2009/03/09

喫茶店「菩提樹」(府中)

府中の喫茶店「菩提樹」で珈琲をいただいてきました。

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↑竹林をなげめながらくつろげます


味スタで今年初のガッカリを体験した後、来た道をそのまま戻る気にもなれず、お茶を飲んで帰ることにしました。

いつもはスタジアムから北上していくのですが、この日は南下。どんよりと飛田給駅へ向かう人ごみを横目に自転車で走り抜けます。そういえば、自転車観戦をはじめた理由のひとつが「負けた後に混雑したバスや電車に乗るとますます落ち込むから」だったのでしたが、どっちにしても気分が晴れないことには変わりありません。

先月も府中のステキなカフェへお邪魔したのですが、今回はもうひとつ、行ってみたかったお店へ。大國魂神社や府中競馬場にほど近いところにある「菩提樹」です。何度も周辺を通っていたのに、喫茶店があるなんて気づいてもいませんでした。


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↑黄色い花はミモザです


お店は一軒家で、隣には妙光院というお寺の竹林が広がっています。「菩提樹」という店名どおり、入ったところには菩提樹の木が。


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↑沈丁花は鉢植です


花の少ない時期にもかかわらず、沈丁花やミモザ(フサアカシア)などが美しく咲いていて、手入れの良さがうかがえます。外にもテーブルや椅子が置いてあり、もっと暖かくなれば外でお茶をいただくこともできるのでしょう。外にいると競馬場のファンファーレも聞こえてきますけど。

最近では、コーヒーやスイーツを出すお店を「カフェ」と呼ぶようになりましたが、こちらのお店はやっぱり「喫茶店」かなあ。お店の名前も漢字で「菩提樹」ですしね。どっしりした木の扉を開けて入ると、そこには落ち着いた空間が広がっているのでした。


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↑敗戦のショックを癒すケーキとコーヒー


お店は、私よりも年上(に見える)ご夫婦(?)2人で切り盛りされてるようでした。ケーキが2種類あるとのことで、ケーキセットを注文。セットメニューだとブレンドコーヒーしか選べないところが多いのですが、こちらではメニューにあるすべてのコーヒーを選ぶことができるのです。

で、コーヒーをオーダーすると、1杯ずつ豆を挽いて煎れてくださるのですね。店内にはジャズが流れていて、実にオトナな雰囲気です。オトナなのは年齢だけという私らは、子供っぽくケーキをつつきながら、グチっぽく試合を振り返っていたのですが(笑)。


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↑ゆったりとした店内


暖房の効いた静かな店内でしばしのんびりしていたのですが、しばらくすると競馬新聞片手のお客さんが増えてきました。なるほど、こちらは競馬場帰りの人の憩いの場でもあるのですね。で、店内が煙くなってきたので私らも撤収へ。喘息もちなだけに長居はできないのです。

お店を出た後は、さらに南下して多摩サイを走って帰宅。混雑がイヤなので週末の多摩サイは避けていたのですが、天気も下り坂だし夕方だしで、思っていたほど混んではいませんでした。遠回りをしてペダルを回したおかげで、ちょっとだけ気が晴れたかな……。

こうして、試合結果に左右される「泣き笑い人生(!?)」が今年もスタートしました。いつも笑っていられるわけではないし、これもまた人生の縮図のようで、サッカー観戦とは何とも奥深いものであります。これから約9ヶ月、喜びも悲しみも悔しさもともにしながら成長していきたいものです。


「菩提樹」
府中市本町1-16-14
11:00~19:00
木曜定休

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2009/02/25

早くも今季初アイス!

手作りジェラートの店「ダ ルチアーノ」へ行ってきました。

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↑スポーツ自転車なら柵に固定できそうです


先日の季節はずれに暖かい土曜日、「こんな日はアイスでしょう!」と自転車で食べに行くことにしました。今回は、初めてうかがうお店、八王子市堀之内にある「ダ ルチアーノ」です。

もう3年近くも前になりますが、湯殿川沿いを走って「磯沼牧場」へ行ったことがありました。かわいい子牛さんたちに癒されたポタだったのですが、唯一心残りだったのが「アイスがなかったこと」(06年7月のことですので、現在はどうなのかは確認していません)。

