仙台でも自転車!
仙台遠征2日目は、松島観光へ。
当ブログは「自転車とサッカー」がテーマですので、どこへ行ってもまず自転車を探してしまいます(笑)。駅前にレンタル自転車があるという事前調査の結果をもとに訪ねてみると、そこはフツーの小さな食品屋さん「あいはら商店」でありました。
店のおばちゃんに自転車を貸してほしい旨を伝え、住所と名前を紙に書いて、保証金1000円を支払います。1時間200円で換算して、返却時に精算してくれるシステム。鍵を受け取り、自転車をゲット。
ただのママチャリじゃなくて、ブリヂストン製3段変速の小径車です。けっこーかわいいではないですか~。しかし重いっ! ウチのママチャリよりも相当に重いです。
とりあえずサドルを限界まで上げて、セットアップ完了。「自転車には名前を付けなくてはならない」という我が家の家訓(笑)に従い、ダンナがさっそく「松島ななこ1号・2号」と命名。どちらが1号なのかは不明なのですが。
最初の目的は腹ごしらえ。朝から何も食べていないので、お腹はペコペコです。松島の冬の名物といえば牡蠣なのですが、ワタクシは牡蠣を受け付けない体質(食べたら最後、トイレに立てこもり&3日寝込みますね)。牡蠣がメインでない店を求めて、駅の反対側の洋食屋さんをめざすことにしました。
地図で場所は確認していましたが、店の場所は上り坂の途中。ギアがついているとはいえ、この自転車&腹ペコ状態で登るにはちょっとキツいかも~。「これ以上登るなら帰る」というダンナをなだめなだめ(笑)、たどりついたのはプチホテルが併設された「びすとろアバロン」。観光スポットとは逆方向、坂の上にもかかわらず(フツーはクルマで来るところだと思います)、たくさんのお客さんでにぎわっていました。
ランチコースを注文して、おいしくいただきました(←あっさり)。
写真がないのは、空腹のあまり、料理が来ると30秒で完食してしまったため(笑)。食べるのが早すぎて、コースの次の料理が来るまでに今度は眠くなる始末。時間を節約して観光をするためには、コース以外を注文すればよかったかな~とも思いつつ、じっくり時間をかけたランチは終了しました。
お店からの帰り道は、もちろん下り坂。こうして見ると、結構な坂を登ってきたんだな~と自画自賛したくなります(笑)。自前の自転車ならともかく、出会ったばかりの「松島ななこ号」にはかなりの難業だったに違いありません。
帰りの新幹線の時間も決まっているため、観光タイムも限られています。悩んだ末に、瑞巌寺の見学はあきらめて観光遊覧船に乗ることにしました。せっかく天気と気温に恵まれたのですから、船で観光するしかないでしょう。寺見学は、再来年あたりにリベンジを!
松島の港は意外と広く、歩いていたら疲れてしまいそう。やっぱり「松島ななこ号」があって良かったよ~!と自転車がある幸せをかみしめつつ、埠頭沿いを潮風に吹かれてのんびりサイクリング。松島には知り合いの東京サポさんをはじめ、たくさんの青赤さん(&一部パルちゃんズ)がいらっしゃいました。
松島遊覧船も楽しかった! 所要時間50分というのは長すぎず短すぎず、ちょうど良かったような気がします。カモメの餌付けはしませんでしたが、写真をたくさん撮ったので大満足。駆け足での観光でしたが、本当に充実してました。
自転車を借りていたのは約4時間でしたので、200円を戻してもらって「松島ななこ号」ともお別れ。見ていないところがたくさんあるので、また行きたいな~。
それにしても、前日夜の「光のページェント」といい、松島といい、どこへ行っても観光客(東京サポ?)ばかりで「不況ってどこ?」と思ってしまいそうな活気に満ちあふれておりました。12月の東北なんてオフシーズンなのでは?と思っていたのですが、まったくそんな雰囲気ではなかったのですね~。東京サポもけっこう地元経済に貢献していたかもしれません。
ちなみに、初日の試合後は「光のページェント」を見に行ったのですが、あまりの混雑にビックリして早々に退散してきてしまったのでありました(笑)。確かにきれいでしたが、人ごみは苦手なのよ~。
夜は、国分町の「旬の味 炭香 伏見」さんで。開店直後にお邪魔して、ひたすら食べ&飲み、楽しい時間を過ごしました。「宮城ならではのものを、種類を多く少しずつ食べたい」とお願いして、「食材王国宮城」を堪能することができました。
炭火で焼いたキンキは「こんなにうまい焼き魚は初めて!」というおいしさでしたし(食べた後の骨をスープにしたものがまた絶品)、タラの白子も牛タン(芯タン)も何もかもうまく、初めて食べたモウカザメの心臓の刺身もおいしく、宮城の地酒も4種類ほどいただいて、本当に幸せ~。来年、リーグ戦で仙台にお邪魔できないのが本当に残念です。
試合結果から何から何までパーフェクトだった仙台遠征。この幸せがあと10日間、続きますように!
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