走り慣れた多摩湖周回コースを、ご紹介してみようかと思い立ちました。これから数回に分けて、書いていこうと思います。
秋は多摩湖が美しくなる季節。もしよろしければ、参考になさってください。あくまでも「のんびりポタガイド」ですので、スピードを出したい人には向かないかと思いますが……。
ご紹介するのは「武蔵大和駅西交差点」をスタート地点にした、多摩湖右回りコース。
多摩湖へのアプローチはここから。周回ルート上にはコンビニはありませんので、食料・飲料を確保しておきたい場合は、武蔵大和駅前のローソンに寄っておきましょう。
↑ここから600メートルほどゆるやかな坂を登ります
狭山公園への入口です。多摩湖堰堤が耐震工事中のため、狭山公園内も一部利用できない状態が続いています。多摩湖を一周して、ここから出てくる予定です。
本来の狭山公園入口は、工事用トラックの出入口となっています。ここの横断歩道を渡って最初の角を右に曲がると、武蔵野うどんがおいしい「野沢屋」さんがあります(日曜が休みなので注意!)。
登り坂の途中にあるのが「村山下貯水池工事インフォメーションセンター」。自転車道とは反対側にあるため、立ち寄りにくい場所ですが、多摩湖の歴史などを手っ取り早く学べる場所でもあります。多摩湖に詳しいお姉さんとのトークが楽しめます(笑)。
登り終えたところには、トイレがあります(向かいが駐在所)。ここもトラックの出入口となっていますが、以前は多摩湖堰堤へつながっていました。夕方になると、たくさんのネコが集まってきます。奥に「見晴台」への入口があります。
「見晴台」入口。自転車とペットは不可なので、自転車は駐輪しなくてはなりません。時間は夕方4時半まで。工事中で立ち入れない多摩湖堰堤は、この場所から見ることができます。工事前は、多摩湖堰堤は「西武園ゆうえんち」の花火大会をタダ見する絶好のポイントでした。
「見晴台」からは、昔ながらの給水塔や、遠く西武ドームを見ることができます。
多摩湖周回ルートに戻って、先を進みます。「見晴台」ポイントをすぎてすぐ、向かい側に自販機があります。このあと終点まで、道沿いに自販機はありません。ほんの10キロほどのコースですが、ドリンクが必要な場合はここで補給しておきましょう。
しばらくは閑静な住宅街(西武多摩湖畔住宅)沿いの道が続きますが、やがて奇妙なオブジェと公園が見えてきます。ここが「狭山緑地」。このあたりから、木陰の道が多くなります。途中にあるのが、食事処の「鳥山」。すべての座席が離れ形式で、鳥や川魚料理がメインとのこと。ずっと気になっているのですが、まだ立ち寄ったことがありません。大勢で行くほうが楽しそう。
スタート地点から約3キロで、「鹿島橋」と「鹿島休憩所」に到着します。この分岐点では、右に進んで赤い橋を渡ります。ここは、冬になると野鳥観察の人で混み合うところ。橋を渡り終えたところにある鹿島休憩所には、水道やベンチがあります(少し歩けばトイレも)。初夏にはヤマツツジ、秋にはキンモクセイとギンモクセイが咲き、ひと休みには最適。ただし、夏にのんびりしていると蚊に刺されまくりますので、早々に退散することになりますが。
↑鹿島休憩所。デジタル時計は約5分遅れています
鹿島休憩所にある地図表示板です。矢印のトイレの方向へ降りていけば、村山下貯水池と上貯水池を分ける中堤へ出ることができます。ただし、車道が狭い上に交通量が多いので、私はほとんど行ったことがありません(歩行者は車道の下の遊歩道を使用)。この堰堤は、後述の多摩湖橋へ続いていますので、多摩湖を半周だけで終わらせたい場合は、ここでショートカットできます。
鹿島休憩所に続く「つつじ橋」を下りたところです。このまま道なりに進みます。Uターンして左側の道を進むと車道となり、ここを下っていくと「豊鹿島神社」があります。8世紀に創建された古い神社で、秋には盛大なお祭が催されます。
……うーむ、この調子だと全3回かな……。
次回に続く!
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