2008/12/24

08年回顧:入間川から荒川へ

ふと気がつけば、今年もあと約1週間しかありません(うひゃ~!)。
今までブログにアップしていなかったポタ記録をまとめておくことにします。

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↑入間川を見下ろす(新車おひろめ走行でした)


6月には、入間川~荒川ルートを走ってみました。

入間川は荒川に合流しているので、入間川沿いの自転車道を走っていけばいつのまにか荒川まで行くことができるのです。入間川沿いは一度だけ走りましたが、サイクリングロードの始点から終点まで行ったことはありませんでした。

念願かなったのは今年の6月。ヘタレなワタクシをいつも叱咤激励してくださる自転車師匠とJさんに連れられての「お2人にとってはのんびりポタ/私にとっては超マジメなサイクリング」であります。

多摩湖の鹿島休憩所で待ち合わせをし、狭山湖堰堤を経て入間方面へ。このあたり、ただついていっただけなのでどんなルートだったのかさっぱり覚えていませんが、それほどクルマも怖くなくて、「私でもまた行かれるかも!?」と思えるような道でした。

そして、豊水橋から「川越狭山サイクリングロード」に入った後は、荒川を目指してひたすら走り、荒川にたどり着いたら、今度は秋ヶ瀬公園まで行って帰路につく……という、川沿いの平地のみを延々と走るコースだったのであります。というわけで、それほど変わった風景があるわけでもなく、写真もあまり撮らなかったなあ。


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↑たぶん「入間大橋」


それでも走行距離は90キロ近くになり、私にとってはかなりいい運動になりました。6月ということで結構暑く、日陰がまったくない道を長距離走るのは、なかなかハードなものがありました。でも、多摩サイよりも人はずっと少ないですし、距離だけを走りたいというときにはとてもいいコースなのではないかと思います。

そういえば、まったく飲食店に立ち寄らず、駐輪せずにこれだけの距離を走ったのは初めてでした。補給&トイレ休憩はコンビニ中心というサイクリングは初めてだったので、自分が自転車乗りっぽくなったような気がして、何だかワクワクしてしまいましたよ(笑)。

毎度のことですが、お2人と一緒に走ると「自転車偏差値」がちょっと上がったような気持ちになります。車道を走るのが怖くなくなるし、いろいろ教えてもらって勉強になるし。こういう機会は年に2度ほどなのですが、ラクしてばかりのポタだけではやっぱりイケマセンね(いつもお世話になってばかりですが、また機会がありましたらよろしくお願い申し上げます)。

結局、今年は埼玉方面にはあまり行く機会がありませんでした。行ってみたいところ&食べてみたいところがたくさんあるので、来年はしっかり研究して、もっとあちこち行ってみたいと思っています。


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2007/02/24

小径車で荒川へ

先週土曜日は、小径車で荒川を榎本牧場まで走りました。

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↑サイクリストのオアシス、榎本牧場


荒川が最寄りのサイクリングロードだという知人が、初めてのスポーツ自転車(小径車)を購入したというので「歓迎オフ」という名目です。というわけで、集まったのは小径車ばかり。「初心者にやさしくゆっくり走ろう」という趣旨で(4年目の私も毎日のろのろと走っているわけですが)、のんびりペースで荒川を北上します。

先導してくださったのは、この日初対面だったKさん。時速20キロを超えない正確なペースで、確実に先導してくださいました。頼りになる人の後をついていくのってこんなにも楽だったのか!と、本当にビックリ。そもそもちゃんと列になって走ったのも初めてで、何だか感動すら覚えてしまいました。ふだんは1人か2人だし、たまに仲間うちで走っても、各自バラバラのペースで勝手に走って現地集合!みたいなノリが多かったので、まがりなりにも初の「集団走行」を経験できたのは大収穫でございました。