でも、この磯沼牧場のミルクを使ってつくられたソフトクリームが食べられるお店があるのです。それが、今回ご紹介する「ダ ルチアーノ」。多摩川を府中四谷橋で渡り、大栗川沿いをポタポタ走って、3年越し(?)の念願だった磯沼牧場ミルクソフトを食べに行ってきましたよ~。


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↑これがお目当てです


お店は野猿街道沿いにあるのですが、歩道が広いため、街道沿いという印象はあまりありません。スポーツ自転車をおいてもそれほど邪魔にはならないし、街路樹でさえぎられているせいか、クルマの音や排気ガスもそれほど気になりませんでした。

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↑種類がいっぱい

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↑まだまだあります

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↑サイズもいろいろ


ソフトクリーム目当てで行ったのですが、それ以外にも本当にたくさんの種類のジェラートがあってビックリ。この日はバレンタインデーだったので、チョコ系のメニューが豊富でした。売り子さんはかわいいお姉さんが2人。「試食もできますのでお気軽に」とのことで、スプーン1杯分の試食ができるのもうれしいところ。


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↑感動のあまり写真がボケてしまいました(笑)


まずはお目当ての「磯沼牧場 濃厚ミルクソフト」をオーダー。実は、すごく「濃厚」な味を予想していたのですが、意外にもすっきりした上品なお味で口当たりもよく、するすると食べてしまいました。これなら、2個くらい平気でいけちゃいそうです(笑)。


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↑ダブルをカップで注文(忘れてしまいましたが、おいしかった!)


せっかく来たのでいろいろ食べようというわけで、ダブルをカップで頼んだりしていろいろ味わってきました。もっと一度に味わいたければ「チンクエ(5色)」という「5種1カップ盛り」もあるのですが、それだと味がミックスされてしまうような気がして、ダブルにとどめておいたのでした。


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↑お店の外側のスペース


アイスは店内で食べることもできますし、外(といっても、ちゃんと窓があります)のウッドデッキのスペースでもいただくことができます。氷入りのお水は、ポットからセルフサービスで。

またひとつ、いいアイス屋さんを見つけてしまいました。まだ行っていないオリジナルジェラートのお店は他にもありますので、少しずつ制覇していきたいものです。


*今月28日には、小金井公園でケータリングカーによる販売があるようです。梅&カンヒザクラ見物のついでにソフトクリームというのも楽しそうです。雨天中止だそうですので、天気が良くなるといいですね。

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2009/02/24

府中でお茶を

府中フォーリスでドロンパに会った後は、カフェでひと休み
(何だか休んでばっかですが、これも仕様です)。

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↑外観からしていい雰囲気


うかがったのは、フォーリスから歩いて数分のところにある「cafe i pini」。フォーリス前の駐輪場にやっとのことで自転車を置いたばかりだったので、こちらへは歩いて行きました。でもお店に着いた瞬間に、「あ~自転車で来ればよかったな~」と思いましたね。なんとなく、自転車乗りにやさしいお店に思えたのです(その印象は、店内に入って裏付けられることになります)。


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↑アジアン家具が置かれた店内

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↑天井が高いのよ~


17時半からはディナー&カフェタイムとのことですが、お茶だけで利用しました。窓際のお庭に面したソファ席に案内してもらって、それだけで気分は上々です。その昔は材木屋さんだったという建物は天井が高く、とても居心地のいいお店でした。店内ではなぜかセルティックの試合が流れていました(J sportsだったみたい)。


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↑キャラメルシフォンと……

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↑クラシックショコラをオーダー


デザート類は種類が豊富で迷ってしまうほどでした。ショコラはチョコレートがたっぷりつまっていましたし、キャラメルシフォンもキャラメル!という感じでおいしかったなあ。

お食事のメニューはイタリアンが中心のようで、ワインセラーもありました。ここも夜に来ても楽しそう。でも、お酒を飲んだら自転車では帰れないし、電車で府中へ行くには乗り換えが面倒すぎ……。私にとっては、ランチかティータイムのためのカフェになりそうです。

2階はギャラリーになっているそうですが、まったく気がつきませんでした。次回はしっかり見物してきたいと思います。


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↑レジ前に置いてあった自転車


で、店内には素敵な自転車が置いてありました。ディスプレイじゃなくて、ちゃんと大事に乗られている自転車です。お店の外にも、ちょっと凝った感じの普通の自転車が置いてあったんですよね……。自転車好きのスタッフがいらっしゃるお店であれば、自転車乗りとしては通わないわけにはいかないでしょう!

