も寝ればJ開幕なのだった。
早くもいろいろなネタが揃ってきたので、少しずつ消化しておこう。


*カボレ来日

お父様がご病気とのことでブラジルに戻っていたけれど、開幕前に東京に帰ってきてくれたのは実に心強い。開幕戦スタメンはムリだと思うが、切り札としてベンチからチームを見守っていてほしい。

ただ、カボレパパの容態によっては、いつまた「帰国」となるやもしれない。東京にとっては不安要素のひとつだが、彼がいなくても得点が獲れる体制をつくっておくことは重要なテーマになるだろう。

はやばやと両親ともおくってしまった私の個人的意見は、カボレには後悔をしないように親孝行をしてもらいたいということ。チームにとっては痛いけれど、心をブラジルに残したままでは、いいパフォーマンスもできないだろうから。でも、いちばんいいのは、カボレパパが本当に元気になってくれることなんだけどね。


*味スタ食糧事情の改善

貧しい貧しいと言われつづけてきた味スタの食糧事情がかなりマシになるようだ。スタジアム内売店にも新規出店が加わり、ケータリングカーまで出現するという。今まで頑として新規出店を認めなかった(ように感じられた)味スタ側にいったいどんな変化があったのか!? 

それはともかく、出店者側の皆さんには(特にケータリングカー)、開幕日は十分な余裕をもって食糧をもってきていただきたい(笑)。ヘタすると、私がスタジアムに到着するころには(KO1時間前)全部売り切れていたりするかもしれないし……。

一方で、スタジアム外のフードコート周辺には、テーブルや椅子が置かれるとのことで、これまたありがたいことだ。昨年は、フードコートで購入して、そのまま付近に座り込んで食べていたりする人も多かったので、ここが新しい憩いの場になればいいとも思う。個人的には、毎回フードコートを横目で見ながら入場しているので(駐輪場が近いため)、今シーズンはより利用回数が増えるかもしれない。

味スタの食糧事情改善のためには、これまたさまざまな折衝やら努力が必要だったことだろう。関係者の皆さま、本当にありがとうございます。ご苦労に報いるためにも、食って食って食いまくりますぞ!(え…)

ところで、某緑チームの試合日にはコンコースケータリングカーが出店するのかどうか、気になるところでもある。一度は比べに行かなくちゃね。


*「Jリーグレフリー座談会」

録画しておいた「スカパーオフ企画」を今ごろ見たのだが、かなりおもしろかった。

TVで見て初めて、自分がJのレフリーの顔をほとんど知らないことに気づいた。今までの経験で、なんとなく「好きなレフリー」「相性が悪いレフリー」というのは把握していたけれど、どんな人なのか、何を考えて試合に臨んでいるのかなんて考えたこともなかった。TV画面で見るしかない「海外サッカー」のほうが、レフリーの顔をよく知っているというのもおかしなことだ。

試合中も、いいジャッジについては空気のようにスルーし、悪いジャッジのときばかり「糞レフリー」と言いたくなるけれど、今年は昨年よりももう少しきちんとレフリーのことも見ていこうかと思ったりもして。

それにしても、レフリー用の弁当が出ないのが「味スタ」と「フクアリ」だったとは……。ファンにとっては食糧事情が「貧/豪華」の両極端にあるスタジアムだが、レフリーにとっては両方ともケチくさいのね。ぜひ今シーズンからは、せめて味スタだけでも改善してもらいたいものだ。

あと、家本氏が自転車な人だったなんて……。意外だなあ。イメージが良くなっちゃうぞ(笑)(トレーニング法はロードバイクとクラシックバレエとのことで、脳裏にはレーパン姿でバレエを踊る家本氏の姿が浮かぶのであった……)。

開幕当日まで再放送がありますので、スカパー加入者で未見の方はぜひぜひ。個人的には「リポーター座談会」よりおススメです(スケジュールはこちら)。

| | コメント (2)

2009/03/03

「多摩テック」へ行ってきた

初めて「多摩テック」へ行ってきました。

Rimg0031
↑入場口


2週間ほど前の暖かい日曜日、初めて「多摩テック」へ行くことにしました。理由は、その前の週に閉園が発表されたため。営業終了は9月30日ですが、閉園直前はさすがに混み合いそうですし、ニュースを見た衝撃が薄れないうちのほうがいいかと思ったのです。


Rimg0029
↑「営業終了のお知らせ」が


実は、このニュースを知るまでは「多摩テック」がどういう遊園地なのかはまったく知りませんでした。京王線のテリトリーだから京王電鉄がやってるのかな!?程度の認識だったのです。ところが実際はまったくそうではなく、ここを運営している「モビリティランド」はホンダの子会社で、他に「鈴鹿サーキット」と「ツインリンクもてぎ」をもっているのだとか。

