2007/12/27

クラブのDNA

高円宮杯 第19回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 準決勝 FC東京U-15深川vs東京ヴェルディ1969ジュニアユースは、1-2で東京の逆転負け。

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↑ゴール裏はチームメイトの手作り応援


行きがけに銀行だの郵便局だのに寄っていたら予想外に時間がかかり、結局、後半戦しか見られなかった。会場に着いてスコアボードを見ると、予想外に(すみません)東京が1-0で勝っている(CKからの得点だったらしい)。これはもしかして!?と期待を抱きながら、後半戦を見守ることにした。

ところが、開始直後にあっさり崩されて失点。その後も、押し込まれる時間帯が続く。枠にはいかないまでも、ボールを支配し攻撃を続けるヴェルディ。東京のシュートチャンスはいくつあっただろう!?というくらい劣勢だったが、それでも数少ないチャンスに決めることができれば勝負はわからない。東京の選手たちは臆することなく戦っていて、好感がもてた。

ところが後半30分あたりに、CKからのヘディングで再び失点。それまでの試合の流れから考えると、正直いって「万事休す」といったところ。でも、その後にも決定的なチャンスがあったし、惜しい場面はあった。残念ながら力の差はあったと思うが、よく頑張ったと思う。


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↑笑顔のない表彰式


結局スタジアムには1時間しかいなかったので立ち去りがたくだらだらしていると、3位の表彰式が始まった。なるほど、準決勝で負けると3位として表彰されるのね。もちろん選手たちに笑顔はなく、泣いている子もいたけれど、彼らが下を向く必要はない。悔しいだろうけれど、3位という順位を誇りに思っていい。試合後のゴール裏(チームメイトの子たち)が、ユルネバと「眠らない街」を歌っていたのもよかった。負けてしまったけど、「眠らない街」がふさわしい試合だったから。

メンバーがどんどん入れ替わるユース年代のチームが、2年続けて準決勝までいったのはすばらしいことだと思う。来年に向けての目標も見えてくるだろう。「FC東京」というクラブのDNAがどんなものなのかは私にはまだ定義できないけれど、そういうものがあるとしたら彼らにも、そしてU-18の選手たちにもあるような気がする。

ユース年代であってもブラジル代表はブラジル代表だし、オランダ代表はオランダらしいプレーをする。年代を超えても受け継がれるDNAはもちろんクラブチームにも存在するし、東京のユース年代にもちゃんとそれがあると思うのだ。ただし、トップチームがよくわからない状態なのが困ったところだけれど(笑)。

ゴールパフォーマンスというものがある。今までにさまざまなパフォーマンスを見てきたけれど、いちばん好きなのは、バク転でもなく、ガッツポーズでもなく、ゆりかごでもなく、ましてや左手薬指へのキスでもなく、ユニフォームのエンブレムへの口づけ。以前にランパードがそんなパフォーマンスをしたときには「なんてすばらしい選手なんだ! あたしゃ一生アンタとチェルシーについていくよ!」と感動したんだけど、いつのまにやらそのパフォーマンスは左手薬指へのキスに変わっていて、ガッカリしたこともあった(笑)。

ユニフォームの胸についたエンブレムというのはクラブの象徴で、それを通してチームとサポーターはつながっている。東京のエンブレムは客観的に見るとあまりカッコ良くないと思うのだが、それでもやっぱり愛着はある。時間の流れとともに、選手も監督もスタッフもフロントも移り変わっていくけれど、クラブそのものは存在し続ける。それは、細胞が入れ替わっていっても同じ人間であり続けるのと同じ。エンブレムはその象徴だと思うのだ。

でも、東京の選手がエンブレムにキスをしているのはあまり見たことがない。私の記憶では、フミさんくらいだろうか。アマラオもしていたかな? もっとこのパフォーマンスをしてくれる選手が増えてほしいと、個人的には思ってしまうのだ。でも、サポーターと違って選手には移籍がつきものだから、なかなかそういう気分になれないのかもしれないけど。

昨年は自転車観戦したこの大会だけど、今年は軟弱なので電車を乗り継いでいった。そうでなくても1時間遅れで到着したのに、自転車で行っていたら試合が終わっていただろうし(笑)。前回はルート選定をちょっと失敗したので、今回は新河岸川沿いをだらだら走ろうかな~という計画だけは立てていたんだけど。ま、来年ですね。