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昼食は、開平橋の下の「川岸屋」。ちょうどお昼時で混んではいましたが、回転がいいのでたいして待たずに入店できました。看板に「もつ煮・手打ちうどん」とあったので、両方注文。うどんにはユズが入っていて、なかなかおいしかったです。

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↑シンプルな天ぷらうどん


で、デザートはもちろん榎本牧場へ。一昨年行ったときはシングルを注文して後悔したので(笑)、今度はダブルです。もうダイエットのことなんてまったく考えていませんね。ダンナにもダブルを注文してもらえば、4種類のフレーバーの味が見られておトクなのであります。

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↑埼玉でも東京手袋で頑張るのだ


久々の榎本牧場ですが、いつのまにかスポーツ自転車用の自転車置場ができていました。いかに、自転車でここに来る人が多いかということでしょう。アイスを食べるのは暑い日のほうがおいしいかもしれませんが、牧場ならではの臭いは冬のほうが控えめなので、個人的には冬に行くほうが好きかな。

で、榎本牧場の仲間たち。

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↑2月5日に生まれたばかりの子牛

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↑幸運を呼ぶオッドアイの子猫


アイスを食べれば、後は引き返すだけ。来た道を戻って、秋ヶ瀬公園で解散となりました。

今回のもうひとつの収穫は、秋ヶ瀬橋へのいいルートを確立したこと。途中までは黒目川沿いを使いますが、川沿いルートがオフロードになる前に別の道へエスケープするのです。これで、秋ヶ瀬橋、幸魂大橋、笹目橋へのルートは確保。これなら荒川も前より身近に感じられるようになるかもしれません。

秋ヶ瀬橋の下の「さくら草公園」には、ソメイヨシノが終わるころさくら草がきれいに咲くとか。今年は見に行ってみようかな~。

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2006/10/30

荒川渡ってサッカー観戦

大宮対東京戦を見るため、自転車で駒場スタジアムへ行ってきた(今日は長いよ~)。

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↑カッコいい幸魂大橋


ルートを熟考すること約ひと月(笑)、ポイントは「どこで荒川を渡るか?」である。といっても、選択肢は3つしかない。秋ヶ瀬橋か、幸魂大橋か、笹目橋だ。いろいろ迷った末に、東京外環自動車道の側道をためしてみることにする。前日に圏央道の側道をしばらく走り、これが意外と快適だったためだ。自動車専用道の側道は、実は怖くない道の穴場だったりするのである。

それだけ決まれば、いつものように「車が少なそうな道」をトロトロ進むのがワタシ流。観戦グッズももたなきゃならないし、長時間駐輪もするので、サッカー観戦はクロスバイクと決めている。ハンドルバーに取り付けたリクセンカウルのショッパーミニにいろいろ放り込んで、キックオフ3時間前に出発。今日も単独観戦である。

おなじみ黒目川沿いの道を進み、途中から大泉学園方面へ。このあたりは、新座市、朝霞市、練馬区、和光市が隣接しているので、自分でもどこを走っているのかよくわからなかったりする(笑)。まもなく外環の側道に出るので、あとは道なりに行けばいいのだ。

……結論からいえば、このルートは失敗だった。側道とはいえ、交通量が多くて道が狭く、自転車で車道を走るのは私にはムリ。広めの歩道を行くことにしたが、途中でいやおうなしに歩道橋に追い込まれたりもして、ちっとも楽しくない。しかも、意味のないアップダウンもあって、疲労だけがたまる。うーん、帰りはやめておこう。

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↑ここから橋が始まる。橋の入り口は5%の坂


やっとのことで「幸魂大橋」に到着。自転車走行ができない橋だったらどうしよう?と心配していたが、広い歩道があってひと安心。しかしデカい橋だなー……と、橋を見上げてしばしボーゼン。

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↑「さきたまおおはし」と読むとは知らなかった


外環側道ルートは好きな道ではなかったが、この橋を渡ることができたのは収穫だった。荒川と荒サイと彩湖が一望できる景観はすばらしい。二度と来ないかもしれないので(笑)、たくさん写真を撮っておくことにする。それにしても、橋だけで2キロですよ!? こんなに長い橋を渡ったのは初めてだ。

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↑はるか下に見える荒サイ。朝霞水門があんなに小さく見える

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↑初めて見た彩湖。デカい~!