大國魂神社や府中競馬場や多磨霊園など、府中にはたくさんの見どころがあってよく行くわりには、定番のカフェポイントがありませんでした。でも、これからは帰りにここでひと休み……というパターンが増えそう。いいお店を見つけることができて、大満足の1日でした。

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2009/02/18

「オステリア・チ」でランチ

あきる野市のレストラン「Osteria. C(オステリア・チ)」でランチを食べてきました。

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↑斜面に立つガラス張りの建物(強風ならではの冬の青空!)


数年前からぜひ行ってみたいと思っていたのですが、「3日前までに要予約」のため、どうもハードルが高いように感じられ、なかなか実現しなかったのでした(ダンナが午前中活動不能というせいもありますが(笑))。でも、そんなことを言っていては、いつまでたっても行くことができません。週間天気予報とにらめっこして電話予約、ようやく行くことができました。

うかがったのは2月1日。前日まで雨が降っており、この日はかなりの強風でした。向かい風や道に迷うことも想定して早めに出かけたのですが、かなり早く着いてしまったので、周辺をしばらく自転車散歩しておりました。

お店の周囲には何もなく、目立つ看板も出ていません。でも、山の中にいきなり出現するガラス張りの建物は確かに個性的。スペースはたくさんあるのにすべて斜面なので、自転車をどこにとめようかしばらく悩んでしまいました。


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↑階段の下に駐輪


と、お店のご主人が出ていらして、駐輪場所をアドバイスしてくれました。おかげで無事自転車たちをおさめることができてひと安心です。お店の雰囲気は、自宅系レストラン。店内には靴を脱いで、スリッパを履いて入ります。ガラス張りだけあって、中は温室のよう。ダンナの多機能腕時計は、何と「28度」をさしておりました。道理で暑いわけだ~!


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↑メニューです


メニューは、4品コースか7品コースの2種類で、電話予約の際に伝えておきます。今回は初めてということもあり、4品コースをいただきました(相談次第で「5品」などのイレギュラーも可能みたいです)。すいているのかな?と思っていたのですが、店内は満席でした。


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↑鮪のづけのタリアータ


いつものことですが、コースに従って料理が出てくるとすぐに食べ終えてしまうのが私らの悪いクセ(笑)。ランチにありつくために、向かい風の中を25キロ以上走ってきたのですから仕方がありません。メニューは野菜中心で、4品コースでは鮪以外に動物性食材はありませんでしたが、それでも物足りないとは感じませんでした。


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↑冬野菜の白味噌スープ仕立て


野菜がごろごろ入った(ひとりひとつずつあります)白味噌スープ。野菜がそれぞれ最適な固さに仕上がっているのが、さすがプロ!と思わせてくれます。説明されなければ「白味噌」だとはわからなかったと思います。白味噌にオリーブオイルが合うんです! これは新しい発見(さっそく自宅でもマネしました(笑))。


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↑手打ちパスタ


手打ちパスタは2種類。丸いパスタの中にはカプレーゼが、餃子状のパスタの中には何と洋梨ラ・フランスが! これまた初めて食べる食感と味と風味。本当に洋梨だ~!カプレーゼだ~!といちいち感心しながらいただきました。食べ終わるのが惜しいくらい……。


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↑デザート盛り合わせ


待望のデザートは、ショコラのケーキと紫芋のタルト、カタラーナのキャラメルがけの3種類。小さく見えますが、何というか「味がつまっている」ような印象で、しっかり食べ応えがありました。別途にコーヒーもオーダーして、しばし食後はのんびり……。

近くのテーブルでは7種コースを食べていましたが、さすがの大食らいの私らでも「7種」は多いかな!?という印象でした。

いえ、ワインなどがあれば楽勝で入るのでしょうが、お酒がないとちょっとツラいかも……。それに、どのメニューもワインと一緒にいただきたくなっちゃうんですよね。店内のワインセラーには1000本以上のストックがあるそうですが、自転車では縁がないし、かといって「電車+タクシー」で行くかどうかというとちょっと考えてしまいます。


