2009/03/05

ふたたび大寒桜

またも調布のオオカンザクラを見に行ってしまいました。

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↑これでもまだ七分咲きくらい


前回見に行ったときから10日ほどもたってしまったので、「もう満開になって散り始めちゃったかな~」と思っていたのですが、まだまだつぼみがたくさんありました。先週は低温傾向で雪が降ったりもしていたので、開花が進まなかったのでしょう。桜好きにとってはうれしい展開です。

ただ、この日は風がものすごく強くて、いちばん最初に開いた花は早くも散りはじめていました。スタンドを立ててとめていたママチャリは倒れちゃうし、まったく風がやまないのでまともな写真も撮れないしで、桜見物にはあまりいいコンディションではありませんでしたが……。

いつもなら多摩サイ経由で帰るのですが、あまりの強風に恐れをなして、川沿いの道は通らずに帰宅。途中、府中に寄って、別の早咲きの桜の状況を見てきました。こちらは、つぼみはだいぶふくらんでいましたが、開花までにはしばらく時間がかかりそう。きれいに咲きそろうのは例年どおりの3月中旬かな!?と勝手に予測しています。

昨日は気象庁から「桜の開花予想」が発表されましたが、それによると東京は3月25日(ナビスコ柏戦の日)だとか。今年はオオカンザクラとソメイヨシノは早めなのね……。もっとも、今後の気温次第で、若干ズレるかもしれませんが。


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↑可憐な青い花たち


野川公園では、オオイヌノフグリ(花名なんとかしてくれ)が斜面にびっしり咲いていて、とてもきれいでした。ホトケノザやペンペングサ(正式にはナズ菜だそうですね)も咲いていましたし、姿は確認していませんが沈丁花の香りも漂っていました。春の花もだいぶ咲きそろってきたようです(そういえば、今日は啓蟄!)。

府中では、大國魂神社で必勝祈願(&病人・怪我人快癒)。これで、小平と調布と府中の神社に詣でたことになりますので、一応ノルマ達成かな。神頼みを信じているというよりは、気持ちを新たにするために手を合わせているのですが……。


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おまけの写真は、北山公園で見たカワセミです。

カワセミを見かけると「ラッキー!」と思ってしまうので、東京にも幸運が訪れますようにと願いをこめて。コンパクトデジカメでこれだけ寄れたのもめったにないし、何かいいことがあるといいな~。

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2009/02/22

今年も梅の季節

毎年恒例、府中郷土の森博物館で梅を見てきました。

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↑青空に映えてきれい


昨日は北風が強く、しかも花粉やら黄砂やらが盛大に飛んでいて、体調的には芳しくない1日。結局、遠出はやめて、府中で梅見物をすることにしたのでした。郷土の森博物館での観梅は、偶然ですが毎年ほぼ同じ時期に行なっています。梅の品種には「早咲き・遅咲き」があるので、いつ行ってもそれなりに美しい花が楽しめるのがいいところですね。


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↑ほぼ満開に近い状態


遅咲きの梅はまだあまり咲いていませんでしたが、かなり咲きそろっている印象。さらに、以前は申し訳程度にしかなかった飲食店の出店も豊富で、観梅のついでにお腹いっぱいになることもできそうです(例によって閉園間際に行ったため、ほとんど店じまいしていましたが(笑))。味スタじゃありませんが、やっぱり飲食関係も充実してないと、物足りないですもんね~。

この日に府中へ行った理由はもうひとつありまして、東京ファンの皆さまならお察しかと思いますが、府中フォーリスでドロンパに会うためでした(笑)。そんなわけで、梅見物もほどほどに来た道を戻って府中駅方面へ……。

ドロンパレポは次回に譲ることといたしまして、先日、桜を見に行った帰りに寄った布田天神の梅の様子もお届けしておきます。


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↑天神さまといえば梅です!


郷土の森博物館のように広大な敷地の中の梅園もいいものですが、神社に咲く梅の花には格別の風情があります。布田天神にも、いい枝ぶりの梅の木がたくさん植えられています。

天神さまといえば梅の花が欠かせません。その昔、大宰府に流された菅原道真を慕って、京から大宰府へひと晩で飛んできたという「飛び梅」伝説は有名ですが、現在、大宰府天満宮にある「飛び梅」は白梅なんだそうですね。一度、見に行ってみたいものです。


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↑お気に入りの2色咲きの梅も咲き始めていました

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2009/02/21

大寒桜、開花!