「鈴鹿サーキット」といえば今年はF1を開催するところですし(よりにもよって東京が名古屋で戦う日に!)、「ツインリンクもてぎ」といえば自転車レースだって開催する本格的なサーキット。「多摩テック」とはずいぶんイメージが違います。そういえば「多摩テック」の乗り物に自動車系が多いのはホンダの子会社だったせいだったのね~と、今ごろ気づいたりして(笑)。


Rimg0027
↑駐車場。ホンダ車で行くと入場料が割引になるクーポンも


自転車で行くルートはとてもわかりやすく、ひたすら多摩都市モノレールの下を走って「多摩動物公園」まで行き、そこからは案内板に沿って走るだけ。前回、このあたりまで来たのはまだブログを始める前でしたから、もう5年ぶりくらいになるのでしょうか。当時は「登り坂キツい!」と思っていたのに、何やらあっさり着いてしまって拍子抜けしてしまいました。

自転車置き場らしきものはわからず(山の上ですし、あまり自転車で来る人はいないようです(笑))、駐車場の近くのフェンスに固定することにしました。ユル~いテーマソング(?)がエンドレスで流れていて、遊園地気分を盛り上げてくれます。

普段のポタはできるだけお金をかけないのがモットーなのですが(せいぜい数百円の入場料だけ)、今回は奮発しましたよ! 何といってもここに来るのはもう最後ですから。それにしても、遊園地の入場料って高いのね……。これから行かれる方、公式サイトにおトクなクーポンがありますので、ぜひそれを利用してください。私らはクーポン利用で、2人で4000円近く節約できました!


Rimg0033
↑チケット


チケットは手首に巻くタイプで、種類によって色が違います。こちらは、たぶん「乗り物パスポート」がついているもの。例によって午後に家を出てきた上に、今回は「クアガーデン」にも立ち寄るつもりなので、あまり時間はありません。とにかく、お目当ての観覧車に乗らなくては!


Rimg0049
↑入ってすぐのところに巨大雪だるま


実は、しばらく前に「観覧車ポタ」というネタを考えたことがありました。よみうりランドへユースの試合を見に行ったときかもしれませんが、とにかく「自転車で観覧車に乗りに行こう」というそれだけの企画です。多摩地区には、西武園ゆうえんち、サマーランド、よみうりランド、多摩テックと、けっこう観覧車が豊富なのです。

ただし、観覧車に乗るためには入場料金を払わなくてはならず、調べてみるとこれがけっこう高額なもので(笑)、企画倒れのまま塩漬けにされておりました。しかし、「多摩テック」閉園というきっかけがあったおかげで、こうして多摩テックの観覧車に乗る機会を得たのです!

……と、どうも長文になってしまったので、また次回!


Rimg0055
↑自転車では登れない「テック峠」

| | コメント (8)

2009/03/02

「サッカー 誰かに話したいちょっといい話」

「これ、ちょっといい本だよ」と薦めたくなるサッカー本が、この「世界中から集めた サッカー 誰かに話したいちょっといい話」だ……正式タイトルがものすごく長いけど(笑)。

足掛け4年もエルゴラッソに連載されていた「世界サッカーの風景」の中から選ばれた25エピソードがここに収録されている。テーマは、「子供時代のサッカーの思い出」。ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米といった世界中の人々が、自分の子供時代の思い出を語ってくれている。

それぞれのエピソードは8ページほどと短く、文章も抑制の効いたシンプルなものなのだが、読んでいるうちに不思議なことに、語り手たちの子供時代が浮かんでくるような気がしてくる。思い浮かべようにも、外国の風景なんて知らないからわからないはずなんだけど、そのあたりが何ともうまいのだ。

話してくれた人々は、今は大人になってフツーの生活をしている人ばかりだ。プロサッカー選手になった人はいない。それでも、彼らの中でサッカーの思い出はずっと輝きを失わない。こういうことを思い出せる子供時代を送った人は幸せだと思う。

短いエピソードの中に、それぞれの主人公のサッカーへの思い、現在の生活、さらには彼らの祖国とサッカーについてのちょっとした薀蓄まで入っていて、一粒で3度くらいおいしい本。読みやすさのわりには、中身はとっても濃いのである。

全25のエピソードのうち、どの話が好きなのかで、読んだ人の性格なんかがわかりそうなものなので、それらを比べてみるのもおもしろいかもしれない。ちなみに私のお気に入りは、ラストの日本の話。半隠居みたいな生活をしているワタクシならではのチョイスである(笑)。