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↑時折り、ライブも行なわれるそうです


メニューは3ヶ月ごとに変わるそうですので、次回は春のメニューになる3月以降にお邪魔したいと思います。

「3日前までに予約」が必要で、お店は水・木定休なので、週末に行こうと思うと遅くても火曜日には予約を入れなくてはならないという部分が、天気に左右される自転車乗りには悩みどころなのですが……。それでも季節メニュー全制覇をしてみたい!と思わせてくれる個性的なお店でありました。


Osteria.C(オステリア・チ)
あきる野市戸倉843-1
042-596-3595
12:00~15:00
18:00~22:00
水・木定休。3日前までに要予約

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2009/02/13

浅川沿いでお茶を

「武蔵野陵墓地」に詣でた帰り、八王子ホテルニューグランドで一服しました。

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↑夕闇迫るホテル


2年前にもお邪魔したことのある、浅川沿いにあるクラシカルなホテルです。別館1Fにある「サンガーデン」は「イタリア風無国籍料理」のお店。14時~18時のティータイムにお邪魔しました。


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↑お店の入口


よくあることですが、店内は貸切状態。暖かくとても居心地のいいところで、なんだか申し訳なくなってしまうほどです。でも、運ばれてきたメニューは、ドリンク類が書いてあるだけのシンプルなもの。2年前はピッツァとかデザートのセットとかいろいろあったんだけどなあ(後でうかがったところ、シェフが変わったとのことでしたが……。たぶん、ティータイムに軽食の需要がなかったのでしょう)。


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↑ガラス張りの明るい店内


えー、せっかく来たのに甘いもんがないと走れない~!と思ったのですが、ケーキセットはあるとのことでそれをお願いしました。例年のように冬は体重が増加傾向にあるもので、本当は節制しないといけないんですけどね。

目の前はガラス張りで、外はテラスになっています。暖かい時期ならば、外でお茶することもできるのでしょうが、今は真冬ですし、そもそも他に誰もいないし……。ということは、もしかして自転車を目の前のテラスに駐輪しても大丈夫かな? それだと見えるところに自転車があるからとっても安心なんですが……。

お店の人に聞くと、OKとのこと。何で親切なんでしょう。ということで、私がケーキを食っているあいだに、ダンナが2台の自転車を運んできて、駐輪し直してくれました。いつもながらありがたいなあ。感謝感謝。


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↑マイ自転車をながめながら……


というわけで、自分の自転車をながめながらケーキをいただくという至福の時間を過ごし(写真はバナナケーキです。おいしかった!)、ホテルならではの設備の整った立派なトイレをお借りし、さて後は寒風の中を25キロばかり走って帰るだけ……。


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↑こんなところに駐輪していました


真冬のポタにはやっぱりこういうご褒美がないと、なかなか出かけていく気になれません(笑)。この八王子グランドホテル、クチコミなどを読んでみるとなかなか評判もよろしいようで、一度泊まってみたいような気がします。レストランの接客も良く、お料理もおいしそうでしたので、お酒込みで食べにきて泊まっちゃってもいいかもね~なんて思ってしまいました。とりあえず、次回はランチタイムかな。

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2009/02/02

竹田商店でソースを買う

東村山の「竹田商店」へ、絶品の地ソースを買いに行きました。

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↑上品な雰囲気の店内


いつも拝見している「東村山グルメ日記」さんで存在を知り、そのうち行こうと思いつつも時間が流れ……。大雨がやんだ土曜日の午後、ようやくダンナとママチャリで行くことができました。野火止用水沿いの道からすぐ近くのところにあるので、自転車散歩としてもいい感じ。

お店の横に自転車を置かせてもらって、いざ突入。私ひとりだったら小心者なので物怖じしてしまうのですが、お守り(?)のダンナがいてくれれば怖いことはありません(笑)。初めて来た旨を伝えると、「ぜひ試食していってください」とカウンター席を勧めてくれました。


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↑あくまで「試食」です!