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2007/12/25

サハラ杯優勝に思う

Jユースサハラカップ決勝 東京VS柏は、2-1で東京の勝利。
第15回を数えたこの大会において、東京は初の優勝を勝ち取った。

スカパーが中継してくれたおかげで、ビデオ観戦することができたこの試合。ピッチで躍動する選手たちが東京のユニフォームを着ているのが不思議に思えるくらい、トップチームとは違う魅力的なサッカーを見ることができた。

しっかりとプレスにいき、迷わずシュートを打ち、前へ前へと複数の選手が飛び出してくる。運動量も多く、見ていて自然と応援したくなるようなサッカーをしていたと思う。昨年は不本意な形で中途でトップチームの指揮をとることになってしまった倉又監督は、実にいいチームをつくってくれたと思う。勝利が決まり、喜びを爆発させる選手たちの表情もとてもよかった。失意で終えた今シーズンの最後に(しかもクリスマスイブ)、こんなプレゼントを用意してくれるなんて、わがチームもやるものじゃないか。

来年、このチームからトップに上がるのは3人。それほどまでにトップへの道は狭き門なのだ。それなのに、肝心のトップチームがあの体たらくでは、まったくしめしがつかない。ユースの子たちが目標にしたくなるような、あるいは子供たちが将来東京のユニフォームを着たくなるような、そんな魅力的なチームになっていかなくては。

私が東京の試合を見始めたのは、日韓W杯後の2002年。当時は海外サッカーと代表戦しか見ていなかったので、スタジアムに足を運んではみたものの、知った名前の選手はひとりもいなかった(知ってたのは監督だけ)。それでも通い続けてしまったのは、単純にいって、おもしろかったからだ。もちろん、どちらかといえば負けることのほうが多かったかもしれないが、よく走るサッカーには感情移入できたし、当意即妙な応援は聞いているだけで楽しかった。

それから5年がたったけれど、あのころの楽しさはスタジアムからは消えてしまったような気がする。個人的には、自転車生活とこのブログがなければ、昨年あたりで生観戦はやめていたかもしれない。特に「ガーロやめろ」コールのころは、雰囲気が悪くて見に行くのがイヤだった。サイクリングの目的地としての味スタと、とりあえず見届けてブログに書こうという気持ちがなかったら、今の私はないと思う。

来年は原点に立ち返って、「選手たちの頑張りが伝わるサッカー」を見せてほしい。代表選手がひとりもいなかった02年だって、今年よりは順位が上だったのだ。これから誰がいなくなるのかはわからないが、この逆境を立て直すチャンスだと思ってほしい。降格しないで心機一転できるなんて、本当に幸運なのだ。地面にしっかり足をつけての着実で堅実な前進を望みたい。それが、ヴェルディとも浦和とも違う「東京らしさ」のような気がするから。

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2007/12/24

シーズン終了。

天皇杯準々決勝 広島VS東京は2-0で東京の敗北。
東京の07年シーズンは12月23日で終了した。

今年、何度も見てきた東京らしい試合だった。序盤から攻勢に出るものの、精度の悪い場当たり的な攻撃がゴールに結びつくはずもなく、逆にカウンターを食らってあっさり失点……というパターン。開幕戦も広島にこうしてやられてしまって、最終戦もやっぱり広島に負けてのシーズン終了。10ヶ月たって、広島は降格が決まって東京は残留したけれど、この2試合に限っていえば、どちらが降格チームなんだかわかりゃしない。

NHKの実況アナによれば、原監督は「東京と広島は似たチーム」と言っていたという。確かに似たところはある。両方とも各年代別代表を多く抱えながらも、本領を発揮することなくチームとしては低迷してしまったところが……。東京が残留できたのは、ただただラッキーだったから。これが今の東京の現状だということをしっかりと認識して、来年は0からチームを築き上げてもらいたい。