実をいうと少女時代は病弱(←ホントですよ!)で運動はほとんどできず、身体を動かして楽しいと思ったこともないもので(倒れたことはあるけど)、「暗くなるまでボールを追いかけた」みたいな子供時代の記憶をもっている人のことはちょっとうらやましいと思ったりもするのだけどね(その反動で、今は暗くなるまで自転車を乗り回しているのである(笑))。

ちなみに、この本を買ったのは新宿駅の駅ナカの書店。そのまま「スーパービュー踊り子」に乗って伊豆へ行ったため、南伊豆の海岸で潮風に吹かれながら1エピソードずつ大切に読んでいったのだけど、冬の青空の下で読むこの本は格別だった。この空の下のどこかで、今日もボールを蹴っている子供がいるんだろうな、なんて思いを馳せることができたから。

読む側も「ちょっといい」気分になれる、珠玉の本なのだった。


| | コメント (2)

2009/03/01

ビッグフレームス会員証

ビッグフレームスの会員証が届いた。

今年の会員証は、「Jリーグ全試合対象観戦記録システム(通称:ワンタッチパス)」に対応しているのだそうだ。ゲート端末にタッチすることで来場記録を残せるらしいのだが、東京では今年はあくまで「試験運用」とのことで、来年以降の検討材料にするようだ。

観戦記録を残すことでポイントをため、何かの特典が付与されるかもしれないそうだが、今年は何もないのだろうし、さて自分が実際に使うかどうかというとよくわからない。たぶん一度くらい使ってみて、それきりになりそう(笑)。

端末機は入場ゲートに置かれるようだが、東京のチケットは紙媒体だし、チケットを切り取ってもらうついでにカードもタッチせよなんて、なかなか簡単そうで難しい芸当なんじゃないかと思ってしまうのである。

入場時には荷物チェックもあるし、両手は荷物でふさがっているし、後ろには他のお客さんも入場を待っているしで、紙のチケットを出しながらカードもね、なんて言われるとかえってあたふたしてしまいそうで、考えただけでも面倒くさい。特典もないのであれば、たぶん使わないな……そもそも、過去7年のスタジアム通いの中で、ビグフレの会員証が必要だったことは一度もなかったし。

来年からは東京のチケットもICカードになるのかもしれないが、個人的には今のチケットの小冊子はかなり気に入っているのでちょっと残念。だって、自分がSOCIOになった理由のひとつって、多くの人が首からぶらさげている印刷されたチケットの束がうらやましかったから……だったのだから。

同じように来年以降は、スタジアムへ来た一般人が「カード式チケットってうらやましいなあ」と思っちゃうような、そんなステキなカードになるといいと思う。せっかくだから、年間チケット事前申込みの段階で、複数のカードデザインの中から選べるようになるとよりうれしいかな。エンブレムがついたカッコいいヤツとか、ドロンパが入ったかわいい系のカードとか(←結局コレかよ(笑)。キャラ入り限定Suicaとか集めちゃうタイプなもので)。

まぁそんなこんなで、来週の今ごろは第1節はもう終わっているんだなあと思うとすごく不思議な気分。今週は体調を万全にして、土曜日は自転車で味スタに突撃しますよ~(って、天気予報が心配)。

昨日は、ジェフ千葉との非公開練習試合。味スタのピッチの感触を確かめながら、いい準備ができたのではないだろうか。現状のままだと開幕にカボレは間に合わないかもしれないけど、彼がいなくても大丈夫だというところを見せないとね!

その味スタでは、来年「東アジア選手権」が開催されるかもしれないそうだ。どんな理由があるかは知らないが、今まではかたくなに「Jリーグ以外のサッカー開催」を拒んできた味スタが、いよいよ代表戦に一歩踏み出すということで、大変に喜ばしい。

たぶんオリンピック招致問題などもからんでいるのだろうけど、今後はぜひ「コンサートよりもサッカー」というスタンスで営業してもらいたい。味スタで開催されるのなら、「東アジア選手権」だろうと何だろうと、私も見に行っちゃいますよ!

そういえば「ビッグフレームス」会員専用ページ、認証不要でフツーに見られるのだけど(3月1日20時現在)、いずれ変わるのかな?

スカパーのCM、初めて見たけど、カッコいい! というか、ビックリしましたよ! 一度しか見てないけど、ぜひもう一度見たいなあ。いきなりTVから呼びかけられるというサプライズがたまりません~!

| | コメント (4)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年5月 »