「ソースは味をみてみないとわからないでしょう?」と、ポテトフライやつくね、野菜などがのったプレートが運ばれてきたのですが、「それは確かにそうですけど……こんなに食べちゃっていいの?」と、その至れり尽くせりぶりにはビックリ(前述のmasaさんのブログで予備知識を得ていたにもかかわらず)。


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↑試食したソース6種類


試食用に出されたソースは6種類。量り売りしている4種類のほか、「洋梨ソース」、「ローストビーフのたれ」を出していただきました。量り売りソースには、「どろっとソース」、「とろりソース」、「さらりソース」、「限定品の季節ソース(ニンジン主体で、ゴボウも入っているとか!)があり、100cc単位で購入することができるのです。

濃度別のソースは白いお皿に入れてみるとそれぞれ色も異なり、食材につけて味をみながら、「魚のフライだったらこっちかな」「とんかつならやっぱ「どろっと」かも!?」などと、いろいろ感想を言い合う楽しみもあります。洋梨とニンジンのソースは、ソースというよりはドレッシングにしてもおいしそう。ダンナは「これだけで酒のつまみになる!」と喜んでおりました。

売られているソースは全種類試食が可能だそうで、つい「東村山ソースって何ですか」などと問えば、すかさず試食用が登場するというサービスの良さ(ちなみに、「昭和の香りのするレトロなソース」でありました)。ソース以外にも、酢だけで「醸造酢」「甘露酢」「すし酢」の3種類があり、「甘露酢」でつくったマリネが試食に供されていました)。


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↑これらの容器を選んで、量り売りソースを入れてもらいます


ひととおり試食が終わると、「どれを買って帰ろう」と真剣な協議が始まります(笑)。「試食したもの全部~!」と言いたいところですが、買いすぎて余らせてしまってもいけませんし、次回へのお楽しみもあります。量り売りは控えめに100ccずつ購入。ふだん、ソースを使い切る前に賞味期限が来てしまうようなわが家ですので、少量から購入できるのはとてもありがたいことです。

結局、店内には1時間近くもいたでしょうか。いろいろなお話をうかがえてとても楽しく、さらにおいしい体験ができました。購入したもの以外にも気になるソースがありましたので、また行きたいな~(次回はひとりでもお店に入れそうです(笑))。


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↑お店の正面


「竹田商店」を出た後は、夜のおかずの買出しです。週末によく行く巨大鮮魚店「角上魚類」へ行ったのですが、「ソースを食べるための料理をつくろう」という視点で選んでしまいました。たとえば、アジはフライにして量り売りソースの食べ比べをし、カツオはタタキにしてローストビーフのたれでいただこう……とかね。ついでに、ニンジンとナシのソースを食べるため、ふだんはつくらない千切りキャベツまでが食卓に並んだのでありました。

自宅で改めていただいたソースは、どれも絶品でした~。今までは市販のソースにバルサミコやら醤油やらを入れて使っていたのですが、今回購入したソースではそんなことをする必要もなく、何だか揚げ物の腕まで上がったような(笑)。酸味がわりと強めなので(酸っぱいわけではありませんが)、あっさりしていてくどくないところも気に入りました。

これから数日は、ソースを主役にメニューを考えてしまいそうです。こんなお店が東村山にあるなんて、おそるべし!ですな~。

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2009/01/28

「ラ・フーガス」でひと休み

あきる野市の「草花公園」近くにあるパン屋さん「ラ・フーガス」へ行ってきました。
昨年12月にうかがったのですが、すっかりアップするのを忘れていて……。

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↑レストランのような外観


お店の存在は知っていましたが、ロードバイクで出かけてパンを買って帰るというのは現実的ではなく、かといって菓子パン類を買って外でぼそぼそ食べるのも味気ないようで、何となく行きそびれていました。でも、以前いただいたコメントで、どうやらイートインが可能らしいということがわかり、行ってみることに。

場所は、まさに草花公園のすぐ近く、平井川沿いにあります。でも周辺には何もなく(人家さえも少なく)、こんなところにお店があるのかしら!?というような場所。一見して一軒家のレストランのような建物が、目指す「ラ・フーガス」なのでした。


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↑居心地のいいイートインコーナー


もとは世田谷区梅ヶ丘にあった有名なお店で、1~2年前にこちらに引っ越してきたそうです。

イートインコーナーはお店の奥にあり、好きなパンを店頭で選び、ドリンクとともにいただくことができます。お昼どきにはランチもやってるみたい。立地はいいとはいえませんが、お店の駐車場には車がたえず、常連さんも多いようすでした。


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↑この日のランチメニュー


この日は寒かったので、暖かい店内でホッとひと息。選ぶのはもちろん(笑)甘めのパンです。人気のパン屋さんではすぐに品切れになってしまうので、私たちが訪れた午後の時間帯にはあまり種類は残っていませんでした。本当にお目当てのパンを買うためには、午前中に行かなくちゃね。


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↑テラス席の向こうには平井川


席からは平井川も見えるので、ロケーションは抜群です。暖かくなれば、テラス席も開放されるみたい。私たちが行ったのは12月だったので、冬枯れの河川敷が見えるだけでしたが……。


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↑おなじみチョココロネも高級なおいしさ!