シーズンが終わって、もう今の東京の試合を見ないですむのだと思うと、正直いってホッとする部分もある。基本的にグダグダで、たまにいいのはまぐれでしかないというサッカーはもうこりごり。来年は今年より良くなるという保証は何もないのだが、少なくとも今年と同じではないだろう。来年は「組織」とか「戦術」とか「チームワーク」とかが見たいなあ。今年はほとんどそれを感じることができなかったから。それらさえあれば、たとえメンバーがかなり入れ替わっても、降格することはないと思うのだ。


今日の試合を最後に、東京を離れてしまう選手もいる。それが最終的に何人になるのかはわからない。シーズン終了ということで、明日くらいからはいくつか情報も出てくるだろう。期待よりも不安のほうが先に立つが、われわれにはただ受け入れることしかできないんだろうなあ。

とりあえず、サハラカップ決勝でも見て、気を紛らすことにするか……。

結果を封印して、BSの録画で観戦。熊本のスタジアムが立派でビックリした。お客さんは少なかったけど、TV画面からは東京の応援の声ばかりが聞こえてきていましたよ。遠征された皆さん、お疲れさまでした。

「ファンクラブ通信」が届いたので、村林コラムを読んでひとこと。

クラブミーティングについて、それほどまでにネットで公開されるのがイヤならば積極的に議事録を公開するべき。発言が意図しないように解釈されて広がっていくのは、ネットでも口頭でも同じことだ。それを「来年の開催は難しいなと思います」と脅しのような文章を書いてしまうのはどうなのだろう。

ちなみに、私が小平ミーティングのエントリーを書いたのは、「口外されて困ることは言っていない」という発言があった上で、ネットでの情報発信を「禁止」されなかったから(「遠慮してほしい」とは言われたけどね)。もし明確に禁止されていたら、内容は一切書かなかったと思う(その代わり「禁止された~!」と文句を書いただろうけど(笑))。

「意図と違った解釈が行なわれるとなると(中略)また違った解釈をされる心配を払拭できません。従ってこれ以上の答えは控えたく思います」

これは、先日の天皇陛下のご発言。サポーターに対して積極的に情報公開をしていかなくてはならないクラブのトップが、同じような発言をしていていいものかね?と思ってしまう。

クラブミーティングについて、メッセージボードでも書かれているようなことを二番煎じのコラムにするくらいなら、今季の総括や反省点、来季への展望などを書くべきじゃないだろうか。クラブを代表する人でなければ書けないことなのだから。ホーム最終戦でも、4度のクラブミーティングでも話してくれなかったことを「ファンクラブ通信」で書いてほしかったなあ。このままなしくずし的に来シーズンへ向かってしまうのか……。

そういえば、メッセージボードも「記名にする」と書いておきながら、肝心な人の発言だけは記名形式になっていないのもおかしい。一読すれば誰が書いたのかはまるわかりなんだけどね。このあたりが変わらないと、フロントには来年もあんまり期待できないのかな~と思わざるをえない。

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2007/12/13

幡ヶ谷ミーティングへ行く人へ

小平ミーティングから数日たって、さらにいろいろ考えられるようになった。

で、ここ数日、当ブログを見てくださる方も多いので、幡ヶ谷ミーティングに参加される皆さまへのメッセージというか、お願いをひとつ。

財務の話にまどわされないで、サッカーの話をしてきてください


小平での専務の論調は「こうこうこういう理由で金がなくて赤字だ。だからムリはできない」というものだったと思う。そのときはそれを聞いて「なるほど~、苦しいのね」と納得はしたのだが、今はちょっと考えが変わった。他クラブに比べてどのくらい金がないのか、「2006年度 Jクラブ個別経営情報開示資料」を見てみたのだ(こちらからダウンロードできます。プリントアウトして数字を見てみてください)。


営業収入では東京は、浦和→横浜FM→名古屋→磐田→鹿島→G大阪についで7位。
この年、東京は13位だったので、大宮と千葉と川崎と清水と広島と大分は、東京より収入が少なくても成績は良かったということになる。

広告料収入で東京を上回るのは、横浜FM→浦和→名古屋→磐田→G大阪→川崎→大宮→京都→千葉→鹿島。これは「親会社問題」もあるので、なるほどといった順位ではある。

また、入場料収入が少ないとボヤかれたが、Jリーグ全体で見ると、浦和→横浜FM→新潟についで4位。観客動員数では3位だから、順当ともいえる。

リーグ配分金が少ないのは、順位が低かったから当然。「その他」というのはよくわからないが、グッズ売上とかもここに入るのだろうか。東京は浦和と鹿島に次いで3位だから、これもそんなに悪くない。