調布ヶ丘のオオカンザクラが咲いたと聞いて、さっそく見に行きました。

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↑今年は特に早いなあ


ソメイヨシノの季節になれば「今年はどこの桜を見よう?」とうれしい悩みが待っているのですが、春本番前のこの時期に見に行く桜は毎年ほぼ決まっています。南伊豆の河津桜を皮切りに、調布ヶ丘のオオカンザクラ、東郷寺と多磨霊園のシダレザクラと続き、その数週後にいよいよソメイヨシノが開花するというスケジュール(笑)なのです。


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↑全体ではまだこの程度の咲き具合


調布ヶ丘の桜は、地元の人には「ハリウッドの桜」としておなじみのはず。現在はマンションになっていますが、その昔は「ハリウッド化粧品」の工場だったところです。建て替えられるにあたって桜も切られてしまうはずでしたが、多くの人の「桜を残してほしい」という願いが実り、今もこうして春いちばんに美しい花を見せてくれるようになったのでした。

オオカンザクラはそれほど珍しい品種ではないので、実はあちこちで見られます。武蔵野公園にもありますし、玉川上水駅近くで見ることもできます。でも、ここの桜は樹齢が50年に近いというだけあってかなりの大木ですし、3本並んで生えているので満開になると本当に見事なんですよね~。

こちらは2日前の写真ですが、まだ3分咲き程度でしょうか。満開になるまでにはあと1週間ほどかかりそうですが、ぜひその時期に再訪してみたいと思います。

それにしても、2月中旬にこんなに咲いてしまうとは……と、昨年の記録を調べてみました。昨年は、咲き始めが3月8日くらいで、開幕戦の後に立ち寄っています。満開が3月13日ごろ。昨年よりも3週間も早い開花です。

もっとも、オオカンザクラが早く咲いたからといって、すなわちソメイヨシノも早く咲くかというと、今後の気温の推移に影響されるわけですから、一概にそうとはいえないわけで……。でも、やっぱり「昨年より早い」と心づもりをしていたほうが良さそうです。


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↑来週は雨がちなのが心配です

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2008/04/24

桜シーズンも終盤に

小平で練習試合を見た後は、小金井公園を経由して武蔵野公園へ。

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↑小金井公園のサトザクラ(品種は忘れた!)


結局、多摩森林科学園には行けそうもないので、手近の公園で桜見物です。南浅川沿いのサトザクラの並木も見たかったんだけどな~。


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八重桜は1輪の花が重いので、満開になると枝が花の重量で下がってきます。桜の花とタンポポをひとつのフレームに収めるなんてことができるのも、こういうときならでは。


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「匂いのある桜」、「駿河台匂」。鼻を近づけてくんくん嗅いでみましたが(笑)、桜餅の匂いしかしなかった……。春になると、スーパーやコンビニにさまざまな「桜の香り」の商品が並びますが、桜は基本的には香らないものなんですよね。


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この時期に香る花といえばフジなのですが……。昨年の花が見事だったせいか、今年は低調。丸5年近く自転車生活を続けてきて、ようやく「フジの花は1年おきがいい」と断言できるような気がします。房の数はそれなりにあるんですが、1房につく花がどうにも貧弱なんですよ~。あちこちの藤棚をまわったのですが、どこも同じような感じだったなあ。なんだかフシギですね。


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↑地面の上も、満開でした


桜ネタはもう1度くらい書きたいものですが、見に行くことができるだろーか……。

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2008/04/10

梅岩寺のシダレザクラ

このあいだの日曜は、青梅の梅岩寺のシダレザクラを見に行ったのでした。

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昨年、初めて見に行って以来、「ここはもうはずせない!」シダレポイントになってしまった梅岩寺。今年もしっかり見に行ってまいりました……なんだかだんだん青梅が近く感じてきたけど、慣れですかね。

昨年と違って本堂の扉が閉まっていたのでちょっと殺風景に感じましたが、昨年はそういえば「花祭り」の日に来たのでした。今年は日曜とはいえ普通の日ですから、桜見物の観光客がいるだけ。

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↑鐘楼とシダレザクラ


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↑通行の妨げとなる枝は縛られています(気の毒!)