いただいたパンはとてもおいしかったので、ウェストバッグに入る大きさで固めのパン(柔らかいパンだとつぶれてしまいますから)を買って帰ることにしました。武蔵五日市まで行く気力がないときには草花公園でまったりすることが多いのですが、これからは公園+「ラ・フーガス」のセットで行くことになりそうです。

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2009/01/16

「カフェ・ドゥ・リエーヴル うさぎ館」

年末のことですが、井の頭公園に面したカフェ「Cafe du lievre うさぎ館」へ行ってきました。

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↑まるで井の頭公園が庭のようです


三鷹のTIFOSIさんで天皇杯Tシャツを引き取っての帰りに立ち寄った(ものすごく昔のことのようです)、井の頭公園の入り口にあるカフェ。季節のいいころは混みあうようですが、寒い年末の夕方とあってすぐに席につくことができました。


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↑自転車はお店の横に置くことができます


こちらの名物はガレット(ブルターニュ地方のそば粉のクレープ)やシードル(リンゴ発泡酒)とのこと。ガレットは食事のメインにもなりますが、今回はデザート系をオーダー。ラインナップが豊富だったので、ハーブティーをいただくことにしました。ワインやシードルにも心惹かれるけど、自転車だからガマン。


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↑アイスクリーム付きガレット


えーっと、オーダーしたのは……昨年のことなので忘れてしまいました。メープルシュガーのガレットだったかな。オプションでアイスクリームを付けてもらえるので、もちろん頼んでしまいました。さらには、日替わりデザートのかぼちゃのプリンまでオーダー。こんなものばかり食べていたのですから、正月太りするはずですね(笑)。


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↑ハーブティーにはハチミツを入れていただきます


ハーブティーはポットサービスで、色とりどりのハーブは見ているだけで楽しくなってきます。テーブルはわりと小さく、いろいろ頼むとすぐにいっぱいになってしまうので、手際よくいただきます……って、いつものように食い意地が張っているだけですが。

店内には、吉祥寺周辺についての本などもいろいろあって、それらをながめているだけでも飽きません。それよりも、ガラス窓の向こうの井の頭公園を散歩する人々や犬たちを見ているだけでも、あっという間に時間がたっていってしまうかも。

もともとは古い家を改装したものだそうで、構造上、断熱効果が高く暖かい家とはいいがたいのですが、テーブルにはひざ掛けが用意されていますし、アラジンの石油ストーブ「ブルーフレーム」(だったかな?)もあったりして、それほど寒い思いはしませんでした。でも、やっぱり新緑のころ、オープンスペースで楽しめる季節に来るほうがより楽しめるかもしれませんね。


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↑「うさぎ館」の名の通り、あちこちにウサギが


Cafe du lievre うさぎ館
武蔵野市御殿山1-19-43
0422-43-0015
11:00~20:00(季節によって変動あり)

Cafe du lievre

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2008/12/16

「ガーデン&クラフツ」

高幡不動からの帰りに、立川のカフェ「ガーデン&クラフツ」に寄ってみました。

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↑カフェ入り口


この近辺での定番は「チマ・コッピ」だったのですが、10月に閉店してしまったので新規開拓です。場所は、多摩サイにも近い「新奥多摩街道」沿いで、歩道橋があるところが目印です。クルマがびゅんびゅん行きかい、歩道も狭く、とても自転車で通りたくないような道沿いに、このお店はあるのです。

サイトを見ていただければわかるとおり、こちらはお庭施工の会社で、カフェの2階はガーデングッズのショップになっています。新奥多摩街道の恐ろしい喧騒から逃れて敷地内に入れば、そこは別世界。自転車置き場も敷地の奥に用意されていて、その周辺にはさまざまなガーデングッズが無造作に置かれています。


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↑明るい店内。階段を登るとグッズショップ


お店の中は明るく、カウンター席やソファ席や椅子席などがあって、好きな場所で好きなようにくつろぐことができます。店内にはガーデン雑誌もあるので、それを見ながらのんびりしていてもいいかも。パスタやパニーニなどの軽食メニューが主体のようですが、今回はケーキ&コーヒーでひと休みです(すごくオーソドックスだったので、写真を撮るのを忘れてしまいました)。