支出の営業費用のうち、気になる人件費だけ比べてみる。東京は、浦和→名古屋→横浜FM→磐田についで4位で、けっこう金はかかっている。でも13位。ちなみに、大宮と千葉と川崎と清水と広島と大分は、人件費は東京より少ないが順位は上だった。大分なんて、東京の半分以下だもんなあ(順位については見落としがあるかもしれません。間違っていたらご教示ください)。


順位はその年によっての水物だから……という言い逃れもありそうだけど、東京は昨年は13位で今年が12位なのだから(2005年は10位)、明らかに「中低位クラブ」の地位を確保しつつある。他のJクラブと比べて、収入もそれなりにあって人件費もかけているのに(上位クラブと遜色がない)、順位は下から数えたほうが早いというのは、どう考えても「使い方がおかしい」のだ。

そりゃ「浦和に比べれば」金がないかもしれないけど、Jリーグ全体で見れば、そんなに貧窮しているわけではない。それでも「金がない」というのなら、あと必要なのはアイデアだ。どうすればスタジアムに客を呼べるのか(もちろん勝ってもらうのがいちばんですが)、フロントは頭の固い人がトップにいる感じがするので、ぜひサポーターからおもしろいアイデアを出してもらいたい。


次回ミーティングでも強化部の人は来ないと思うけれど、専務は常に「自分に責任がある」とおっしゃっている。だから、強化についてももっと積極的に質問をすればいいと思う。

選手の個人名を挙げて云々するのではなく、ちゃんとした方針のもとに選手にオファーを出しているのかとか(今年はいきあたりばったりに、移籍金ゼロの選手を選んでいるようにも思えたので)、海外でのスカウト活動は具体的にどのようなことをやっているのかとか、選手補強は監督の意向のもとに行なっているのかとか。


そんなこんなで、幡ヶ谷でもいいミーティングにしてきてください。
よろしくお願いします。

追記:あと、情報開示が不足してるんじゃないか?とかね(笑)。

2007年を表わす漢字は「偽」だそうだ。

昨年も考えたので、今年も2007年の東京を表わす漢字をひとつ。

なんか中身もなかったし、むなしいし……。こんなところでいかがでしょうか。来年はもっと中身のある年にしたいですよね。

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2007/12/11

クラブミーティング感想:5

「クラブミーティング感想・4」はこちら

ここで、ミーティングも残り約1時間となりました。

ここからは、再び質疑応答です。今回は「一問一答」形式となりました。再び、発言順に要約していきます。
最後なので、さらに長いです。


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クラブミーティング感想:4

「クラブミーティング感想・3」はこちら

ここから30分は、経営面や強化、移籍問題についての話になりました。


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クラブミーティング感想:3

「クラブミーティング感想・2」はこちら

以上のような意見や質問が出たところで、専務からの回答が始まります。会の進行順で書いていますので、質問の順番とは対応していません。


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クラブミーティング感想:2

「クラブミーティング感想・1」はこちら

ここからは参加者による意見(質問)コーナーです。発言順に、箇条書きにしてみました。私の要約が間違っていましたら、ご指摘ください。


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クラブミーティング感想:1

12月9日に小平会場で行なわれたクラブミーティングについて、メモをもとに再構成しました。

遠まわしに「公表は遠慮してほしい」と言われているのは承知の上で書いています。次の幡ヶ谷ミーティングの資料にしていただきたいという意味で書くことにしました(せっかく疲れるほどメモをとったのでもったいなくて(笑))。議事録ではなく、私個人の感想も入れていますので、大丈夫なんじゃないかな。記事タイトルも「感想」だし。

文責はすべて私にありますので、これを読んだ上で専務に「小平ではああ言ったじゃないか!」というのはナシにしてくださいね。

すごく長いので、全5回になります。
下書きはもうすんでいるので、本日中に全部アップするつもりです。
自転車ネタで当ブログを読んでくださっているかたには申し訳ありません。今日だけですので。