境内には2本の立派なシダレザクラがあるのですが、手前のほうは、つぼみもいくつか見られる状態。ピンクが濃い花色も、豪華さを演出しています。奥のほうの丘斜面にはもう1本の樹があるのですが、こちらは花色が白っぽく、すでに散り始めていました。


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↑奥のほうのシダレザクラ


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桜のすぐそばまで行って下を見下ろすと、青梅の街が眼下に広がります。この桜はこうして青梅の街を見守りつづけているのですね。


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↑桜吹雪を撮ったつもり


今度は枝垂れる枝の真下に立って上を見上げていると、気持ちの良い春風が吹くたびに桜吹雪が舞い降りてきます。写真だとまったくうまく撮れないのですが……。桜シャワーという感じで、これはもう体験してみないとわからない、何ともいえない感慨があります。どうか毎年この感覚を味わうことができますように。


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花だけ撮ってしまうと同じようですが(笑)、こちらは金剛寺のシダレザクラです。梅岩寺のものとは兄弟(姉妹?)だそうなので、片方だけ見て帰るというわけにはいきません。ちゃんとご挨拶をしておかなくては。大枝がいくつも切られてしまっていますが、それでも毎年咲くのが素晴らしい。生命力を感じさせてくれる樹なのです。


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↑鍵不要でお茶が飲める数少ないカフェなのです


そのまま坂を下り、「釜の淵公園」から「ティールーム」へ。ところがこの日は200人のお客さまが来たということで、スコーンもケーキも品切れでした(涙)。店内で売られているマフィンやクッキーも軒並み完売。なんつーか、「食べつくされた」という感じでしょうか。桜の時期とGWはいちばん混み合うのだそうです。ひと気のない夕方にのんびり自転車で来る私らを覚えていてくださったようですが、そういや私らって2月とかの閑散期にしか来てなかったような(笑)。外の席が喫煙OKだということも知らなかったよ(風下の席しかあいてなくて残念)……。


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それでも、マフィンと紅茶をいただいてひと息つくことができました。やっぱり何となく物足りなくて、梅大福を買いに行ったらこちらも売り切れ(笑)! 記憶にあった行ってみたい喫茶店に行こうかと思ったら場所を忘れてる! ……結局、ちょっとだけ不完全燃焼で終わってしまった「桜ポタ」だったのです。

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2008/04/07

桜を惜しむ

何となく紹介しそびれていた今年の桜をまとめてご紹介しておきます。
お蔵入りさせるのがもったいないので……。

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こちらは、神代植物公園。先週土曜の試合の後に立ち寄りました。ソメイヨシノの桜吹雪の中、八重紅枝垂れがほぼ満開に。道の向こうまでが濃いピンク色に染まっていて、それはそれは見事でした。そういえば昨年も来たのですが、そのときは実に情けない敗北を喫した後で、きれいな桜を見てもあまり心が晴れなかったっけ。それに比べれば、今年は本当に恵まれています。


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先週半ばの立川の根川緑道の桜並木です。ソメイヨシノの並木では、個人的にはここがいちばん好き。花がついた枝が川面すれすれにたれさがっていて、実にきれいなのです。週末の状況は知りませんが、あまり混んでいないところもお気に入りの理由のひとつ。今回は、ちょっと曇っていたのと、写真がイマイチうまく撮れなかったのが残念でした。


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残堀川沿いにもソメイヨシノの並木があります。昔は桜だけだったのですが、いつしか川岸には菜の花(たぶん)がたくさん咲くようになりました。同じような組み合わせは南伊豆でも見られるのですが(河津桜&菜の花)、こちらの色合いも美しいものです。


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多摩サイをちょっとだけ走れば、そこらじゅうが桜並木ということに気づかされます。府中のバーベキューポイントはもちろん、行けども行けども桜ばかり。いつのまに日本はこんなに桜だらけの国になったのでしょう。その昔、むやみに杉を植えまくって痛い目を見たように、この桜だらけの環境が将来何らかの歪みを生じさせないとも限らないような……な~んて、考えすぎですかね。桜並木を横目に走っているうちに飽きてしまい(笑)、今年は羽村堰までは足を伸ばしませんでした。