今の時期は、日が暮れると急激に寒くなってきます。自転車に乗って冷え切った身体で店内に入ると、その暖かさにホッとして、寒さでこわばった身体がほぐれてくるようです。冬のサイクリングの醍醐味は、こうした「お茶の時間」にあるのかも(私だけでしょうけど)。ホットドリンクを飲んで暖かさを体内にたくわえて、再び寒風の中を家に向かって漕いでいくのです。


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↑これらも売り物です


私らはカウンター席に座ったのですが、おもしろかったのは、店内に置かれているさまざまなインテリアに値札がついていること。なるほど、これらはすべて売り物なのね~。お店で見るとどれもステキなのですが、モノ&ゴミだらけのわが家に置いても、ゴミが増えたようにしか見えないだろうなあ(笑)。

2階のショップものぞいてきましたが、輸入ものが中心のガーデングッズは興味深いものばかりでした。とはいえ、私自身は致命的なことに「茶色の指」の持ち主でして、ガーデニング適性はゼロ(笑)。興味は引かれながらも、今の私には縁のないものばかりでありました。

お店の外観はとてもいい雰囲気なのですが、日没後に訪れたために写真が撮れず……。いずれ、明るい時間帯に撮り直してくるつもりです。これからの寒い時期、サイクリング帰りにふらっと寄ってお茶を飲むにはいい場所かもしれません。そのうち、軽食も試してみたいと思います。

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2008/12/12

「杏's cafe」

長らく気になっていた、杏仁豆腐専門カフェ「杏's cafe」へ行ってきました。

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↑小さな店構え


「杏仁豆腐」というのは、日本人にとっていちばん馴染み深い中華系デザートなのではないでしょうか。それだけに、「当たりはずれ」が激しいのも特徴で、おいしいお店でいただくと至福の味わいなのに、出来合いの杏仁豆腐が出てきた日には一気にガックリしてしまうことも……。最近は「はずれ」に出会うのが恐ろしくて、あまり注文しなくなってしまったメニューだったりもします。

こちらのお店は「専門店」だけあって、もちろん味は保証済み! いろいろな種類もあって、選ぶ楽しみがあるのもいいですね。小さなお店ですが、2階はカフェになっていて、中国茶とともに楽しむことができるようです。今回は、テイクアウトで購入しました。


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↑いろいろな種類があります


杏仁豆腐はもちろん冷蔵品ですが、持ち帰り時間によって保冷材を入れてもらえるので安心です(今回は用意周到に、保冷バッグ持参で行きました(笑))。賞味期限は、購入日を合わせて3日ほど。


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↑まずは定番のプレーンがおススメ


いろいろな種類があるのですが、まずは杏仁豆腐そのものを味わいたいのでプレーンの「極」2種類をいただきました。なめらかなやわらかタイプと、かためタイプの食べ比べです……結論。両方ともうまい。舌触りが違うので、これは個人の好みしだいでしょう。

ほかにも2種類ほど購入したのですが、こちらは今晩のお楽しみにするつもり。ざっと見たところでは8種類ほどもありましたので、いずれは全種類制覇しなければ(季節によってもいろいろと変わるようです)。

例によって自転車で行ったのですが、その後、三鷹まで行ったにもかかわらず(ワイン引取りのため)杏仁豆腐たちは崩れもせずにしっかり冷えたままでした。以前、立川でおいしそうなプリンを買って自転車で帰ったら、無残にも中身が崩れていた(泣)ことがあったのですが、杏仁豆腐は自転車の振動にも耐えられるということで、これは私にとってはポイント高いかな(笑)。

お店のブログには「お客さんからの感想」として、いろいろなブログが紹介されているのですが、その中に徳永選手の奥さまのブログを発見。「旦那様」こと徳永選手も杏仁豆腐好きなんだそーです(お幸せでいいですね~)。

場所は、西武新宿線の花小金井駅近く。自転車で小平に行くことがおありでしたら、ぜひちょっと足を伸ばして、多摩湖自転車道を花小金井方面へ漕いでみてください。ここの商店街にはFC東京フラッグもはためいていますし、そのうち「青赤杏仁豆腐」なんて出してくれるといいな~と思ってみたりして(笑)。

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