ダンシングを学ぶ
「ダンシングを覚えて もう1回チャレンジしに来い!」
「弱虫ペダル」第4巻発売記念!……というわけではありませんが、先日、ダンシングを教えてもらってきました(あ、1行目は、第4巻の今泉君のセリフです)。
「え、ダンシングもできないのに和田峠とか行ってたの?」
などと言われてしまいそうですが、ええ、できませんとも。
じゃなくて、やろうと思えばできたんです。基本的に「立ち漕ぎ」みたいなものですから。ただ、それを登り坂で、ロードバイクでやれと言われても……。ロードバイクは軽すぎて、ダンシングをするとゆらゆらと不安定ですし、平地でママチャリでダンシングしてみると、10回くらいペダルを回すと疲れてしまいますし……(やっぱできないってことか(笑))。
「ダンシングができれば、もうちょっと登りがラクになるのにね」
とあちこちで言われた上に、正月2日はまたも百草園の坂で挫折。さすがに「ダンシングができれば百草園の坂も登れるようになるのかなー」と思うようになりました。
こうして一念発起して(笑)、とある晴れた冬の朝、自転車先輩のJさんにお願いして「ダンシング講座」をしてもらうことに(いつもありがとうございます)。場所は、坂にはこと欠かない多摩湖付近であります。
ダンシングは基本的に坂を登るためのものだと思い込んでいたのですが、姿勢を変えることで筋肉を休ませたり、止まっていた状態から加速させたり(信号あけなど)する際にも使えるのだそうです。もっとも、私がダンシングで「気分転換」できるようになるのはまだまだ先のことになりそうですが。
また、ダンシングというと、ハンドルに加重するというイメージが浮かびますが、これも大間違いであることも教わりました。これも、実際にやってみてナルホド~という感じ。
ダンシングではペダルに力が入るため、平地で使っていたギアのままでダンシングを始めると、ギアが軽すぎて走りづらかったり、バランスをとるのが難しかったりもします。ダンシングを始める前に、ギアを2段くらい重くしておくのがコツということも初めて知りました(「弱虫ペダル」4巻にもありますね!)。
何度か練習してから、「10%」標識のある坂を3回ほど往復してみました。なるほどー、座ったまま登るよりもラクだわ~。それに、怖いだろうと思いこんでいたけど、思ってたより怖くない(私の場合、この手の「思い込み」がすごく多いようです)。少なくとも、ダンシングでなければ、3往復はしたくない坂でしたし。
……これで、味スタ帰りの「二枚橋の坂」も楽勝だな(←ホントかよ)。
とりあえず基本的な部分は教わりましたので、今後はひたすら練習して慣れるしかありません。平地でも、ママチャリでも練習はできますので、これからは積極的にやってみようと思います。
「弱虫ペダル」の主人公君みたいに、登り坂が楽しく感じられるようになるといいな~。
最後に「第4巻」からステキなセリフをご紹介(一部カタカナなのは、外国人監督さんのセリフだから)。
「自転車は 競技の道具デモありますが 本来は楽しいモノデス
カコクさも困難も失敗も 自転車はゼンブ楽しサにかえてくれる
まだ見たことのない道を 海を 山を 前に進むというスバラシサを」
↑相変らず面白いッス!
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