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こちらは、小金井公園付近の玉川上水沿いの桜並木です。このあたりはソメイヨシノだけではなく、大島桜や山桜が中心。白い花の間に輝く新緑がのぞく大島桜や、赤い葉っぱの山桜のおかげで、ちょっと色合いが違って見えます。八重の里桜が咲きそろうのはたぶんこれから。今週末の味スタ行きも楽しくなりそうです。

ソメイヨシノが終わるころになると、必ず雨が降って花びらを全部流してしまうのは不思議です。今日明日の雨は、まさに花散らしの雨。水曜日には、季節がひとつ進んでいるんだろうなあ。


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↑野川公園はもう新緑の季節になっていました


ブログでの桜紹介は、もう少し続くかもしれません。
我ながらしつこいね(笑)。

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2008/04/02

地蔵院~新河岸川の桜

先週土曜日は、川越へ行ってきました。

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ブログ「散策風土記」さんで、ふじみ野市の地蔵院に立派なシダレザクラがあると知ったので寄り道を。高さは6メートル以上、樹齢は350年という大変にご立派な桜でございます。エドヒガンの変種で、開花は春のお彼岸のころ。というわけで、そろそろ葉も出始めておりましたが、充分に楽しめました。花も立派だったけど、樹齢を感じさせる幹の質感がすばらしかったな~。

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↑曇ってしまったのが残念


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↑地蔵院入口はソメイヨシノがほぼ満開


川越へ行くのは2度目なのですが、初回は往復とも輪行でした。今回は自走で、ルートは、航空公園~ふじみ野~川越街道(旧道)というもの。特に川越街道旧道は、車も少ないし、道なりにまっすぐ行けば川越という、実に私向きの道路でありました。このルートがあれば、もっと頻繁に行けそうだなあ。


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↑この日の足は小径車です


この時期の川越は「小江戸川越春まつり」の真っ最中。新河岸川沿いのソメイヨシノも満開です。今週末の土日には、この新河岸川を昔ながらの舟で下るイベントもあるみたい。桜吹雪の中で舟遊びとは、さぞかし風情があることでしょう。


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↑水面があると特に桜が引き立ちます


喜多院ものぞいてみましたが、敷地内はお花見の皆さんで足の踏み場も……というか、自転車が通る隙間もないほど。実はここもまだ見学をしたことがないのですが、あちこちで桜見物をしていたらすっかり時間がなくなってしまいました。今回の目標は「川越城本丸御殿」。目移りしないうちに、そして拝観時間を過ぎないうちに、目的地へ行かなくては~(ということで、以下次号)。

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2008/03/30

青梅梅郷

先週の日曜日は、青梅へ梅を見に行ったのでした。

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昨年も行ったのですが、青梅市の「梅の公園」です。吉野梅郷の梅の名所の中でも、この公園はもっとも有名な場所のひとつ。もっとほかの場所を見てまわろうとも思っていたのですが、例によってスタート時間が遅すぎたもので、結局この一箇所だけをまわるのがせいいっぱいになってしまいました(笑)。

梅で埋まった丘の向こうに見える杉林が赤く染まっているのが何ともイヤ~な感じなのですが、それ以外は文句ナシの梅の見ごろを堪能できました。昨年よりもいい時期に来ることができたのがなんともうれしくて……。でも、公園内を散歩している途中で「赤嶺のゴールで磐田戦に勝利!」というニュースを知ってしまったもので、なんだか梅見物がおろそかになってしまっていたかも!?


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↑梅の木々がまるで雲のようです


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↑品種を確認しながら散歩する時間はありませんでした


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↑自転車たちは正面入口付近に駐輪


帰り道、その名称がずっと気になっていた「へそまんじゅう」にトライすべく、寄り道敢行(笑)。

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1個単位でも売っているのかと尋ねると、大丈夫とのこと。ほかほか蒸したての「へそまんじゅう」をひとつずついただきました。

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↑中央にあるのが「へそ」なのかな!?