荒川を渡れば、第一関門突破という気分になる。この後も外環の側道を進んだが、こちらは走りやすかった。側道というよりは、まるで大型車の駐車場。めったに車が来ないから、こんなになってしまうのだ。ドームのようにそびえる外環道と、違法駐車車両が並び、ゴミが散らばるうらぶれた側道。正直いって、あまり楽しい風景ではない。

京浜東北線の線路付近まで行ったら、後は線路に沿って進む。線路沿いの道は一方通行が多く、車が少なくていい感じ。すいすいと南浦和を通過し、あっという間に浦和駅。青赤グッズを身に着けた人を見かけてホッとする。頭がすっかり自転車モードになっていたが、そういえば、サッカー観戦に来たんだった(笑)。

ゴールまではあと少し。地図で予習しておいた通り、一方通行の道から「藤右衛門川通」へ。ここも車がほとんど来なくて実に快適。あっという間に到着である。荒川を渡った後は早かったな~。

心配していた駐輪場についても、問題はなかった。制服姿の人に「駐輪場はどこですか?」と聞くと「このへんですね」とのあいまいなお返事(笑)。その通り、自転車はそのへんに適当にとめられているのだった……。等々力もそうだったけど、なんだかおおらかというか、いいかげんなのね。


帰りは、真っ暗になる前に見知った道に着いておきたかったので、勝利の余韻に浸る間もなく出発。それにしても、観客数1万人というのは、混雑がなくてラクなものだ。

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↑ドブのような水が流れる笹目川。高架は新幹線のもの


帰りは、東北新幹線の高架下あたりから、笹目川沿いを走ることにする。ともかく私の場合、困ったら「川沿い」か「線路沿い」なのだ。こちらも車がほとんど来なくて実にスムース。笹目川沿いを走っていれば、迷うことなく笹目橋にたどりつくことができるのもありがたい。でも、川はお世辞にもきれいとは言いがたいのだが……。

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↑笹目橋。自転車でも走りやすい


笹目橋を渡る。幸魂大橋は、荒川サイクリングロードをはるか見下ろすところにあったが、笹目橋は荒サイと交差する。荒川沿いを走りたい場合は、笹目橋のほうが便利そうだ。実際に走ってみないと、こういうことはわからない。

荒川を越えればあと少し。ここまで来ると日没との競争だ。白子川沿いを経て、黒目川に戻ってきたときにはすでに真っ暗になっていた。黒目川沿いは住宅街のため街灯があるのだが、それでも怖い。スピードはまったく出せず、安全走行だけを心がけて、6時20分ごろ帰宅。真夜中走行をしていたような気分だったけど、まだ6時だったのね~。ともかく、無事に戻れてやれやれである。往復約65キロ、緊張しまくりの夜走行で、精神的にクタクタなのだった。

ほんの半年前までは、多摩サイ沿いに等々力へ行くことにも躊躇していたのに、今回は浦和まで行って帰ってくることができた。だいぶ「自転車力」が上がってきたようで、つい自画自賛してしまう。誰が誉めてくれるというわけでもないので、「今日はこれだけ走れた」「前より車が怖くなくなった」などと自己満足することが、私の自転車生活の原動力になっているのかもね(笑)。


本来の大宮のホーム、「大宮公園サッカー場」は、駒場よりもさらに数キロ遠い。自転車で行くかどうかについては、季節とキックオフ時間次第かな。帰りを輪行にするという手はあるけれど、混んでいる電車だと気を遣うしね。ま、そんなことは来年考えればいっか。

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