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2007/12/10

クラブミーティング行ってきました

1209小平クラブミーティングに行ってきました。

募集300人のはずでしたが、実際に来場したのは100人程度。「はずれたらヤだな~」と思って往復はがきを出したのですが、それは杞憂だったようです(小平に練習場が移転したのは02年(ですよね?)からですし、小平会場に足を運べる5年SOCIOは少なかったのかもしれません)。

クラブ側の出席者は、「村林裕(専務)、稲垣亘宏(経理・計画担当)、山本英人(マーチャンダイジング担当)、小林伸樹(運営担当)の4人が着席出席」(敬称略、レジュメより転載)。でも、発言はすべて専務が担当していました。時間は18時30分ちょうどに始まり、21時20分ごろに終了。

質疑応答が大半で、私としてはかなり納得できるものでした。真摯に答えてもらっているという印象がもてましたし、ネットなどで情報は得ていても、実際に自分で聞いて確認できるのは違います。そういう意味でも、このようなイベントはぜひ継続していただきたいと思います。

率直な感想としては、正直、専務がこれほどまでに権限をもっているクラブだとは思っていなかったので、それを知ることができただけでも収穫だった……ということかな。専務のすごくマジメな態度が伝わってきて好感はもてましたが、逆にそのマジメさがクラブの枷になっている部分もあるのかも!?という印象もありました。あまりにもしっかりしすぎていて、若いスタッフとかは自由な企画を出しにくいんじゃないかな~とか、頭が良すぎて理詰めで考えるため、ユニークな発想は少ないんじゃないかな~とか。あくまでも印象ですけどね。

なお、ミーティングの冒頭とエンディングで、議事録を出さないことについて、このミーティングの主旨の公開について言及がありました。

冒頭では「議事録をネットで公開した人もいて、遠慮していただきたいとは言わないけれども、私の言い方がきちんとしていないというのもあるかもしれないが、誤解を生むということもあると思う。皆さん自身がこう聞いたという意見をもって書かれるのはOKだが、議事録として書くと誤解も生じるし、今回はあくまで雰囲気を大事にしていきたいのでよろしく」という発言。

最後には「今回の内容を義務感で表に出すのは遠慮してほしい。皆さんの口で話すことについてはやぶさかではない。口外して困ることは言っていないので判断にまかせたい」とのこと……つーか、要するに「遠慮してくれ」と遠まわしにおっしゃっているわけですよね。

私自身は、こういうミーティングの内容は広く公開すべきだと思っています。前回の亀戸ミーティングも、内容を公開してくれた方がいたおかげで(私もしっかり読んでから行きました)、今回、的外れな意見や感情論が少なくてすんだのだろうと思いますし。限られた時間を有効に使うためにも、積極的にチームとかかわっていきたいと考えるSOCIO(継続年数にかかわらず)が情報を共有するためにも、ネットという場を利用すべきだとも。逆に「口で話す」ほうが、伝言ゲームになってしまって誤解を生みやすいのでは!?とも思いますし。

サポーター側からのフロント批判は、フロント側からの積極的な情報開示やコミュニケーションによって、ある程度は軽減できるのではないかと思っています。せっかくそのためのミーティングを開催しておきながら「議事録は公開しない」では、みずからそのチャンスをつぶしているようなもの。また、「○年SOCIOばかり優遇しやがって」とか「1年SOCIOの私はどうでもいいのね」といったSOCIO間格差(?)による疑心暗鬼も、議事録を公開すれば少しは払拭できると思うんですけどね……。

ともかく、めったにない機会ですのでワタクシも相当気合いが入ってしまいまして、ここ5年でこんなに文字を書いたことはないというほどメモを取ってしまいました(A5ノートにして19ページ……おかげで腕が疲れて「ご意見承りシート」にひとことも書けなかったというくらいでございます(笑))。

どこまでここに書くのかはともかくとして(ご意見お聞かせくださいな)、今夜は腕が疲れたのでここまでにしておきます。本当に久しぶりに文字を書いたけど、本当に疲れるのね~(もちろん、録音はしてません。つーか、テープ起こしなんて面倒でやってらんないし。ひたすら書きまくりましたよ)。

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