竹田商店でソースを買う
東村山の「竹田商店」へ、絶品の地ソースを買いに行きました。
いつも拝見している「東村山グルメ日記」さんで存在を知り、そのうち行こうと思いつつも時間が流れ……。大雨がやんだ土曜日の午後、ようやくダンナとママチャリで行くことができました。野火止用水沿いの道からすぐ近くのところにあるので、自転車散歩としてもいい感じ。
お店の横に自転車を置かせてもらって、いざ突入。私ひとりだったら小心者なので物怖じしてしまうのですが、お守り(?)のダンナがいてくれれば怖いことはありません(笑)。初めて来た旨を伝えると、「ぜひ試食していってください」とカウンター席を勧めてくれました。
「ソースは味をみてみないとわからないでしょう?」と、ポテトフライやつくね、野菜などがのったプレートが運ばれてきたのですが、「それは確かにそうですけど……こんなに食べちゃっていいの?」と、その至れり尽くせりぶりにはビックリ(前述のmasaさんのブログで予備知識を得ていたにもかかわらず)。
試食用に出されたソースは6種類。量り売りしている4種類のほか、「洋梨ソース」、「ローストビーフのたれ」を出していただきました。量り売りソースには、「どろっとソース」、「とろりソース」、「さらりソース」、「限定品の季節ソース(ニンジン主体で、ゴボウも入っているとか!)があり、100cc単位で購入することができるのです。
濃度別のソースは白いお皿に入れてみるとそれぞれ色も異なり、食材につけて味をみながら、「魚のフライだったらこっちかな」「とんかつならやっぱ「どろっと」かも!?」などと、いろいろ感想を言い合う楽しみもあります。洋梨とニンジンのソースは、ソースというよりはドレッシングにしてもおいしそう。ダンナは「これだけで酒のつまみになる!」と喜んでおりました。
売られているソースは全種類試食が可能だそうで、つい「東村山ソースって何ですか」などと問えば、すかさず試食用が登場するというサービスの良さ(ちなみに、「昭和の香りのするレトロなソース」でありました)。ソース以外にも、酢だけで「醸造酢」「甘露酢」「すし酢」の3種類があり、「甘露酢」でつくったマリネが試食に供されていました)。
ひととおり試食が終わると、「どれを買って帰ろう」と真剣な協議が始まります(笑)。「試食したもの全部~!」と言いたいところですが、買いすぎて余らせてしまってもいけませんし、次回へのお楽しみもあります。量り売りは控えめに100ccずつ購入。ふだん、ソースを使い切る前に賞味期限が来てしまうようなわが家ですので、少量から購入できるのはとてもありがたいことです。
結局、店内には1時間近くもいたでしょうか。いろいろなお話をうかがえてとても楽しく、さらにおいしい体験ができました。購入したもの以外にも気になるソースがありましたので、また行きたいな~(次回はひとりでもお店に入れそうです(笑))。
「竹田商店」を出た後は、夜のおかずの買出しです。週末によく行く巨大鮮魚店「角上魚類」へ行ったのですが、「ソースを食べるための料理をつくろう」という視点で選んでしまいました。たとえば、アジはフライにして量り売りソースの食べ比べをし、カツオはタタキにしてローストビーフのたれでいただこう……とかね。ついでに、ニンジンとナシのソースを食べるため、ふだんはつくらない千切りキャベツまでが食卓に並んだのでありました。
自宅で改めていただいたソースは、どれも絶品でした~。今までは市販のソースにバルサミコやら醤油やらを入れて使っていたのですが、今回購入したソースではそんなことをする必要もなく、何だか揚げ物の腕まで上がったような(笑)。酸味がわりと強めなので(酸っぱいわけではありませんが)、あっさりしていてくどくないところも気に入りました。
これから数日は、ソースを主役にメニューを考えてしまいそうです。こんなお店が東村山にあるなんて、おそるべし!ですな~。
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