このときは、桜と梅を同時期に見られるというめったにない週末になりました。こうして、花見物は桜の週へと続いていくのであります。

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2008/03/29

桜見物のついでに

毎年訪れる「桜スポット」に今年も行ってきました。

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↑お墓なのですが、ホッとできる空間です


多磨霊園内の岡本太郎さんのお墓です。桜の時期はなぜか必ず行ってしまいます。そういえば、去年は一度も美術館に行かなかったので、今年は一度は行っておきたいものです。


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↑多磨霊園内のソメイヨシノの並木


さて、府中市の市民球場から駅方面へ向かう通りは、その名も「桜通り」といいまして、見事なソメイヨシノの並木道になっているのですが、ここにもちょっとした個人的名所があります(笑)。

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↑今年はゆっくり写真が撮れなかったので、昨年の画像を


府中市は「彫刻のあるまちづくり」を推進しているそうで、市内のあちこちに彫刻があります。「スポットパーク桜通り」にある、このどこか無気味な童子の像(「童々広場」)ですが、作者はあの「平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター」をつくった人だったのですね。なんとなく似てるな~と思って、薮内佐斗司さんという作者名で検索したところ、しっかり確認できました。

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↑表情などが、あの平城京キャラとどことなく似ています


表情もユニークなのでもっと接写したかったのですが、たまたま付近では工事関係の人々が休憩中。童子の頭にヘルメットをかぶせて一服してました。その風景もとてもおもしろくてぜひ写真を撮りたかったのですが、小心者のため声をかけられず(笑)、撮ってきたのはこれだけだったりして。今回はママチャリだったのでヘルメットをかぶっていなかったのですが、そのうち自転車ヘルメットをかぶせてみようかしら~。同じ広場には、この童子像のほかにリアルなカエルたちの像もあって、なかなかユニークです。ぜひ見物してみてください。


スポットパーク桜通り
スポットパーク桜通り

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2008/03/28

府中でしだれざんまい

シダレザクラに会いたくて、またも府中を再訪。

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大國魂神社のシダレザクラです。開花時期はほぼ平年どおり。いつもならこの桜が咲いて10日ばかりするとソメイヨシノの季節になるのですが、今年はぜんぶ一緒に咲いてしまったのでした。

大國魂神社はFC東京にとっても縁のある神社。もちろん、日曜日の試合の必勝祈願をしてきました。なんだか最近はこのパターンが多いな(笑)。


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先週も行った東郷寺を再訪。1週間前にはまったく咲いていなかった山門左側のシダレザクラが満開(すでに葉っぱもちらほら)でした。例年であれば、両側の桜が同時に咲くことはありません。右側の桜が終わると、左側の桜が咲き、さらに1週間くらいするとソメイヨシノになるはずなのです。今年はぜ~んぶ一緒。それだけににぎやかなのですが……。「なんだか今年はおかしいわね」と見物中のご近所の人と雑談をしたりして。


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↑山門の上からも撮ってみる


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横長の画面に収まりきらないので、縦長で撮ってみました。花のついた枝はいったい何メートルあるんだろう。青梅の梅岩寺のシダレザクラも見事ですが(今年も見に行かなくちゃ!)、こちらのほうが女性的というか、繊細な印象があります。山門の屋根の向こうに見える桜はソメイヨシノです。同時期に咲くのを見たのは初めてです。


多磨霊園のほうはどうなったかな?と行ってみると、ソメイヨシノの並木は七分咲きくらいになっていました。わずか1週間で、殺風景だった墓地が桜色に染まっています。


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シダレザクラの並木のほうも満開を迎えていました。しつこいようですが、いつもの年ならここのシダレが散ってからソメイヨシノなんですよ~。とにかく、急激に暖かくなってしまったので、時期がズレてしまったのでしょうね。


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↑花のアップがないのも淋しいので1枚置いておきます


桜の名所は全国各地にありますが、私にとってはやっぱり「自転車>桜」。あくまで自転車で見に行くというのが基本なので、どうしても近場ばかりになってしまいます。それに、「お気に入りの桜」がある今となっては、毎年同じ樹を見に行くことのほうが重要になりつつあって……。ソメイヨシノはどこにいってもきれいな並木があるから、とりあえず多摩湖付近で充分かな、と思っていたりするのです。

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